JP2598369Y2 - コンクリート空胴ブロック成形用ヒーター付上型 - Google Patents

コンクリート空胴ブロック成形用ヒーター付上型

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JP2598369Y2
JP2598369Y2 JP1993049878U JP4987893U JP2598369Y2 JP 2598369 Y2 JP2598369 Y2 JP 2598369Y2 JP 1993049878 U JP1993049878 U JP 1993049878U JP 4987893 U JP4987893 U JP 4987893U JP 2598369 Y2 JP2598369 Y2 JP 2598369Y2
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JP
Japan
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heater
shoe
cavity block
upper mold
plunger
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JP1993049878U
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泰正 上田
賢悟 白石
克治 吉田
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Mishima Kosan Co Ltd
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Mishima Kosan Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、コンクリート空胴ブロ
ックを成形するヒーター付上型枠(単に上型と称する)
であって、その高湿度の材料の離形性の向上の技術に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のコンクリートブロックを成形する
ヒーター付上型としては、実開平2−31705号公報
の成形用ヒーター付押金型が知られている。このヒータ
ー付押金型は図5に示すように、上型のシュー20の裏
面だけにヒーター21を設けるものである。ところが、
コンクリート空胴ブロックの成形に図5に示す押金型を
用いると材料と接するヒーターの面積が小さいために熱
量が不足して十分な温度上昇させることができず、その
為離形が悪く材料が付着し、歩留りが低下していた。
尚、図5中、22は電極端子、23は断熱材、24はプ
ランジャー脚、25はリード線である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案が解決しようと
する課題は、従来のヒーター付上型の欠点を解消し、材
料の付着がなく良好に離形できるコンクリート空胴ブロ
ック成形用ヒーター付上型を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
考案の要旨は、コンクリート空胴ブロック成形用上型の
シューの裏面にヒーターを設けるとともに、シューを支
持する金属製プランジャー脚にヒーターを取付け、同プ
ランジャー脚を断熱層を介してプランジャー台板に取付
けたことを特徴とするコンクリート空胴ブロック成形用
ヒーター付上型にある。
【0005】
【作用】本考案では、コンクリートと直接接触する上型
のシューにヒーターを取付けているが、シューを支持す
る金属製プランジャー脚にもヒーターを取付け、同ヒー
ターでプランジャー脚を加熱してシューに熱伝導させて
いる。シューに直接取付けたヒーターの熱の他にプラン
ジャー脚からの熱がシューに供給され、シューを介して
コンクリート成形品上面を70℃以上に上昇させ、離形
性を良好にし材料付着をなくした。ここで、プランジャ
ー脚と上型の取付の台座となるプランジャー台板との間
に断熱層を設けたことでプランジャー脚に取付けたヒー
ターの熱はシュー方向のみに伝熱し、シューの温度上昇
を効果的にしている。
【0006】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は実施例の正面図、図2は同側面図、図3は
同底面図、図4は実施例の分解斜視図である。図中、1
は本実施例のコンクリート空胴ブロック成形用上型、2
はシュー、3は同シューに取付けたヒーター、4はプラ
ンジャー脚、5,6は同プランジャー脚に取付けたヒー
ター、7は断熱層を形成する断熱板、8はプランジャー
台板、9はヒーター3の端子、10はヒーター3のリー
ド線、11は成形された空胴コンクリートブロックであ
る。
【0007】この実施例では、シュー2に設けたヒータ
ー3の他に、プランジャー脚4にヒーター5,6を2個
取付けている。シュー2のヒーター3のみではシュー2
の温度を十分に昇温できないが、プランジャー脚4のヒ
ーター5,6を加えて3個のヒーター3,5,6によっ
てシュー2の温度を十分に加温することができた。これ
によって、成型品の空胴コンクリートブロック11の離
形性は良くなり、殆ど不良品がでなかった。
【0008】
【考案の効果】本考案によれば、面積が狭くヒーター設
置面が確保できないシュー以外のプランジャー脚にヒー
ターを取付け、しかもプランジャー台板との間に断熱層
を設けることでプランジャー脚のヒーターの熱をシュー
に効果的に供給できた。これによって、成型品の材料の
付着がなく離形性が極めて良好になり、歩留りが大巾に
向上した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の正面図である。
【図2】実施例の側面図である。
【図3】実施例の底面図である。
【図4】実施例の分解斜視図である。
【図5】従来のヒーター付押金型の縦断面図である。
【符号の説明】
1 コンクリート空胴ブロック成形用上型 2 シュー 3 ヒーター 4 プランジャー脚 5 ヒーター 6 ヒーター 7 断熱板 8 プランジャー台板 9 端子 10 リード線 11 空胴コンクリートブロック
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−174894(JP,A) 特開 平5−337913(JP,A) 実開 平6−19998(JP,U) 実開 平2−31705(JP,U) 実開 平4−9709(JP,U) 実開 平4−73510(JP,U) 実開 平4−54806(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B28B 3/02 B28B 7/42

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート空胴ブロック成形用上型の
    シューの裏面にヒーターを設けるとともに、シューを支
    持する金属製プランジャー脚にヒーターを取付け、同プ
    ランジャー脚を断熱層を介してプランジャー台板に取付
    けたことを特徴とするコンクリート空胴ブロック成形用
    ヒーター付上型。
JP1993049878U 1993-08-21 1993-08-21 コンクリート空胴ブロック成形用ヒーター付上型 Expired - Lifetime JP2598369Y2 (ja)

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