JP2600152Y2 - 室内の照明制御装置 - Google Patents

室内の照明制御装置

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JP2600152Y2
JP2600152Y2 JP1991054967U JP5496791U JP2600152Y2 JP 2600152 Y2 JP2600152 Y2 JP 2600152Y2 JP 1991054967 U JP1991054967 U JP 1991054967U JP 5496791 U JP5496791 U JP 5496791U JP 2600152 Y2 JP2600152 Y2 JP 2600152Y2
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JP
Japan
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room
person
lighting
floor
pressure sensor
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JP1991054967U
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一治 佐藤
和久 高橋
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Obayashi Corp
Original Assignee
Obayashi Corp
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  • Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、コンピュータなどの
OA機器が装備された事務所などにおける室内の照明制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】室内照明を自動的に点灯・消灯させるな
どの目的で、室内に人がいるか否かを自動的に検出する
各種の人間検出装置が開発されている。一般的なのは超
音波センサや赤外線センサを用いたもので、所定の感知
エリア内に人体が進入したときに非接触でこれを検出す
るようになっている。また、室内の出入口に光電スイッ
チを設け、人の入室および退室をこのスイッチで検出
し、室内に人が残っているか否かを判定する装置も知ら
れている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】超音波センサや赤外線
センサなどを用いた人間検出装置は、センサの指向性が
比較的狭いため、広い室内の全体をカバーするには多数
のセンサを適切に設置しなければならない。この種のセ
ンサは比較的高価であり、これを多数使用すると装置全
体では非常に高価なものとなる。また、室内にコンピュ
ータやその周辺機器が多数設置されている事務所では、
機器から発生する熱(赤外線)や超音波によってセンサ
が誤動作しやすく、いわゆるOA化された事務所には不
向きであった。
【0004】また出入口で入室者と退室者を光電スイッ
チなどでカウントする装置では、複数の人間が同時に入
退室した場合にミスカウントを生じやすく、出入口が多
数ある大きな事務室については、ミスカウントによって
室内の人間の存否を誤って判定する機会が非常に大きく
なってしまう。
【0005】この考案は前述した従来の問題点に鑑みな
されたもので、その目的は、建物の構造床の上に適宜な
間隔をおいて内装床板を設けたフリーアクセスフロア等
の二重床構造の室内について、簡単な構成で室内の人間
の存否を正確に判定して、室内の照明の点灯・消灯を適
切に制御することができるようにした室内の照明制御装
置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この考案に係る室内の照
明制御装置は、建物の構造床の上に適宜な間隔をおいて
内装床板を設けた二重床構造の室内において、前記内装
床板の支柱部分に加わる荷重を検出する複数の圧力セン
サを適宜に分散して配設し、室内の人間の動きによって
生じる前記圧力センサの出力変動を回路的に捕らえて、
これら複数の圧力センサのどのセンサから前記出力変動
が生じたかによって室内の人間の存否とその位置を検出
し、検出した人間の存在する位置に対応して照明を部分
的に点灯させるものである。
【0007】
【0008】
【作用】一般的なOA機器を有する事務室などにおいて
人間が普通に活動していれば、スポーツする場合のよう
に特に激しく人間が動き回るのでなくても、室内の前記
内装床板に加わる荷重はたびたび変動する。この荷重変
動が内装床板の支柱部分に配設された圧力センサで検出
される。人間の存在を示す出力変動が圧力センサから検
出されなくなって設定時間以上経過すると、室内に人が
いないと判定することができる。したがって人間の存在
を示す出力変動が検出されるごとにその存在する位置に
対応する室内の照明を一定時間点灯させるようにするこ
とで、人が室内にいるとその存在する位置に対応する部
分の照明が自動的に点灯し、室内の人がいない部分の照
明が長時間つきっぱなしになっているという事態が起こ
らない。
【0009】
【実施例】この考案の一実施例を図1に示している。周
知のようにフリーアクセスフロア等の二重床構造では、
コンクリート製の建物の構造床1の上に多数の支柱2を
介して内装床板3が設置されている。構造床1と内装床
板3との間の空間がOA機器の配線・配管スペースとし
て利用される。
【0010】この考案を適用するに当たり、内装床板3
を支えている多数の支柱2の全部あるいは一部に、支柱
に加わる垂直方向の荷重を検出するためのストレーンゲ
ージ等の圧力センサ4を取付ける。圧力センサ4は室内
の床下に適宜に分散して配設し、少なくとも室内の人間
の活動領域の全域を検出対象とする。
【0011】一般的な事務室内での人の活動に伴って内
装床板3上で人が動くと、その動きを受け止める支柱2
の荷重が変動し、そこに取付けられている圧力センサ4
の出力が変動する。判定回路5は圧力センサ4の出力を
常時監視し、前記のような人の存在を示す出力変動を検
出する。特に、圧力センサ4の出力を微分し、その微分
信号を判定要素に加えることで、内装床板3のある部分
に人がいない状態からいる状態に変化した状況を、荷重
の増加変動として捕らえるように構成されている。
【0012】判定回路5は圧力センサ4から人の存在を
示す出力変動を検出するごとにタイマ回路6をトリガす
る。タイマ回路6は再トリガ可能なタイマであり、設定
時間は例えば30分となっている。タイマ回路6は、判
定回路5によってトリガされてから30分間だけ照明ス
イッチ回路7をオンにするように構成されており、再ト
リガされるたびにオン時間を30分間に更新する。
【0013】照明スイッチ回路7は照明器具8を点灯・
消灯する回路であり、照明器具8は圧力センサ4が設置
されている支柱2の位置の上方の室内を照明するように
取付けられたものである。つまり圧力センサ4の設置位
置周辺に人がくると、圧力センサ4の出力が変動し、判
定回路5がタイマ回路6をトリガし、その後30分間だ
け照明スイッチ回路7がオンとなって照明器具8が点灯
する。その後圧力センサ4から人の存在を示す出力変動
が生じないと、30分後に照明スイッチ回路7がオフと
なり照明器具8は消灯する。しかし30分以内に圧力セ
ンサ4から再び人間の存在を示す出力変動が検出される
と、判定回路5がタイマ回路6を再トリガするので、そ
の時点から30分間は点灯したままとなる。
【0014】以上の説明は広い室内の床下部分に分散配
置された複数の圧力センサ4の中のある1つのセンサに
ついての装置構成と動作である。複数の圧力センサ4に
ついて前記と同じ構成を設けることにより、複数の圧力
センサ4のどのセンサから前記出力変動が生じたかによ
って、室内の人間の存在位置をも判定することができ
る。また広い室内にわずかしか人が存在しない場合に
は、その人が存在している部分の照明器具8のみが自動
点灯する。そして、その人が室内を移動すると、照明器
具8の点灯状態も移動することになる。
【0015】なお、この考案に係る人間検出装置は室内
照明の制御だけでなく、例えばトイレの自動水栓の制御
や、エアコンやコンピュータ機器の制御などにも応用す
ることができる。
【0016】
【考案の効果】以上詳細に説明したように、この考案で
は、二重床構造の室内における内装床板の支柱部分に
わる荷重を検出する複数の圧力センサを分散させて設
け、室内の人間の動きによって生じる前記圧力センサの
出力変動を回路的に捕らえて、これら複数の圧力センサ
のどのセンサから前記出力変動が生じたかによって、
上の人の存否とその位置を非常に精度よく検出すること
ができ、その存在する位置に対応する部分の室内照明を
自動的に点灯・消灯させることにより、広い室内の照明
を室内の人の存否状況に応じて適切に制御することがで
き、照明エネルギーの浪費を防ぐことができる。しか
も、ストレンゲージなどの圧力センサは比較的安価で有
るから、これを室内床下部分に多数取付けて、室内全域
に亘って人間検出を行えるようにしても、照明制御装置
全体としてのコストは低く抑えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例による人間検出装置と照明
制御装置の概略構成図である。
【符号の説明】
1 構造床 2 支柱 3 内装床板 5 圧力センサ 6 判定回路 7 照明スイッチ回路 8 照明器具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−41152(JP,A) 特開 平2−24701(JP,A) 実開 昭64−51291(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の構造床の上に適宜な間隔をおいて
    内装床板を設けた二重床構造の室内において、前記内装
    床板の支柱部分に加わる荷重を検出する複数の圧力セン
    サを適宜に分散して配設し、室内の人間の動きによって
    生じる前記圧力センサの出力変動を回路的に捕らえて、
    これら複数の圧力センサのどのセンサから前記出力変動
    が生じたかによって室内の人間の存否とその位置を検出
    し、検出した人間の存在する位置に対応して照明を部分
    的に点灯させることを特徴とする室内の照明制御装置。
JP1991054967U 1991-06-20 1991-06-20 室内の照明制御装置 Expired - Lifetime JP2600152Y2 (ja)

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JP1991054967U JP2600152Y2 (ja) 1991-06-20 1991-06-20 室内の照明制御装置

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JPH04138252U JPH04138252U (ja) 1992-12-24
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5841152A (ja) * 1981-09-04 1983-03-10 富士通株式会社 組立式二重床
JPS62145598A (ja) * 1985-12-20 1987-06-29 Nec Corp 記憶装置
JPH0224701A (ja) * 1988-07-13 1990-01-26 Sekisui Chem Co Ltd 電気機器の駆動制御装置

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