JP2600553Y2 - カップ型容器の内面塗布装置 - Google Patents

カップ型容器の内面塗布装置

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JP2600553Y2 JP1993057503U JP5750393U JP2600553Y2 JP 2600553 Y2 JP2600553 Y2 JP 2600553Y2 JP 1993057503 U JP1993057503 U JP 1993057503U JP 5750393 U JP5750393 U JP 5750393U JP 2600553 Y2 JP2600553 Y2 JP 2600553Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、カップ型容器の内面に
塗布材を塗布する内面塗布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、即席麺を入れる発泡スチロール
製のカップ型容器は、それ自体に僅かながら通気性があ
るので、密閉状態においても、植物油で揚げられた乾燥
麺の酸化や具の吸湿などによる品質劣化が進行し、即席
麺の賞味期間を長く保つことができなかった。このため
出願人は、即席麺の賞味期間を長く保つと共に、製造直
後の美味しさを長期間にわたって保って商品品質を著し
く高めるために、カップ型容器の内面に樹脂皮膜をコー
ティングするカップ型容器の内面塗布装置を提供した
(特開平1−281164〜6号,同281170号,
同299661号公報参照)。
【0003】これらは、カップ型容器の供給位置からそ
の内面を塗布する塗布機が設置された塗布位置に向かっ
て走行するコンベアの駆動チェーンに連結して牽引され
る各治具の左右両側に、コンベアの左右両側から供給さ
れるカップ型容器をその底部側から挿入して嵌装される
一対のカップホルダが形成され、当該治具の表面から前
記カップホルダの底部に夫々貫通する一対の通気孔が形
成されて成る。また、コンベアの上方には、カップ型容
器の供給位置で前記治具の各通気孔に対向する吸引開口
部を形成した減圧カバーが、コンベアに対し所定間隔で
配設されている。
【0004】この内面塗布装置によりカップ型容器を塗
布する場合、まず、カップ型容器の供給位置で、左右の
各カップホルダにカップ型容器をその底部側から挿入
し、前記減圧カバーで通気孔から空気を吸引することに
よりカップ型容器をカップホルダに吸引嵌装させ、塗装
位置において塗装した後、次の工程へ移送する。
【0005】なお、この場合において、塗装機の目詰ま
り等により塗装不良を起こしたときは、カップ型容器の
品質を維持するため廃棄処分とすることとしているが、
塗装を終了した製品の中から塗装不良の製品を選別する
のは非常に困難である。そこで、本出願人は、塗装機の
噴霧状態をモニタするセンサを左右の塗装機ごとに設け
ると共に、塗装位置の後段に、前記治具の各通気孔に対
向する圧縮空気供給口を形成した加圧カバーを設け、前
記センサの検出信号に基づいて噴霧状態が不良と判断さ
れたときに、圧縮空気供給パイプから左右の通気孔に個
別に圧縮空気を供給して、塗装不良となった製品を自動
的に選別して脱落させることができる内面塗布装置を試
作した。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
右側のカップホルダに嵌装されたカップ型容器が塗装不
良であった場合に、そのカップ型容器のみを脱落させよ
うとして、右側の圧縮空気供給口から右側の通気孔に圧
縮空気を供給すると、圧縮空気供給口と通気孔の開口部
は所定間隔離れて対向しているため、圧縮空気供給口か
ら噴射された圧縮空気が拡がってその余剰分が左側の通
気孔に流入し、左側のカップホルダに嵌装された塗装不
良でないカップ型容器まで脱落させてしまうという新た
な問題が判明した。そこで、本考案は、圧縮空気を供給
して一方側のカップホルダに嵌装された塗装不良のカッ
プ型容器を脱落させる場合に、他方側のカップホルダに
嵌装された塗装不良でないカップ型容器を脱落させない
ようにすることを技術的課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本考案は、カップ型容器の供給位置からその内面を
塗布する塗布機が設置された塗布位置に向かって走行す
るコンベア駆動チェーンに連結して牽引される各治具
に、コンベアの左右両側から供給されるカップ型容器を
その底部側から挿入して嵌装させる左右一対のカップホ
ルダが形成され、当該治具の表面から前記カップホルダ
の底部に夫々貫通する左右一対の通気孔が形成されたカ
ップ型容器の内面塗布装置において、前記塗布機の噴霧
状態の良・不良をモニタするセンサの出力信号に基づき
一方側のカップホルダに嵌装されたカップ型容器が塗布
不良と判断されたときに、当該カップホルダに連通する
通気孔に対して個別に圧縮空気を供給してそのカップ型
容器を脱落させる左右一対の圧縮空気供給口が、塗布位
置の後段に開口形成されると共に、前記治具の左右通気
孔の各開口部の間又は左右一対の前記圧縮空気供給口の
間に、前記一方側の圧縮空気供給口から噴出された圧縮
空気の余剰分のうち他方側の通気孔に侵入しようとする
流れを阻止する障壁が形成されたことを特徴とする。
【0008】
【作用】本考案によれば、例えば右側のセンサから噴霧
状態が不良である旨検出されると、塗布不良となったカ
ップ型容器を嵌装している右側のカップホルダの通気孔
に対し、右側の圧縮空気供給口から圧縮空気が噴出さ
れ、当該カップ型容器がカップホルダから脱落される。
このとき、右側の圧縮空気供給口から噴出された圧縮空
気の全てが右側の通気孔に流入するのではなく、余剰分
がその周囲に流出することとなるが、左右通気孔の各開
口部の間又は左右一対の前記圧縮空気供給口の間には障
壁が形成されており、左側の通気孔内に向かおうとする
流れが阻止されるので、左側のカップホルダに嵌装され
た塗装不良でないカップ型容器が脱落することなく、右
側のカップホルダに嵌装された塗装不良のカップ型容器
のみが脱落する。
【0009】
【実施例】以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて
具体的に説明する。図1は本考案に係る内面塗布装置の
一例を示す正面図、図2はその全体を示す平面図、図3
及び図4は他の実施例を示す正面図である。
【0010】本例に示す内面塗布装置1は、左右一対の
エアシュート2R,2Lから送られてくる発泡スチロー
ル製のカップ型容器3,3・・・を、二台のインデック
スマシン4R,4Lで次々に供給位置X−Xに供給する
と共に、各供給位置X−Xに供給されたカップ型容器
3,3を、コンベア5により塗布位置Y−Yに移送して
当該塗布位置Y−Yに設置された塗布機6R,6Lで内
面塗布するように成され、塗布機6R,6Lは、カップ
型容器3,3の底面3aの中心から半径方向に沿ってそ
の開口部周縁3bに至る範囲に拡がるパターンで樹脂液
を噴霧する。
【0011】コンベア5の駆動チェーン7には、当該チ
ェーン7によって牽引される治具8,8・・・が連結さ
れ、各治具8には、インデックスマシン4R,4Lによ
って供給されるカップ型容器3,3をその底部側から挿
入して嵌装させ得る左右一対のカップホルダ9R,9L
が取り付けられると共に、カップ型容器3,3の挿脱を
行うための左右一対の通気孔10R,10Lが治具8の
表面からカップホルダ9R,9Lの底部に貫設されてい
る。
【0012】また、コンベア5の上方には、前記供給位
置X−Xでインデックスマシン4R,4Lから供給され
るカップ型容器3をカップホルダ9R,9L内に吸引し
て嵌装させる左右一対の吸引口(図示せず)が形成され
た減圧カバーC1 が設けられ、塗布位置Y−Yより後段
の所定の位置Z−Zには、左右の通気孔10R,10L
に対し個別に圧縮空気を供給して塗布不良のカップ型容
器3を選別し脱落させる左右一対の圧縮空気供給口11
R,11Lが形成された加圧カバーC2 が設けられてい
る。
【0013】そして、前記治具8には、左右の通気孔1
0R,10Lの各開口部の間に、例えば右側(一方側)
の圧縮空気供給口11Rから噴出された圧縮空気の余剰
分が左側(他方側)の通気孔10Lに侵入しないように
その流れを阻止する障壁12が形成されると共に、前記
減圧カバーC1 及び加圧カバーC2 には、コンベア5の
走行に伴って移動する前記障壁12を通過させる凹溝1
3が形成されている。
【0014】なお、カップホルダ9R,9Lは、前記治
具8に対して回動自在に取り付けられたローラ14R,
14Lの側面に固着され、当該ローラ14R,14Lを
コンベア1に並設された無端ベルト15により回転させ
ることにより前記ホルダ9R,9Lに装着されたカップ
型容器3,3を塗布位置Y−Yで高速回転させるように
成されている。
【0015】16R,16Lは、塗布機6R,6Lの側
面側かカップ型容器3の底面3aの中心から半径方向に
沿ってその開口部周縁3bに拡がる噴霧パターンPを検
出するCCDカメラ等の光学センサであって、夫々制御
装置17R,17Lに接続されている。制御装置17
R,17Lは、検出された噴霧パターンPが塗布不良を
生じない許容範囲であるか否かを判別し、許容範囲を逸
脱したときに異常信号が出力され、警報ランプを点滅さ
せたりアラームを鳴らしたりして、噴霧パターンが異常
である旨を作業者に知らせると共に、塗布不良のカップ
型容器3が選別位置Z−Zに到来したときに、加圧カバ
ーC2 に接続された加圧空気供給源18R,18Lを作
動させて、塗布不良を生じた側の圧縮空気供給口11
R,11Lに個別に圧縮空気が供給される。
【0016】以上が本考案の一例構成であって、次にそ
の作用について説明する。カップ型容器3が左右のカッ
プホルダ9R,9Lに嵌装されてコンベア5で塗布位置
Y−Yまで搬送されてくるたびに塗布機6R,6Lから
樹脂液を噴霧して内面塗布を行うと同時に、センサ16
R,16Lで塗布機6R,6Lの噴霧状態をモニタす
る。
【0017】そして、例えば右側の塗布機6Rが目詰ま
りを起こして、その噴霧パターンPが許容範囲を逸脱す
ると、センサ16Rの検出信号に基づいて制御装置17
Rから異常信号が出力され、警報ランプを点滅させた
り、アラームを鳴らしたりして、噴霧パターンが異常で
ある旨を作業者に知らせると共に、異常信号が出力され
たカップ型容器3がコンベア5で搬送されて選別位置Z
−Zに到来したときに、加圧空気供給源18Rを作動さ
せて加圧カバーC2 の圧縮空気供給口11Rから通気孔
10Rに圧縮空気を供給させ、カップホルダ9Rに嵌装
されている塗布不良のカップ型容器3を脱落させる。
【0018】このとき、治具8に形成された障壁12
が、加圧カバーC2 に形成された凹溝13内を通過し、
治具8と加圧カバーC2 との間に形成される隙間は障壁
12及び凹溝13に沿って折曲されることとなるので、
通気孔10R,10L間の流路抵抗が大きくなり、両者
間で空気が流れ難くなる。したがって、右側の圧縮空気
供給口11Rから供給された圧縮空気の余剰分は、左側
の通気孔10Lに向かおうとする流れが阻止されて、治
具8と加圧カバーC2 との間の隙間を通って流路抵抗の
小さい方へ流れ、障壁12のない前後方向もしくは障壁
12の反対側へ流出されるので、左側のカップホルダ9
Lに嵌装されたカップ型容器3が脱落することはない。
【0019】なお、本例において障壁12は、治具8に
形成する場合に限らず、図3に示すように加圧カバーC
2 の圧縮空気供給口11R,11Lの間に形成する場合
であってもよく、この場合は、障壁12が通過する凹溝
13を治具8の各通気孔10R,10Lの間に形成して
もよい。また、圧縮空気供給口11R,11Lは加圧カ
バーC2 に形成する場合に限らず、図4に示すように、
通気孔10R,10Lと対向する位置に並設した二本の
パイプの先端開口部であってもよく、この場合は、障壁
12を通過させるための凹溝を形成する必要がない。
【0020】図5は、本考案に係る他の内面塗布装置の
要部を示す正面図であって、本例では、治具8の左右通
気孔10R,10Lの各開口部の間に、例えば右側(一
方側)の圧縮空気供給口11Rから噴出された圧縮空気
の余剰分のうち左側(他方側)の通気孔10Lに侵入し
ようとする流れを他の方向へ逃がす凹部19が、例えば
通気孔10R,10Lの開口部周縁に環状の凸部20
R,20Lを形成して治具8の表面を相対的に凹ませる
ことにより形成され、圧縮空気の余剰分を凹部19の表
面に沿って治具8の外側へ向かって流出させるようにな
されている。
【0021】そして、右側のセンサ16Rの検出信号に
基づいて、右側の圧縮空気供給口11Rから圧縮空気が
噴出され、塗布不良のカップ型容器3が脱落する。この
とき、圧縮空気の余剰分が右側の凸部20Rを超えてそ
の周囲に流出したとしても、左側の通気孔10Lの周縁
には環状の凸部20Lが形成されているので、余剰分の
流れは通気孔10L内には向かわず、凹部19に沿って
治具8の外側へ向かって流出される。したがって、前例
と同様に左側のカップホルダ9Lに嵌装された塗布不良
でないカップ型容器3が脱落することはない。
【0022】なお、凹部19は、通気孔10R,10L
の開口部周縁に環状の凸部20R,20Lを形成するこ
とにより治具8の表面を相対的に凹ませる場合に限ら
ず、図6に示すようにスリット状の溝を形成する場合で
あってもよい。この場合は、右側(一方側)の圧縮空気
供給口11Rから噴出された圧縮空気の余剰分が、その
溝状の凹部19内に流入して逃がされるので、左側(他
方側)の通気孔10L内には流入せず、やはり、塗布不
良でないカップ型容器3を脱落させずに、塗布不良のカ
ップ型容器3のみを脱落させることができる。
【0023】
【考案の効果】以上述べたように、本考案によれば、塗
装不良のカップ型容器を脱落させようとして一方側の圧
縮空気供給口から圧縮空気を噴出させた場合に、その余
剰分のうち他方側の通気孔に侵入しようとする流れが障
壁により阻止されるので、他方側のカップホルダに嵌装
された塗装不良でないカップ型容器を脱落させることは
なく、一方側のカップホルダに嵌装された塗布不良のカ
ップ型容器のみを確実に脱落させることができるという
非常に優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るカップ型容器の内面塗布装置の要
部を示す正面図。
【図2】その全体を示す平面図。
【図3】他の実施例の要部を示す正面図。
【図4】他の実施例の要部を示す正面図。
【図5】本考案に係る他のカップ型容器の内面塗布装置
の要部を示す正面図。
【図6】他の実施例の要部を示す正面図。
【符号の説明】
1・・・・・・・内面塗布装置 3・・・・・・・カップ型容器 5・・・・・・・コンベア 6R,6L・・・塗布機 7・・・・・・・駆動チェーン 8・・・・・・・治具 9R,9L・・・カップホルダ 10R,10L・・通気孔 11R,11L・・圧縮空気供給口 12・・・・・・・障壁 16R,16L・・センサ 19・・・・・・・凹部 X・・・・・・・カップ型容器の供給位置 Y・・・・・・・カップ型容器の塗布位置 Z・・・・・・・カップ型容器の選別位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−281164(JP,A) 特開 平1−281165(JP,A) 特開 平1−281166(JP,A) 特開 平1−281170(JP,A) 特開 平1−299661(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B05B 13/06

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カップ型容器の供給位置(X)からその
    内面を塗布する塗布機(6R, 6L)が設置された塗布位置
    (Y)に向かって走行するコンベア(5)駆動チェーン
    (7)に連結して牽引される各治具(8)に、コンベア
    (5)の左右両側から供給されるカップ型容器(3)を
    その底部側から挿入して嵌装させる左右一対のカップホ
    ルダ(9R, 9L)が形成され、当該治具(8)の表面から前
    記カップホルダ(9R, 9L)の底部に夫々貫通する左右一対
    の通気孔(10R, 10L)が形成されたカップ型容器の内面塗
    布装置において、前記塗布機(6R, 6L)の噴霧状態の良・
    不良をモニタするセンサ(16R, 16L)の出力信号に基づき
    一方側のカップホルダ(9R又は9L)に嵌装されたカップ
    型容器が塗布不良と判断されたときに、当該カップホル
    ダに連通する通気孔(10R又は10L)に対して個別に圧縮空
    気を供給してそのカップ型容器を脱落させる左右一対の
    圧縮空気供給口(11R, 11L)が、塗布位置(Y)の後段に
    開口形成されると共に、前記治具(8)の左右通気孔(1
    0R, 10L)の各開口部の間又は左右一対の前記圧縮空気供
    給口(11R, 11L)の間に、前記一方側の圧縮空気供給口(1
    1R又は11L)から噴出された圧縮空気の余剰分のうち他方
    側の通気孔(10L又は10R)に侵入しようとする流れを阻止
    する障壁(12)が形成されたことを特徴とするカップ型
    容器の内面塗布装置。
  2. 【請求項2】 カップ型容器の供給位置(X)からその
    内面を塗布する塗布機(6R, 6L)が設置された塗布位置
    (Y)に向かって走行するコンベア(5)駆動チェーン
    (7)に連結して牽引される各治具(8)に、コンベア
    (5)の左右両側から供給されるカップ型容器(3)を
    その底部側から挿入して嵌装させる左右一対のカップホ
    ルダ(9R, 9L)が形成され、当該治具(8)の表面から前
    記カップホルダ(9R, 9L)の底部に夫々貫通する左右一対
    の通気孔(10R, 10L)が形成されたカップ型容器の内面塗
    布装置において、前記塗布機(6R, 6L)の噴霧状態の良・
    不良をモニタするセンサ(16R, 16L)の出力信号に基づき
    一方側のカップホルダ(9R又は9L)に嵌装されたカップ
    型容器が塗布不良と判断されたときに、当該カップホル
    ダに連通する通気孔(10R又は10L)に対して個別に圧縮空
    気を供給してそのカップ型容器を脱落させる左右一対の
    圧縮空気供給口(11R, 11L)が、塗布位置(Y)の後段に
    開口形成されると共に、前記治具(8)には、左右通気
    孔(10R, 10L)の各開口部の間に、前記一方側の圧縮空気
    供給口(11R又は11L)から噴出された圧縮空気の余剰分の
    うち他方側の通気孔(10L又は10R)に侵入しようとする流
    れを別の方向へ逃がす凹部(19)を形成したことを特徴
    とするカップ型容器の内面塗布装置。
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