JP2598240B2 - パチンコホ−ルにおける不正防止システム - Google Patents
パチンコホ−ルにおける不正防止システムInfo
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコホ−ルにおけ
る不正防止システムに関する。
る不正防止システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコホ−ルにおける複数の従
業員がそれぞれキ−を持ち、必要なときにそのキ−操作
により遊技台、景品機、島金庫、及び台間玉貸し機など
の設備機器の扉の開閉を行うようになっている。
業員がそれぞれキ−を持ち、必要なときにそのキ−操作
により遊技台、景品機、島金庫、及び台間玉貸し機など
の設備機器の扉の開閉を行うようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来
は、パチンコホ−ルにおける複数の従業員がキ−を持
ち、適宜、そのキ−を操作することにより、遊技台、景
品機、島金庫、及び台間玉貸し機などの設備機器の扉を
開閉することができるため、例えばアルバイトの人が島
金庫や景品機などの扉を開くことが可能であり、もし、
アルバイトの人が悪意を持てば島金庫から金品を取るこ
ともできる。
は、パチンコホ−ルにおける複数の従業員がキ−を持
ち、適宜、そのキ−を操作することにより、遊技台、景
品機、島金庫、及び台間玉貸し機などの設備機器の扉を
開閉することができるため、例えばアルバイトの人が島
金庫や景品機などの扉を開くことが可能であり、もし、
アルバイトの人が悪意を持てば島金庫から金品を取るこ
ともできる。
【0004】そこで本発明では、パチンコホ−ルにおけ
る遊技台、景品機、島金庫、及び台間玉貸し機などの設
備機器の扉を、マネ−ジャ−、一般従業員及びアルバイ
トクラスの人が開放できるかを予め決定し、開放許可さ
れない従業員は、その設備機器の扉を開放できないよう
にそれぞれの扉を制御することにより、パチンコホ−ル
における不正を防止することを解決すべき課題とするも
のである。
る遊技台、景品機、島金庫、及び台間玉貸し機などの設
備機器の扉を、マネ−ジャ−、一般従業員及びアルバイ
トクラスの人が開放できるかを予め決定し、開放許可さ
れない従業員は、その設備機器の扉を開放できないよう
にそれぞれの扉を制御することにより、パチンコホ−ル
における不正を防止することを解決すべき課題とするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題解決のための技
術的手段は、遊技台、景品機、島金庫及び台間玉貸し機
などの扉を有する設備機器が配設されるとともに、設備
機器の稼働状態を総合的に管理するホ−ルコンピュ−タ
が設けられたパチンコホ−ルにおける不正防止システム
を、従業員に割り当てられて異なるキ−コ−ドを有する
キ−と、前記設備機器のそれぞれに配設されて前記キ−
がキ−挿入穴に挿入されたとき当該キ−のキ−コ−ドを
読み取り、読み取ったキ−コ−ドに当該設備機器の固有
コ−ドを付加したキ−挿入情報を出力するキ−コ−ド読
取装置と、前記それぞれのキ−のキ−コ−ドに対応して
前記それぞれの設備機器の扉を開放させるか開放させな
いかの開放可否情報を記憶した扉開放可否情報記憶手段
と、前記それぞれのキ−コ−ド読取装置から出力された
前記キ−挿入情報に基づいて前記扉開放可否情報記憶手
段を検索し、当該キ−挿入情報が出力されたキ−コ−ド
読取装置付帯の設備機器の扉を開放させるか開放させな
いかを判断したうえ、その扉を開放させる場合は、開放
許可信号を当該キ−コ−ド読取装置に出力する一方、そ
の扉を開放させない場合には開放禁止信号を当該キ−コ
−ド読取装置に出力する扉制御手段とを備えた構成にす
ることである。
術的手段は、遊技台、景品機、島金庫及び台間玉貸し機
などの扉を有する設備機器が配設されるとともに、設備
機器の稼働状態を総合的に管理するホ−ルコンピュ−タ
が設けられたパチンコホ−ルにおける不正防止システム
を、従業員に割り当てられて異なるキ−コ−ドを有する
キ−と、前記設備機器のそれぞれに配設されて前記キ−
がキ−挿入穴に挿入されたとき当該キ−のキ−コ−ドを
読み取り、読み取ったキ−コ−ドに当該設備機器の固有
コ−ドを付加したキ−挿入情報を出力するキ−コ−ド読
取装置と、前記それぞれのキ−のキ−コ−ドに対応して
前記それぞれの設備機器の扉を開放させるか開放させな
いかの開放可否情報を記憶した扉開放可否情報記憶手段
と、前記それぞれのキ−コ−ド読取装置から出力された
前記キ−挿入情報に基づいて前記扉開放可否情報記憶手
段を検索し、当該キ−挿入情報が出力されたキ−コ−ド
読取装置付帯の設備機器の扉を開放させるか開放させな
いかを判断したうえ、その扉を開放させる場合は、開放
許可信号を当該キ−コ−ド読取装置に出力する一方、そ
の扉を開放させない場合には開放禁止信号を当該キ−コ
−ド読取装置に出力する扉制御手段とを備えた構成にす
ることである。
【0006】
【作用】上記構成のパチンコホ−ルにおける不正防止シ
ステムによれば、ある従業員が例えば、ある設備機器の
扉を開けるため、自分に割り当てられたキ−を当該設備
機器のキ−コ−ド読取装置のキ−挿入穴に差し込むと、
当該設備機器のキ−コ−ド読取装置は、そのキ−のキ−
コ−ドを読み取り、そのキ−コ−ドに当該設備機器の固
有コ−ドを付加したキ−挿入情報を出力するため、扉制
御手段は、そのキ−挿入情報に基づいて扉開放可否情報
記憶手段を検索し、当該キ−挿入情報が出力されたキ−
コ−ド読取装置付帯の設備機器の扉を開放させるか開放
させないかを判断したうえ、その扉を開放させる場合
は、開放許可信号を当該キ−コ−ド読取装置に出力する
一方、その扉を開放させない場合には開放禁止信号を当
該キ−コ−ド読取装置に出力する。尚、開放禁止信号が
出力されたときアラ−ムを発生させたり、アラ−ム発生
とともに当該設備機器方向にビデオカメラを向ければ、
キ−操作者が録画されるため、より高い不正防止作用と
なる。そのため、その従業員が予め開けることを許可さ
れた設備機器であれば、自分のキ−で扉を開けることが
できる一方、その従業員が扉を開けることを許可されて
いない設備機器であれば、自分のキ−でその扉を開くこ
とが不可能で、且つアラ−ムが発生されたり、アラ−ム
発生とともにキ−操作者がビデオ録画されることから、
効果的な不正防止が行われる。
ステムによれば、ある従業員が例えば、ある設備機器の
扉を開けるため、自分に割り当てられたキ−を当該設備
機器のキ−コ−ド読取装置のキ−挿入穴に差し込むと、
当該設備機器のキ−コ−ド読取装置は、そのキ−のキ−
コ−ドを読み取り、そのキ−コ−ドに当該設備機器の固
有コ−ドを付加したキ−挿入情報を出力するため、扉制
御手段は、そのキ−挿入情報に基づいて扉開放可否情報
記憶手段を検索し、当該キ−挿入情報が出力されたキ−
コ−ド読取装置付帯の設備機器の扉を開放させるか開放
させないかを判断したうえ、その扉を開放させる場合
は、開放許可信号を当該キ−コ−ド読取装置に出力する
一方、その扉を開放させない場合には開放禁止信号を当
該キ−コ−ド読取装置に出力する。尚、開放禁止信号が
出力されたときアラ−ムを発生させたり、アラ−ム発生
とともに当該設備機器方向にビデオカメラを向ければ、
キ−操作者が録画されるため、より高い不正防止作用と
なる。そのため、その従業員が予め開けることを許可さ
れた設備機器であれば、自分のキ−で扉を開けることが
できる一方、その従業員が扉を開けることを許可されて
いない設備機器であれば、自分のキ−でその扉を開くこ
とが不可能で、且つアラ−ムが発生されたり、アラ−ム
発生とともにキ−操作者がビデオ録画されることから、
効果的な不正防止が行われる。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1は、本発明の一実施例の全体的な構成を
示したブロック図である。図1に示すように、パチンコ
ホ−ルの一つの島1において、出玉を景品に交換する景
品機2がカウンタに、その景品機2の傍に現金を回収す
る島金庫3が、また、複数の遊技台4が配置されている
とともに、各遊技台4の傍に台間玉貸し機(サンド)5
が配置されている。
説明する。図1は、本発明の一実施例の全体的な構成を
示したブロック図である。図1に示すように、パチンコ
ホ−ルの一つの島1において、出玉を景品に交換する景
品機2がカウンタに、その景品機2の傍に現金を回収す
る島金庫3が、また、複数の遊技台4が配置されている
とともに、各遊技台4の傍に台間玉貸し機(サンド)5
が配置されている。
【0008】前記景品機2、島金庫3、遊技台4、台間
玉貸し機(サンド)5などの設備機器それぞれの扉は、
パチンコホ−ルの従業員それぞれが持つ後述のキ−に応
じて開かれるようになっている。そして、それぞれの従
業員毎に、あるいは従業員クラス毎に異なるキ−コ−ド
が形成された自分のキ−をキ−挿入穴に差し込んだと
き、当該キ−コ−ドを読み取って電気的な信号に変換す
るキ−コ−ド読取装置IDR1〜IDR10が、それぞ
れの設備機器に装備されている。
玉貸し機(サンド)5などの設備機器それぞれの扉は、
パチンコホ−ルの従業員それぞれが持つ後述のキ−に応
じて開かれるようになっている。そして、それぞれの従
業員毎に、あるいは従業員クラス毎に異なるキ−コ−ド
が形成された自分のキ−をキ−挿入穴に差し込んだと
き、当該キ−コ−ドを読み取って電気的な信号に変換す
るキ−コ−ド読取装置IDR1〜IDR10が、それぞ
れの設備機器に装備されている。
【0009】図1に示すように、上記キ−コ−ド読取装
置IDR1〜IDR10は情報収集端末装置T1〜T6
と電気的に接続されており、その情報収集端末装置T1
〜T6を介して総合管理用のホ−ルコンピュ−タHCに
接続されている。この構成により、キ−コ−ド読取装置
IDR1〜IDR10で読み取られたキ−コ−ドは電気
信号に変換されたあと、当該設備機器固有のコ−ドが付
加されたキ−挿入情報が情報収集端末装置T1〜T6を
介して総合管理用のホ−ルコンピュ−タHCに伝送され
る。尚、上記情報収集端末装置T1〜T6は、本発明に
関しては信号伝送上の中継の役目をしている。
置IDR1〜IDR10は情報収集端末装置T1〜T6
と電気的に接続されており、その情報収集端末装置T1
〜T6を介して総合管理用のホ−ルコンピュ−タHCに
接続されている。この構成により、キ−コ−ド読取装置
IDR1〜IDR10で読み取られたキ−コ−ドは電気
信号に変換されたあと、当該設備機器固有のコ−ドが付
加されたキ−挿入情報が情報収集端末装置T1〜T6を
介して総合管理用のホ−ルコンピュ−タHCに伝送され
る。尚、上記情報収集端末装置T1〜T6は、本発明に
関しては信号伝送上の中継の役目をしている。
【0010】図2は、キ−コ−ド読取装置IDR1〜I
DR10の構成を示したブロック図である。図2に示す
ように、キ−コ−ド読取装置IDR1〜IDR10それ
ぞれには、従業員毎に異なるキ−コ−ドが形成された自
分のキ−11を差し込んだとき当該キ−コ−ドに対応し
た電気信号を出力するシリンダ−ロック型スイッチ12
が設けられている。このシリンダ−ロック型スイッチ1
2はキ−コ−ド読取インタ−フェ−ス装置13を介して
中央処理装置(マイクロプロセッサユニット)14に接
続されている。
DR10の構成を示したブロック図である。図2に示す
ように、キ−コ−ド読取装置IDR1〜IDR10それ
ぞれには、従業員毎に異なるキ−コ−ドが形成された自
分のキ−11を差し込んだとき当該キ−コ−ドに対応し
た電気信号を出力するシリンダ−ロック型スイッチ12
が設けられている。このシリンダ−ロック型スイッチ1
2はキ−コ−ド読取インタ−フェ−ス装置13を介して
中央処理装置(マイクロプロセッサユニット)14に接
続されている。
【0011】中央処理装置(マイクロプロセッサユニッ
ト)14は、シリンダ−ロック型スイッチ12からキ−
コ−ド読み込みインタ−フェ−ス装置13を介して入力
されたキ−コ−ド対応の電気信号を記憶するとともに、
当該設備機器固有のコ−ドを付加したキ−挿入情報を生
成する。そのキ−挿入情報は、外部機器等インタ−フェ
−ス装置15を介して外部に出力され、前述のように情
報収集端末装置T1〜T6を介して総合管理用のホ−ル
コンピュ−タHCに伝送される。
ト)14は、シリンダ−ロック型スイッチ12からキ−
コ−ド読み込みインタ−フェ−ス装置13を介して入力
されたキ−コ−ド対応の電気信号を記憶するとともに、
当該設備機器固有のコ−ドを付加したキ−挿入情報を生
成する。そのキ−挿入情報は、外部機器等インタ−フェ
−ス装置15を介して外部に出力され、前述のように情
報収集端末装置T1〜T6を介して総合管理用のホ−ル
コンピュ−タHCに伝送される。
【0012】また、キ−コ−ド読取装置IDR1〜ID
R10それぞれには、電池16が内蔵されており、パチ
ンコホ−ルが閉店され、全体の電源がオフされたとき、
あるいは、島電源等がオフされたとき、この電池16を
電源として作動するように構成されている。そのため、
キ−コ−ド読取装置IDR1〜IDR10それぞれに
は、電源監視・切替装置17が内蔵されている。この電
源監視・切替装置17は閉店時等に、ホ−ルコンピュ−
タHCからの閉店時監視状態通知信号を入力したとき、
あるいは突然、島電源がオフされたことを感知すると、
電池16を電源とするように自動的に切り替える制御を
する。尚、この電池16を電源とするように切り替えら
れると、当該設備機器の扉は特別な解除手段を施さない
限り、キ−11の操作で開放されないようにロックされ
る。そして、翌日の開店時などに複電すると、キ−コ−
ド読取装置IDR1〜IDR10の電源は自動的に外部
電源に切り替えられ、設備機器の扉は、キ−11の操作
で開放されるようになる。
R10それぞれには、電池16が内蔵されており、パチ
ンコホ−ルが閉店され、全体の電源がオフされたとき、
あるいは、島電源等がオフされたとき、この電池16を
電源として作動するように構成されている。そのため、
キ−コ−ド読取装置IDR1〜IDR10それぞれに
は、電源監視・切替装置17が内蔵されている。この電
源監視・切替装置17は閉店時等に、ホ−ルコンピュ−
タHCからの閉店時監視状態通知信号を入力したとき、
あるいは突然、島電源がオフされたことを感知すると、
電池16を電源とするように自動的に切り替える制御を
する。尚、この電池16を電源とするように切り替えら
れると、当該設備機器の扉は特別な解除手段を施さない
限り、キ−11の操作で開放されないようにロックされ
る。そして、翌日の開店時などに複電すると、キ−コ−
ド読取装置IDR1〜IDR10の電源は自動的に外部
電源に切り替えられ、設備機器の扉は、キ−11の操作
で開放されるようになる。
【0013】図3は、ある従業員が保持するキ−11
を、キ−コ−ド読取装置IDR1〜IDR10のシリン
ダ−ロック型スイッチ12に差し込んだときのコ−ドの
生成と流れを示したものである。図3に示すように、キ
−11がシリンダ−ロック型スイッチ12に差し込まれ
ると、シリンダ−ロック型スイッチ12から、そのキ−
11固有のキ−コ−ドC1〜Cnの電気信号が出力され
る。
を、キ−コ−ド読取装置IDR1〜IDR10のシリン
ダ−ロック型スイッチ12に差し込んだときのコ−ドの
生成と流れを示したものである。図3に示すように、キ
−11がシリンダ−ロック型スイッチ12に差し込まれ
ると、シリンダ−ロック型スイッチ12から、そのキ−
11固有のキ−コ−ドC1〜Cnの電気信号が出力され
る。
【0014】そのキ−コ−ドC1〜Cnの電気信号はキ
−コ−ド読取インタ−フェ−ス装置13を介して中央処
理装置(マイクロプロセッサユニット)14に伝送され
る。中央処理装置(マイクロプロセッサユニット)14
は、キ−コ−ドC1〜Cnの電気信号に当該設備機器の
固有コ−ドE1〜Enを付加したキ−挿入情報を外部機
器インタ−フェ−ス装置15を介してホ−ルコンピュ−
タHCに伝送する。
−コ−ド読取インタ−フェ−ス装置13を介して中央処
理装置(マイクロプロセッサユニット)14に伝送され
る。中央処理装置(マイクロプロセッサユニット)14
は、キ−コ−ドC1〜Cnの電気信号に当該設備機器の
固有コ−ドE1〜Enを付加したキ−挿入情報を外部機
器インタ−フェ−ス装置15を介してホ−ルコンピュ−
タHCに伝送する。
【0015】ホ−ルコンピュ−タHCには、図4に示す
ような扉開放可否情報テ−ブルが格納されている。この
扉開放可否情報テ−ブルは、パチンコホ−ルの従業員
(店員)を、マネ−ジャ−クラスと一般従業員クラスと
アルバイトクラスとに分け、それぞれのクラスの従業員
が自分に割り当てられたキ−で、扉を開放することがで
きる設備機器(遊技台、台間玉貸機、景品機、島金庫)
を示したものである。尚、上記テ−ブル中、○印は扉開
放が許される設備機器であり、×印は扉開放が許されな
い設備機器である。このテ−ブルによると、マネ−ジャ
−のみが島金庫の扉を開けることができる一方、すべて
のクラスの従業員が遊技台の扉を開放することができる
ように設定されている。
ような扉開放可否情報テ−ブルが格納されている。この
扉開放可否情報テ−ブルは、パチンコホ−ルの従業員
(店員)を、マネ−ジャ−クラスと一般従業員クラスと
アルバイトクラスとに分け、それぞれのクラスの従業員
が自分に割り当てられたキ−で、扉を開放することがで
きる設備機器(遊技台、台間玉貸機、景品機、島金庫)
を示したものである。尚、上記テ−ブル中、○印は扉開
放が許される設備機器であり、×印は扉開放が許されな
い設備機器である。このテ−ブルによると、マネ−ジャ
−のみが島金庫の扉を開けることができる一方、すべて
のクラスの従業員が遊技台の扉を開放することができる
ように設定されている。
【0016】ホ−ルコンピュ−タHCは、前述のキ−挿
入情報を入力すると、そのキ−挿入情報に基づいて図4
に示した扉開放可否情報テ−ブルを検索する。その検索
の結果、当該設備機器の扉を開放可能にさせる場合は、
開放許可信号を当該キ−コ−ド読取装置IDR1〜ID
R10に出力する一方、その扉を開放可能にさせない場
合には開放禁止信号を当該キ−コ−ド読取装置IDR1
〜IDR10に出力する。
入情報を入力すると、そのキ−挿入情報に基づいて図4
に示した扉開放可否情報テ−ブルを検索する。その検索
の結果、当該設備機器の扉を開放可能にさせる場合は、
開放許可信号を当該キ−コ−ド読取装置IDR1〜ID
R10に出力する一方、その扉を開放可能にさせない場
合には開放禁止信号を当該キ−コ−ド読取装置IDR1
〜IDR10に出力する。
【0017】ホ−ルコンピュ−タHCから開放許可信号
が出力されると、この開放許可信号を入力した当該キ−
コ−ド読取装置IDR1〜IDR10は、前述のシリン
ダ−ロック型スイッチ12をキ−操作可能な状態にして
当該設備機器の扉を開放させる。一方、ホ−ルコンピュ
−タHCから開放禁止信号が出力されると、この開放禁
止信号を入力した当該キ−コ−ド読取装置IDR1〜I
DR10は、シリンダ−ロック型スイッチ12をキ−操
作不可能な状態にして当該設備機器の扉を開放させない
ようにする。合わせて音と光表示でアラ−ムを発生させ
るとともに、必要に応じて図示していないビデオカメラ
を当該設備機器の方向に向け、キ−操作者をビデオ録画
する。
が出力されると、この開放許可信号を入力した当該キ−
コ−ド読取装置IDR1〜IDR10は、前述のシリン
ダ−ロック型スイッチ12をキ−操作可能な状態にして
当該設備機器の扉を開放させる。一方、ホ−ルコンピュ
−タHCから開放禁止信号が出力されると、この開放禁
止信号を入力した当該キ−コ−ド読取装置IDR1〜I
DR10は、シリンダ−ロック型スイッチ12をキ−操
作不可能な状態にして当該設備機器の扉を開放させない
ようにする。合わせて音と光表示でアラ−ムを発生させ
るとともに、必要に応じて図示していないビデオカメラ
を当該設備機器の方向に向け、キ−操作者をビデオ録画
する。
【0018】このようにして、例えばアルバイトの人
が、自分に割り当てられたキ−Cで台間玉貸機、景品
機、あるいは島金庫の扉を開けようとした場合、扉は開
かず、且つ音と光表示でアラ−ムを発生させることがで
きるため、不正防止が極めて高くなる。同様に、一般従
業員が、自分に割り当てられたキ−Bで島金庫の扉を開
けようとした場合、扉は開かず、且つ音と光表示でアラ
−ムが発生される。一方、マネ−ジャ−クラスの人は、
自分に割り当てられたキ−Aで、遊技台、台間玉貸機、
景品機、及び島金庫の扉を開けることができる。
が、自分に割り当てられたキ−Cで台間玉貸機、景品
機、あるいは島金庫の扉を開けようとした場合、扉は開
かず、且つ音と光表示でアラ−ムを発生させることがで
きるため、不正防止が極めて高くなる。同様に、一般従
業員が、自分に割り当てられたキ−Bで島金庫の扉を開
けようとした場合、扉は開かず、且つ音と光表示でアラ
−ムが発生される。一方、マネ−ジャ−クラスの人は、
自分に割り当てられたキ−Aで、遊技台、台間玉貸機、
景品機、及び島金庫の扉を開けることができる。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、パチンコ
ホ−ルにおける遊技台、景品機、島金庫、及び台間玉貸
し機などの設備機器の扉を、どのクラスの従業員が開放
できるかを予め決定し、開放許可されない従業員は、そ
の設備機器の扉を開放できないようにそれぞれの扉を制
御することができるため、パチンコホ−ルにおける不正
が防止されるという効果がある。そして、開放禁止信号
が扉制御手段から出力されたときアラ−ムを発生させた
り、アラ−ム発生とともに当該設備機器方向にビデオカ
メラを向ければ、キ−操作者が録画されるため、より高
い不正防止効果を得ることができる。
ホ−ルにおける遊技台、景品機、島金庫、及び台間玉貸
し機などの設備機器の扉を、どのクラスの従業員が開放
できるかを予め決定し、開放許可されない従業員は、そ
の設備機器の扉を開放できないようにそれぞれの扉を制
御することができるため、パチンコホ−ルにおける不正
が防止されるという効果がある。そして、開放禁止信号
が扉制御手段から出力されたときアラ−ムを発生させた
り、アラ−ム発生とともに当該設備機器方向にビデオカ
メラを向ければ、キ−操作者が録画されるため、より高
い不正防止効果を得ることができる。
【図1】パチンコホ−ルにおける不正防止システムの全
体的な構成を示した系統図である。
体的な構成を示した系統図である。
【図2】キ−コ−ド読取装置の構成を示したブロック図
である。
である。
【図3】キ−コ−ド読取装置の信号の流れを示した説明
図である。
図である。
【図4】ホ−ルコンピュ−タの扉開放可否情報テ−ブル
を示した表図である。
を示した表図である。
1 島 2 景品機 3 島金庫 4 遊技台 5 台間玉貸機 11 キ− 12 シリンダ−ロック型スイッチ 13 キ−コ−ド読取インタ−フェ−ス装置 14 中央処理装置 15 外部機器インタ−フェ−ス装置 IDR1〜IDR10 キ−コ−ド読取装置 HC ホ−ルコンピュ−タ
Claims (4)
- 【請求項1】 遊技台、景品機、島金庫及び台間玉貸し
機などの扉を有する設備機器が配設されるとともに、設
備機器の稼働状態を総合的に管理するホ−ルコンピュ−
タが設けられたパチンコホ−ルにおいて、従業員に割り
当てられて異なるキ−コ−ドを有するキ−と、前記設備
機器のそれぞれに配設されて前記キ−がキ−挿入穴に挿
入されたとき当該キ−のキ−コ−ドを読み取り、読み取
ったキ−コ−ドに当該設備機器の固有コ−ドを付加した
キ−挿入情報を出力するキ−コ−ド読取装置と、前記そ
れぞれのキ−のキ−コ−ドに対応して前記それぞれの設
備機器の扉を開放させるか、開放させないかの開放可否
情報を記憶した扉開放可否情報記憶手段と、前記それぞ
れのキ−コ−ド読取装置から出力された前記キ−挿入情
報に基づいて前記扉開放可否情報記憶手段を検索し、当
該キ−挿入情報が出力されたキ−コ−ド読取装置付帯の
設備機器の扉を開放させるか開放させないかを判断した
うえ、その扉を開放させる場合は、開放許可信号を当該
キ−コ−ド読取装置に出力する一方、その扉を開放させ
ない場合には開放禁止信号を当該キ−コ−ド読取装置に
出力する扉制御手段とを備えたことを特徴とするパチン
コホ−ルにおける不正防止システム。 - 【請求項2】 扉開放可否情報記憶手段と扉制御手段と
をホ−ルコンピュ−タに設けたことを特徴とする請求項
1のパチンコホ−ルにおける不正防止システム。 - 【請求項3】 扉制御手段が開放禁止信号を当該キ−コ
−ド読取装置に出力したとき、アラ−ムを発生させるこ
とを特徴とする請求項1又は2のパチンコホ−ルにおけ
る不正防止システム。 - 【請求項4】 扉制御手段が開放禁止信号を当該キ−コ
−ド読取装置に出力したとき、アラ−ムを発生させると
ともに、当該設備機器の方向にビデオカメラを自動的に
向け、キ−の操作者を録画することを特徴とする請求項
1、2又は3のパチンコホ−ルにおける不正防止システ
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30084994A JP2598240B2 (ja) | 1994-12-05 | 1994-12-05 | パチンコホ−ルにおける不正防止システム |
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1994
- 1994-12-05 JP JP30084994A patent/JP2598240B2/ja not_active Expired - Fee Related
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