JP2599878B2 - 再生プラスチック成形装置 - Google Patents

再生プラスチック成形装置

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JP2599878B2 JP2143293A JP2143293A JP2599878B2 JP 2599878 B2 JP2599878 B2 JP 2599878B2 JP 2143293 A JP2143293 A JP 2143293A JP 2143293 A JP2143293 A JP 2143293A JP 2599878 B2 JP2599878 B2 JP 2599878B2
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稔 平田
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
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    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/62Plastics recycling; Rubber recycling

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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は再生プラスチック成形装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の再生プラスチック成形装置は加熱
プラスチック押出装置に加熱プラスチック供給管を接続
し、該供給管に立上り管を複数設け、該立上り管の上端
に設けた下金型に上金型を昇降させる直立シリンダーを
該上金型にそれぞれ設けたため直立シリンダー、上金型
上昇状態自己保持装置等を成形ユニット毎に複数個設け
る必要があり、設備、操作及び保守が複雑となり、簡略
化し難いという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は再生プラスチ
ック成形装置において、上下金型よりなる複数の成形ユ
ニットの上金型を1個の走行台車に設けた1個の直立シ
リンダーによって迅速に昇降操作し、成形能率の向上、
設備及び保守の簡略化を計ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明は 加熱プラスチック押出装置に加熱プラスチック供給管を
接続し、該供給管に立上り管を複数設け、更に該立上り
管に開閉シャッターを設置し、かつ該立上り管の上端に
連通する下金型に上金型を着脱自在に保持するロック機
構を備えた成形ユニットを複数個設けてなる再生プラス
チック成形装置において、上記上金型の上方に架設した
水平レールに沿って上記供給管の方向に正逆走行する台
車を設け、該台車に設けた直立シリンダーの下端に上金
型持上具を設け、該持上具に係合する被持上具を上記成
形ユニット毎の上金型に突設し、上金型持上具が被持上
具の直下を上記走行方向に通過可能であることを特徴と
する再生プラスチック成形装置 被持上具が複数の上記成形ユニットにおいてそれぞれ同
一水準に設けられてなる上記発明記載の再生プラスチッ
ク成形装置 複数の上記成形ユニットの被持上具の水準に高低差を有
する上記第1発明記載の再生プラスチック成形装置 上金型持上具と選択された被持上具との符合位置に台車
を走行停止させる制御装置と、該停止位置においてロッ
ク機構と直立シリンダーとを連動させる制御装置を設け
た上記第1〜第3発明にそれぞれ記載の再生プラスチッ
ク成形装置 台車の走行速度を調節可能である上記第1〜第4発明に
それぞれ記載の再生プラスチック成形装置 によって構成される。
【0005】
【作用】本発明では電源スイッチ14を閉じて台車4を
水平レール2に沿って走行させると、直立シリンダー5
の下端に設けた上金型持上具6の上向対向面6’が上金
型1に突設した被持上具7の下向対向面7’の直下を走
行通過し、選択スイッチ15を押して選択した上金型1
の被持上具7と符合する位置に制御装置9によって停止
させることができる。
【0006】上記走行通過は複数の被持上具7が図1実
線で示されるように同一水準にあるときは上金型持上具
6は水平に移行すれば良いが図1仮想線で示すように被
持上具7の水準位置が他より高い場合には高い被持上具
7の直前で台車4を停止し、その位置で直立シリンダー
5を動作して上金型持上具6を高い水準位置に上昇さ
せ、さらに台車4を水平に走行させて、この高い被持上
具7の下向対向面7’と持上具6の上向対向面6’とを
符合対向させてその位置で台車4を停止させる。
【0007】上記停止状態において、制御装置9が動作
して上金型1と台枠16とのロック機構10が解除さ
れ、さらに直立シリンダー5が動作して上金型持上具6
とこれに係合する被持上具7を上昇させ、それに伴って
上金型1を下金型13から分離上昇させることができ下
金型13内に成形されている再生プラスチック製品を人
力で取卸すことができる。
【0008】台車4と選択した上金型1との水平距離が
設定距離より大である場合は上記制御装置9に設けたプ
ログラムに基いて台車4の走行速度を加速後定速に移行
し減速して停止するという正逆駆動インバーターモータ
17、17により速度調節を行うことができる。又台車
4の正逆走行方向aは上記モータ17、17の正逆切換
えによって行われる。
【0009】再生プラスチック製品の取卸し後は上述と
逆の動作(プログラム)によって上下金型1、13をロ
ック機構10で結合し、上下金型1、13内に加熱プラ
スチックを立上り管3’を経て圧入し開閉シャッター1
2を閉じて成形を行う動作を繰返す。
【0010】
【実施例】床面18に加熱溶融プラスチック押出装置1
1が設けられ、床面18に設けた機台19上に加熱プラ
スチック供給管3を水平に配置し、該供給管3の基端を
上記押出装置11の先端に接続する。
【0011】上記供給管3の先端は閉鎖され、該供給管
3には一定間隔毎に複数の立上り管3’を設け、該立上
り管3’にはそれぞれ加熱溶融プラスチックの開閉シャ
ッター12を介設する。
【0012】上記立上り管3’の上端に連通する下金型
13を機台19上の台枠16に固定し、下金型13上に
上金型1を昇降着脱自在に保持する昇降案内杆20、2
0を両側に設け、該案内杆20、20を昇降自在に嵌合
する直立案内孔21、21を台枠16に設ける。
【0013】上記案内杆20、20の下部には縮径溝2
0’が形成され、上記案内孔21、21内に水平方向に
往復摺動するロック板22を設け、該ロック板22に上
記案内杆20の挿通孔23を穿設し、該挿通孔23に連
続して上記縮径溝20’に嵌合する小孔24を形成し、
台枠16に設けた横向小シリンダー25を動作してロッ
ク板22を往復摺動し、挿通孔23を案内杆20に小孔
24を縮径溝20’に交互に嵌合させることによって案
内杆20を直立案内孔21に小孔24と縮径溝20’と
によってロックし又はこのロックを解除することがで
き、これによってロック機構10を形成する(図8参
照)。
【0014】そして上下金型1、13、立上り管3’、
開閉シャッター12及びロック機構10によって上記供
給管3上に複数の成形ユニット8が設けられ、かつ上記
両金型1、13の内部には冷却水ジャケット26を有す
るものである。
【0015】上記上金型1の上方には機枠27にI形鋼
による水平レール2、2が上記供給管3の方向に架設さ
れ、該レール2、2に係合する車輪28、28を有する
台車4上に下向直立シリンダー5を設け、該シリンダー
5の下端に設けた水平支持台29の下面に上金型持上具
6、6を設け、該持上具6、6に係合する被持上具7、
7を上記成形ユニット8毎の上金型1に突設する。
【0016】上記両持上具6、7はそれぞれ対向方向に
向うフランジによって形成され、上金型持上具6の上向
対向面6’と被持上具7の下向対向面7’とが上記台車
4の走行方向aと平行であり、上金型持上具6が被持上
具7の直下を上記走行方向aに通過可能に形成されてい
る。
【0017】複数の上記成形ユニット8は図1実線で示
されるように被持上具7がそれぞれ同一水準に設けら
れ、そのため上金型持上具6が複数の被持上具7の直下
を通過し、制御装置9の選択スイッチ15を押すことに
よって選択された被持上具7の直下まで走行し、その直
下で停止させることができる。
【0018】停止すると近接スイッチ30が動作して制
御装置9を動作し、その信号により横向小シリンダー2
5を動作しロック板22を摺動させて上記ロック機構1
0を解除し、かつ直立シリンダー5を動作して上金型持
上具6を上昇させ、それによって上金型1を持上げ、下
金型13から再生プラスチック製品を取卸すことができ
る。そして上述と逆の動作(プログラム)に従って元の
状態に上下金型1、13を復元し、次の選択被持上具7
に向って台車4を走行させることができる。
【0019】次の選択被持上具7までの距離が設定距離
以上であると設定走行速度と比較しながら上記モータ1
7を動作し、加速、定速、減速から停止に移行し、設定
距離以上では速く、以内では定速で走行させることが制
御装置9からの指令信号によって可能である。
【0020】尚図中31で示すものは上金型持上高制限
用チエン、32は持上停止緩衝用発条、33は水平支持
台29の上面に立設した直立ラック、34は台車4に軸
支した2個の歯車で上記ラック33、33に噛合し、水
平支持台29の水平昇降を保持することができる。又3
5は2個の歯車34、34の連動軸、36は制御装置9
の操作盤、37はI形鋼による水平レール2の両側車輪
28、28に設けた歯車、38は該歯車37に噛合する
同一回転用小歯車、39はその連動軸、40は水平レー
ル2の両端における停止用リミットスイッチ、41はそ
の操作用突起、図4中42は加熱套、43はその配線、
bは上記モータ17と制御装置9との信号線、cはロッ
ク機構10と制御装置9との信号線である。
【0021】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したので1台
の台車4に設けた1個の直立シリンダー5の下端に設け
た上金型持上具6によって複数個の並列成形ユニット8
の選択された上金型1を下金型13から上昇分離させ得
て設備及び保守を簡略化し得るばかりでなく被持上具7
の水準の平均化により又は高低にかかわらず、再生プラ
スチック製品の自動制御による成形加工能率を向上する
ことができるし、選択成形ユニット8までの走行距離が
大である場合は台車4の走行速度を調節して速やかに選
択位置に上金型持上具6を移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の再生プラスチック成形装置の全体正面
図である。
【図2】図1A−A線による左側面図である。
【図3】図1B−B線による左側面図である。
【図4】上下金型の縦断正面図である。
【図5】図4C−C線による右側面図である。
【図6】上金型持上状態の右側面図である。
【図7】図5D−D線による平面図である。
【図8】図5E−E線によるロック機構の平面図であ
る。
【符号の説明】
1 上金型 2 水平レール 3 加熱プラスチック供給管 4 台車 5 直立シリンダー 6 上金型持上具 7 被持上具 6’、7’ 対向面 8 成形ユニット a 走行方向 9 制御装置 10 ロック機構

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱プラスチック押出装置に加熱プラス
    チック供給管を接続し、該供給管に立上り管を複数設
    け、更に該立上り管に開閉シャッターを設置し、かつ該
    立上り管の上端に連通する下金型に上金型を着脱自在に
    保持するロック機構を備えた成形ユニットを複数個設け
    てなる再生プラスチック成形装置において、上記上金型
    の上方に架設した水平レールに沿って上記供給管の方向
    に正逆走行する台車を設け、該台車に設けた直立シリン
    ダーの下端に上金型持上具を設け、該持上具に係合する
    被持上具を上記成形ユニット毎の上金型に突設し、上金
    型持上具が被持上具の直下を上記走行方向に通過可能で
    あることを特徴とする再生プラスチック成形装置。
  2. 【請求項2】 被持上具が複数の上記成形ユニットにお
    いてそれぞれ同一水準に設けられてなる請求項(1) 記載
    の再生プラスチック成形装置。
  3. 【請求項3】 複数の上記成形ユニットの被持上具の水
    準に高低差を有する請求項(1) 記載の再生プラスチック
    成形装置。
  4. 【請求項4】 上金型持上具と選択された被持上具との
    符合位置に台車を走行停止させる制御装置と、該停止位
    置においてロック機構と直立シリンダーとを連動させる
    制御装置を設けた請求項(1) 〜(3) にそれぞれ記載の再
    生プラスチック成形装置。
  5. 【請求項5】 台車の走行速度を調節可能である請求項
    (1) 〜(4) にそれぞれ記載の再生プラスチック成形装
    置。
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