JP2600346Y2 - 支点移動バケット - Google Patents

支点移動バケット

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JP2600346Y2
JP2600346Y2 JP1992072440U JP7244092U JP2600346Y2 JP 2600346 Y2 JP2600346 Y2 JP 2600346Y2 JP 1992072440 U JP1992072440 U JP 1992072440U JP 7244092 U JP7244092 U JP 7244092U JP 2600346 Y2 JP2600346 Y2 JP 2600346Y2
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JP
Japan
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cylinder
piston
lock
claw
booster
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JP1992072440U
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JPH0744948U (ja
Inventor
国治 藤崎
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国治 藤崎
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  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
  • Shovels (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用野】この考案は、荷物の転置・積み込み
様のバケットにかかわるものである。この考案におい
て、荷物とは砂、石、材木、地金、などクレーン又はパ
ワーショベル等でなし得る作業の物をいう。
【0002】
【従来の技術】荷物の転置の際、3トン未満のクレーン
の場合、荷物をワイヤーロープ等で玉掛けして荷台に運
搬し、人も荷台に上がって玉掛けをはずさなくてはなら
ない。又、パワーショベルでの土砂等の積み込みでは、
クラムシェールバケットを使用するが、これは、クラム
シエールバケット事態が高価でこれを作動させる為に
は、コントロールバルブ、スプールを動かすレバー、油
圧ホース、油圧配管等の取り付け作業も必要となる。荷
物の中には玉掛けのできない場合とか、地金など、足場
の悪い所での作業は危険を伴ってきた。更に、この支点
移動バケットは爪の重量で荷物を保持していたがこの方
法は、荷物の重量に爪の重量が負けた場合、保持力が低
下し安全性を欠くことが生じてきた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】危険な場所での荷物の
転置、更に労力の削減、製作コストの削減、より安全な
保持力の確保が、課題である。
【課題を解決するための手段】本考案は、上述の様な問
題点を解消する荷物の転置・運搬・積み込み用バケット
を提供することを目的とするものであって、この目的
は、フックの上下でもって支点を一回目は中央に、二回
目は両端に変えることによって、バケットの開閉をたっ
せいさせるものである。更に、荷物の保持力を増すため
に倍力シリンダーとパワーシリンダーを組み込むことに
よって、荷物の重量が増すに従って爪に取り付けられた
パワーシリンダーの力も正比例する。依って従来の支点
移動バケットの欠陥は解消された。
【0004】
【実施例】第1図は、クローバケットの横断面図で、ク
ローバケットが荷物を保持した状態つまり閉じた場合を
略図で表わした。第2図は、荷物を離した状態すなわち
バケットを開いた場合を第1図同様略図で表わした。第
3図は、ラック6とピニオン7、ラチェット歯車8、回
り止め9、カム10、をわかりやすく略図であらわして
ある。第4図は、カム10がピストンロック11を外側
に押し出した状態を表わした。第5図は、ピストンロッ
ク11がライナー12内に納まった状態の略図である。
第6図は、支点移動バケットに倍力シリンダーとパワー
シリンダーを組み込んだ図である。第7図は、倍力シリ
ンダーの内部にバルブとロック装置を組み込んだ構造を
詳細に表わした図である。
【0005】これらの図面は、各部分の構成が理解しや
すい様に、腰部の寸法を過度に小さくし、示してあり、
各部分相互の寸法関係は正比例するものではない。更
に、第1図から第7図で基本原理は変わらないが、荷物
の形状、使用目的、製作過程、強度、耐久性、使用部分
等に依り必ずしも図面道理でわなく、異なる場合もあ
る。
【0006】
【本考案の作業上の一行程の説明】作業上の一行程と
は、開いた状態のクローバケットが、荷物を掴み保持し
て転置し、荷物を離すまでを一行程とする。
【0007】第2図の様に爪が開いた状態で荷物の上に
おろし、吊り上げフック1が更に下がると2の外部シリ
ンダーが下がりワイヤーロープ3の張力もなくなる。外
部シリンダー2が真下まで下がる際、共に第3図中のラ
ック6も下がる。ラック6が下がるとピニオン歯車7が
回転する。即ち、上下運動が回転運動に変わる。ピニオ
ン歯車7は内部が一方向にだけ回転するラチェット機構
になっている。更にカム10がラック6の逆作用に依っ
て逆回転しないように、回り止め9が設けてあるカム1
0は、ラック6の4回の上下運動で一回転するものとす
る。この際、カム10がピストン11を押し出し、外部
シリンダー2を固定する。この状態は、外部シリンダー
2が真下に下がると瞬時に行なわれる。次にフック1が
上がると外部シリンダー2はピストンロック11で固定
されているから、センターロッド4を持ち上げる。する
と、ワイヤーロープの張力が無いため、クローバケット
の爪5を閉じる行為をする。即ち、荷物を保持した状態
第1図の様になる。荷物の転置を終えると又フック1が
下がる。すると外部シリンダー2が下がり、ラック6も
同時に下がる。するとカム10が更に四分の一回転し
て、ピストンロック11がライナー12内に納まる。す
るとセンターロッド4と、外部シリンダー2の固定が無
くなり、外部シリンダー2だけが上がる。するとワイヤ
ーロープ3に張力が働き、クローバケットの爪5が開き
の作業を行なう。即ち、保持した荷物を離す事になる。
この行程の際第7図の倍力シリンダー内ではピストン1
9が下がると、バルブ17が押し上げられると同時にロ
ック爪20がロック用フック24と噛む。次にピストン
19が上がると、ロック爪20とロック用フック24が
固定した状態で移動板23といっしょに上がる。する
と、固定板21に取り付けられた調整アジャスト25に
ロック用フック24が当たり、ピストン19に取り付け
られたロック爪20からロック爪20からロック用フッ
ク24が外れる。これと同時にバルブも閉じる。依って
倍力シリンダー内の油が、パワーシリンダー内へと送ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図 支点移動バケットの閉じた状態の側面図であ
る。 第2図 支点移動バケットの開いた状態の側面図であ
る。 第3図 センターロッド内に組み込まれたラック、ピ
ニオン歯車、ラチェト歯車カム部分の拡大図である。 第4図 カムが回転し、センターロッド内のピストン
を押し出し、外部シリンダーとロックされた状態を表わ
した拡大図である。 第5図 カムが更に回転し、ピストンがセンターロッ
ド内に収まった状態を表わした。拡大図である。 第6図 支点移動バケットの第1図に、倍力シリンダ
ーとパワーシリンダーが組み込まれた状態の、側面図で
ある。 第7図 倍力シリンダー内の構造を表わした拡大図で
ある。
【符号の説明】
1 吊り上げフック 2 外部シリンダー 3 ワイヤーロープ 4 センターロッド 5 爪 6 ラック 7 ピニオン歯車 8 ラチェット歯車 9 回り止め 10 カム 11 ピストンロック 12 ライナー 13 高圧ホース 14 パワーシリンダー 15 倍力シリンダー 16 ピストンロッド 17 バルブ 18 Uパッキン 19 ピストン 20 ロック爪 21 固定板 22 スプリング 23 移動板 24 ロック用フック 25 調整アジャスト 26 係合爪 27 ロック溝 28 油溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B66C 3/16 B66C 1/28 B66C 1/42 - 1/44 B66C 1/58 - 1/59 E02F 3/40 E02F 3/413 - 3/42 E02F 3/47

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クレーンの吊り上げフックで吊下可能な
    外部シリンダーと、前記外部シリンダー内を上下に摺動
    可能なセンターロッドと、前記センターロッド下端部に
    設けられた倍力シリンダーと、前記倍力シリンダーに摺
    動可能に設けられ荷物と係合する爪と、前記外部シリン
    ダーと前記爪とに掛け渡されたワイヤーロープと、前記
    倍力シリンダーと前記爪とに掛け渡され前記倍力シリン
    ダーから作動油が供給されるパワーシリンダーとを備え
    る支点移動バケットにおいて、 前記外部シリンダーに設けられたラックと、前記センタ
    ーロッドに設けられ前記ラックと噛合可能なピニオン歯
    車と、前記ピニオン歯車に揺動自在に設けられた係合爪
    と、前記ラックと前記ピニオン歯車とが噛合して前記ピ
    ニオン歯車が回転したときに前記係合爪と係合し一方向
    にのみ回転するラチェット歯車と、前記ラチェット歯車
    の軸と同一軸上に設けられたカムと、前記カムと当接し
    前記外部シリンダーに開けられたロック溝に進入可能な
    位置と前記センターロッド内に退避した位置とに移動可
    能なピストンロックと、 前記センターロッドの下端に設けられたピストンロッド
    と、前記ピストンロッド下端近傍に設けられ、前記倍力
    シリンダー内を摺動するピストンと、前記ピストン下端
    に設けられたロック爪と、前記倍力シリンダー内を上下
    動可能な移動板と、前記移動板を前記倍力シリンダーの
    下方に押圧するスプリングと、前記移動板に揺動可能に
    設けられ前記ロック爪と係合可能なロック用フックと、
    前記移動板が前記スプリングの押圧力に抗して前記倍力
    シリンダー底部から所定距離上昇したときに前記ロック
    用フックと当接し前記ロック用フックと前記ロック爪と
    の係合を解除する調節アジャストと、前記ピストンに設
    けられたバルブと、前記ピストンロッドから前記ピスト
    ンを経て前記バルブまで通じる油溝とを備え、 前記バルブは、前記ロック爪と前記ロック用フックとの
    係合時には前記倍力シリンダーに設けられた固定板と当
    接して開いた状態を保持することにより前記油溝から前
    記倍力シリンダー内を経て前記パワーシリンダーへ作動
    油の流出を許容するとともに、前記固定板との当接が前
    記ピストンの上昇により解除された時には閉じて前記倍
    力シリンダー内から前記油溝への作動油の流入を禁止す
    るものであることを特徴とする支点移動バケット。
JP1992072440U 1992-09-05 1992-09-05 支点移動バケット Expired - Lifetime JP2600346Y2 (ja)

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JPH0744948U JPH0744948U (ja) 1995-12-05
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