JP2599329Y2 - 立体駐車装置 - Google Patents
立体駐車装置Info
- Publication number
- JP2599329Y2 JP2599329Y2 JP1993024462U JP2446293U JP2599329Y2 JP 2599329 Y2 JP2599329 Y2 JP 2599329Y2 JP 1993024462 U JP1993024462 U JP 1993024462U JP 2446293 U JP2446293 U JP 2446293U JP 2599329 Y2 JP2599329 Y2 JP 2599329Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pallet
- sides
- pair
- chain
- parking device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Agricultural Machines (AREA)
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、主として農機具など
を駐車せしめるさいに使用する可搬式の立体駐車装置に
関する。
を駐車せしめるさいに使用する可搬式の立体駐車装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の立体駐車装置としては、
方形状ベ−スフレ−ムの両側に所要の高さを有する一対
のH形鋼製支柱が立設されると共に、同ベ−スフレ−ム
上にはガイドロ−ラを介して両側支柱にガイドせしめつ
つ車両用パレットがチエンブロック等の巻上げ機構によ
り昇降自在に配設されたものが知られている。そして、
巻上げ機構により車両用パレットを適宜昇降作動せしめ
つつ、ベ−スフレ−ム及び車両用パレットに農機具等を
上下二段に立体駐車せしめるものである。
方形状ベ−スフレ−ムの両側に所要の高さを有する一対
のH形鋼製支柱が立設されると共に、同ベ−スフレ−ム
上にはガイドロ−ラを介して両側支柱にガイドせしめつ
つ車両用パレットがチエンブロック等の巻上げ機構によ
り昇降自在に配設されたものが知られている。そして、
巻上げ機構により車両用パレットを適宜昇降作動せしめ
つつ、ベ−スフレ−ム及び車両用パレットに農機具等を
上下二段に立体駐車せしめるものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上述の如く
構成された従来の立体駐車装置は、支柱を構成するH形
鋼の溝部にガイドロ−ラを嵌合してガイドせしめるもの
であるから、その嵌合保持が不十分となってガタやブレ
等を生じ、車両用パレットのスム−ズな昇降作動がしず
らいのみならず、安定性に欠けるものとなっていた。
構成された従来の立体駐車装置は、支柱を構成するH形
鋼の溝部にガイドロ−ラを嵌合してガイドせしめるもの
であるから、その嵌合保持が不十分となってガタやブレ
等を生じ、車両用パレットのスム−ズな昇降作動がしず
らいのみならず、安定性に欠けるものとなっていた。
【0004】この考案は、従来の問題点を一挙に解決
し、車両用パレットを支柱に沿ってスム−ズに、しかも
安定良く昇降作動せしめることが出来る立体駐車装置を
提供しようとするものである。
し、車両用パレットを支柱に沿ってスム−ズに、しかも
安定良く昇降作動せしめることが出来る立体駐車装置を
提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、この考案は、ベ−
スフレ−ム1の両側に所要の高さを有する一対の支柱2
が立設されると共に、同ベ−スフレ−ム1上にはガイド
ロ−ラ6を介して両側の支柱2にガイドせしめつつ車両
用パレット4が巻上げ機構7により昇降自在に配設され
てなる立体駐車装置において、上記ガイドロ−ラ6は溝
付き状に形成されると共に、両側の支柱2は該ガイドロ
−ラ6を転動自在に挾持してガイドせしめるべく一対の
金属パイプ製支柱部材3より形成された構成よりなるも
のである。
スフレ−ム1の両側に所要の高さを有する一対の支柱2
が立設されると共に、同ベ−スフレ−ム1上にはガイド
ロ−ラ6を介して両側の支柱2にガイドせしめつつ車両
用パレット4が巻上げ機構7により昇降自在に配設され
てなる立体駐車装置において、上記ガイドロ−ラ6は溝
付き状に形成されると共に、両側の支柱2は該ガイドロ
−ラ6を転動自在に挾持してガイドせしめるべく一対の
金属パイプ製支柱部材3より形成された構成よりなるも
のである。
【0006】
【作用】溝付き状とされたガイドロ−ラ6を一対の金属
パイプ製支柱部材3により転動自在に挾持してガイドせ
しめるため、車両用パレット4をスム−ズに、しかも安
定よく昇降作動せしめることが出来る。
パイプ製支柱部材3により転動自在に挾持してガイドせ
しめるため、車両用パレット4をスム−ズに、しかも安
定よく昇降作動せしめることが出来る。
【0007】
【実施例】以下に、この考案を図面に示す一実施例につ
いて説明する。1は所要の幅と奥行を備えた略方形状の
可搬式ベ−スフレ−ム、2は該ベ−スフレ−ム1の両側
中位に各々立設された所要の高さを有する一対の支柱
で、該各支柱2は後記するガイドロ−ラ6を転動自在に
挾持すべく一対の金属パイプ製支柱部材3により構成さ
れている。4は前記ベ−スフレ−ム1上に昇降自在に配
設された方形状の車両用パレット、5は該パレット4の
前後部に各々着脱自在に設けられた車止めバ−、6はパ
レット4の両側に各々取付けられた上下一対の溝付きガ
イドロ−ラで、該各ガイドロ−ラ6は支柱2を構成する
一対の支柱部材3間に転動自在に挾持されている。
いて説明する。1は所要の幅と奥行を備えた略方形状の
可搬式ベ−スフレ−ム、2は該ベ−スフレ−ム1の両側
中位に各々立設された所要の高さを有する一対の支柱
で、該各支柱2は後記するガイドロ−ラ6を転動自在に
挾持すべく一対の金属パイプ製支柱部材3により構成さ
れている。4は前記ベ−スフレ−ム1上に昇降自在に配
設された方形状の車両用パレット、5は該パレット4の
前後部に各々着脱自在に設けられた車止めバ−、6はパ
レット4の両側に各々取付けられた上下一対の溝付きガ
イドロ−ラで、該各ガイドロ−ラ6は支柱2を構成する
一対の支柱部材3間に転動自在に挾持されている。
【0008】7は一方の支柱2上端部に支持部材8を介
して吊設されたチエンブロック、9・10は該チエンブ
ロック7を構成する手鎖とロ−ドチエンで、該ロ−ドチ
エン10はパレット4の一側に取付けられた前後一対の
リンクチエン歯車11に巻掛けられると共に、その自由
端部は前記支持部材8に吊設されている。12は他方の
支柱2上端部に支持部材13を介して一端部が吊設され
てなる所要長の同調用ロ−ラチエンで、該ロ−ラチエン
12はパレット4の両側に各々配設されたガイド用スプ
ロケット14を介して反対側の支柱2下端にその一端部
が取付けられている。
して吊設されたチエンブロック、9・10は該チエンブ
ロック7を構成する手鎖とロ−ドチエンで、該ロ−ドチ
エン10はパレット4の一側に取付けられた前後一対の
リンクチエン歯車11に巻掛けられると共に、その自由
端部は前記支持部材8に吊設されている。12は他方の
支柱2上端部に支持部材13を介して一端部が吊設され
てなる所要長の同調用ロ−ラチエンで、該ロ−ラチエン
12はパレット4の両側に各々配設されたガイド用スプ
ロケット14を介して反対側の支柱2下端にその一端部
が取付けられている。
【0009】15はパレット4の両側に各々配設された
ロックピン、16は該ロックピン15を係止せしめるべ
く両側支柱2の上端部に各々枢着された略フック上のロ
ック片、17は該ロック片16に接続された作動紐であ
る。その他、18はトラクタやコンバイン等の農機具を
示す。
ロックピン、16は該ロックピン15を係止せしめるべ
く両側支柱2の上端部に各々枢着された略フック上のロ
ック片、17は該ロック片16に接続された作動紐であ
る。その他、18はトラクタやコンバイン等の農機具を
示す。
【0010】上述の如く構成された実施例は、チエンブ
ロック7を操作してパレット4を適宜昇降作動せしめる
ことにより、所要の農機具18を立体駐車せしめ、ま
た、その駐車を解放せしめる。即ち、農機具18を立体
駐車せしめるさいには、手鎖9を所定方向に引張してロ
−ドチエン10を巻戻し、ロ−ラチエン12を同調せし
めつつパレット4を下降せしめてベ−スフレ−ム1上に
乗せる。しかるのち、パレット4上に所要の農機具18
を載置せしめ、手鎖9を反対方向に引張せしめる。する
と、ロ−ドチエン10が次第に巻上げられ、また、これ
にロ−ラチエン12が同調するため、パレット4はガイ
ドロ−ラ6を介して両側支柱2にガイドされつつ上昇を
開始する。このさい、ガイドロ−ラ6は支柱2を構成す
る一対の支柱部材3間に転動自在に挾持されているた
め、ガタやブレ等を生じることなくパレット4をスム−
ズに安定よく上昇せしめることが出来る。そして、パレ
ット4が上死点に達した時点で手鎖9の引張を停止せし
めると共に、作動紐17によりロック片16を作動せし
めてロックピン15に係止せしめ、パレット4を安定的
に支持して立体駐車せしめる。なお、パレット4の下方
には他の農機具18を駐車せしめるとよい。
ロック7を操作してパレット4を適宜昇降作動せしめる
ことにより、所要の農機具18を立体駐車せしめ、ま
た、その駐車を解放せしめる。即ち、農機具18を立体
駐車せしめるさいには、手鎖9を所定方向に引張してロ
−ドチエン10を巻戻し、ロ−ラチエン12を同調せし
めつつパレット4を下降せしめてベ−スフレ−ム1上に
乗せる。しかるのち、パレット4上に所要の農機具18
を載置せしめ、手鎖9を反対方向に引張せしめる。する
と、ロ−ドチエン10が次第に巻上げられ、また、これ
にロ−ラチエン12が同調するため、パレット4はガイ
ドロ−ラ6を介して両側支柱2にガイドされつつ上昇を
開始する。このさい、ガイドロ−ラ6は支柱2を構成す
る一対の支柱部材3間に転動自在に挾持されているた
め、ガタやブレ等を生じることなくパレット4をスム−
ズに安定よく上昇せしめることが出来る。そして、パレ
ット4が上死点に達した時点で手鎖9の引張を停止せし
めると共に、作動紐17によりロック片16を作動せし
めてロックピン15に係止せしめ、パレット4を安定的
に支持して立体駐車せしめる。なお、パレット4の下方
には他の農機具18を駐車せしめるとよい。
【0011】逆に、農機具18の駐車を解放するさいに
は、まず、下方の農機具18を外方に移動せしめ、作動
紐17によりロック片16とロックピン15との係止を
解く。しかるのち、手鎖9を所定方向に引張し、ロ−ラ
チエン12を同調せしめつつロ−ドチエン10を巻下
げ、ガイドロ−ラ6を支柱部材3にガイドせしめつつパ
レット4を下降せしめる。そして、パレット4が下死点
に達した時点で手鎖9の引張を停止し、パレット4より
農機具18を外方に解放するとよい。
は、まず、下方の農機具18を外方に移動せしめ、作動
紐17によりロック片16とロックピン15との係止を
解く。しかるのち、手鎖9を所定方向に引張し、ロ−ラ
チエン12を同調せしめつつロ−ドチエン10を巻下
げ、ガイドロ−ラ6を支柱部材3にガイドせしめつつパ
レット4を下降せしめる。そして、パレット4が下死点
に達した時点で手鎖9の引張を停止し、パレット4より
農機具18を外方に解放するとよい。
【0012】なお、上記実施例において、巻上げ機構と
してチエンブロック7が示されているが、これに限定さ
れるものでなく、ホイストなど公知の巻上げ機構を採用
してもよい。また、この考案は、農機具18のみなら
ず、比較的軽量な車両の立体駐車にも適用することが出
来るものである。
してチエンブロック7が示されているが、これに限定さ
れるものでなく、ホイストなど公知の巻上げ機構を採用
してもよい。また、この考案は、農機具18のみなら
ず、比較的軽量な車両の立体駐車にも適用することが出
来るものである。
【0013】
【考案の効果】この考案によれば以上の次第で、溝付き
状とされたガイドロ−ラ6を一対の金属パイプ製支持部
材3により転動自在に挾持してガイドせしめるため、パ
レット4の昇降作動を非常にスム−ズに、しかも安定よ
く行わしめることが出来る。
状とされたガイドロ−ラ6を一対の金属パイプ製支持部
材3により転動自在に挾持してガイドせしめるため、パ
レット4の昇降作動を非常にスム−ズに、しかも安定よ
く行わしめることが出来る。
【図1】この考案の一実施例を示す正面図である。
【図2】同平面図である。
【図3】同要部拡大断面図である。
【図4】同使用状態を示す側面図である。
【図5】同使用状態を示す側面図である。
1 ベ−スフレ−ム 2 支柱 3 支柱部材 4 車両用パレット 6 ガイドロ−ラ 7 チエンブロック8 支柱部材 18 農機具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04H 6/06
Claims (1)
- 【請求項1】 ベ−スフレ−ム1の両側に所要の高さを
有する一対の支柱2が立設されると共に、同ベ−スフレ
−ム1上にはガイドロ−ラ6を介して両側の支柱2にガ
イドせしめつつ車両用パレット4が巻上げ機構7により
昇降自在に配設されてなる立体駐車装置において、上記
ガイドローラ6は溝付き状に形成されると共に、両側の
支柱2は各々該ガイドロ−ラ6を転動自在に挾持してガ
イドせしめるべく一対の金属パイプ製支柱部材3より形
成されてなることを特徴とする立体駐車装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993024462U JP2599329Y2 (ja) | 1993-04-12 | 1993-04-12 | 立体駐車装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993024462U JP2599329Y2 (ja) | 1993-04-12 | 1993-04-12 | 立体駐車装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0678530U JPH0678530U (ja) | 1994-11-04 |
JP2599329Y2 true JP2599329Y2 (ja) | 1999-09-06 |
Family
ID=12138842
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993024462U Expired - Lifetime JP2599329Y2 (ja) | 1993-04-12 | 1993-04-12 | 立体駐車装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2599329Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-04-12 JP JP1993024462U patent/JP2599329Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0678530U (ja) | 1994-11-04 |
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