JP2601245B2 - 送受信装置 - Google Patents

送受信装置

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JP2601245B2
JP2601245B2 JP7210653A JP21065395A JP2601245B2 JP 2601245 B2 JP2601245 B2 JP 2601245B2 JP 7210653 A JP7210653 A JP 7210653A JP 21065395 A JP21065395 A JP 21065395A JP 2601245 B2 JP2601245 B2 JP 2601245B2
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眞人 山縣
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコードレステレホン
等の送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般の電話機においては、その電話コー
ドは、柱や壁などに取り付けられたローゼットに接続さ
れている。したがって、電話機を移動できる範囲は、そ
の電話コードの長さで決まり、数m程度となってしま
う。しかし、移動できる範囲を広くするため電話コード
を長くすると、コードがもつれたり、じゃまになったり
してしまう。
【0003】そこで、アメリカなどにおいては、コード
レステレホンと呼ばれる電話機システムが考えられてい
る。
【0004】これは、図7に示すように、ハンドセット
と呼ばれる送受信機1と、ベースユニットと呼ばれる送
受信機2とにより構成され、電話回線3がベースユニッ
ト2に接続されるとともに、ベースユニット2とハンド
セット1との間が電波により結合され、加入者の電話の
応対は、ハンドセット1に対して一般の電話機と同様に
行うものである。
【0005】したがって、加入者は、電話時、ハンドセ
ット1を自由に移動させることができ、例えば戸外で電
話を使用できる。しかも、電話コードがもつれたり、じ
ゃまになったりすることがない。
【0006】なお、ハンドセット1をベースユニット2
から離すことのできる距離(サービスエリア)は、30
0m程度である。また、ハンドセット1とベースユニッ
ト2との間で使用される電波の周波数は上りチャンネル
が49MHz帯、下りチャンネルが46MHz帯であ
り、10デュプレックスチャンネルがFCCにより認め
られている。こうして、このコードレステレホンによれ
ば、電話機を便利に使用することができる。
【0007】しかし、コードレステレホンにおいては、
通話用に10デュプレックスチャンネルが認められてい
ても、この10チャンネルのどのチャンネルで通話を行
うかを制御するコントロールチャンネルは用意されてい
ない。
【0008】そこで、コードレステレホンをMCA方式
(マルチチャンネルアクセス方式)とする場合には、次
のようにしてこれを実現している。
【0009】すなわち、図6において、左側はハンドセ
ット1が管理しているチャンネル、右側はベースユニッ
ト2が管理しているチャンネルを示す。また、〔1〕〜
〔10〕の数字はチャンネル番号を示し、○印は空きチ
ャンネル、●印は自分の使用しているチャンネル、×印
は他局が使用しているチャンネルである。
【0010】そして、待機時(スタンバイモード時)に
は、同図Aに示すように、ハンドセット1はすべてのチ
ャンネル(受信チャンネル)を順に繰り返し受信するス
キャンを行ってベースユニット2からの呼び出しを待ち
受けている。また、ベースユニット2も同様にすべての
チャンネルを順に繰り返し受信するスキャンを行ってハ
ンドセット1からの呼び出しを待ち受けている。
【0011】そして、ハンドセット1の発呼時には、ハ
ンドセット1を通話モード(トークモード)にすると、
同図Bに示すように、ハンドセット1は空きチャンネル
をサーチし、空きチャンネルが見つかると(図では第3
チャンネル)、この空きチャンネルでスキャンを停止し
て識別コードを繰り返し送出しながら識別コードの返送
を待つ。
【0012】すると、ベースユニット2においては、ス
キャン中にそのチャンネル(第3チャンネル)に達した
とき、識別コードが得られるが、この識別コードが得ら
れると、このチャンネルでスキャンを停止して識別コー
ドを返送し、以後、そのチャンネルで通話モードに入
る。
【0013】また、ハンドセット1においては、識別コ
ードが返送されてくると、以後、そのチャンネルで通話
モードに入る。したがって、以後、そのチャンネル(第
3チャンネル)を通じてダイヤル番号が送出され、相手
が電話に出れば、通話が行われる。
【0014】一方、電話回線3からの着呼時も、ハンド
セット1とベースユニット2の立場が入れ換わるだけ
で、同図Cに示すように同様にして空きチャンネル(図
では第9チャンネル)を使用して着呼及び以後の通話が
行われる。
【0015】このように、MCA方式のコードレステレ
ホンにおいては、発呼時あるいは着呼時、まず、空きチ
ャンネルをサーチし、空きチャンネルが見つかったら、
その空きチャンネルを使用してハンドセット1とベース
ユニット2とを接続している。したがって、近傍でコー
ドレステレホンを使用しているとき、発呼や着呼を行っ
ても妨害を受けることがない。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところが、コードレス
テレホン用として10デュプレックスチャンネルが認め
られていても、従来のコードレステレホンのほとんどは
通話に使用するチャンネルが1つしか用意されていな
い。つまり、他の9つの通話チャンネルがどうであれ、
通話には常に同じチャンネルを使用している。
【0017】したがって、MCA方式のコードレステレ
ホンが、通話の開始時に空きチャンネルをサーチし、そ
の空きチャンネルを使用して通話を行っていても、この
通話中に近傍で単一チャンネルのコードレステレホンが
使用を始めると、これによりMCA方式のコードレステ
レホンが妨害を受けてしまうことがある。
【0018】本発明は、このような問題点を解決しよう
とするものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】今、コードレステレホン
について考えると、上述のように、通話中の他のコード
レステレホンに妨害を与える可能性の大きいものは、単
一チャンネルのコードレステレホンである。そして、こ
の単一チャンネルのコードレステレホンが妨害を与える
ときには、当然のことながら常に同じチャンネルにおい
てである。
【0020】そこで、本発明は、このような点に着目
し、妨害チャンネルを登録し、ハンドセット1とベース
ユニット2とを接続するときには、この妨害チャンネル
をスキップして空きチャンネルをサーチし、空きチャン
ネルが見つかったら、そのチャンネルで接続を行う。
【0021】そして、この場合、妨害チャンネルの登録
は、例えば次のようなときに行う。i.妨害チャンネル
を登録するエリアに空きがあり、かつ、まだ登録されて
いないチャンネルが、新たに妨害チャンネルと判断され
たとき。→そのまま登録する。
【0022】ii.妨害チャンネルを登録するエリアに空
きがあり、かつ、すでに登録されているチャンネルで、
再度の妨害を受けたとき。→すでに登録されているの
で、そのままとする。ただし、重みづけを大きくする。
【0023】iii.妨害チャンネルを登録するエリアに空
きがあり、かつ、今までは妨害チャンネルとして登録さ
れていたが、今度は妨害を受けないとき。→登録はその
ままとするが、重みづけを小さくする。
【0024】iv.妨害チャンネルを登録するエリアが満
杯で、かつ、まだ登録されていないチャンネルが、新た
に妨害チャンネルと判断されたとき。→重みづけの小さ
いチャンネルと入れ換えて登録する。
【0025】妨害の発生する可能性が大きいチャンネル
は、スキップしてチャンネルの接続が行われる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明送受信
装置の実施例につき説明する。
【0027】第1の実施例 図1はハンドセット1の一例を示し、110は送信回
路、120は受信回路である。また、図2はベースユニ
ット2の一例を示し、210は送信回路、220は受信
回路である。
【0028】そして、送話時には、ハンドセット1にお
いて、送話器111からの音声信号Stが、低周波アン
プ112を通じてPLL113のVCO(図示せず)に
供給され上りチャンネルのFM信号Suに変換され、こ
のFM信号Suが、高周波パワーアンプ114及びすべ
ての上りチャンネルを通過帯域とするバンドパスフィル
タ115を通じてアンテナ100に供給され、ベースユ
ニット2へと送信される。
【0029】そして、ベースユニット2においては、ハ
ンドセット1からの信号(電波)Suがアンテナ200
により受信され、その受信信号Suが、すべての上りチ
ャンネルを通過帯域とするバンドパスフィルタ221及
び高周波アンプ222を通じてミキサ回路223に供給
されるとともに、PLL224からの所定の周波数の局
部発振信号がミキサ回路223に供給されて信号Suは
中間周波信号に変換され、この中間周波信号が中間周波
アンプ225を通じてFM復調回路226に供給されて
音声信号Stが復調され、この信号Stが、低周波アン
プ227→2線−4線変換回路231→リレー回路23
2の信号ラインを通じて電話回線3に送り出される。
【0030】この場合、リレー回路232は、ベースユ
ニット2と電話回線3との接続のオンオフを行う回線リ
レー、及びベースユニット2と回線3とが接続された後
に通話を一時中断するとき、その回線3を保留しておく
ためのホールドリレーなどを有する。
【0031】また、受話時には、電話回線3からの音声
信号Srが、送話時と同様の処理によりハンドセット1
の受話器128に供給される。すなわち、回線3からの
音声信号Srが、リレー回路232→変換回路231→
低周波アンプ212の信号ラインを通じてPLL213
のVCO(図示せず)に供給されてFM信号Suと対と
なる下りチャンネルのFM信号Sdに変換され、この信
号Sdが、高周波パワーアンプ214及びすべての下り
チャンネルを通過帯域とするバンドパスフィルタ215
を通じてアンテナ200に供給され、ハンドセット1へ
と送信される。
【0032】そして、ハンドセット1においては、ベー
スユニット2からの信号Sdがアンテナ100により受
信され、その受信信号Sdが、すべての下りチャンネル
を通過帯域とするバンドパスフィルタ121及び高周波
アンプ122を通じてミキサ回路123に供給されると
ともに、PLL124から所定の周波数の局部発振信号
がミキサ回路123に供給されて信号Sdは中間周波信
号とされ、この中間周波信号が中間周波アンプ125を
通じてFM復調回路126に供給されて音声信号Srが
復調され、この信号Srが低周波アンプ127を通じて
受話器128に供給される。
【0033】さらに、ハンドセット1において、140
は通話チャンネルなどを制御する制御回路を示す。この
制御回路140は、1チップタイプのマイクロコンピュ
ータにより構成されているもので、141は例えば4ビ
ット並列処理のCPU、142はプログラムが書き込ま
れているROM、143はワークエリア用のRAM、1
44は入出力用のポートである。そして、ROM142
には例えば図3に示すルーチン300も設けられ、RA
M143には妨害チャンネルのデータ(妨害を生じる可
能性の高いチャンネルを示すデータ)を記憶する例えば
3つのエリアA 1 ,A2 ,A3 が用意される。なお、こ
の場合、エリアAi(i=1〜3)に、チャンネルのデ
ータとして存在しないデータ、例えば「0」がストアさ
れているときには、そのエリアAiには妨害チャンネル
のデータがストアされていないものとする。
【0034】さらに、161はMSK変調回路を示し、
これは、マイコン140から識別コードID及びダイヤ
ル信号DSなどのコード信号が供給されると、このコー
ド信号を2値信号から図5Aに示すようにオーディオ帯
域のMSK信号Smあるいは同図Bに示すように信号S
tの低域側におけるオーディオ帯域外のMSK信号Sm
に変換するものであり、その信号Smはアンプ112に
供給される。
【0035】この場合、同図Aの信号Smは、ハンドセ
ット1とベースユニット2との間に通話チャンネルを開
くときに使用されるものであり、このため、信号Smを
変調しているコード信号の伝送速度は例えば1.2kb
psの高速とされる。また、同図Bの信号Smは、ハン
ドセット1とベースユニット2との間の通話チャンネル
が開かれて通話が行われているときに使用されるもので
あり、このため、信号Smを変調しているコード信号の
伝送速度は例えば110bpsの低速とされる。
【0036】また、162は受信検出回路を示し、これ
は復調回路126に接続され、ベースユニット2からの
信号Sdの有無に応じて復調回路126の出力の周波数
成分が異なることを利用して信号Sdの有無を検出する
ものであり、その検出信号NSQLはマイコン140に
供給される。
【0037】さらに、163はMSK復調回路を示し、
これは復調回路126に接続され、ベースユニット2か
ら送られてきたMSK信号Smからコード信号を復調す
るものであり、その復調信号はマイコン140に供給さ
れる。
【0038】また、164はリングトーン信号形成回路
を示し、これはマイコン140により制御されて電話が
かかってきたときベル音信号(リングトーン信号)を形
成するものであり、そのベル音信号はリンガ165に供
給される。
【0039】さらに、マイコン140からは、チャンネ
ルを指定する信号CHがPLL113,124に供給さ
れるとともに、FM信号Suの送り出しの可否を制御す
る信号TXENがPLL113に供給される。また、マ
イコン140からはミューティング信号MUTEがアン
プ127に供給される。
【0040】さらに、ベースユニット2において、24
0は制御回路を示す。この制御回路240は、ハンドセ
ット1の制御回路140と同様に構成されて同様の機能
を有するものであり、制御回路140の回路141〜1
44と対応する回路には、100番台の符号に代えて2
00番台の符号をつけて説明は省略する。ただし、RO
M242には例えば図4に示すルーチン400が設けら
れる。
【0041】また、ROM253及び回路261〜26
4もハンドセット1のROM153及び回路161〜1
64と同様のものであり、各信号についても同様なの
で、これらの説明も省略する。ただし、形成回路264
は、相手に電話をかけるときの電話番号に対応したトー
ンエンコード信号(DTMF信号)TEを形成する。
【0042】さらに、265はリングトーン信号検出回
路を示し、これは電話回線3に接続されて電話がかかっ
てきたときのベル音信号(リングトーン信号)を検出す
るものであり、その検出信号BLはマイコン240に供
給される。
【0043】そして、ハンドセット1及びベースユニッ
ト2においては、ルーチン300,400にしたがって
CPU141,241により次のような処理が行われ
る。
【0044】すなわち、ハンドセット1においては、待
機時(スタンバイモード時)、ステップ301において
信号CHによりPLL113,124が制御されて信号
CHの値(CH)に対応した上り及び下りチャンネルに
セットされ、次にステップ302においてトークスイッ
チ152の切り換え位置がチェックされ、今の場合には
スタンバイモードの接点Sに接続されているので、処理
はステップ302からステップ303に進む。
【0045】そして、このステップ303において、ス
テップ301によりセットされた下りチャンネルでFM
信号Sdなどの信号が受信されるかどうかが、信号NS
QLによりチェックされ、何も信号が受信されないとき
には、処理はステップ303からステップ304に進
む。
【0046】そして、このステップ304において、R
AM143のエリアA1 に記憶されている妨害チャンネ
ルのデータA1 とステップ301においてセットしたチ
ャンネルのデータ(CH)とが比較され、(CH)≠
(A1 )のときには、処理はステップ304からステッ
プ305に進み、このステップ305において、RAM
143のエリアA2 に記憶されている妨害チャンネルの
データ(A2 )と、ステップ301においてセットした
チャンネルのデータ(CH)とが比較され、(CH)≠
(A2 )のときには、処理はステップ305からステッ
プ306に進み、このステップ306において信号CH
の値(CH)が次のチャンネル(隣りのチャンネル)の
値とされ、続いて処理はステップ301に戻る。
【0047】したがって、RAM143のエリアA1
2 に妨害チャンネルのデータがストアされていないと
すれば、待機時、ステップ301〜306が繰り返さ
れ、図6Aに示すように、すべてのチャンネルが順に繰
り返しスキャンされていることになる。
【0048】しかし、RAM143のエリアA1 に妨害
チャンネルのデータA1 が記憶されているときには、ス
テップ304において(CH)=(A1 )となるので、
処理はステップ304からステップ307に進み、この
ステップ307においてエリアA1 にストアされている
データ(A1 )と、エリアA3 にストアされているデー
タ(A3 )とが交換(入れ換え)され、次にステップ3
06に進む。
【0049】また、同様に、エリアA2 に妨害チャンネ
ルのデータ(A2 )が記憶されているときには、ステッ
プ305において(CH)=(A2 )となるので、処理
ステップ305からステップ308に進み、このステッ
プ308においてエリアA2のデータ(A2 )と、エリ
アA3 のデータ(A3 )とが交換されてからステップ3
06に進む。
【0050】したがって、例えば、エリアA1 ,A2
妨害チャンネルのデータ(A1 ),(A2 )がストアさ
れていてエリアA3 に妨害チャンネルのデータがストア
されていなかったとすれば、ステップ304,307に
よりエリアA1 のデータ(A 1 )がエリアA3 にストア
され、エリアA1 には妨害チャンネルのデータはストア
されなくなる。こうして、妨害チャンネルに対して重み
づけが行われ、重みの大きい妨害チャンネルのデータは
エリアA1 にストアされ、小さい妨害チャンネルのデー
タはA3 にストアされる。
【0051】また、ステップ303において信号Sdな
どの信号が受信されたときには、処理はステップ303
からステップ311に進み、このステップ311におい
て復調回路163からの識別コードIDとROM153
の識別コードIDとが一致するかどうかがチェックさ
れ、一致しないとき(他の加入者のベースユニット2か
らのとき)、処理はステップ311からステップ312
に進む。
【0052】そして、ステップ312においてステップ
301によりセットされたチャンネルのデータ(CH)
と、エリアAiのデータ(Ai)とが比較され、データ
(CH)がデータ(Ai)のいずれかと等しいときに
は、処理はステップ312からステップ306に進む。
【0053】しかし、データ(CH)がデータ(Ai)
のどれとも等しくないときには、処理はステップ312
からステップ313に進み、このステップ313におい
てエリアA1 に妨害チャンネルのデータがストアされて
いるかどうかがチェックされ、ストアされているときに
は処理はステップ313からステップ314に進み、こ
のステップ314においてエリアA2 に妨害チャンネル
のデータがストアされているかどうかがチェックされ、
ストアされているときには、処理はステップ314から
ステップ315に進み、このステップ315においてエ
リアA3 にステップ301でセットされたチャンネルの
データ(CH)がストアされ、処理はステップ306に
進む。
【0054】また、ステップ314においてエリアA2
に妨害チャンネルのデータがストアされていないときに
は、処理はステップ314からステップ316に進み、
このステップ316においてエリアA2 に、ステップ3
01でセットされたチャンネルのデータ(CH)がスト
アされ、処理はステップ306に進み、同様に、ステッ
プ313においてエリアA1 に妨害チャンネルのデータ
がストアされていないときには、ステップ317におい
てステップ301でセットされたチャンネルのデータ
(CH)がエリアA1 にストアされてからステップ30
6に進む。
【0055】したがって、待機時、新しく妨害チャンネ
ルを生じたときには、これがエリアAiに登録されると
ともに、この登録も重みづけが行われエリアA3 から優
先して登録が行われる。
【0056】また、ベースユニット2においては、待機
時、ルーチン400のステップ401〜417が実行さ
れる。この場合、ステップ401〜417は、ステップ
301〜317と同様の処理を行うものであり、説明は
省略するが、ステップ402においては、検出信号BL
により回線3からの着呼の有無を検出し、着呼がないと
きには、処理はステップ402からステップ403に進
む。また、ステップ403においては、ステップ303
におけるFM信号Sdなどの信号の有無のチェックに代
わってFM信号Suなどの信号の有無のチェックを行
う。
【0057】したがって、ベースユニット2において
も、待機時、ハンドセット1と同様の処理が行われる。
また、ハンドセット1の発呼時には、トークスイッチ1
52をトークモードの接点Tに切り換える。すると、こ
れがステップ302において判別され、処理はステップ
302からステップ321に進み、このステップ321
においてステップ301によりセットされたチャンネル
のデータ(CH)と、エリアAiにストアされている妨
害チャンネルのデータ(Ai)とが比較され、データ
(CH)がデータ(Ai)のどれとも等しくないときに
は、処理はステップ321からステップ322に進み、
このステップ322においてステップ301によりセッ
トされたチャンネルが他局により使用されているかどう
かが、信号NSQLによりチェックされ、使用されてい
ないときには、処理はステップ322からステップ32
3に進む。
【0058】そして、このステップ323において信号
TXENによりFM信号Suの送り出しが許可され、次
にステップ324においてROM153の識別コードI
Dが変調回路161によりMSK信号Smとされてアン
プ112に供給され、したがって、図6Bに示すよう
に、識別コードIDが、ステップ301においてセット
された上りチャンネルのFM信号Suによりベースユニ
ット2へと送信される。
【0059】この場合、ステップ324における識別コ
ードIDの送信は、ベースユニット2からの識別コード
IDの返送がないものとすれば、ベースユニット2にお
けるチャンネルのスキャンが少なくとも1周する期間に
わたって繰り返し行われる。
【0060】そして、ベースユニット2においては、待
機中、ステップ401〜417を繰り返すことによりす
べての上りチャンネルを順にスキャンしているが、その
スキャンがハンドセット1が識別コードIDを送信して
いる上りチャンネルに達したとき、処理はステップ40
3からステップ411に進んでスキャンは中止され、識
別コードIDが送られてきたことが判別される。
【0061】すると、処理はステップ411からステッ
プ431に進み、このステップ431においてステップ
401によりセットされたチャンネルのデータ(CH)
と、エリアAiにストアされている妨害チャンネルのデ
ータ(Ai)とが比較され、データ(CH)がデータ
(Ai)のどれとも等しくないときには、処理はステッ
プ431からステップ432に進み、このステップ43
2において信号TXENによりFM信号Sdの送信が許
可され、次にステップ433においてROM253の識
別コードIDが変調回路261によりMSK信号Smと
されてアンプ212に供給され、したがって、同図Bに
示すように、識別コードIDが、ステップ401でセッ
トされた上りチャンネルと対となる下りチャンネルのF
M信号Sdによりハンドセット1へと返送される。
【0062】そして、処理はステップ433からステッ
プ490に進み、このステップ490において、ベース
ユニット2と電話回線3とが接続され、すなわち、信号
MUTEによりアンプ227のミューティングが解除さ
れるとともに、リレー回路232を通じて変換回路23
1と回線3とが接続される。
【0063】また、ハンドセット1においては、ステッ
プ324において識別コードIDを送信すると同時に、
ステップ325において識別コードIDが返送されてき
たかどうかを、復調回路163の出力信号によりチェッ
クしている(実際には、ステップ324と325とを時
分割式に交互に、かつ、ベースユニット2におけるチャ
ンネルのスキャンが1周する期間と識別コードIDの返
送を確認するまでの期間とのうちの短い方の期間にわた
って行っている)。
【0064】そして、今の場合は、ベースユニット2が
識別コードIDを返送したので、処理はステップ325
からステップ390に進み、このステップ390におい
てハンドセット1とベースユニット2との間のチャンネ
ルが接続され、すなわち、ハンドセット1においては、
信号MUTEによりアンプ127のミューティングが解
除される。
【0065】したがって、ハンドセット1は、ベースユ
ニット2を通じて電話回線3に接続されたことになる。
そこで、ハンドセット1においてダイヤルキー151を
相手の電話番号に対応して操作すると、マイコン140
により対応するダイヤル信号DSが形成されるととも
に、変調回路161によりMSK信号Smに変換され、
同様にベースユニット2へと送信される。
【0066】そして、ベースユニット2においては、復
調回路263からダイヤル信号DSが取り出され、この
信号DSに基づいてマイコン240により形成回路26
4が制御されて相手の電話番号に対応したトーンエンコ
ード信号TEが形成され、この信号TEがアンプ227
を通じ、更に変換回路231及びリレー回路232を通
じて電話回線3に送り出される。したがって、この信号
TEにより相手が呼び出され、相手が電話に出れば、以
後、上述したように通話が可能となる。
【0067】なお、ステップ321において、ステップ
301によりセットされたチャンネルがエリアAiに登
録されている妨害チャンネルのいずれかであるとき、及
びステップ322において、ステップ301によりセッ
トされたチャンネルが他局によりすでに使用されている
ときには、処理はステップ321,322からステップ
306へと進み、このステップ306により信号CHは
次のチャンネルの値とされ、ステップ301に戻る。し
たがって、ステップ323〜325,432,433の
処理は空きチャンネルで行われることになり、その空き
チャンネルで以後の通話が行われることになる。
【0068】また、ステップ325において、ベースユ
ニット2から正しい識別コードIDが返送されてこなか
ったときには、処理はステップ325からステップ32
6に進み、このステップ326において信号TXENに
より信号Suの送信が停止させられ、次に処理はステッ
プ306に進む。したがって、ベースユニット2から識
別コードIDが返送されてこないときには、次の空きチ
ャンネルで同様にベースユニット2の呼び出しが行われ
る。
【0069】さらに、ステップ431において、ステッ
プ401によりセットされたチャンネルのデータ(C
H)が、エリアAiの妨害チャンネルのデータ(Ai)
のいずれかと一致するときには、処理はステップ431
からステップ434に進み、このステップ434におい
て識別コードIDを持たないFM信号Sdが例えば1秒
間にわたって送信され、次に処理はステップ406に進
む。
【0070】したがって、ハンドセット1及びベースユ
ニット2の使用場所(設置場所)が異なるので、ハンド
セット1に対する妨害チャンネルとベースユニット2に
対する妨害チャンネルとが異なる場合でも、ハンドセッ
ト1は、ステップ434及びステップ311〜317の
処理により、ステップ434の処理が行われたチャンネ
ルを妨害チャンネルとしてエリアAiに登録することに
なる。
【0071】こうして、ハンドセット1の発呼時には、
トークスイッチ152をトーク接点Tにすると、妨害チ
ャンネルをスキップしながら空きチャンネルをサーチ
し、その空きチャンネルでベースユニット2を呼び出
し、ベースユニット2から応答があると、ハンドセット
1とベースユニット2との間にチャンネルを開いて相手
の呼び出し及び通話をできる状態にする。
【0072】また、電話回線3からの着呼があったとき
には、ルーチン400のステップ421〜426及びル
ーチン300のステップ331〜334が実行される。
この場合、これらステップ421〜426及び331〜
334は、ステップ321〜326及び431〜434
と同様の処理を行うものであり、着呼があると、信号B
Lがステップ402において判別されるので、処理はス
テップ402からステップ421に進み、以後図6Cに
示すように、発呼時と同様にして電話回線3がベースユ
ニット2を通じてハンドセット1に接続される。
【0073】こうして、この例によれば、コントロール
チャンネルのないMCA方式のコードレステレホンにお
いて、妨害チャンネルを学習しておき、ハンドセット1
とベースユニット2とを接続するときには、その妨害チ
ャンネルをスキップして空きチャンネルをサーチし、空
きチャンネルが見つかったら、その空きチャンネルを通
じてハンドセット1とベースユニット2とを接続してい
るので、通話中に他局の妨害を受ける可能性がきわめて
少ない。また、ハンドセット1とベースユニット2との
接続も速やかに行われる。
【0074】さらに、妨害チャンネルを学習するとき、
重みづけを行っているので、妨害チャンネルを確実にス
キップできる。
【0075】他の実施例 なお、上述において、回路161〜164,261〜2
64の動作はソフトウエアによって実現することもでき
る。さらに、相手の電話番号をダイヤルパルスにより送
り出すこともできる。
【0076】また、ステップ324,424において識
別コードIDを送信するとともに、相手からのFM信号
Sd,Suの有無をチェックし、この信号Sd,Suが
得られたらステップ325,425で識別コードIDを
チェックしてもよい。さらに、コードレステレホンにか
ぎらず、トランシーバ、商用交流電源ラインを使用した
搬送波式インターホンなどについてもこの発明を適用で
きる。
【0077】
【発明の効果】この発明によれば、コントロールチャン
ネルのないMCA方式のコードレステレホンにおいて、
妨害チャンネルを学習しておき、ハンドセット1とベー
スユニット2とを接続するときには、その妨害チャンネ
ルをスキップして空きチャンネルをサーチし、空きチャ
ンネルが見つかったら、その空きチャンネルを通じてハ
ンドセット1とベースユニット2とを接続しているの
で、通話中に他局やその他のノイズ源の妨害を受ける可
能性がきわめて少ない。また、ハンドセット1とベース
ユニット2との接続も速やかに行われる。
【0078】さらに、妨害チャンネルを学習するとき、
重みづけを行っているので、妨害チャンネルを確実にス
キップできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明送受信装置の一実施例を示す系統図であ
る。
【図2】本発明送受信装置の一実施例を示す系統図であ
る。
【図3】本発明の説明に供するフローチャートである。
【図4】本発明の説明に供するフローチャートである。
【図5】本発明の説明に供する線図である。
【図6】本発明の説明に供する線図である。
【図7】本発明の説明に供する線図である。
【符号の説明】
1 ハンドセット 2 ベースユニット 110,210 送信回線 120,220 受信回路 140,240 制御回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1及び第2の送受信機が組み合わさ
    れ、 これら第1及び第2の送受信機の間は、複数の通話チャ
    ンネルのうちの1つの通話チャンネルを使用して、所定
    の識別コードを使用した識別処理で接続が行われる送受
    信装置において、 上記第1及び第2の送受信機のそれぞれに、 待機時に、上記複数の通話チャンネルを順に受信するス
    キャンを行って上記識別コードを検出しない信号が受信
    される妨害チャンネルの有無をチェックするチェック手
    段と、 該チェック手段でのチェックにより検出した妨害チャン
    ネルを登録する記憶手段と、 該記憶手段に妨害チャンネルを登録させる際に、再度の
    妨害を受けたチャンネルは重み付けを大きくし妨害を受
    けなかったチャンネルは重み付けを小さくする重み付け
    設定手段と、 上記記憶手段の妨害チャンネルを登録するエリアが満杯
    で且つまだ登録されていないチャンネルが新たに妨害チ
    ャンネルとして検出されたとき重み付けが小さいチャン
    ネルと入れ換えて上記記憶手段に登録させるチャンネル
    入れ換え手段と、 上記記憶手段に登録された妨害チャンネルの受信で上記
    識別コードの有無を判別する妨害チャンネル識別コード
    検出手段と、 該妨害チャンネル識別コード検出手段で上記識別コード
    を判別したとき、この判別した妨害チャンネルで上記識
    別コードのない信号を一時的に送信して他の送受信機に
    妨害チャンネルであることを知らせる妨害チャンネル告
    知手段と、 他の送受信機との間を接続するときに、上記記憶手段に
    登録された妨害チャンネル以外の上記複数の通話チャン
    ネルを循環して、空きチャンネルをサーチするチャンネ
    ルサーチ手段と、 該チャンネルサーチ手段によるサーチで空きチャンネル
    が得られたとき、この空きチャンネルを通じて他の送受
    信機を呼び出して上記第1及び第2の送受信機の間を接
    続する通信手段とを備えた 送受信装置。
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