JP2601677B2 - 燃料給油車 - Google Patents

燃料給油車

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JP2601677B2 JP2847888A JP2847888A JP2601677B2 JP 2601677 B2 JP2601677 B2 JP 2601677B2 JP 2847888 A JP2847888 A JP 2847888A JP 2847888 A JP2847888 A JP 2847888A JP 2601677 B2 JP2601677 B2 JP 2601677B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、例えば燃料油を航空機に供給する燃料給油
車に関する。すなわち、タンクからの給油配管に設けら
れたポンプがエンジンにより駆動される燃料給油車に関
するものである。
「従来の技術」 この種燃料給油車にあっては、給油に際してのエンジ
ンの回転制御は、第2図の説明図のごとく行われてい
た。
すなわちエンジン1に付設された操作レバー2と、こ
れとは距離を置き車輌の適宜個所に設けられたその制御
レバー3とは、ワイヤ4又はロッド等により連結されて
いた。
そして制御レバー3のレバー操作により、ワイヤ4等
を介し操作レバー2を操作し、もってエンジン1の回転
数をその給油に最適な値にコントロールし、係るエンジ
ン1により駆動されるポンプが適切な流量の燃料油を供
給するようになっていた。
「発明が解決しようとする課題」 ところでこのような従来の燃料給油車にあっては、次
の第1,第2,第3,第4の問題点が指摘されていた。
第1に、制御レバー3の数が著しく制限されるという
問題があった。すなわちエンジン1に付設された操作レ
バー2は、制御レバー3によりワイヤ4等を介し機械的
に遠隔操作される方式よりなるので、このような制御レ
バー3の数を増やし車輌の各所に設けることは、著しく
困難とされていた。
反面燃料給油車では、車輌上の各所にてエンジン1の
回転制御を行いたいという要望が従来より強かった。例
えば車載のタンク上で、又は給油用の昇降台として車載
されたリフター上で、更には車輌の後部,側部等、給油
作業中もしも適宜都合のよい場所にてエンジン1の回転
制御が行えれば、作業効率が著しく向上することになる
からであった。
第1にこのような問題が指摘されていた。
第2に、給油作業を途中で一旦中断し、事後再開する
ような場合、再び始めからエンジン1の回転制御を行わ
なければならず、作業効率の悪さが指摘されていた。
すなわち例えば、給油される航空機の燃料タンクの1
つが満タンになった場合、一旦給油を中断した後、事後
空の別の燃料タンクに再び給油を再開することが多々あ
る。又例えば所定給油量に達したので、一旦給油を終了
した後、追加給油の要請があることも多々存在する。
そしてこのような中断は終了と同時に、セットされた
制御レバー3の解除操作により行われる。そこで中断後
の再開に際し、一旦落としたエンジン1の回転数を、制
御レバー3を再びセットすることにより最適値まで戻す
べく、コントロールし直さなければならないという不具
合が指摘されていた。
第2にこのような問題が指摘されていた。
第3に、このようなエンジン1の回転制御と、タンク
からの給油配管を開閉する給油開閉弁の開閉とは、別々
に行われていた。そこで特に給油の開始時,中断時,終
了時等には必ずこれら別々の操作を行うことを要し、手
間取り面倒でもあり、この面からも作業効率の悪さが問
題となっていた。
第3にこのような問題が指摘されていた。
第4に、エンジン1の回転の立ち上がり時間の設定が
困難で、問題となっていた。
すなわち例えば上述の給油配管に設けられた給油開閉
弁は、開操作後実際に閉から開となるまでに通常3〜4
秒を要するのに対し、もしも同時に操作されたエンジン
1が立ち上がり時間をかけず急激に回転数が上昇する
と、給油開閉弁が完全に開となる前にポンプが駆動され
給油配管に大きな負荷がかかるという事態が発生する。
そしてエンジン1,ポンプ,その他の損傷事故にもつなが
るので、エンジン1の適切な立ち上がり時間の設定が、
従来より要請されていた。
第4にこのような問題が指摘されていた。
従来例では、このような点が指摘されていた。
本発明は、このような実情に鑑み、上記従来例の問題
点を解決すべくなされたものである。そして請求項1の
発明は、エアー操作方式で給油時のエンジンの回転制御
を行うことにより、調圧弁にて車輌上の適宜各所からの
制御が可能となるとともに、給油作業を中断し事後再開
するような場合再度回転制御を行うことは不用となる、
燃料給油車を提案することを目的とする。更に請求項2
の発明は、このようなエアー配管のエアー開閉弁に、給
油配管の給油開閉弁を連動させるようにしてなる、燃料
給油車を提案することを目的とする。更に請求項3の発
明は、このようなエアー配管中に所定の切換弁と絞り弁
等を備えてなることにより、エンジンの回転の立ち上が
り時間の設定が可能となる、燃料給油車を提案すること
を目的とする。
「課題を解決するための手段」 この目的を達成する本発明の技術的手段は、次のとお
りである。
まず請求項1は次のとおり。
請求項1の燃料給油車は、次のエアー配管,調圧弁,
ポジショナ付シリンダ,エンジン,ポンプを有してなっ
ている。
エアー配管は、エアー源から中で分岐されかつともに
ポジショナ付シリンダに至っている。
調圧弁は、該分岐された一方のエアー配管に設けられ
ている。
ポジショナ付シリンダは、該調圧弁からの空気圧に対
応してピストンロッドが進退動される。
エンジンは、該ピストンロッドに操作レバーが連結さ
れ、該ピストンロッドの進退動によるレバー操作によ
り、回転が制御される車載のものよりなっている。
ポンプは、該エンジンにより駆動され、タンクからの
給油配管に設けられている。
請求項1は、このようになっている。
請求項2は次のとおり。
請求項2の燃料給油車は、前述の請求項1の手段に加
え、更に次のエアー開閉弁と給油開閉弁を有してなって
いる。
エアー開閉弁は、前記調圧弁より上流の前記エアー配
管に設けられている。
給油開閉弁は、該エアー開閉弁と前記調圧弁調で更に
分岐されたエアー配管により、開閉される。そして該給
油開閉弁は、前記タンクからの前記給油配管中、前記ポ
ンプより下流に設けられている。
請求項2は、このようになっている。
請求項3は次のとおり。
請求項3の燃料給油車は、前述の請求項1の手段に加
え、更に次のエアー開閉弁と切換弁と絞り弁とを有して
なっている。
エアー開閉弁は、前記調圧弁より上流の前記エアー配
管に設けられている。
切換弁と絞り弁とは、前記調圧弁とポジショナ付シリ
ンダ間のエアー配管に、並列に設けられている。
そして該切換弁は、前記エアー開閉弁の開から所定時
間経過後に開となるように設定されている。
「作用」 本発明に係る燃料給油車は、このような手段よりなる
ので、次のごとく作用する。
請求項1については次のとおり。
燃料給油車から航空機等への給油に際し、まずエンジ
ンの回転制御が行われる。
すなわちエアー配管に設けられた調圧弁を操作するこ
とにより、その空気圧を調節する。すると係る空気圧に
対応して、ポジショナ付シリンダのピストンロッドが進
退動され、操作レバーがレバー操作される。このように
してエンジンの回転数がその給油等に最適な値にコント
ロールされ、もってポンプにより適切な流量の給油が行
われることになる。
このように機械式ではなくエアー操作が行われてお
り、その調圧弁は車輌上の適宜各所に多数設けることが
できる。そこで車輌上の各所において、エンジンの回転
制御が適宜可能となる。又給油作業等を一旦中断し事後
再開するような場合、調圧弁の操作は不要であり、予め
操作,調節されていた空気圧に自動的に復帰することに
なり、再度始めから調圧弁にて回転制御を行うことを要
しない。
請求項1についてはこのようになる。
請求項2については次のとおり。
すなわち、このようなエアー配管のエアー開閉弁に、
給油配管の給油開閉弁が、分岐されたエアー配管により
連動するようになっている。
そこで給油の開始時,中断時,終了時等には、別々の
操作を要することなくエアー開閉弁を開閉操作するだけ
で、共に開閉されることになる。
請求項2についてはこのようになる。
請求項3については次のとおり。
すなわちこのようなエアー配管のエアー開閉弁が開と
なると、調圧弁からの空気圧は当初切換弁が閉となって
いるので、絞り弁を介し徐除にポジショナ付シリンダに
至る。そしてエアー開閉弁の開から所定時間が経過する
と、調圧弁からの空気圧は開となった切換弁を介しその
ままダイレクトにポジショナ付シリンダに至るようにな
る。
このようにしてエンジンの回転の立ち上がり時間を適
切に設定することが可能となる。
請求項3についてはこのようになる。
「実 施 例」 以下本発明を、図面に示すその実施例に基づいて、説
明する。
第1図は、本発明に係る燃料給油車の実施例を示す、
管路等の系統図である。第3図は、燃料給油車等の概略
説明図である。
まず図示例のエアー配管等について述べる。
5はコンプレッサ等のエアー源であり、このエアー源
5からのエアー配管6は、まずエアータイマー7に対し
分流された後、途中で大きく2つに分岐されている。
そして分岐された一方のエアー配管6は、デットマン
スイッチたるエアー開閉弁8に向かっている。又分岐さ
れた他方のエアー配管6は、直接ポジショナ付シリンダ
9に至っている。
エアー開閉弁8を経たエアー配管6は、更にデットマ
ンバルブたる給油開閉弁10に向けての開閉のエアー信号
用のエアー配管6′が分岐された後、更に前記エアータ
イマー7に作動開始のエアー信号用として分岐されてい
る。それからエアー配管6は、図示例では3個の調圧弁
11に並列に接続され、更にそれぞれ逆止弁12を介した
後、一旦統合されている。
それからこのエアー配管6は、並列に設けられた切換
弁13と絞り弁14を経た後、ポジショナ付シリンダ9に至
っている。
なおエアータイマー7を経たエアー配管6は、切り換
えのエアー信号用として切換弁13に至っている。
図示例のエアー配管6等はこのようになっている。
次にその調圧弁11等,切換弁13等,ポジショナ付シリ
ンダ9,エンジン1とポンプ15と給油開閉弁10について詳
述する。
まず調圧弁11等について述べる。
調圧弁11たるエアーレギュレーターは、図示例では3
個設けられているが、その数に限定はなく、更に多数車
輌各所に設けることも可能である。
又それぞれの調圧弁11に付設された逆止弁12たるチェ
ックバルブは、ある1つの調圧弁11が使用された際、残
りの調圧弁11にその空気圧の影響が及ばない様に機能す
る。なおこの逆止弁12に代え専用の切換弁を用い、それ
ぞれ調圧弁11の直前のエアー配管6に設けるようにして
もよい。
調圧弁11等は、このようになっている。
次に切換弁13等について述べる。
切換弁13たるマスター弁は、前記エアー開閉弁8の開
から所定時間経過後に開となるように設定されている。
そしてこの時間は例えば3〜4秒程度に設定されるが、
これは前記給油開閉弁10が閉から開となるまでの所要時
間とも一致している。
又このような時間制御の方式として、図示例ではエア
ータイマー7が用いられている。すなわちこのエアータ
イマー7は、エアー開閉弁8が開となった旨のエアー信
号によりスタートし、所定時間経過後切換弁13を閉から
開に切り換えるべく、エアー信号を送出する。なおこの
エアータイマー7に代え絞り弁を用いる方式も可能であ
り、その場合にはエアー源5から図示のごとく直接エア
ータイマー7に代わる絞り弁に入るエアー配管6は不用
となる。その他各種の公知の時間制御方式の採用が考え
られる。
切換弁13等は、このようになっている。
次にポジショナ付シリンダ9について述べる。
ポジショナ付シリンダ9は、調圧弁11よりの空気圧に
対応して、そのピストンロッド91が自在なストロークで
進退動されるようになっている。
すなわちポジショナ付シリンダ9には、一方ではエア
ー源5と直接的にエアー配管6により接続され、常時空
気圧が導入されている。そしてこのメインの空気圧の調
整用として、このポジショナ付シリンダ9には、他方か
らもすなわち調圧弁11側からもエアー配管6により空気
圧が導入されている。又前記メインの空気圧は、それぞ
れ若干大気へ開放可能とされた後、シリンダ室92の前後
側にそれぞれ導かれている。
そこで調圧弁11よりの空気圧に対応して、前記メイン
の空気圧の大気への開放量をシリンダ室92の前後で反比
例すべく制御が行われ、もって対応ストロークでそのピ
ストンロッド91が自在に進退動されるようになってい
る。
ポジショナ付シリンダ9は、このようになっている。
次にエンジン1とポンプ15と給油開閉弁10について述
べる。
エンジン1は、通常の車載のものが用いられ、このポ
ジショナ付シリンダ9のピストンロッド91にその操作レ
バー2が連結され、ピストンロッド91の進退動によるレ
バー操作により、その回転が制御される。
ポンプ15は、このエンジン1により駆動され、タンク
Tからの給油配管Cに設けられている。
給油開閉弁10は、タンクTからの給油配管C中、ポン
プ15より下流に設けられ、前述のエアー開閉弁8と調圧
弁11間で更に分岐されたエアー配管6′よりの空気圧を
エアー信号として開閉される。
なお第3図中Aは航空機、Lはリフターである。
エンジン1とポンプ15と給油開閉弁10は、このように
なっている。
本発明に係る燃料給油車は、以上説明したごとくなっ
ている。
次にその動作等について説明する。
燃料給油車のタンクTから航空機A等への給油に際
し、まずエアー開閉弁8が、閉から開に切り換え操作さ
れる。
すると給油開閉弁10も閉から開に切り換わるととも
に、調圧弁11側にも空気圧が及ぶ。
そして調圧弁11で調節された空気圧は、当初の例えば
3〜4秒は絞り弁14を介し徐徐に、所定時間経過後は開
となった切換弁13を介しダイレクトにポジショナ付シリ
ンダ9に至る。
そしてポジショナ付シリンダ9では、調圧弁11の操作
により調節された空気圧に対応して、ピストンロッド91
が進退動され、操作レバー2がレバー操作される。
例えば調圧弁11により空気圧が高く調節されると、ポ
ジショナ付シリンダ9のピストンロッド91が前進し、操
作レバー2が図面上右側に倒されることにより、エンジ
ン1の回転数が上がり、ポンプ15による流量も増大する
ことになる。
このようにしてエンジン1の回転数がその給油に最適
な値にコントロールされ、もってポンプ15により適切な
流量の給油等行われることになる。
そして各請求項の発明においては、次のごとくなる。
第1に請求項1の発明においては、次のごとくなる。
すなわち、このように機械式ではなくエアー操作が行
われており、その調圧弁11は車輌上の適宜各所に自在に
多数設けることができる。そこで車輌上の各所におい
て、エンジン1の回転制御が適宜可能となる。
例えば車載のタンクT上でも、又はリフターL上で
も、更には車輌の後部,側部等、給油作業中において適
宜都合のよい場所において、エンジン1の回転制御が可
能となる。従って、予めエンジン1の回転制御を行いた
い場所の調圧弁11を所定圧に調節し、他の場所に設けら
れた調圧弁11を閉状態に調節しておくことにより、所望
の場所において、エンジン1の回転制御が可能である。
第2に請求項1の発明においては、更に次のごとくな
る。
すなわち給油作業等を一旦中断し事後再開するような
場合、調圧弁11の操作は不要である。予め操作,調節さ
れていた空気圧に自動的に復帰することになり、再度始
めから調圧弁11にて回転制御を行うことを要しない。
例えば給油される航空機Aの燃料タンクの1つが満タ
ンになった場合、一旦給油を中断した後、事後空の別の
燃料タンクに再び給油を再開する場合、又例えば所定給
油量に達したので一旦給油を終了した後、追加給油の要
請があった場合、等々の場合においては、次のごとくな
る。
すなわち調圧弁11をセットしたまま一旦閉とされてい
たエアー開閉弁8を再び開とすることにより、前に調圧
弁11により調節されていた空気圧に復帰することになる
ので、エンジン1の回転数も自動的に最適値まで復帰す
ることになる。
第3に更に請求項2の発明においては、次のごとくな
る。
すなわち、このようなエアー配管6のエアー開閉弁8
に、給油配管Cの給油開閉弁15が、エアー配管6′によ
り連動するようになっている。
そこで給油の開始時,中断時,終了時等には、別々の
操作を要することなくエアー開閉弁8を操作するだけで
よいことになる。
例えば給油終了時にあっては、エアー開閉弁8を閉に
操作するだけで、給油開閉弁10も閉となり、自動的にア
イドリング状態となるのである。
第4に更に請求項3の発明においては,次のごとくな
る。
すなわちこのようなエアー配管6のエアー開閉弁8が
開となると、調圧弁11からの空気圧は、当初切換弁13が
閉となっているので、絞り弁14を介し徐徐にポジショナ
付シリンダ9に至る。そしてエアー開閉弁8の開から所
定時間が経過すると、調圧弁11からの空気圧はエアータ
イマー7により開となった切換弁13を介し、そのままダ
イレクトにポジショナ付シリンダ9に至るようになる。
このようにしてエンジン1の回転の立ち上がり時間を
適切に設定することが可能となり、エンジン1は徐徐に
なめらかに始動を開始し回転を上げて行く。
そこで給油開閉弁10は、エアー開閉弁8の開に伴うエ
アー配管6′による開操作指令後、実際には3〜4秒後
に閉から開に切り換わるが、上述によりエンジン1の回
転の立ち上がり時間も、これに合わせ適切に設定するこ
とが可能となる。
従ってポンプ15が早目に駆動され過ぎて、給油配管C
に大きな負荷がかかるという事態の発生は確実に回避さ
れるのである。
なおこのようなエンジン1の立ち上がり時間の設定
は、給油開始時のほか、前述の中断後の再開時にも勿論
行われる。
以上が動作等の説明である。
「発明の効果」 本発明に係る燃料給油車は、以上説明したごとく構成
されているので、次の効果を奏する。
請求項1の発明においては、エアー操作方式で給油時
のエンジンの回転制御を行うことにより、多数の調圧弁
にて車輌上の各所からの制御が適宜可能となり作業効率
が著しく向上するとともに、給油作業を一旦中断し事後
再開するような場合、再度回転制御を行うことは不用と
なり、この面からも作業効率が向上する。
更に請求項2の発明においては、このようなエアー配
管のエアー開閉弁に、給油配管の給油開閉弁を連動させ
るので、操作が簡略化され作業効率に優れることにな
る。
更に請求項3の発明においては、このようなエアー配
管中に所定の切換弁と絞り弁等を備えてなることによ
り、エンジンの立ち上がり時間の設定も容易で、給油配
管での負荷の発生は防止され、エンジン,ポンプ等も保
護されその損傷事故は一掃されることになる。このよう
に、この種従来例に存した問題点が一掃される等、本発
明に係る燃料給油車の発揮する効果は、顕著にして大な
るものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る燃料給油車の実施例を示す、管
路等の系統図である。 第2図は、従来例に係るエンジンの回転制御機構の説明
図である。 第3図は、燃料給油車等の概略説明図である。 1……エンジン 2……操作レバー 5……エアー源 6……エアー配管 6′……エアー配管 8……エアー開閉弁 9……ポジショナ付シリンダ 10……給油開閉弁 11……調圧弁 13……切換弁 14……絞り弁 15……ポンプ C……給油配管 T……タンク

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エアー源から途中で分岐されかつともにポ
    ジショナ付シリンダに至るエアー配管と、 該分岐された一方のエアー配管に設けられた調圧弁と、 該調圧弁からの空気圧に対応してピストンロッドが進退
    動される上記ポジショナ付シリンダと、 該ピストンロッドに操作レバーが連結され、該ピストン
    ロッドの進退動によるレバー操作により、回転が制御さ
    れる車載のエンジンと、 該エンジンにより駆動される、タンクからの給油配管に
    設けられたポンプとを有してなること、 を特徴とする燃料給油車。
  2. 【請求項2】前記調圧弁より上流の前記エアー配管に設
    けられたエアー開閉弁と、 該エアー開閉弁と前記調圧弁間で更に分岐されたエアー
    配管により、開閉される給油開閉弁とを有してなり、 該給油開閉弁は、前記タンクからの前記給油配管中、前
    記ポンプより下流に設けられていること、 を特徴とする請求項1記載の燃料給油車。
  3. 【請求項3】前記調圧弁より上流の前記エアー配管に設
    けられたエアー開閉弁と、 前記調圧弁とポジショナ付シリンダ間のエアー配管に、
    並列に設けられた切換弁と絞り弁とを有し、 該切換弁は、前記エアー開閉弁の開から所定時間経過後
    に開となるように設定されていること、 を特徴とする請求項1記載の燃料給油車。
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