JP2600443Y2 - 可動部の故障または寿命を表示するオートハンドラ - Google Patents

可動部の故障または寿命を表示するオートハンドラ

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JP2600443Y2
JP2600443Y2 JP1993026831U JP2683193U JP2600443Y2 JP 2600443 Y2 JP2600443 Y2 JP 2600443Y2 JP 1993026831 U JP1993026831 U JP 1993026831U JP 2683193 U JP2683193 U JP 2683193U JP 2600443 Y2 JP2600443 Y2 JP 2600443Y2
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浩人 内山
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  • Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
  • Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、可動部の故障または
寿命を表示するオートハンドラについてのものである。
【0002】
【従来の技術】次に、従来のオートハンドラの構成を図
6により説明する。図6の1は可動部品、2は駆動回
路、3は検出手段、4Aは時間算出手段、5Aはメモ
リ、7Aは警報判断手段である。また、図6の10は表
示器、11は可動部、12は入力手段である。
【0003】オートハンドラでは、図6に示されるよう
にモータやシリンダなどの可動部品1がP1 からPn ま
でn個配置されている。各可動部品1は可動部11を動
作させるためのものであり、図6ではB1 からBn まで
n個ある。図6の可動部B1はオートハンドラでは例え
ば、「シャトル」と呼ばれる往復搬送機構であり、モー
タP1 が回転して往復搬送機構B1 はICをある位置か
ら別の位置に移動させる。
【0004】駆動回路2は駆動信号21を各可動部品1
に送出し、可動部11を動作させる。検出手段3は可動
部11の動作完了位置を検出する。B1 からBn までの
可動部11に対応して、検出手段3はK1 からKn まで
n個配置される。検出手段3は例えば、光検出器やマイ
クロスイッチであり、前述のシャトルではICの搬送台
が光検出器を遮光することにより、動作完了位置での動
作完了が確認できる。
【0005】図6では、制御部30は時間算出手段4A
とメモリ5Aと警報判断手段7Aで構成される。時間算
出手段4Aには駆動回路2から所定可動部品1の動作開
始信号22が送出され、検出手段3から動作完了信号3
1が送出される。例えば、可動部品P1 の動作開始信号
22が時間算出手段4Aに送出されると、可動部B1の
動作完了位置での検出手段K1 が動作完了信号31を時
間算出手段4Aに送出する。
【0006】時間算出手段4Aは内部にもつタイマで、
動作開始信号22から動作完了信号31までの可動部1
1の動作所要時間Tを算出する。時間算出手段4Aで算
出された動作所要時間Tは警報判断手段7Aに送出され
る。
【0007】時間算出手段4Aに動作開始信号22が送
出され、動作シーケンスに沿った動作完了信号31が時
間算出手段4Aに送出されないときは、時間算出手段4
Aは所定可動部11の動作を停止する停止信号42を駆
動回路2に送出する。
【0008】メモリ5Aには、各可動部11での動作所
要時間Tの許容値L0 が格納されている。許容値L0 は
例えば、キーボード12などの入力手段12でメモリ5
Aに書き込まれる。
【0009】警報判断手段7Aは、動作所要時間Tが入
力され、メモリ5Aから所定可動部11の許容値L0 を
読み込む。警報判断手段7Aは実測値Dと許容値L0 を
比較する。比較した結果がD≦L0 の場合、警報判断手
段7Aは正常と判断し、次の可動部品1を駆動する判定
信号71を駆動回路2に送出する。比較した結果がD>
L0 の場合警報判断手段7Aは所定可動部11が異常状
態と判断し、駆動回路2に所定可動部品1の駆動を停止
する判定信号71を送出すると共に、所定可動部11の
警報情報72を表示器10に送出する。
【0010】図7は図6の表示器10に表示される警報
情報72の一例である。図6に示される警報情報72は
オートハンドラが稼動中に異常個所を表示する。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】図6のメモリ5Aに格
納される許容値L0 は経験値となるため、可動部品1や
可動部11のばらつきを考慮しない値を設定してしまう
おそれがある。許容値L0 を大きめに設定しておくと、
故障が発生した場合の時間的損失が大きくなる。
【0012】また、可動部品1や可動部11は経年変化
すると実測値Dは大きくなる傾向がある。例えば、モー
タで可動部11を駆動する場合には、動力伝達にベルト
を使用すると、経年変化でベルトとプーリに滑りが生
じ、動作所要時間Tが長くなる。可動部品にエアシリン
ダを使用した場合は、潤滑油が消耗してくるとピストン
ロッドの移動速度が遅くなり、動作所要時間Tが長くな
る。
【0013】経年変化により可動部11の動作所要時間
Tが許容値L0 を超えたときは、保守または部品を交換
すればよい。しかし、図6の構成では、警報判断手段7
Aは故障と経年変化を区別できないという問題がある。
【0014】第1の考案は、時間算出手段で得られた動
作所要時間の実測値を第1のメモリに書き込み、第1の
メモリは直近の実測値を定数格納し、演算手段は第1の
メモリから定数の実測値を読み込み、標準偏差値を算出
して動作所要時間の許容値とし、警報判断手段は時間算
出手段から動作所要時間が入力され、演算手段から許容
値を読み込み、動作所要時間が許容値を超えた場合は所
定可動部品の駆動を停止するとともに警報情報を表示器
に表示するオートハンドラの提供を目的とする。
【0015】第2の考案は、第2のメモリには許容値が
書き込まれ、第3のメモリには各可動部の寿命値が格納
され、寿命比較手段は第2のメモリから所定可動部の許
容値を読み込み、第3のメモリから所定可動部の寿命値
を読み込み、許容値と寿命値を比較し、許容値が寿命値
を超えた場合は所定可動部品の駆動を停止するとともに
寿命情報を表示器に表示するオートハンドラの提供を目
的とする。
【0016】第3の考案は、寿命比較手段は第2のメモ
リから所定可動部の許容値を読み込み、第3のメモリか
ら所定可動部の寿命値を読み込み、許容値と寿命値を比
較し、全可動部の寿命情報を表示器に表示するオートハ
ンドラの提供を目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、第1の考案では、各可動部11は対応する可動部品
1で駆動し、駆動回路2は各可動部品1に駆動信号21
を送出し、検出手段3は各可動部11の動作完了位置を
検出して動作完了信号31を送出するオートハンドラに
おいて、駆動回路2から所定可動部品1の動作開始信号
22が送出され、検出手段3から動作完了信号31が送
出され、動作開始信号22と動作完了信号31から各可
動部11の動作所要時間Tを算出する時間算出手段4
と、所定可動部11の動作所要時間Tの実測値Dが書き
込まれ、実測値Dは定数A分格納され、定数Aを超えて
実測値Dが書き込まれると、書込順位の一番古い実測値
Dは消去されるメモリ5と、メモリ5の実測値Dが読み
込まれ、実測値Dの平均値μと標準偏差σを算出し、μ
+3σの値を各可動部11の動作所要時間Tの許容値L
として演算する演算手段6と、時間算出手段4の動作所
要時間Tが入力され、演算手段6の許容値Lが入力さ
れ、D≦Lの場合は次の可動部品1を駆動する判定信号
71を駆動回路2に送出し、D>Lの場合は所定可動部
品1の駆動を停止する判定信号71を駆動回路2に送出
するとともに、所定可動部11の警報情報72を表示器
10に送出する警報判断手段7とを備える。
【0018】第2の考案では、メモリ8Aは演算手段6
の許容値Lが書き込まれ、メモリ8Bは各可動部11の
保守または部品交換となる動作所要時間Tの寿命値Jが
格納され、寿命比較手段9はメモリ8Aの許容値Lが読
み込まれ、メモリ8Bの寿命値Jが読み込まれ、所定可
動部11の許容値Lと所定可動部11の寿命値Jを比較
し、L>Jの場合は所定可動部品1の駆動を停止する停
止信号92を駆動回路2に送出するとともに所定可動部
11の寿命情報91を表示器10に送出する。
【0019】第3の考案では、寿命比較手段9はメモリ
8Aの許容値Lとメモリ8Bの寿命値Jを読み込み、所
定可動部11の許容値Lと所定可動部11の寿命値Jを
比較し、全可動部11の寿命情報91を表示器10に送
出する。
【0020】
【作用】次に、この考案によるオートハンドラの構成を
図1により説明する。図1の4は時間算出手段、5はメ
モリ、6は演算手段、7は警報判断手段、8Aと8Bは
メモリ、9は寿命比較手段である。図1は図6の構成に
演算手段6とメモリ8A・8Bと寿命比較手段9を追加
したものである。
【0021】図1では、図6の制御部30以外の構成と
作用は技術的に同じであるので、以下は、制御部20を
中心に説明する。制御部20は時間算出手段4とメモリ
5・8A・8Bと演算手段6と警報判断手段7と寿命比
較手段9で構成される。
【0022】メモリ5には、所定可動部11の動作所要
時間Tの実測値Dが時間算出手段4から書き込まれる。
実測値Dは定数A分だけメモリ5に格納され、定数Aを
超えて実測値Dがメモリ5に書き込まれると、書込順位
の一番古い実測値Dはメモリ5から消去される。
【0023】演算手段6は、メモリ5の実測値Dを定数
A分読み込む。演算手段6は実測値Dの平均値μと標準
偏差σを算出し、μ+3σの値を所定可動部11の動作
所要時間Tの許容値Lとして演算する。
【0024】警報判断手段7は時間算出手段4の実測値
Dが入力され、演算手段6の許容値Lが入力される。警
報判断手段7は実測値Dと許容値Lを比較し、D>Lの
場合は駆動回路2に所定可動部品1の駆動を停止する判
定信号71を送出するとともに、所定可動部11の警報
情報72を表示器10に送出する。
【0025】メモリ8Aには演算手段6の許容値Lが書
き込まれ、メモリ8Bには各可動部11の保守または部
品交換となる寿命値Jが格納される。
【0026】寿命比較手段9はメモリ8Aの許容値Lを
読み込み、メモリ8Bの寿命値Jを読み込む。寿命比較
手段9は所定可動部11の許容値Lと所定可動部11の
寿命値Jを比較し、L>Jの場合は所定可動部品1の駆
動を停止する停止信号92を駆動回路2に送出するとと
もに所定可動部11の寿命情報91を表示器10に送出
する。
【0027】次に、第1の考案による図1の動作を図2
のフローチャートにより説明する。なお、図1のメモリ
5にはテストランにより実測値Dが定数A分格納されて
いるものとする。
【0028】図2のステップ101では、演算手段6は
メモリ5の実測値Dを定数A分読み込む。ステップ10
2では、演算手段6は実測値Dから許容値Lを算出し、
警報判断手段7に許容値Lを送出する。
【0029】ステップ103では、駆動回路2は動作開
始信号22を時間算出手段4に送出する。ステップ10
4では、時間算出手段4は動作所要時間Tを警報判断手
段7に送出する。
【0030】ステップ105では、時間算出手段4で動
作完了信号31を確認する。ステップ105で、動作完
了信号31が確認された場合は、ステップ106に進
む。
【0031】ステップ106では、警報判断手段7は動
作所要時間Tと許容値Lを比較する。ステップ107で
は、ステップ106の比較結果がT≦Lの場合はステッ
プ108に進む。ステップ108では、時間算出手段4
は所定可動部品1の動作を停止する動作終了信号41を
駆動回路2に送出する。ステップ109では、警報判断
手段7は時間送出手段4に動作所要時間Tを実測値Dと
してメモリ5に書込を指令し、所定可動部品1の動作を
終了する。
【0032】ステップ105で、動作完了信号31が確
認されない場合は、ステップ110に進む。また、ステ
ップ107でT>Lの場合はステップ110に進む。ス
テップ110では、警報判断手段7は次の可動部品1の
動作を停止する判定信号71を駆動回路2に送出する。
ステップ111では警報判断手段7は所定可動部11の
警報情報72を表示器10に送出する。ステップ112
では表示器10は警報情報72を表示する。
【0033】次に、第2の考案による図1の動作を図3
のフローチャートにより説明する。図3のステップ20
1では、演算回路6はメモリ5の直近の実測値Dを定数
A分読み込む。ステップ202では、演算回路6は許容
値Lを算出し、許容値Lをメモリ8Aに書き込む。ステ
ップ203では、寿命比較手段9はメモリ8Aの許容値
Lとメモリ8Bの寿命値Jを読み込み、許容値Lと寿命
値Jを比較する。
【0034】ステップ204で、L≦Jの場合は所定可
動部品1の動作を終了し、L>Jの場合はステップ20
5に進む。ステップ205では寿命比較手段9は次の可
動部品1の動作を停止する停止信号92を駆動回路2に
送出する。
【0035】ステップ206では、寿命比較手段9は所
定可動部11の寿命情報91を表示器10に送出する。
ステップ207では表示器10は寿命情報91を表示す
る。
【0036】次に、第3の考案による図1の動作を図4
のフローチャートにより説明する。第1の考案と第2の
考案はオートハンドラが稼動中の情報を提示するのに対
し、第3の考案はオートハンドラの寿命個所を点検する
のに使用される。
【0037】図4のステップ301では、寿命比較手段
9はメモリ8Aの許容値Lとメモリ8Bの寿命値Jを読
み込み、全稼動部11の許容値Lと寿命値Jを比較す
る。ステップ302で、各稼動部11がL≦Jのとき
は、寿命比較手段9は第1の寿命情報を表示器10に表
示する。
【0038】ステップ303では、所定稼動部11の比
較結果がL>Jであり、寿命比較手段9は第2の寿命情
報を表示器10に表示する。
【0039】図5は第3の考案による表示器10の表示
例である。図5アはステップ302での第1の寿命情報
例であり、図5イはステップ303での第2の寿命情報
例である。なお、第1の考案によるステップ112の警
報情報例は図7と同じものであり、第2の考案によるス
テップ207の寿命情報例は図5イに示されるものと同
じである。
【0040】
【実施例】次に、第1から第3の考案の作用を実施例に
より説明する。図1の時間算出手段4で発生する動作所
要時間Tをデータとみた場合、動作所要時間Tは管理さ
れたデータとして分布する。一般に、工程が安定状態に
あると、計量値の場合は正規分布になることが知られて
いる。正規分布曲線を標準偏差σで区切ると、±3σ内
のデータの発生する確率は99.7%である。
【0041】図1のメモリ5には、所定稼動部11の動
作所要時間Tの実測値Dが格納されている。格納された
実測値Tを 515、 509、 507、 529、 521msとすると、
平均値μは 516.2msとなり、標準偏差σは8.06となる。
演算手段6ではμ+3σを算出するので許容値L=μ+
3σ= 540msを警報判断手段7に送出し、動作所要時間
Tと比較する。
【0042】図1では、許容値Lの標準偏差を算出して
動作所要時間Tと比較しているので、動作所要時間Tの
データの発生確率99.7%で動作所要時間Tを許容するこ
とができる。また、逐次実測値Dをメモリ5に書き換え
ているので、稼動部11の経年変化にも追従することが
できる。さらに、メモリ8Bに書き込まれた各稼動部1
1の寿命値Jと許容値Lを比較しているので、稼動部品
1または稼動部11が故障か寿命(交換時期)かを区別
することができる。さらに、装置を稼動することなく、
稼動部品1または稼動部11の寿命個所を点検できる。
【0043】
【考案の効果】第1の考案は、時間算出手段で得られた
動作所要時間の実測値を第1のメモリに書き込み、第1
のメモリは直近の実測値を定数格納し、演算手段は第1
のメモリから定数の実測値を読み込み、標準偏差値を算
出して動作所要時間の許容値とし、警報判断手段は時間
算出手段から動作所要時間が入力され、演算手段から許
容値を読み込み、動作所要時間が許容値を超えた場合は
所定可動部品の駆動を停止するとともに警報情報を表示
器に表示すので、動作所要時間Tを適切に許容でき、動
作所要時間Tの経年変化にも追従できる。
【0044】第2の考案は、第2のメモリには許容値が
書き込まれ、第3のメモリには各可動部の寿命値が格納
され、寿命比較手段は第2のメモリから所定可動部の許
容値を読み込み、第3のメモリから所定可動部の寿命値
を読み込み、許容値と寿命値を比較し、許容値が寿命値
を超えた場合は所定可動部品の駆動を停止するとともに
寿命情報を表示器に表示するので故障と経年変化を区別
できる。
【0045】第3の考案は、寿命比較手段は第2のメモ
リから所定可動部の許容値を読み込み、第3のメモリか
ら所定可動部の寿命値を読み込み、許容値と寿命値を比
較し、全可動部の寿命情報を表示器に表示するので、装
置を稼動することなく、稼動部品1または稼動部11の
寿命個所を点検できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案によるオートハンドラの構成図であ
る。
【図2】第1の考案による図1のフローチャートであ
る。
【図3】第2の考案による図1のフローチャートであ
る。
【図4】第3の考案による図1のフローチャートであ
る。
【図5】第3の考案による表示器10の表示例の図であ
る。
【図6】従来のオートハンドラの構成図である。
【図7】図6の表示器10に表示される警報情報72の
一例の図である。
【符号の説明】
1 可動部品 2 駆動回路 3 検出手段 4 時間算出手段 5 メモリ 6 演算手段 7 警報判断手段 8A メモリ 8B メモリ 9 寿命比較手段 10 表示器 11 可動部 21 駆動信号 22 動作開始信号 31 動作完了信号 71 判定信号 72 警報情報 91 寿命情報 92 停止信号

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各可動部(11)は対応する可動部品(1) で
    駆動し、駆動回路(2) は各可動部品(1) に駆動信号(21)
    を送出し、検出手段(3) は各可動部(11)の動作完了位置
    を検出して動作完了信号(31)を送出するオートハンドラ
    において、 駆動回路(2) から所定可動部品(1) の動作開始信号(22)
    が送出され、検出手段(3) から動作完了信号(31)が送出
    され、動作開始信号(22)と動作完了信号(31)から各可動
    部(11)の動作所要時間Tを算出する時間算出手段(4)
    と、 所定可動部(11)の動作所要時間Tの実測値Dが書き込ま
    れ、実測値Dは定数A分格納され、定数Aを超えて実測
    値Dが書き込まれると、書込順位の一番古い実測値Dは
    消去される第1のメモリ(5) と、 第1のメモリ(5) の実測値Dが読み込まれ、実測値Dの
    平均値μと標準偏差σを算出し、μ+3σの値を各可動
    部(11)の動作所要時間Tの許容値Lとして演算する演算
    手段(6) と、 時間算出手段(4) の動作所要時間Tが入力され、演算手
    段(6)の許容値Lが入力され、D≦Lの場合は次の可動
    部品(1) を駆動する判定信号(71)を駆動回路(2) に送出
    し、D>Lの場合は所定可動部品(1) の駆動を停止する
    判定信号(71)を駆動回路(2) に送出するとともに、所定
    可動部(11)の警報情報(72)を表示器(10)に送出する警報
    判断手段(7) とを備えることを特徴とする可動部の故障
    を表示するオートハンドラ。
  2. 【請求項2】 第2のメモリ(8A)は演算手段(6) の許容
    値Lが書き込まれ、第3のメモリ(8B)は各可動部(11)の
    保守または部品交換となる動作所要時間Tの寿命値Jが
    格納され、寿命比較手段(9) は第2のメモリ(8A)の許容
    値Lと第3のメモリ(8B)の寿命値Jを読み込み、所定可
    動部(11)の許容値Lと所定可動部(11)の寿命値Jを比較
    し、L>Jの場合は所定可動部品(1) の駆動を停止する
    停止信号(92)を駆動回路(2) に送出するとともに所定可
    動部(11)の寿命情報(91)を表示器(10)に送出することを
    特徴とする請求項1記載の可動部の寿命を表示するオー
    トハンドラ。
  3. 【請求項3】 寿命比較手段(9) は第2のメモリ(8A)の
    許容値Lと第3のメモリ(8B)の寿命値Jを読み込み、所
    定可動部(11)の許容値Lと所定可動部(11)の寿命値Jを
    比較し、全可動部(11)の寿命情報(91)を表示器(10)に送
    出することを特徴とする請求項2記載の可動部の寿命を
    表示するオートハンドラ。
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