JP2601721B2 - 自動販売機の売り上げ管理装置 - Google Patents
自動販売機の売り上げ管理装置Info
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Description
くは、移動している旅客輸送体内で自動販売機から販売
される商品の売り上げ管理を行うための装置に関するも
のである。
自動販売機に売り上げ管理装置を組み込み、その売り上
げ管理装置のメモリーカードに売った商品の数と種類
(場合によってはその商品を売り上げた時刻など)を売
り上げデータとして記憶する、という方法がとられるこ
とが多かった。
げ管理の手段は、以下のような事例において、その要求
を満たすことができないものであった。
新幹線(東京−博多)の経営は、JR東海とJR西日本とに
よって行われている。
話機は便利さの観点からテレホンカード専用機となって
いる。
両内にテレホンカード販売機を設置する計画がなされて
いるが、そのテレホンカードの売り上げ管理の点から次
のような問題点がある。即ち、そのテレホンカード販売
機の売り上げは、JR東海とJR西日本とのどちらの売り上
げとなるのか、という点である。
げデータとして売上高だけでなく売り上げ時刻をも記憶
しておき、当該新幹線車両がJR東海とJR西日本との境界
を通過する予定時刻を境にして、売り上げデータを仕分
ける、という方法がある。
のの、新幹線の車両は時速約200kmで運行しているこ
と、及びダイヤ通りの正確な運行が常にされるとは限ら
ないこと、等の理由から、正確に売り上げデータを仕分
けることは困難であると予想される。
のメモリーカードに入力されるデータの種類を二種類用
意しておき、JR東海とJR西日本との境界に一番近い停車
駅で当該テレホンカード販売機のメモリーカードに入力
されるデータの種類を停車時に切り変える、という方法
がある。
車駅とは一致しておらず、両者に不公平が生じるであろ
うことが予想される。
幹線車両がJR東海の管轄域を走っているかJR西日本の管
轄域を走っているか、を判断し、そのテレホンカードの
売り上げがどちらの会社のものであるかを判断して仕分
けるという方法が、一番公平な方法として望まれる。
上げ管理装置だけでは、「一番公平な方法」として望ま
れる売り上げ管理を行うことは困難である。「テレホン
カードを販売した時点において新幹線車両がJR東海の管
轄域を走っているかJR西日本の管轄域を走っているか、
を判断する手段」及び「その判断を自動販売機の売り上
げ管理装置に伝達する手段」に関して適切なものが存在
しないからである。
新幹線車両内の自動販売機に限られず、自動販売機を備
えた旅客輸送体、例えば旅客船舶や在来線の特別急行な
どでも望まれている、或いはあれば便利だと考えられて
いる。
旅客輸送体の移動経路中の特定箇所からの出力を時刻デ
ータとして受けとり、その出力に応じて商品の売り上げ
データを適切に記憶し処理することができる売り上げ管
理装置を提供し、移動する旅客輸送体内に設置された自
動販売機の商品売り上げデータを、移動経路中の任意に
設けられた区分毎に管理できるようにすることにある。
は、以下のような発明を提供するに至った。
動販売機(20)を備えた旅客輸送体(例えば新幹線車両
10)と、その旅客輸送体(10)の輸送経路中における売
り上げを仕分けする地理的境界線上付近に設置され、輸
送経路における地理的境界線に到った旅客輸送体まで達
する電波を発信可能な発信部(例えば無線発信機30,補
助発信機31)と、自動販売機(20)の売り上げ管理を行
うことができる管理部とを備え、管理部は、発信部の発
信する電波を受信する受信機(22)と、自動販売機(2
0)の売り上げデータおよび受信機(22)が受信する電
波の区間変更時刻データを記憶するための記憶手段(例
えばメモリーカード21)と、区間変更時刻データの受信
時刻を境として、記憶手段(21)に記憶された売り上げ
データを仕分けする演算手段(例えばデータ処理装置4
0)とを備えて形成されたことを特徴とする。
る場合にあっては「販売価格および販売時刻」の少なく
とも2種類をいい、単価が決まっている品にあっては少
なくとも「販売時刻」をいう。
みならず、実施例にて記載するように無線発信機と補助
発信機とを組み合わせたものも含む概念であるとする。
作用について説明する。
品を販売する。
(少なくとも販売時刻)を記憶する。
地理的境界線上付近に設置され、輸送経路まで達するよ
うな電波を発信している。
れている輸送経路中の地理的境界線を通過すると、受信
機(22)が発信部(30,31)の発信している電波を受信
する。
区間変更時刻データを記憶する。
後も販売した商品の売り上げデータを記憶する。
り上げデータを、区間変更時刻データを境として仕分け
する。
が、本発明が本実施例に限られないことは明かであろ
う。
る。第2図は、本発明の他の実施例の構成を示す概念図
である。第3図は、本発明の一実施例の使用状態を示す
流れ図である。
カードの自動販売機20の売り上げ管理装置であって、JR
東海とJR西日本との境界地点に設置され一定周波数の電
波を発信する無線発信機30、新幹線車両10内に設置され
た複数台のテレホンカードの自動販売機20、全ての自動
販売機20一台一台に内蔵され一回の売り上げ毎の売り上
げデータを記憶できる記憶手段としてのメモリーカード
21、複数台のテレホンカード販売機のうちの一台に内蔵
され無線発信機30から発信される電波を受信し受信した
時刻たる区間変更時刻データを記憶することができる受
信機22、及び区間変更時刻データとして記憶された時刻
を境として全ての自動販売機20のメモリーカード21に記
憶された売り上げデータをJR東海の売り上げとJR西日本
の売り上げとに仕分けすることができる演算手段として
のデータ処理装置40から形成されている。
明した無線発信機30とは別に、その境界地点から300m隔
てた地点に、その無線発信機30の発信する電波とは周波
数の異なった電波を発信する補助発信機31を設置してい
る。
販売機20のうちの少なくとも一台に必ず受信機22を内蔵
した自動販売機20が必要となるが、その自動販売機20を
「親機」20Aとする。
海またはJR西日本の本社ビル内に設置されているものと
する。
ドの自動販売機20が、テレホンカードを販売する。
たテレホンカードに関する売り上げデータ(販売時刻、
販売したテレホンカードの値段等)を記憶する。
れた無線発信機30及び補助発信機31は、それぞれ異なる
周波数の電波を発信している。
地点を通過すると、その自動販売機20の親機20Aに設置
されている受信機22が無線発信機30の発信している電波
を受信する。
機31の設置されている地点を通過するので、その自動販
売機20の親機20Aに設置されている受信機22は補助発信
機31の受信している電波をも受信する。
しなかった場合には、どちらかに故障が発生したと判断
し、「故障発生データ」としてメモリーカードに記憶
し、後に処理を行えるようにする。
した電波を受信した時刻を区間変更時刻データとして記
憶する。その受信時刻を、JR東海の管轄域とJR西日本の
管轄域との「境界通過時刻」とする。
電波を受信した後も販売したテレホンカードの売り上げ
データを記憶する。
20Aのメモリーカード21に記憶された区間変更時刻デー
タたる境界通過時刻を境として、親機20Aを含めた全て
の販売機一台一台のメモリーカード21に記憶された売り
上げデータを仕分けする。
げとなるのかを全てのデータについて判別することがで
きる。
売機20において、 JR東海とJR西日本との境界地点付近に設置された無線
発信機30及び補助発信機31からの電波を受信し、その受
信に応じてテレホンカードの売り上げデータを仕分けす
ることによって、JR東海とJR西日本とのどちらの売り上
げとなるのかを、全ての売り上げデータについて判別す
ることができる売り上げ管理装置、を提供することがで
きる、という効果がある。
る二種類の電波を受信することとなるが、受信する電波
の周波数は異なっているので、無線発信機30又は補助発
信機31のどちらか一方が故障しても、新幹線内にある受
信用無線機は故障していないもう一方が受信する電波を
受信でき、その区間変更時刻データによって売り上げデ
ータを処理できる。
きなかった場合ちは、無線発信機30または補助発信機31
のどちらが故障したかを即座に認識することができる。
ョンが考えられる。
売機20が複数台設置されているとして説明したが、これ
に限らず、煙草や清涼飲料水等の自動販売機を設置する
場合であってそれらの商品の売り上げ管理を行いたい場
合にあっては、全ての自動販売機の中で一台の親機20A
があればよい。
20Aとなる。
けるための専用の受信機22を、自動販売機20とは別に設
けることもできる。
えるよう、全ての自動販売機20に受信機22を設けること
とすることもできる。
も考えられる。
とでメモリーカード21に記憶させる売り上げ記録のデー
タの種類を変えてしまうこともできる。
ておき、無線発信機30からの電波を受信する前と受信し
た後とで、異なったメモリーカード21への記憶を行わせ
ることもできる。
タ処理装置40とを設けずに、売り上げデータと区間変更
時刻データとを入力・記憶して売り上げデータの仕分け
して適宜の手段で出力するコンピューターを、一台若し
くは各自動販売機20毎に設けることとしてもよい。
内に設置することによって、その車両内で売り上げデー
タを処理できるようにすることもできる。
各自動販売機20のメモリーカードとをつないでおき、区
間変更時刻データを各メモリーカード21に記憶させるこ
とができれば、売り上げデータの内の売り上げ時刻は記
憶しなくても売り上げ管理は行えることとなる。
ては、次のようなバリエーションがある。
上となり、無線発信機30を設けるべき場所が2箇所以上
となった場合であっても、本発明に係る自動販売機20の
売り上げ管理装置は当然に機能するものである。
は、各境界毎に異なっていることが望ましい。
補助発信機31は、本発明に係る自動販売機の売り上げ管
理装置に必ず必要とされるものではない。
旅客輸送体の移動経路中の特定箇所からの出力を受け、
その出力に応じて商品の売り上げデータを適切に記憶し
処理することができる売り上げ管理装置、を提供し、 移動する旅客輸送体内に設置された自動販売機の商品
売り上げデータを、移動経路中の任意に設けられた区分
毎に管理できる、 という効果がある。
る。 図3は、本発明の一実施例の使用状態を示す流れ図であ
る。 (符号の説明) 10……新幹線車両 20……自動販売機、20A……親機 21……メモリーカード、22……受信機 30……無線発信機、31……補助発信機 40……データ処理装置
Claims (1)
- 【請求項1】自動販売機を備えた旅客輸送体と、 その旅客輸送体の輸送経路中における売り上げを仕分け
する地理的境界線上付近に設置され、輸送経路における
地理的境界線に到った旅客輸送体まで達する電波を発信
可能な発信部と、 自動販売機の売り上げ管理を行うことができる管理部と
を備え、 管理部は、発信部の発信する電波を受信する受信機と、 自動販売機の売り上げデータおよび受信機が受信する電
波の区間変更時刻データを記憶するための記憶手段と、 区間変更時刻データの受信時刻を境として、記憶手段に
記憶された売り上げデータを仕分けする演算手段を備え
て形成されたことを特徴とする自動販売機の売り上げ管
理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1259800A JP2601721B2 (ja) | 1989-10-04 | 1989-10-04 | 自動販売機の売り上げ管理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1259800A JP2601721B2 (ja) | 1989-10-04 | 1989-10-04 | 自動販売機の売り上げ管理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03121588A JPH03121588A (ja) | 1991-05-23 |
JP2601721B2 true JP2601721B2 (ja) | 1997-04-16 |
Family
ID=17339175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1259800A Expired - Fee Related JP2601721B2 (ja) | 1989-10-04 | 1989-10-04 | 自動販売機の売り上げ管理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2601721B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
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---|---|---|---|---|
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Family Cites Families (4)
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---|---|---|---|---|
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JPS5924394A (ja) * | 1982-07-29 | 1984-02-08 | 株式会社東芝 | 自動販売機管理方式 |
JPS6191800A (ja) * | 1984-10-11 | 1986-05-09 | オムロン株式会社 | 車両運行管理システム |
JPS63288400A (ja) * | 1987-05-20 | 1988-11-25 | Fujitsu Ten Ltd | バス運行管理装置 |
-
1989
- 1989-10-04 JP JP1259800A patent/JP2601721B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH03121588A (ja) | 1991-05-23 |
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