JP2600376Y2 - プロッタにおける用紙検出装置 - Google Patents

プロッタにおける用紙検出装置

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JP2600376Y2
JP2600376Y2 JP1993066801U JP6680193U JP2600376Y2 JP 2600376 Y2 JP2600376 Y2 JP 2600376Y2 JP 1993066801 U JP1993066801 U JP 1993066801U JP 6680193 U JP6680193 U JP 6680193U JP 2600376 Y2 JP2600376 Y2 JP 2600376Y2
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裕司 吉野
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Mutoh Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ペーパームービングタ
イプ(用紙駆動型)あるいは、フラットベッドタイプの
プロッタにおける用紙検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開平3−221496号公報に
示すように、画線ヘッドに光反射型の光学的物体検出セ
ンサを取り付け、画線ヘッドの移動によって、作図面上
の用紙を前記センサによって無接触で走査し、該センサ
によって用紙のエッジを検出して、コントローラによ
り、用紙のサイズを認識するようにしたプロッタが知ら
れている。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】作図面上の用紙は、
巻きぐせがついている等の理由により、作図面からエッ
ジが浮き上がっている場合がある。この場合、センサと
用紙との間隔が変わってしまう。センサの反応は検出物
との距離に影響されるので、センサの用紙エッジの検出
精度が悪化してしまうことがある。本考案は、この問題
点を解決することを目的とするものである。
【0004】
【問題点を解決する手段】上記目的を達成するため、本
考案は、画線ヘッド2の底部に、作画面4に所定間隔を
存して対向するように光反射型の物体検出センサ20を
配設し、該物体検出センサ20で作図面4上の用紙6を
少なくとも1軸方向に無接触で走査して前記用紙6のエ
ッジを検出するようにしたプロッタにおける用紙検出装
置において、前記画線ヘッド2に前記物体検出センサ2
0とは別体の紙押え18を前記物体検出センサ20の下
方に昇降可能に配設し、該紙押え18の紙押え面によっ
て前記用紙6の、前記物体検出センサ20の検出点の周
囲を押圧するようにしたものである。
【0005】
【作用】用紙エッジ検出動作中、用紙6のセンサ20に
よる検出点の周囲は、紙押え18によって押圧され、用
紙6の浮き上がりが阻止される。これによって、用紙6
のエッジがセンサ20によって正確に検出される。
【0006】
【実施例】以下に本考案の構成を添付図面に示す実施例
を参照して詳細に説明する。2は用紙駆動型プロッタの
画線ヘッドであり、作図面4に対してY軸方向(図1中
左右方向)に平行移動可能に支持されている。作図面4
上の用紙6は、駆動ローラとこれに圧接する加圧ローラ
とで挾持され、駆動ローラの正逆回転によって図1中、
紙面垂直方向即ちX軸方向に駆動されるように構成され
ている。前記画線ヘッド2の基板にはムービングコイル
から成る昇降駆動装置8が固設されている。
【0007】前記昇降駆動装置8の昇降出力体8aに昇
降体10が固定されている。前記昇降体10の一方に
は、ペン保持アーム12,14が設けられている。前記
昇降体10の他方には、スリットからヘッド2の下方に
延びる紙押えホルダー16が一体的に形成され、該ホル
ダー16にリング状の紙押え面を有する紙押え18が設
けられている。前記画線ヘッド2の底部には、前記紙押
え18の内側空間部の直上に位置して光反射型の光学的
物体検出センサ20が配設されている。
【0008】前記センサ20は、作図面4と用紙6の反
射率の相異を検出し且つ出力する。コントローラは、こ
のセンサ20の出力の相異によって用紙6のエッジ6a
の位置を検出するように構成されている。プロッタの機
体には、作図範囲外で且つ、画線ヘッド2のY軸方向の
移動領域内に位置して、ペンストッカー(図示省略)が
回転可能に配設され、該ペンストッカーの複数のペン保
持機構と前記画線ヘッド2のペンアーム12,14との
間で、相互にペン22の交換を自動的に行うことができ
るように構成されている。
【0009】前記ペンアーム12,14がペン22を軸
方向にずれないように脱着自在に保持した状態におい
て、前記紙押え18の下面は、図2に示すように、ペン
22の先端より所定間隔S上方となるように両者の高さ
関係が設定されている。これにより、作画時、紙押え1
8が用紙6に接触することがない。24はバランスばね
であり、昇降体10の重量と略相殺する力で、昇降体1
0を上方向に付勢している。
【0010】次に本実施例の作用について説明する。用
紙6のエッジ6aの位置を読み取る場合には、まず、画
線ヘッド2のペン保持アーム12,14が保持するペン
22をペンストッカーに返却する。次に、紙押え18を
作図面4から上昇させた状態で画線ヘッド2を用紙6の
略中央に移動させ、該位置において、コントローラは、
昇降駆動装置8を駆動して、昇降体10を下降し、紙押
え18を用紙6の上から作図面4に所定の圧力で当接す
る。このときの昇降体10の下降位置は、図2に示す、
ペン22の先端が用紙6に当接する位置より更に下方と
なる。
【0011】次に、コントローラは、画線ヘッド2を図
1中、Y軸に沿って、左方向に移動する。このときの画
線ヘッド2のY軸上の座標値は、コントローラ内の現在
値カウンタによりカウントされる。コントローラはセン
サ20の出力を監視し、用紙6と作図面4の反射率の相
異に基づくセンサ20の出力の変化を検出すると、この
検出したときの現在値カウンタのYカウント値を用紙6
のエッジ6aのY座標値と認識する。
【0012】同様に、用紙6の他方のエッジのY座標値
も検出し、用紙の両側のエッジのY座標値から、コント
ローラは、用紙6の幅を認識することができる。上記用
紙エッジの読み取り時、紙押え18は、用紙6の、セン
サ20による検出部分の周囲を加圧し、該検出部分の浮
き上がりを阻止する。
【0013】紙押え18は、X−Yのどの方向に対して
も、用紙に対して一定の押圧力が生じるように本実施例
のように円形が望ましいが、三角形や正方形等の多角形
でも良い。また、本実施例は、用紙駆動型プロッタに応
用した場合について説明したが、画線ヘッドが作画テー
ブルに対してXY方向の任意の方向に平行移動可能なフ
ラットベッド型のプロッタに応用しても良い。
【0014】
【効果】本考案は上述の如く、用紙エッジの浮き上がり
を防止しながら用紙エッジの検出を行うので、正確に用
紙エッジの検出を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画線ヘッドの断面説明図である。
【図2】同上、説明図である。
【図3】同上、説明図である。
【図4】紙押えの外観図である。
【符号の説明】
2 画線ヘッド 4 作図面 6 用紙 8 昇降駆動装置 8a 昇降出力体 10 昇降体 12 ペン保持アーム 14 ペン保持アーム 16 ホルダー 18 紙押え 20 センサ 22 ペン 24 ばね

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画線ヘッド(2)の底部に、作画面
    (4)に所定間隔を存して対向するように光反射型の物
    体検出センサ(20)を配設し、該物体検出センサ(2
    0)で作図面(4)上の用紙(6)を少なくとも1軸方
    向に無接触で走査して前記用紙(6)のエッジを検出す
    るようにしたプロッタにおける用紙検出装置において、
    前記画線ヘッド(2)に前記物体検出センサ(20)と
    は別体の紙押え(18)を前記物体検出センサ(20)
    の下方に昇降可能に配設し、該紙押え(18)の紙押え
    面によって前記用紙(6)の、前記物体検出センサ(2
    0)の検出点の周囲を押圧するようにしたことを特徴と
    するプロッタにおける用紙検出装置。
  2. 【請求項2】 前記紙押え(18)を前記画線ヘッド
    (2)のペン昇降用の昇降駆動装置(8)に連結し、前
    記紙押え(18)の紙押え面を前記画線ヘッド(2)の
    保持するペン(22)の先端よりも上方に設定したこと
    を特徴とする請求項1に記載のプロッタにおける用紙検
    出装置。
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