JP2599457B2 - 網洗浄装置 - Google Patents

網洗浄装置

Info

Publication number
JP2599457B2
JP2599457B2 JP1096752A JP9675289A JP2599457B2 JP 2599457 B2 JP2599457 B2 JP 2599457B2 JP 1096752 A JP1096752 A JP 1096752A JP 9675289 A JP9675289 A JP 9675289A JP 2599457 B2 JP2599457 B2 JP 2599457B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
net
washing machine
cleaning device
traveling
injection nozzle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1096752A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02276522A (ja
Inventor
滝太郎 尾坂
Original Assignee
ヤンマーディーゼル株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ヤンマーディーゼル株式会社 filed Critical ヤンマーディーゼル株式会社
Priority to JP1096752A priority Critical patent/JP2599457B2/ja
Publication of JPH02276522A publication Critical patent/JPH02276522A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2599457B2 publication Critical patent/JP2599457B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)
  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は魚の養殖生簀等において水中に垂らして養殖
空間を構成する為の網の洗浄装置に関するものである。
(ロ)従来技術 従来から養殖生簀の網洗浄装置に関する技術は公知と
されているのである。
例えば実開昭55−139671号公報に記載の技術の如くで
ある。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 しかし上記従来の技術においては、海上に浮設した生
簀枠より、海中に長いガイドレールを沈めて、該ガイド
レールにそって噴射ノズルを沈めていたので、全体とし
て構成が大きくなり重量も重くなるという不具合いがあ
ったものである。
また噴射ノズルより高圧水が噴射されるので、該高圧
水噴射の反力が主噴射ノズルや、これを支えるガイドレ
ールに掛かるので、全体としてガイドレールや生簀枠や
網を移動させる方向の垂直が働くという不具合いがあっ
たものである。
またガイドレバーに沿って噴射ノズルが上下に移動す
るだげであるので、噴射幅をとることが出来ず、何度も
ノズルが上下する必要があるという不具合いがあったも
のである。
本発明はこのような従来の不具合いを解消したもので
ある。
(ニ)問題を解決するための手段 本発明の目的は以上の如くであり、次に該目的を達成
する為の構成を説明すると。
圧力水の噴射により網の洗浄を行うものであって、洗
浄機を走行台車から吊下げ、昇降自在になすと共に、洗
浄機に設けた主噴射ノズルによる噴射推力を消去する補
助噴射装置を設けたものである。
また、圧力水の噴射により網の洗浄を行うものであっ
て、洗浄機21を走行台車から吊下げ、昇降自在になすと
共に、洗浄機に設けた主噴射ノズルを網にそって揺動可
能としたものである。
また、圧力水の噴射により網の洗浄を行うものであっ
て、洗浄機を走行台車から吊下げ、昇降自在になすと共
に、洗浄機の昇降と走行台車の走行とを自動制御により
行うものである。
(ホ)実施例 本発明の目的・構成は以上の如くであり、次に添付の
図面に示した実施例の構成を説明すると。
第1図は養殖生簀の斜視図、第2図は本発明の網洗浄
装置を生簀枠25に付設した状態の斜視図、第3図は網洗
浄装置の側面図、第4図は同じく正面図、第5図は第3
図のA−A矢視図、第6図は網洗浄装置の自動制御のタ
イムチャート図である。
第1図において説明すると。
海上に浮遊ブイ27・・を浮設し、該浮遊ブイ27に固定
して生簀枠25を設けている。該生簀枠25に網1の上端を
固着し、網1の下方を海中に垂下している。
該網1により四面を囲んで養殖生簀を構成しているの
である。
しかし該生簀を構成する網1に水草や海中浮遊物が付
着し、徐々に網1の目を塞いでしまうと、生簀内部の海
水と外部の海水との間の水の交流が出来なくなり内部が
富栄養かして赤潮と同様に状態を発生し養殖魚に悪影響
を与えるのである。
本発明はこのような網1の目の詰まりの発生時におい
て、この目詰まり部分を主噴射ノズル8・9により噴射
して洗浄するものである。
第2図より第5図の図面において、本発明の網洗浄装
置の構成を説明すると。
浮遊ブイ27の上に固着した生簀枠25に、走行レール10
を固設している。該走行レール10は各パイプ等により構
成し、該走行レール10の上に走行台車26を支持可能とし
ている。
該走行台車26より下方へ4本の挟持車輪14・14・15・
15が突設されており、挟持車輪14・14の間と、挟持車輪
15・15の間に走行レール10を挟持している。
該挟持車輪14・14・15・15は走行台車26内のモータに
より駆動されて、走行レール10上を間歇的に移動するも
のである。
また該走行台車26より側方へ、走行台車26内の駆動モ
ータにより巻取り操作を行うウィンチ6が配置されてお
り、該ウィンチ6に巻取りを行うワイヤ11が巻かれてい
る。
該ワイヤ11の他端は、洗浄機5の上部に設けた滑車12
・13に巻回された後に、走行台車26に固着されている。
洗浄機5は枠組状に構成されており、上部に滑車12・
13が付設され、該滑車12・13にワイヤ11が巻回されてい
る。
そして洗浄機5の下部にウェイト20を配置している。
該洗浄機5の内側に三方向分岐弁21が固設されてお
り、該三方向分岐弁21に圧力水パイプ17が連結されてい
る。該圧力水パイプ17は生簀上に配置された高圧ポンプ
より圧力水が送水されている。
該三方向分岐弁21により圧力水を3方向に分岐してい
る。分岐パイプ22・23は弾性パイプ18・19を介して、主
噴射ノズル8・9に連結されている。
該分岐パイプ22・23は洗浄機5を構成する側板から前
部に突出され、該洗浄機5の側板の前部に弾性パイプ18
・19が配置され、該弾性パイプ18・19は上部に迂回され
て、主噴射ノズル8・9の上端に余裕を持って連結され
ている。
主噴射ノズル8は回動枢支部8aにより枢支され、主噴
射ノズル9は回動枢支部9aに枢支されて、下端が8′・
9′の位置まで左右に回動可能としている。
該主噴射ノズル8・9の左右揺動は、主噴射ノズル8
・9が平行して同じ方向へ揺動するのではなくて、中央
の補助噴射ノズル16を中心に、左右に「ハ」の字型を描
きながら開閉して揺動するである。
これは補助噴射ノズル16の反力が、常時左右の主噴射
ノズル8・9の中心位置において作用する為に構成した
ものである。
主反射ノズル8・9の左右揺動の駆動を第3図・第4
図により説明すると。
揺動駆動モーター4のモーター軸Mにアーム33が固設
され、該アーム33の先端のピン31に、右側の主噴射ノズ
ル8用の揺動リンク2の左端が枢支されている。また該
ピン31には左側の主噴射ノズル9の駆動リンク30が固着
されている。
該駆動リンク30は揺動リンク2の回動に際して揺動リ
ンク3が干渉しないように浮かせる役目をしているので
ある。
そして該駆動リンク30の先端に揺動リンク3が枢着さ
れている。
該構成により揺動駆動モーター4のモーター軸Mの先
端に固設されたアーム33が回転し、該アーム33の先端に
ピン31が固設されているので、該ピン31がアームの回転
軌跡上を移動する間に、ピン31により揺動リンク2が押
動回動するのである。
また、ピン31に固着された駆動リンク30がモーター軸
Mを中心に回動するので、ピン31の逆の側の位置に固定
された状態のピン32が揺動リンク3を枢支し回転するの
である。
以上の構成により、左右の主噴射ノズル8・9が
「ハ」の字を閉じたり開いたりする揺動回動を行うので
ある。
次に補助噴射ノズル16の構成について説明すると。
三方向分岐弁21の部分から補助噴射ノズル16への圧力
水も分岐されているのである。
そしてパイプ7を経て吐出される圧力水が、主噴射ノ
ズル8・9とは逆の側に、洗浄機5の側板を通過して補
助噴射ノズル16から吐出されるのである。
主噴射ノズル8・9からの吐出により網1に圧力水が
衝突する反力で、網1から離れる方向の洗浄機5に掛か
る力を、補助噴射ノズル16よりの圧力水の吐出反力で打
ち消しているのである。
また主噴射ノズル8・9の吐出方向は網1に直角方向
ではなくて、やや下向き方向としており、もし洗浄機5
が海上に上昇した時に、主噴射ノズル8・9からの圧力
水がオペレーターに掛かって圧力水による人身事故を発
生しないように構成したものあ。
次に第6図のタイムチャートにより自動網洗浄制御に
ついて説明すると。
まず洗浄機5を上限まで上昇させ、次にスタートボタ
ンを押すと、ウィンチ6が回転しワイヤ11を伸ばし、洗
浄機5の下降を開始する。そして下降して設定する水深
に至るとウィンチ6は停止し、走行台車26が走行を開始
し、横に洗浄機5を動かすのである。
次にウィンチ6により洗浄機5の上昇を。解消し、上
限リミットスイッチまで上昇しウィンチ6を停止する。
次に走行台車26を横に走行し、上記作用を繰り返すので
ある。そして走行台車26が端部に至ると走行台車26の走
行を停止し、洗浄機5が上限に位置している場合にはそ
こで洗浄作業を終了し、下方の位置にあれば上昇させた
後に停止するものである。
(ヘ)発明の効果 本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を
奏するものである。
請求項(1)の如く、洗浄機5を走行台車26からのワ
イヤ11による吊下げ式としたので、従来の技術の如く長
いガイドレールが必要なくなったものである。
また補助噴射ノズル16により主噴射ノズル8・9の噴
射方向と逆の方向に圧力水を噴射させたので、主噴射ノ
ズル8・9により洗浄機5が網1から離れようとする力
を打ち消し合うことができ、常に洗浄機5を網1の近く
に配置し、主噴射ノズル8・9からの圧力水を網1に向
けて吐出することが出来たものである。
請求項(2)の如く構成したので、洗浄機5の左右へ
の揺動により、主噴射ノズル8・9が一定箇所に固定さ
れていた場合に比較して、洗浄面積を拡大することが出
来たものである。
請求項(3)の如く構成したので、オペレーターは最
初の指導スイッチを押すだけで、後は自動的に洗浄作業
を終了することが出来るのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は養殖生簀の斜視図、第2図は本発明の網洗浄装
置を生簀枠25に付設した状態の斜視図、第3図は網洗浄
装置の側面図、第4図は同じく正面図、第5図は第3図
のA−A矢視図、第6図は網洗浄装置の自動制御のタイ
ムチャート図である。 1……網 2,3……揺動リンク 4……揺動駆動モーター 5……洗浄機 8,9……主噴射ノズル 11……ワイヤ 16……補助噴射ノズル 26……走行台車

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧力水の噴射により網の洗浄を行うもので
    あって、洗浄機を走行台車から吊下げ、昇降自在になす
    と共に、洗浄機に設けた主噴射ノズルによる噴射推力を
    消去する補助噴射装置を設けたことを特徴とする網洗浄
    装置。
  2. 【請求項2】圧力水の噴射により網の洗浄を行うもので
    あって、洗浄機21を走行台車から吊下げ、昇降自在にな
    すと共に、洗浄機に設けた主噴射ノズルを網にそって揺
    動可能としたことを特徴とする網洗浄装置。
  3. 【請求項3】圧力水の噴射により網の洗浄を行うもので
    あって、洗浄機を走行台車から吊下げ、昇降自在になす
    と共に、洗浄機の昇降と走行台車の走行とを自動制御に
    より行うことを特徴とする網洗浄装置。
JP1096752A 1989-04-17 1989-04-17 網洗浄装置 Expired - Fee Related JP2599457B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1096752A JP2599457B2 (ja) 1989-04-17 1989-04-17 網洗浄装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1096752A JP2599457B2 (ja) 1989-04-17 1989-04-17 網洗浄装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02276522A JPH02276522A (ja) 1990-11-13
JP2599457B2 true JP2599457B2 (ja) 1997-04-09

Family

ID=14173400

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1096752A Expired - Fee Related JP2599457B2 (ja) 1989-04-17 1989-04-17 網洗浄装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2599457B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102082413B1 (ko) * 2019-12-26 2020-02-27 황수복 전복 가두리 그물 세척기 및 그 세척기를 이용한 그물 세척방법

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2784273B2 (ja) * 1991-02-05 1998-08-06 ヤンマーディーゼル株式会社 養殖網洗浄機
CN112547629B (zh) * 2020-10-20 2022-02-22 中国水产科学研究院南海水产研究所 一种大型钢质养殖网箱的网衣清洗机器人和网衣清洗方法
CN113102328B (zh) * 2021-03-26 2021-10-22 哈尔滨工程大学 一种用于养殖网箱的网衣清洗系统及清洗方法
CN114391499B (zh) * 2021-12-02 2023-07-21 江苏凯帝农业科技发展有限公司 一种农村农业水生物培育的带有翻转板的养殖槽

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102082413B1 (ko) * 2019-12-26 2020-02-27 황수복 전복 가두리 그물 세척기 및 그 세척기를 이용한 그물 세척방법

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02276522A (ja) 1990-11-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102170353B1 (ko) 선저청소로봇 진회수장치
JP2599457B2 (ja) 網洗浄装置
CN110238141A (zh) 一种自动倾倒翻转式洗桶装置
KR200454855Y1 (ko) 양식 수산물용 컨베이어장치 및 이를 구비한 채취선
US4955308A (en) Floating boat lift
US5165174A (en) Harvesting apparatus and method for retrieving subsea traps
CN215483209U (zh) 一种池塘淤泥清理装置
JP3112716B2 (ja) 養殖網洗浄装置
CN210887224U (zh) 抛石整平船
KR102473796B1 (ko) 선체 하부의 세척이 용이한 선박 인양 장치
JP2782621B2 (ja) 魚の船上引揚装置
JPH0436897B2 (ja)
JPH02174623A (ja) 全自動洗網機
CN215074815U (zh) 一种快速安装的养殖槽
JPH0448698Y2 (ja)
JPH02268627A (ja) 養殖生簀網用掃除機
JP5254594B2 (ja) 海苔網活性処理装置
JPH0780A (ja) 漁船に搭載するバッチ網の揚網装置
CN219043520U (zh) 一种超声波清洗机
JPH01108929A (ja) 水中設置網の掃除装置
CN214638622U (zh) 一种用于桥吊的清洗装置
JPH10263318A (ja) フィルタプレスのろ布洗浄装置
CN220243486U (zh) 一种后舱可移动的前收前卸式清漂船
CN117461586A (zh) 一种海上牵引升降式养殖网衣
JPH09308352A (ja) 海苔養殖用作業船

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees