JP2598541Y2 - 半導体試験装置用タイミング発生器 - Google Patents

半導体試験装置用タイミング発生器

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JP2598541Y2
JP2598541Y2 JP1993053408U JP5340893U JP2598541Y2 JP 2598541 Y2 JP2598541 Y2 JP 2598541Y2 JP 1993053408 U JP1993053408 U JP 1993053408U JP 5340893 U JP5340893 U JP 5340893U JP 2598541 Y2 JP2598541 Y2 JP 2598541Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は半導体試験装置に搭載し
たタイミング発生器について、遅延発生の範囲を損なう
ことなく、高精度信号を得る、半導体試験装置用タイミ
ング発生器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体試験装置に於けるタイミン
グ発生器において、周期発生や遅延発生を行うために、
遅延素子を利用した回路が用いられている。通常、この
タイミング発生器は、半導体試験装置のピン毎に設けら
れており、数百ピン分について、同一の回路が搭載され
ている。
【0003】従来のタイミング発生回路について、1ピ
ン分のブロック図は図5に示すような構成である。
【0004】先ず、入力端子であるIN21より、基準
クロックを与える。基準クロックの周期をT0とする
(基準クロックの周波数をf0とすると、T0=1/
0)。周期発生部1では、周期T0 の整数倍をカウン
トし、出力信号を発生する。このとき、周期未満の数値
は切り捨てて処理する。
【0005】次に、遅延素子11では、上記の周期未満
の数値に対応した遅延量(Δt1 )の遅延後に、出力を
発生する。これにより、設定された周期に対応した周期
発生が得られる。
【0006】この周期発生信号は、遅延発生部2に与え
る。遅延素子12では、設定された数値に対応した遅延
量(Δt2 )の遅延後に、出力を発生する。これによ
り、設定された遅延に対応した遅延発生が得られる。
【0007】この周期および遅延された信号は、遅延素
子13に与える。遅延素子13は、半導体試験装置の各
ピン毎の位相補正のための、キャリブレーション用の可
変遅延部である。従って、ピン毎にハードウェア固有の
数値をとる。遅延素子13では、この設定された数値に
対応した遅延量(Δt3 )の遅延後に、出力を発生す
る。この信号は出力端子であるOUT22から取り出さ
れる。
【0008】上記において、Δt1およびΔt2は被測定
デバイスの測定条件に応じて任意に設定がなされるもの
である。また、この設定値は、テストサイクルの途中に
於いてもリアルタイムに変化するものである。
【0009】図6に、従来の動作例をタイムチャートで
示す。IN21に周期T0 の基準クロックが入力する。
周期発生部1は、T0 の整数倍後に、出力を発生する。
次に、遅延素子11は、時間Δt1 後に出力を発生す
る。次に、この信号をトリガとして、遅延素子12は、
時間Δt2 後に、出力を発生する。次に、遅延素子13
は、時間Δt3 後に、出力を発生する。以上により、目
的の周期量及び、遅延量の出力を得ている。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】従来の半導体試験装置
用タイミング発生器は次のような欠点をもっていた。
【0011】近年、被測定デバイスの発展に伴って、信
号が高速化しており、このため、高精度なタイミング精
度が必要とされている。しかし、上記のタイミング発生
器の構成によれば、指定される遅延発生範囲をカバーす
るためには、遅延量の大きな遅延素子を必要とし、この
ため、回路規模が大きくなり、従って、誤差の集積によ
り、精度も低下してしまう。
【0012】本考案は、上述したような従来の技術が有
する問題点に鑑みてなされるものであって、半導体試験
装置のタイミング発生器に於いて、遅延発生の範囲を損
なうことなく、高精度信号を得る、半導体試験装置用タ
イミング発生器を提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】この考案によれば、半導
体試験装置に於けるタイミング発生器に於いて、各遅延
データを加算する少なくとも1個の演算器103、10
4を設ける。そして、当該演算器に於いて、演算結果と
基準データとを比較し、発生したキャリーを入力するキ
ャリー処理部101を設ける。そして、当該キャリー処
理部に於いて、シフトディレイーした出力信号を入力す
る遅延素子102を設ける。そして、当該演算器10
3、104に於いて演算した遅延量を当該遅延素子10
2で遅延して出力を取り出す。このように、半導体試験
装置用タイミング発生器を構成する。
【0014】
【作用】本考案では、入力信号は、周期発生部1に与え
られる。この周期T0 の整数倍後の信号は、遅延発生部
2に与えられる。この遅延発生部での周期T0 の整数倍
後の信号は、キャリー処理部101に与えられる。次
に、遅延素子102では、このキャリー処理部101の
出力信号をトリガとして、演算結果による遅延量の遅延
後に、出力を発生する。ここで、当該遅延量は、常に、
基準クロック周期T0 よりも少ない数値となっている。
また、キャリー処理部101の出力は、常に、基準クロ
ックに同期して出力されている。従って、遅延素子での
遅延量のカバー範囲が少なくてすみ、誤差の少ない、高
精度な遅延を得ることができる。
【0015】
【実施例】本考案の実施例について図面を参照して説明
する。図1は本考案の1実施例を示すブロック図であ
る。
【0016】図1に於いて示すように、演算器103を
設ける。演算器103の1入力端には、周期発生データ
のうち、基準クロック周期T0 未満の数値(Δt10)を
与える。また、演算器103の他の端子には、遅延発生
データのうち、基準クロック周期T0 未満の数値(Δt
20)を与える。演算器103内に於いては、両入力値の
加算を行う。そして、演算結果を基準クロック周期T0
と比較し、T0 以上となる場合は、キャリー出力端よ
り、キャリーを発生する。そして、演算結果より、T0
を減算した数値(Δt30)を出力端子より発生する。な
お、両入力値の加算結果が、T0 未満の場合には、その
数値をそのまま出力端子より発生する。
【0017】次に、演算器104を設ける。演算器10
4の1入力端には、当該演算器103の出力信号(Δt
30)を与える。また、演算器104の他の端子には、位
相補正に関わる遅延データ(Δt40)を与える。演算器
104内に於いては、両入力値の加算を行う。そして、
演算結果を基準クロック周期T0 と比較し、T0 以上と
なる場合は、キャリー出力端より、キャリーを発生す
る。そして、演算結果より、T0 を減算した数値(Δt
50)を出力端子より発生する。なお、両入力値の加算結
果が、T0 未満の場合には、その数値をそのまま出力端
子より発生する。
【0018】次に、キャリー処理部101を設ける。キ
ャリー処理部の実施例を図3に示す。キャリー信号がキ
ャリー1およびキャリー2端子に与えられると、ゲート
58、59に各々与えられ、その出力に応じて、ゲート
60、61、62の出力が決定する。そして、当該各出
力は、ゲート53、54、56に与えられる。ゲート5
6がオンとなる場合には、キャリー処理部101への入
力信号はオアゲート57により、信号出力端より取り出
される。
【0019】次に、ゲート54がオンとなる場合には、
キャリー処理部101への入力信号はオアゲート55を
通過し、シフトレジスタ52により、クロック入力端子
への信号である周期T0 だけシフトディレイする。そし
て、ゲート57を通過して、出力信号となる。
【0020】次に、ゲート53がオンとなる場合には、
キャリー処理部101への入力信号は、シフトレジスタ
51により、クロック入力端子への信号である周期T0
だけシフトディレイする。そして、ゲート55を通過し
て、シフトレジスタ52により、さらにT0 シフトディ
レイした後、オアゲート57を通過して出力信号とな
る。
【0021】図4にキャリー処理部の動作を真理値表で
示す。もしキャリーが2信号とも0である場合には、シ
フトディレイ量は0である。もし、キャリーが1信号だ
け1であれば、シフトディレイ量はT0 である。もしキ
ャリーが2信号とも1である場合には、シフトディレイ
量は、T0 の2倍である。このように、キャリー条件に
応じて、シフトディレイ量が定まる。
【0022】図1に於いて、キャリー処理部の出力は、
遅延素子102に与える。遅延素子102では、このキ
ャリ処理部101の出力信号をトリガとして、遅延量
(Δt50)を遅延して出力する。これが、出力端子22
より取り出される。
【0023】本考案による動作例を図2にタイムチャー
トで示す。入力信号IN21は、周期発生部1に与えら
れる。この周期T0 の整数倍後の信号は、遅延発生部2
に与えられる。この遅延発生部での周期T0 の整数倍後
の信号は、キャリー処理部101に与えられる。次に、
遅延素子102では、このキャリー処理部101の出力
信号をトリガとして、遅延量(Δt50)の遅延後に、出
力を発生する。ここで、当該遅延量(Δt50)は、常
に、基準クロック周期T0 よりも少ない数値となってい
る。また、キャリー処理部101の出力は、常に、基準
クロックに同期して出力されている。
【0024】なお、上記の各遅延量(Δt10、Δt20
Δt30、Δt40、Δt50)は、テストサイクルによって
リアルタイムに変化するため、キャリーの値もそれに伴
って変化して動作する。
【0025】
【考案の効果】以上説明したように本考案は構成されて
いるので、次に記載する効果を奏する。
【0026】半導体試験装置のタイミング発生器に於い
て、遅延発生部のデータを演算し、キャリー処理を行う
ことにより、遅延素子部の遅延量を基本周期以下とし、
これにより、遅延発生の範囲を損なうことなく、高精度
信号を得る、半導体試験装置用タイミング発生器を提供
できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の構成を示すブロック図である。
【図2】本考案の動作を示すタイムチャートである。
【図3】本考案のキャリー処理部の構成を示すブロック
図である。
【図4】本考案のキャリー処理部の動作を示す真理値表
である。
【図5】従来の構成を示すブロック図である。
【図6】従来の動作を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 周期発生部 2 遅延発生部 11、12、13、102 遅延素子 101 キャリー処理部 103、104 演算器

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項】 半導体試験装置に於けるタイミング発生器
    に於いて、 各遅延データを加算する少なくとも1個の演算器(10
    3、104)を設け、 当該演算器に於いて、演算結果と基準データとを比較
    し、発生したキャリーを入力するキャリー処理部(10
    1)を設け、 当該キャリー処理部に於いて、シフトディレイーした出
    力信号を入力する遅延素子(102)を設け、 当該演算器(103、104)に於いて演算した遅延量
    を当該遅延素子(102)で遅延して出力を取り出すこ
    とを特徴とした、半導体試験装置用タイミング発生器。
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