JP2598276Y2 - 表示部傾斜保持機構 - Google Patents
表示部傾斜保持機構Info
- Publication number
- JP2598276Y2 JP2598276Y2 JP1992074786U JP7478692U JP2598276Y2 JP 2598276 Y2 JP2598276 Y2 JP 2598276Y2 JP 1992074786 U JP1992074786 U JP 1992074786U JP 7478692 U JP7478692 U JP 7478692U JP 2598276 Y2 JP2598276 Y2 JP 2598276Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide groove
- main body
- guide
- support member
- apparatus main
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、印鑑照会機等、液晶デ
ィスプレイを使用した比較的軽量、小型の表示装置にお
いて、表示部の傾斜角度を数段階に切り替えることがで
き、オペレ−タが見易い角度に保持する表示部傾斜保持
機構に関する。
ィスプレイを使用した比較的軽量、小型の表示装置にお
いて、表示部の傾斜角度を数段階に切り替えることがで
き、オペレ−タが見易い角度に保持する表示部傾斜保持
機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の表示部傾斜保持機構においては、
表示部を段階的に切り替えられるようになっており、そ
の切り替えは手動で行っていた。図8は従来の表示部傾
斜保持機構を示す外観斜視図、図9は従来の表示部傾斜
保持機構を示す側面図である。
表示部を段階的に切り替えられるようになっており、そ
の切り替えは手動で行っていた。図8は従来の表示部傾
斜保持機構を示す外観斜視図、図9は従来の表示部傾斜
保持機構を示す側面図である。
【0003】両図は表示部を有する印鑑照会機を示すも
のであり、両図において、印鑑照会機本体1はアッパフ
レ−ム2とロアフレ−ム3とから成っている。アッパフ
レ−ム2には表示部フレ−ム4がシャフト5を中心に回
動可能に取り付けられている。表示部フレ−ム4には液
晶ディスプレイ6が内蔵され、また背面にはセットプレ
−ト7により支持軸8が回転自在に取り付けられてい
る。
のであり、両図において、印鑑照会機本体1はアッパフ
レ−ム2とロアフレ−ム3とから成っている。アッパフ
レ−ム2には表示部フレ−ム4がシャフト5を中心に回
動可能に取り付けられている。表示部フレ−ム4には液
晶ディスプレイ6が内蔵され、また背面にはセットプレ
−ト7により支持軸8が回転自在に取り付けられてい
る。
【0004】アッパフレ−ム2の上面には一対の係止部
9が設けられており、係止部9には支持軸8の下端部8
aを係止する凸部10a、10b、10cが配設されて
いる。支持軸8は、その下端部8aがこれらの凸部10
a、10b、10cに係止することにより、図9に示す
ように、たとえば45度あるいは30度に表示部フレ−
ム4を保持する。
9が設けられており、係止部9には支持軸8の下端部8
aを係止する凸部10a、10b、10cが配設されて
いる。支持軸8は、その下端部8aがこれらの凸部10
a、10b、10cに係止することにより、図9に示す
ように、たとえば45度あるいは30度に表示部フレ−
ム4を保持する。
【0005】表示部フレ−ム4を起こして使用する場合
は、図9に示すように、表示部フレ−ム4を手で持ち上
げると、支持軸8の下端部8aが係止部9内を凸部10
cあるいは10bを乗り越えて移動し、目標の位置で表
示部フレ−ム4から手を離すと、支持軸8の下端部8a
が凸部10bあるいは10aに係止し、表示部フレ−ム
4を傾斜状態で保持する。
は、図9に示すように、表示部フレ−ム4を手で持ち上
げると、支持軸8の下端部8aが係止部9内を凸部10
cあるいは10bを乗り越えて移動し、目標の位置で表
示部フレ−ム4から手を離すと、支持軸8の下端部8a
が凸部10bあるいは10aに係止し、表示部フレ−ム
4を傾斜状態で保持する。
【0006】また、表示部フレ−ム4を倒す場合は、表
示部フレ−ム4を片方の手で持ち上げ、その状態でもう
片方の手で支持軸8の下端部8aを凸部10aまたは1
0bの上に持ち上げ、凸部10a、10bの上を移動で
きるようにする。この状態で表示部フレ−ム4を倒して
いく。
示部フレ−ム4を片方の手で持ち上げ、その状態でもう
片方の手で支持軸8の下端部8aを凸部10aまたは1
0bの上に持ち上げ、凸部10a、10bの上を移動で
きるようにする。この状態で表示部フレ−ム4を倒して
いく。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の傾斜保持機構においては、表示部フレ−ムを倒す場
合、両手を使わなければならないので煩わしいという問
題があり、また表示部フレ−ムの傾斜角度が小さくなっ
ても支持軸を持っていなければならないので、表示部フ
レ−ムとアッパフレ−ムとの間で指を挟む恐れがあると
ともに、支持軸を指で持っているのが困難になるという
問題もあった。
の傾斜保持機構においては、表示部フレ−ムを倒す場
合、両手を使わなければならないので煩わしいという問
題があり、また表示部フレ−ムの傾斜角度が小さくなっ
ても支持軸を持っていなければならないので、表示部フ
レ−ムとアッパフレ−ムとの間で指を挟む恐れがあると
ともに、支持軸を指で持っているのが困難になるという
問題もあった。
【0008】本考案は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、支持軸を指で持ち続けることなく表示
部フレ−ムを簡単に倒すことのできる優れた表示部傾斜
保持機構を提供することである。
で、その目的は、支持軸を指で持ち続けることなく表示
部フレ−ムを簡単に倒すことのできる優れた表示部傾斜
保持機構を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本考案は、装置本体に表示部を回動可能に取り付け、
該表示部に回動可能に設けられ端部が装置本体上を摺動
する支持部材の該端部を、装置本体側に設けた複数の凸
部に段階的に係止することにより、表示部を装置本体に
対して段階的に傾斜した状態で保持する表示部傾斜保持
機構において、前記支持部材を前記摺動方向に対して直
交する方向に移動自在とし、前期支持部材に形成され装
置本体側に突出した突起部と、装置本体に、前記突起部
が摺動する方向に沿って配設され、突起部が遊嵌するこ
とにより支持部材の端部が前記凸部を乗り越える位置と
なる第1のガイド溝と、前記第1のガイド溝に平行に配
設され、突起部が遊嵌することにより支持部材の端部が
前記凸部に係止する第2のガイド溝とからなり、第1の
ガイド溝と第2のガイド溝はその両端部で繋がっている
ガイド部と、表示部が装置本体に対して閉じるときに前
記支持部材を前記直交する方向に移動して前記突起部を
第1のガイド溝から第2のガイド溝へ移行させるスライ
ド部とを設けたことを特徴とするものである。
に本考案は、装置本体に表示部を回動可能に取り付け、
該表示部に回動可能に設けられ端部が装置本体上を摺動
する支持部材の該端部を、装置本体側に設けた複数の凸
部に段階的に係止することにより、表示部を装置本体に
対して段階的に傾斜した状態で保持する表示部傾斜保持
機構において、前記支持部材を前記摺動方向に対して直
交する方向に移動自在とし、前期支持部材に形成され装
置本体側に突出した突起部と、装置本体に、前記突起部
が摺動する方向に沿って配設され、突起部が遊嵌するこ
とにより支持部材の端部が前記凸部を乗り越える位置と
なる第1のガイド溝と、前記第1のガイド溝に平行に配
設され、突起部が遊嵌することにより支持部材の端部が
前記凸部に係止する第2のガイド溝とからなり、第1の
ガイド溝と第2のガイド溝はその両端部で繋がっている
ガイド部と、表示部が装置本体に対して閉じるときに前
記支持部材を前記直交する方向に移動して前記突起部を
第1のガイド溝から第2のガイド溝へ移行させるスライ
ド部とを設けたことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】上記構成を有する本考案によれば、表示部を傾
斜状態から倒す場合、まず支持部材を摺動方向に対して
直交方向に移動させ、突起部をガイド部の第1のガイド
溝に遊嵌させる。これにより支持部材の端部は、装置本
体側に設けた凸部を乗り越える位置となり、支持部材の
端部は装置本体上を移動できる状態になる。したがって
表示部は、支持部材を手で持たなくても、倒れるように
なる。
斜状態から倒す場合、まず支持部材を摺動方向に対して
直交方向に移動させ、突起部をガイド部の第1のガイド
溝に遊嵌させる。これにより支持部材の端部は、装置本
体側に設けた凸部を乗り越える位置となり、支持部材の
端部は装置本体上を移動できる状態になる。したがって
表示部は、支持部材を手で持たなくても、倒れるように
なる。
【0011】表示部が装置本体に対して閉じる直前に、
スライド部材が支持部材を第1のガイド溝から第2のガ
イド溝に移行させる。支持部材が第2のガイド溝に入る
ことによって、支持部材の端部は凸部に係止するように
なる。したがって表示部を持ち上げることにより、支持
部材の端部は目標の凸部で係止でき、表示部は傾斜状態
を保持できる。
スライド部材が支持部材を第1のガイド溝から第2のガ
イド溝に移行させる。支持部材が第2のガイド溝に入る
ことによって、支持部材の端部は凸部に係止するように
なる。したがって表示部を持ち上げることにより、支持
部材の端部は目標の凸部で係止でき、表示部は傾斜状態
を保持できる。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に本考案は、装置本体に表示部を回動可能に取り付け、
該表示部に回動可能に設けられ端部が装置本体上を摺動
する支持部材の該端部を、装置本体側に設けた複数の凸
部に段階的に係止することにより、表示部を装置本体に
対して段階的に傾斜した状態で保持する表示部傾斜保持
機構において、前記支持部材を前記摺動方向に対して直
交する方向に移動自在とし、装置本体に、前記支持部材
が摺動する方向と平行な第1のガイド溝と第2のガイド
溝とからなり、該第1のガイド溝と該第2のガイド溝を
その両端部で接続したガイド部を配設し、前記第1のガ
イド溝の底面の高さは、前記第2のガイド溝の底面の高
さより高くするとともに、装置本体側に突出し、かつ前
記ガイド部に遊嵌して前記支持部材の移動を案内する突
起部を前記支持部材の端部に設け、該突起部が前記第1
のガイド溝を遊嵌して移動する時は、前記支持部材の端
部が前記凸部に係止されることなく移動し、前記突起部
が前記第2のガイド溝を遊嵌して移動する時は、前記端
部が前記凸部に係止するようにしたことを特徴とするも
のである。
に本考案は、装置本体に表示部を回動可能に取り付け、
該表示部に回動可能に設けられ端部が装置本体上を摺動
する支持部材の該端部を、装置本体側に設けた複数の凸
部に段階的に係止することにより、表示部を装置本体に
対して段階的に傾斜した状態で保持する表示部傾斜保持
機構において、前記支持部材を前記摺動方向に対して直
交する方向に移動自在とし、装置本体に、前記支持部材
が摺動する方向と平行な第1のガイド溝と第2のガイド
溝とからなり、該第1のガイド溝と該第2のガイド溝を
その両端部で接続したガイド部を配設し、前記第1のガ
イド溝の底面の高さは、前記第2のガイド溝の底面の高
さより高くするとともに、装置本体側に突出し、かつ前
記ガイド部に遊嵌して前記支持部材の移動を案内する突
起部を前記支持部材の端部に設け、該突起部が前記第1
のガイド溝を遊嵌して移動する時は、前記支持部材の端
部が前記凸部に係止されることなく移動し、前記突起部
が前記第2のガイド溝を遊嵌して移動する時は、前記端
部が前記凸部に係止するようにしたことを特徴とするも
のである。
【0013】両図において、印鑑照会機本体11は、ア
ッパフレ−ム12とロアフレ−ム13とからなり、アッ
パフレ−ム12には表示部フレ−ム14がシャフト15
を中心に回動可能に取り付けられている。表示部フレ−
ム14には液晶ディスプレイ16が内蔵されている。表
示部フレ−ム14の背面には支持軸17がセットプレ−
ト18により回転自在に取り付けられている。セットプ
レ−ト18の長さは、図3に示すように、支持軸17の
支点部17aより短くなっており、支持軸17は、図1
に示す矢印A、B方向に移動できる。なお図3は実施例
の支持軸を示す斜視図である。
ッパフレ−ム12とロアフレ−ム13とからなり、アッ
パフレ−ム12には表示部フレ−ム14がシャフト15
を中心に回動可能に取り付けられている。表示部フレ−
ム14には液晶ディスプレイ16が内蔵されている。表
示部フレ−ム14の背面には支持軸17がセットプレ−
ト18により回転自在に取り付けられている。セットプ
レ−ト18の長さは、図3に示すように、支持軸17の
支点部17aより短くなっており、支持軸17は、図1
に示す矢印A、B方向に移動できる。なお図3は実施例
の支持軸を示す斜視図である。
【0014】支持軸17にはまた、ガイドプレ−ト19
が装着され、ガイドプレ−ト19の下部には2つの突起
部20a、20bが植設されている。突起部20a、2
0bは、ガイドプレ−ト19の下側に突出するように設
けられている。支持軸17の下端部17aは、アッパフ
レ−ム12に形成された凸部21a、22a、23aの
それぞれに係止可能になっており、他方の支持軸17の
下端部17bは、凸部21b、22b、23bにそれぞ
れ係止可能になっている。また、表示部フレ−ム14の
背面には、スライド部24が設けられており、このスラ
イド部24は傾斜部24aを有している。スライド部2
4は、ガイドプレ−ト19の側端部19aに対応する位
置に設けられている。
が装着され、ガイドプレ−ト19の下部には2つの突起
部20a、20bが植設されている。突起部20a、2
0bは、ガイドプレ−ト19の下側に突出するように設
けられている。支持軸17の下端部17aは、アッパフ
レ−ム12に形成された凸部21a、22a、23aの
それぞれに係止可能になっており、他方の支持軸17の
下端部17bは、凸部21b、22b、23bにそれぞ
れ係止可能になっている。また、表示部フレ−ム14の
背面には、スライド部24が設けられており、このスラ
イド部24は傾斜部24aを有している。スライド部2
4は、ガイドプレ−ト19の側端部19aに対応する位
置に設けられている。
【0015】機器本体11のアッパフレ−ム12には、
凸部21a、22a、23aと、凸部21b、22b、
23bとの間に、平行して配設された2つのガイド部2
5、26が設けられている。2つのガイド部25、26
は同じ構造になっているので、ガイド部25について説
明する。ガイド部25は、側壁25aにより囲まれた構
造となっており、中央部に仕切り板25bが配置され、
その両側にガイド溝25c、25dを有する。ガイド溝
25cの底面はガイド溝25dの底面より低くなってお
り、両ガイド溝25c、25dは、その両端部で繋がっ
ている。したがって、両ガイド溝25c、25dの接続
部分の底面は傾斜している。ガイド溝25c、25dに
は、ガイドプレ−ト19の突起部20aが入り込むよう
になっている。そしてガイド溝25cの底面の高さは、
突起部20aが入ったときに、支持軸17の下端部17
a、17bが凸部21a、21b、22a、22b、2
3a、23bに係止する高さになっている。またガイド
溝25dの底面の高さは、突起部20aが入ったとき
に、支持軸17の下端部17a、17bが凸部21a、
21b、22a、22b、23a、23bのそれぞれの
頂部を越える高さになっている。また、側壁25aの先
端部25eは湾曲状になっている。
凸部21a、22a、23aと、凸部21b、22b、
23bとの間に、平行して配設された2つのガイド部2
5、26が設けられている。2つのガイド部25、26
は同じ構造になっているので、ガイド部25について説
明する。ガイド部25は、側壁25aにより囲まれた構
造となっており、中央部に仕切り板25bが配置され、
その両側にガイド溝25c、25dを有する。ガイド溝
25cの底面はガイド溝25dの底面より低くなってお
り、両ガイド溝25c、25dは、その両端部で繋がっ
ている。したがって、両ガイド溝25c、25dの接続
部分の底面は傾斜している。ガイド溝25c、25dに
は、ガイドプレ−ト19の突起部20aが入り込むよう
になっている。そしてガイド溝25cの底面の高さは、
突起部20aが入ったときに、支持軸17の下端部17
a、17bが凸部21a、21b、22a、22b、2
3a、23bに係止する高さになっている。またガイド
溝25dの底面の高さは、突起部20aが入ったとき
に、支持軸17の下端部17a、17bが凸部21a、
21b、22a、22b、23a、23bのそれぞれの
頂部を越える高さになっている。また、側壁25aの先
端部25eは湾曲状になっている。
【0016】ガイド部26においてガイド部25の各部
と対応する部分はそれぞれ対応する符号で示してある。
なおガイド部26のガイド溝26c、26dには、突起
部20bが入り込むようになっている。
と対応する部分はそれぞれ対応する符号で示してある。
なおガイド部26のガイド溝26c、26dには、突起
部20bが入り込むようになっている。
【0017】つぎに本実施例の動作をさらに図4乃至図
7にしたがって説明する。図4乃至図7は本実施例の動
作を示す説明図である。
7にしたがって説明する。図4乃至図7は本実施例の動
作を示す説明図である。
【0018】まず図1に示す状態、すなわち支持軸17
の下端部17a、17bがそれぞれ凸部21a、21b
に係止し、表示部フレ−ム14が傾斜した状態から、表
示部フレ−ム14を倒す場合の動作を説明する。図1に
示す状態のときは、ガイドプレ−ト19の突起部20
a、20bはそれぞれガイド溝25c、26cに入り込
んでおり、この状態をガイドプレ−ト19の背面から見
た図が図4である。
の下端部17a、17bがそれぞれ凸部21a、21b
に係止し、表示部フレ−ム14が傾斜した状態から、表
示部フレ−ム14を倒す場合の動作を説明する。図1に
示す状態のときは、ガイドプレ−ト19の突起部20
a、20bはそれぞれガイド溝25c、26cに入り込
んでおり、この状態をガイドプレ−ト19の背面から見
た図が図4である。
【0019】この状態から、まず表示フレ−ム14を停
止するまで上方に持ち上げる。すると、ガイドプレ−ト
19の突起部20a、20bの先端部は、それぞれ、ガ
イド溝25d、26dの底面よりたかい位置になる。こ
こで、図5に示すように、ガイドプレ−ト19を指で軽
く押し、突起部20a、20bがそれぞれ、ガイド溝2
5c、26cからガイド溝25d、26dに入り込むよ
うに移動させる。移動させ終わった後は指をガイドプレ
−ト19から離す。ここで表示部フレ−ム14を下ろ
す。これにより突起部20a、20bがそれぞれ、ガイ
ド溝25d、26dの底面上に乗ると、支持軸17の下
端部17a、17bはそれぞれ、凸部21a、21bの
頂部より高い位置になる。そして突起部20a、20b
がそれぞれ、ガイド溝25d、26dに沿って移動し、
このとき支持軸17の下端部17a、17bは凸部21
a、21b、22a、22b、23a、23bに突き当
たることはない。
止するまで上方に持ち上げる。すると、ガイドプレ−ト
19の突起部20a、20bの先端部は、それぞれ、ガ
イド溝25d、26dの底面よりたかい位置になる。こ
こで、図5に示すように、ガイドプレ−ト19を指で軽
く押し、突起部20a、20bがそれぞれ、ガイド溝2
5c、26cからガイド溝25d、26dに入り込むよ
うに移動させる。移動させ終わった後は指をガイドプレ
−ト19から離す。ここで表示部フレ−ム14を下ろ
す。これにより突起部20a、20bがそれぞれ、ガイ
ド溝25d、26dの底面上に乗ると、支持軸17の下
端部17a、17bはそれぞれ、凸部21a、21bの
頂部より高い位置になる。そして突起部20a、20b
がそれぞれ、ガイド溝25d、26dに沿って移動し、
このとき支持軸17の下端部17a、17bは凸部21
a、21b、22a、22b、23a、23bに突き当
たることはない。
【0020】突起部20a、20bがそれぞれ、図6に
示すように、ガイド溝25d、26dに沿ってその先端
方向に移動して来ると、この時同時に表示部フレ−ム1
4が下降してくるが、支持軸17の下端部17a、17
bがそれぞれ、凸部23a、23bを越えたところで、
突起部20a、20bはそれぞれ、側壁の湾曲部25
e、25eに案内されて、ガイド溝25c、26cに入
り込む。また同時に、下降してきた表示部フレ−ム14
のスライド部24の傾斜部24aによりガイドプレ−ト
19の側端部19aが、図1に示す矢印A方向に押され
ることによって、突起部20a、20bはそれぞれ、図
7に示すように、ガイド溝25c、26cに入り込む。
この状態で表示部フレ−ム14はアッパフレ−ム12に
対して閉じる。
示すように、ガイド溝25d、26dに沿ってその先端
方向に移動して来ると、この時同時に表示部フレ−ム1
4が下降してくるが、支持軸17の下端部17a、17
bがそれぞれ、凸部23a、23bを越えたところで、
突起部20a、20bはそれぞれ、側壁の湾曲部25
e、25eに案内されて、ガイド溝25c、26cに入
り込む。また同時に、下降してきた表示部フレ−ム14
のスライド部24の傾斜部24aによりガイドプレ−ト
19の側端部19aが、図1に示す矢印A方向に押され
ることによって、突起部20a、20bはそれぞれ、図
7に示すように、ガイド溝25c、26cに入り込む。
この状態で表示部フレ−ム14はアッパフレ−ム12に
対して閉じる。
【0021】突起部20a、20bがそれぞれガイド溝
25c、26cに入り込むと、支持軸17の下端部17
a、17bは、それぞれ、凸部23a、23b、22
a、22b、21a、21bに係止可能になる。したが
って、この位置から表示部フレ−ム14を起こしていく
と、突起部20a、20bは、それぞれガイド溝25
c,26cを図7に示す矢印C方向に移動する。支持軸
17の下端部17a、17bはそれぞれ、凸部23a、
23bを乗り越え、次いで凸部22a、22bを乗り越
えていく。そして、目的の凸部を乗り越えたところで、
表示部フレ−ム14を回動するのを停止する。これによ
り表示部フレ−ム14は、見易い角度にセットされる。
25c、26cに入り込むと、支持軸17の下端部17
a、17bは、それぞれ、凸部23a、23b、22
a、22b、21a、21bに係止可能になる。したが
って、この位置から表示部フレ−ム14を起こしていく
と、突起部20a、20bは、それぞれガイド溝25
c,26cを図7に示す矢印C方向に移動する。支持軸
17の下端部17a、17bはそれぞれ、凸部23a、
23bを乗り越え、次いで凸部22a、22bを乗り越
えていく。そして、目的の凸部を乗り越えたところで、
表示部フレ−ム14を回動するのを停止する。これによ
り表示部フレ−ム14は、見易い角度にセットされる。
【0022】
【考案の効果】以上、詳細に説明したように本考案によ
れば、表示部フレ−ムを支持する支持部材を、支持部材
が摺動する方向に対して直交する方向に移動自在とし、
支持部材に設けた突起部が入り込むことによって支持部
材の端部が凸部を乗り越える位置となる第1のガイド溝
を設けて、表示部フレ−ムを倒す際、支持部材をこの第
1のガイド溝に突起部が入るように移動すれば、表示部
フレ−ムを手で持っていなくても倒すことができる。し
たがって、表示部フレ−ムとアッパフレ−ムとの間で指
を挟むこともなくなる。
れば、表示部フレ−ムを支持する支持部材を、支持部材
が摺動する方向に対して直交する方向に移動自在とし、
支持部材に設けた突起部が入り込むことによって支持部
材の端部が凸部を乗り越える位置となる第1のガイド溝
を設けて、表示部フレ−ムを倒す際、支持部材をこの第
1のガイド溝に突起部が入るように移動すれば、表示部
フレ−ムを手で持っていなくても倒すことができる。し
たがって、表示部フレ−ムとアッパフレ−ムとの間で指
を挟むこともなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る実施例の傾斜保持機構を示す切欠
斜視図である。
斜視図である。
【図2】本考案に係る実施例の傾斜保持機構を示す切欠
側面図である。
側面図である。
【図3】実施例の支持軸を示す斜視図である。
【図4】実施例の動作を示す説明図である。
【図5】実施例の動作を示す説明図である。
【図6】実施例の動作を示す説明図である。
【図7】実施例の動作を示す説明図である。
【図8】従来の表示部傾斜保持機構を示す外観斜視図で
ある。
ある。
【図9】従来の表示部傾斜保持機構を示す側面図であ
る。
る。
12 アッパフレ−ム 14 表示部フレ−ム 17 支持軸 20a、20b 突起部 21a、22a、23a 凸部 21b、22b、23b 凸部 24 スライド部 25 ガイド部 26 ガイド部
Claims (2)
- 【請求項1】 装置本体に表示部を回動可能に取り付
け、該表示部に回動可能に設けられ端部が装置本体上を
摺動する支持部材の該端部を、装置本体側に設けた複数
の凸部に段階的に係止することにより、表示部を装置本
体に対して段階的に傾斜した状態で保持する表示部傾斜
保持機構において、 前記支持部材を前記摺動方向に対して直交する方向に移
動自在とし、装置本体に、前記支持部材が摺動する方向と平行な第1
のガイド溝と第2のガイド溝とからなり、該第1のガイ
ド溝と該第2のガイド溝をその両端部で接続したガイド
部を配設し、 前記第1のガイド溝の底面の高さは、前記第2のガイド
溝の底面の高さより高くするとともに、 装置本体側に突出し、かつ前記ガイド部に遊嵌して前記
支持部材の移動を案内する突起部を前記支持部材の端部
に設け、 該突起部が前記第1のガイド溝を遊嵌して移動する時
は、前記支持部材の端部が前記凸部に係止されることな
く移動し、前記突起部が前記第2のガイド溝を遊嵌して
移動する時は、前記端部が前記凸部に係止するようにし
たことを特徴とする表示部傾斜保持機構。 - 【請求項2】 表示部が装置本体に対して閉じたときに
前記突起部を前記第1のガイド溝から前記第2のガイド
溝へ移行させるスライド手段を設けたことを特徴とする
請求項1記載の表示部傾斜保持機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992074786U JP2598276Y2 (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | 表示部傾斜保持機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992074786U JP2598276Y2 (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | 表示部傾斜保持機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0637912U JPH0637912U (ja) | 1994-05-20 |
JP2598276Y2 true JP2598276Y2 (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=13557325
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992074786U Expired - Lifetime JP2598276Y2 (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | 表示部傾斜保持機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2598276Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101486427B1 (ko) * | 2009-01-14 | 2015-01-26 | 삼성전자주식회사 | 각도 조절이 가능한 모니터 지지 구조를 가진 컴퓨터 장치 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102079044B1 (ko) * | 2019-10-22 | 2020-02-20 | 주식회사 대성엠앤씨 | 온/오프라인에서의 원격강의와 주변기기의 통합제어가 가능한 스마트 전자교탁 |
-
1992
- 1992-10-27 JP JP1992074786U patent/JP2598276Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101486427B1 (ko) * | 2009-01-14 | 2015-01-26 | 삼성전자주식회사 | 각도 조절이 가능한 모니터 지지 구조를 가진 컴퓨터 장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0637912U (ja) | 1994-05-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7187554B2 (en) | Movable console device | |
IT9020183A1 (it) | Capote ribaltabile per autoveicoli con sistema di blocco delle parti di tiranteria | |
JP2918440B2 (ja) | 車両用サンルーフ装置 | |
JP2598276Y2 (ja) | 表示部傾斜保持機構 | |
KR101029809B1 (ko) | 슬라이드형 이동통신 단말기 | |
JPS589224Y2 (ja) | プロジェクタ−のスクリ−ン開閉装置 | |
KR101153193B1 (ko) | 슬라이딩 장치 및 이를 구비하는 전자기기 | |
JPH04109752U (ja) | 原稿固定機構 | |
KR100866391B1 (ko) | 이동통신 단말기용 슬라이드 모듈 | |
JPS5818011B2 (ja) | 押釦同調器における選局同調操作機構 | |
JPH09138655A (ja) | 角度調整機構 | |
JPH03121926A (ja) | 自動車用サンルーフ装置 | |
KR20050119399A (ko) | 폴더형 이동통신단말기의 반자동 개폐장치 | |
JPS6244392Y2 (ja) | ||
JPH0338010Y2 (ja) | ||
JPH02106431A (ja) | 自動車用サンルーフ装置 | |
JP2556314Y2 (ja) | シャッター板の取付構造 | |
JP3463097B2 (ja) | 換気框 | |
JPH0534471B2 (ja) | ||
KR0122981Y1 (ko) | 전자기기의 화면 각도조절장치 | |
JPH0428817Y2 (ja) | ||
KR200359409Y1 (ko) | 휴대폰의 슬라이딩 장치 | |
KR101129266B1 (ko) | 슬라이딩 장치 및 이를 구비하는 전자기기 | |
JPS596045Y2 (ja) | ビデオプロジエクタ | |
KR900003617Y1 (ko) | 키보드 경사 조절장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990518 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080604 Year of fee payment: 9 |