JP2601222Y2 - セパレーター用プラグ装置 - Google Patents

セパレーター用プラグ装置

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JP2601222Y2
JP2601222Y2 JP1993074542U JP7454293U JP2601222Y2 JP 2601222 Y2 JP2601222 Y2 JP 2601222Y2 JP 1993074542 U JP1993074542 U JP 1993074542U JP 7454293 U JP7454293 U JP 7454293U JP 2601222 Y2 JP2601222 Y2 JP 2601222Y2
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plug
shaft
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shaft foot
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Inventor
貞義 坂井
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ゼン技研株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、型枠の相互間隔を保持
するためにセパレーターの端部に取付けて使用するプラ
グ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のセパレーターの端部に取付けて型
枠の堰板面と当接させることで型枠の相互間隔を保持す
るようにしたプラグ装置は、図6に示すように、プラグ
本体(Pコン)30を抜取った後には、躯体に円錐台形
状の凹部31が残り、この凹部31内にはセパレーター
の雄ねじ部32が突出した状態となるものであった。こ
の様なプラグ装置を使用する側の壁面は、主に打放しの
状態となるから、凹部のみをセメントモルタルなどで埋
戻す処理がなされている。また、上記のようなプラグ装
置では、セパレーター端部から壁面までの距離で求めら
れるコンクリートのかぶり厚さが少い(例えば1.25
cm)ため、使用場所によっては腐食性物質が埋戻し部
分から侵入してセパレーターを腐食させ、これが進行し
て内部の配筋をも腐食させてしまうという問題がある。
尚、前記コンクリートのかぶり厚さに対して、例えば土
木学会のコンクリート標準示方書によれば、特に厳しい
腐食性環境において、柱では7cm、はりでは6cmと
定めている。
【0003】このような問題を解決するために、コンク
リートのかぶり厚さを十分厚くできるようにセパレータ
ーを短く設け、プラグ本体となる筒体をその分長く形成
すると共に、セパレーターの長さの不足分を補う軸足ボ
ルトを設けて前記筒体内で継ぎ足して使用するものが提
案されている。
【0004】前記筒体は合成樹脂で形成され、内部には
前記セパレーターと軸足ボルトを螺合させる金属製の雌
ねじ部を有している。また、筒体の外周面には、水膨張
性の水密シールが施されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来
の、例えばプラグ本体30を使用するものでは、型枠脱
却後に、このプラグ本体30を抜き取るから、躯体に大
きな凹部が形成され、これをセメントモルタルで埋戻す
にしても、その分腐食性物質が侵入する欠陥部が形成さ
れ易く、配筋の腐食に繋がってゆくという問題がある。
【0006】また、上記プラグ本体30には、コンクリ
ートのかぶり厚さを長くできる部品がなく、常にセパレ
ーターの端部が底の浅い凹部内に露出したように形成さ
れるという問題があった。
【0007】また、前記筒体内で軸足ボルトを継ぎ足す
ようにしたものでは、セパレーターと軸足ボルトとを継
ぎ足す金属製の雌ねじ部を内部に設けなければならない
から、構造が複雑となって製作に手間がかかるし、この
雌ねじ部は両側から雄ねじ部を螺合させる長さが必要で
あり、また、型枠脱却後もセパレーター側に螺着させた
状態で躯体中に残さなければならないから、大変不経済
であるという問題があった。また、躯体中に残ってセパ
レーターを延長したような構造となるから、コンクリー
ト厚さを十分厚くする必要がある場合は、筒体には、そ
の分型枠から雌ねじ部を離すため余分な長さを必要とし
ているという問題があった。
【0008】本発明は、かかる従来の問題点を解決する
ためになされたものであって、その目的とするところ
は、セパレーターの端部が突出した大きな凹部を躯体表
面に形成することがなく、しかも無駄のない長さの材料
だけでコンクリートの必要かぶり厚さを設けることがで
き、また、躯体中に埋殺しにする長い雌ねじ部が不要で
経済的なセパレーター用プラグ装置を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の手段として本考案請求項1記載のセパレーター用プラ
グ装置では、両端に雄ねじ部を有する軸の中間部に鍔部
が周設され、かつセパレーターの雄ねじ部を螺合する雌
ねじ部が前記一端側雄ねじ部の軸内に設けられた軸足ボ
ルトと;一側面が堰板への当接面に形成され、該当接面
には前記軸足ボルトの雌ねじ側軸部を他側面へ挿通する
貫通穴および前記鍔部を埋設状態にして着脱自在に係止
する嵌合部が設けられると共に、前記他側面には前記軸
足ボルトの雌ねじ側を貫通穴から突出させる座ぐり部が
設けられ、打設したコンクリートに固定されて躯体中に
残されるプラグ本体と;前記座ぐり部から突出した雄ね
じ部に螺合させることにより、座ぐり部に係止し前記軸
足ボルトをプラグ本体に固定させるナットと;を備えた
構成とした。
【0010】請求項2記載のセパレーター用プラグ装置
では、請求項1記載のセパレーター用プラグ装置におい
て、前記軸足ボルトの雌ねじ側軸部分がコンクリートの
かぶり厚さの増加量と略同じ長さだけ延長され、かつ該
軸足ボルトの延長量と略同一長さを有して前記プラグ本
体の座ぐり部に連設される延長パイプを備えた構成とし
た。
【0011】請求項3記載のセパレーター用プラグ装置
では、請求項1または2記載のセパレーター用プラグ装
置において、前記軸足ボルトを抜き取った後の貫通穴に
嵌着する打込み栓を備えた構成とした。
【0012】請求項4記載のセパレーター用プラグ装置
では、前記プラグ本体または延長パイプまたは打込み栓
がそれぞれ陶土とアルミナの混合体である構成とした。
【0013】
【作用】本考案請求項1記載のセパレーター用プラグ装
置では、プラグ本体が、その一側面を堰板に面合状態に
配置され、貫通穴には堰板への当接面側から軸足ボルト
が挿通され、座ぐり部側がナットで締付け固定されてい
る。この軸足ボルトの一端側は堰板から突出させ、この
突出側の雄ねじ部には従来の端太材固定用ボルト装置を
取付けて堰板を固定し、プラグ本体側の雌ねじ部にはセ
パレーターの雄ねじ部を接続して堰板同士の間隔保持を
行わせる。
【0014】コンクリートを打設して型枠脱却後、軸足
ボルトをねじ戻すと躯体内で雄ねじ部がナットと、また
雌ねじ部がセパレーターの雄ねじ部と離れるため、この
軸足ボルトはプラグ本体より抜取ることができる。この
場合、躯体側には、プラグ本体が埋込まれ、凹部として
は、このプラグ本体より径の小さな軸足ボルトの挿通穴
のみが残される。
【0015】請求項2記載のセパレーター用プラグ装置
では、コンクリートのかぶり厚さを厚くしたい場合、延
長パイプをプラグ本体の座ぐり部に連設し、その延長パ
イプと略同じ長さだけ延長した軸足ボルトをプラグ本体
側から挿入し、雌ねじ部側の雄ねじ部をナットで締付け
ることでプラグ本体と延長パイプとを一体にする。この
状態で前記と同様に、プラグ本体側の雄ねじ部を堰板か
ら突出させて端太材固定ボルト装置を取付けて堰板を固
定し、延長パイプ側の雌ねじ部にはセパレーターの雄ね
じ部を接続して堰板同士の間隔保持を行わせる。
【0016】請求項3記載のセパレーター用プラグ装置
では、躯体構築後、軸足ボルトを抜取った後に残る貫通
穴を密栓することができる。
【0017】請求項4記載のセパレーター用プラグ装置
では、材質を陶土とアルミナの混合体とすることによ
り、コンクリートとの親和性をよくし腐食性物質が侵入
できないように強力に一体化できるし、また、コンクリ
ートと略同一感触が得られ、違和感もなくすことができ
る。
【0018】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は本実施例のセパレーター用プラグ装
置を分解して示す説明図、図2はセパレーターと組合せ
て使用中を示す断面図、図3は躯体埋込状態を示す断面
図である。
【0019】まず、実施例の構成を説明する。本実施例
のセパレーター用プラグ装置1は、軸足ボルト2と、プ
ラグ本体3と、ナット4と、打込み栓5と、を主要な構
成としている。尚、図中6は丸セパレーター、7は同丸
セパレーターの端部に設けられた雄ねじ部、8は端太材
固定用ボルト、9は同端太材固定用ボルト8に設けられ
た雌ねじ部、10は堰板、11は同堰板10のコンクリ
ート打設面である。
【0020】前記軸足ボルト2は、丸セパレーター6と
端太材固定用ボルト8とを中継ぎして型枠組立てに使用
するもので、一端側には前記端太材固定用ボルト8の雌
ねじ部9と螺合する雄ねじ部12を有し、他端側には後
述するナット4と螺合する雄ねじ部13を有している。
また、前記雄ねじ部13側には、同軸内に丸セパレータ
ー6の雄ねじ部7と螺合する雌ねじ部14が設けられて
いる。前記軸足ボルト2には、軸の中間部に鍔部15が
周設され、その雌ねじ13側周縁はテーパ面16に形成
されている。図中17は雄ねじ部12側先端に設けたス
パナ掛け部である。
【0021】前記プラグ本体3は、従来の木コンやPコ
ン位置に配置して使用するもので、堰板10のコンクリ
ート打設面11に面合させる当接面18を有し、該当接
面18から他側面19へ貫通穴20が設けられている。
前記貫通穴20の当接面18側には、前記軸足ボルト2
のテーパ面16と面合するテーパ面21が設けられ、他
側面19側には後述するナット4より大きな直径の座ぐ
り部22が設けられている。また、前記当接面18の外
径は他側面19の外径より小さく形成され、略円錐台形
状に設けられている。
【0022】前記ナット4は、軸足ボルト2をプラグ本
体3に固定させるもので、薄板状に形成されている。
【0023】前記打込み栓5は、プラグ本体3の貫通穴
20に当接面18側から打込んで、躯体表面に形成され
る凹部を塞ぐものであって、防水シール性のある接着剤
を塗布して固定する。
【0024】前記プラグ本体3と、この打込み栓5と
は、アルミナ50%と陶土50%による混合物を成形し
て焼成したものであって、この場合、低コストとしなが
らも特に厳しい腐食性環境において使用される高強度コ
ンクリートの物性(例えば強度や吸水性等)と略同等の
物性とすることを達成し、また、コンクリートとの親和
性をよくし、コンクリートとの間に防水シールを設けな
くても腐食性物質が侵入できないように強力に一体化で
きると共に、その色調や感触をコンクリートに近いもの
としたものである。
【0025】次に、図2,図3に基づいて実施例の作用
を説明する。まず、軸足ボルト2を雌ねじ14側から貫
通穴20に挿通しナット4でプラグ本体3に固定してお
く。型枠組立時には、雄ねじ部7を雌ねじ部14に螺合
させ丸セパレーター6の両側にプラグ本体3を配置した
状態でプラグ本体3の当接面18を堰板10のコンクリ
ート打設面11に面合させ型枠を組立てる。この型枠か
らは雄ねじ部12を突出させ、これに端太材固定用ボル
ト8を接続し型枠を固定してゆく。
【0026】このようにして組立てた型枠にコンクリー
トを打設する。この型枠を脱却後、軸足ボルト2を抜き
取り、この抜き取った後の貫通穴20に打込み栓5を接
着剤を塗布して打込み、密栓する。
【0027】以上、説明してきたように、本実施例のセ
パレーター用プラグ装置にあっては、プラグ本体3は躯
体に残すので凹部としては軸足ボルト2を挿通させるた
めの小さな貫通穴20だけとなって打込み栓5も小さな
もので済む。また、この軸足ボルト2は再使用できる
し、躯体中に残る機械加工品としては、薄板状のナット
4だけであるので大変経済的である。プラグ本体3は、
プラスチック製のもの等に比べコンクリートと強力に一
体化できるし、打放しにしても違和感がない。
【0028】次に図4,図5に基づいて他の実施例を説
明する。本実施例のセパレーター用プラグ装置は、使用
場所等の条件に対応してセパレーター端部からのかぶり
厚さを調整可能としたものであって、延長パイプ23
と、延長された軸足ボルト2aを使用する。前記延長パ
イプ23は、前記プラグ本体3の座ぐり部22に嵌合可
能な外径24と、貫通穴20と略同一直径の貫通穴25
とを有し、プラグ本体3のみを使用した場合のかぶり厚
さk1(図3参照)に対し、これより厚いかぶり厚さk
2を確保するためその増加分kaの長さを有して形成さ
れている。また、この場合も延長パイプ23の材質は前
記プラグ本体3と同じ材質としている。
【0029】前記軸足ボルト2aは、鍔部15から雌ね
じ14側のみを増加したかぶり厚さkaだけ略長くした
ものである。この場合、軸足ボルト2aの雌ねじ側端部
は、プラグ本体3と延長パイプ23とを一体にして連通
した貫通穴20,25内に挿通させたとき、延長パイプ
23の端部から適宜突出可能な長さに設けられ、ナット
4は前記延長パイプ23の端部で雄ねじ部13と螺合さ
せることになる。図中Tは壁面側に設けた鉄筋である。
尚、この他の構成は前記第1実施例のセパレーター用プ
ラグ装置と同一であるので、同一構成部分は同一の符号
を付してその説明は省略する。
【0030】このプラグ装置では、延長された軸足ボル
ト2aと延長パイプ23を使用することによりプラグ本
体3のみを使用する場合に比べセパレーター端部からの
かぶり厚さを厚くすることができる。また、軸足ボルト
2aを抜き取った後は、セパレーターの端部は雌ねじ部
等によって延長された構造とはならないから、その分延
長パイプ23を短くすることができ経済的である。ま
た、貫通穴によって形成される躯体表面の凹部は、軸足
ボルトを挿通させるだけの小さな穴によって形成される
のみであるから、この穴を密栓した部分から塩分や他の
腐食性物質が侵入する欠陥が発生する割合も少なくする
ことができる。
【0031】以上、本考案の実施例を説明してきたが、
本考案の具体的な構成はこの実施例に限定されるもので
はなく、考案の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があ
っても本考案に含まれる。
【0032】コンクリートのかぶり厚さを増加させるた
め、プラグ本体の全長を長くすることもできる。
【0033】鍔部15の形状は任意である。
【0034】打込み栓は環境条件に対処したプラスチッ
クやゴム等で形成してもよい。
【0035】躯体表面に形成される貫通穴による凹部の
密栓は、セメントモルタルやパテ等のシール材を使用す
ることもできる。
【0036】
【考案の効果】以上、説明してきたように本考案請求項
1記載のセパレーター用プラグ装置にあっては、前記構
成としたため、軸足ボルトは抜取って再使用できるし、
セパレーターと螺合した状態で躯体中に残すような長い
雌ねじ部も不要であるから大変経済的である。躯体表面
に形成される凹部は軸足ボルトを挿通可能な大きさとし
た穴のみであるため、この部分の後処理も簡単である等
の効果が得られる。
【0037】請求項2記載のセパレーター用プラグ装置
にあっては、前記構成としたため、使用場所の条件に合
ったかぶり厚さを設けることができる。この場合、セパ
レーターを延長した構造とはならないため、延長パイプ
は無駄のない長さだけに形成すれば良いので経済的であ
る。構造が簡単であり、施工も手間がかからない等の効
果が得られる。
【0038】請求項3記載のセパレーター用プラグ装置
にあっては、前記構成としたため、躯体構造後、軸足ボ
ルトを抜取った後に残る貫通穴を簡単に密栓することが
できる等の効果が得られる。
【0039】請求項4記載のセパレーター用プラグ装置
にあっては、前記構成としたため、低コストで形成する
ことができる。また、低コストとしながらも厳しい腐食
性環境において使用される高強度コンクリートの強度や
吸水性等といった物性と略同等の物性が得られ、また、
コンクリートとの親和性をよくし、腐食性物質が侵入で
きないように強力に一体化できるし、コンクリートと略
同一感触が得られ違和感をなくすことができる等の効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例のセパレーター用プラグ装置を分
解して示す説明図である。
【図2】実施例のセパレーターと組合わせて使用中を示
す断面図である。
【図3】実施例の躯体埋込状態を示す断面図である。
【図4】他の実施例のかぶり厚さを調整する延長パイプ
の使用状態を示す断面図である。
【図5】他の実施例の延長パイプを使用したものに打込
み栓を打込んだ躯体埋設状態を示す断面図である。
【図6】従来のPコンを抜取った後を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 セパレーター用プラグ装置 2,2a 軸足ボルト 3 プラグ本体 4 ナット 5 打込み栓 6 丸セパレーター 10 堰板 12 雄ねじ部 13 雌ねじ部 14 雌ねじ部 15 鍔部 18 当接面 19 他側面 20 貫通穴 22 座ぐり部 23 延長パイプ 25 貫通穴 k1,k2 コンクリートのかぶり厚さ

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端に雄ねじ部を有する軸の中間部に鍔
    部が周設され、かつセパレーターの雄ねじ部を螺合する
    雌ねじ部が前記一端側雄ねじ部の軸内に設けられた軸足
    ボルトと;一側面が堰板への当接面に形成され、該当接
    面には前記軸足ボルトの雌ねじ側軸部を他側面へ挿通す
    る貫通穴および前記鍔部を埋設状態にして着脱自在に係
    止する嵌合部が設けられると共に、前記他側面には前記
    軸足ボルトの雌ねじ側を貫通穴から突出させる座ぐり部
    が設けられ、打設したコンクリートに固定されて躯体中
    に残されるプラグ本体と;前記座ぐり部から突出した雄
    ねじ部に螺合させることにより、座ぐり部に係止し前記
    軸足ボルトをプラグ本体に固定させるナットと;を備え
    たことを特徴としたセパレーター用プラグ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のセパレーター用プラグ装
    置において、前記軸足ボルトの雌ねじ側軸部分がコンク
    リートのかぶり厚さの増加量と略同じ長さだけ延長さ
    れ、かつ該軸足ボルトの延長量と略同一長さを有して前
    記プラグ本体の座ぐり部に連設される延長パイプを備え
    たことを特徴とするセパレーター用プラグ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のセパレーター用
    プラグ装置において、前記軸足ボルトを抜き取った後の
    貫通穴に嵌着する打込み栓を備えたことを特徴とするセ
    パレーター用プラグ装置。
  4. 【請求項4】 前記プラグ本体または延長パイプまたは
    打込み栓がそれぞれ陶土とアルミナの混合体である請求
    項1,2または3記載のセパレーター用プラグ装置。
JP1993074542U 1993-12-28 1993-12-28 セパレーター用プラグ装置 Expired - Lifetime JP2601222Y2 (ja)

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