JP2598109Y2 - スタッカ - Google Patents
スタッカInfo
- Publication number
- JP2598109Y2 JP2598109Y2 JP1993067432U JP6743293U JP2598109Y2 JP 2598109 Y2 JP2598109 Y2 JP 2598109Y2 JP 1993067432 U JP1993067432 U JP 1993067432U JP 6743293 U JP6743293 U JP 6743293U JP 2598109 Y2 JP2598109 Y2 JP 2598109Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- sheet
- wire
- stacker
- shaped groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は連続折り畳み用紙を収納
するスタッカの用紙始端処理装置に関するものである。
するスタッカの用紙始端処理装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の用紙始端処理装置は、特公昭５５
−４０７０号公報に記載されているように用紙置台の中
央部付近に板金製の逆二等辺三角形状の凹形部（以下凹
形部という）が設置されており、該凹形部を取り付ける
スペースを確保することが用紙始端処理を行うための必
須条件となっていた。
−４０７０号公報に記載されているように用紙置台の中
央部付近に板金製の逆二等辺三角形状の凹形部（以下凹
形部という）が設置されており、該凹形部を取り付ける
スペースを確保することが用紙始端処理を行うための必
須条件となっていた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】従来の用紙始端処理装
置は、前記凹形部機構を取り付けるスペースが必須であ
るため、スタッカが大型になるという問題があった。そ
して、十分にスペースが確保することができないスタッ
カへの用紙始端処理対応は困難な状況にあり、前記凹形
部機構を取り付けるためにはスタック容量を少なくしな
ければならないという問題があった。
置は、前記凹形部機構を取り付けるスペースが必須であ
るため、スタッカが大型になるという問題があった。そ
して、十分にスペースが確保することができないスタッ
カへの用紙始端処理対応は困難な状況にあり、前記凹形
部機構を取り付けるためにはスタック容量を少なくしな
ければならないという問題があった。
【０００４】本考案の目的は、前記した従来技術の欠点
をなくし、凹形部機構を取り付けるためのスペースを必
要としないスタッカの用紙始端処理装置を提供すること
である。
をなくし、凹形部機構を取り付けるためのスペースを必
要としないスタッカの用紙始端処理装置を提供すること
である。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的は、用紙置台の
中央部付近に穴を設け、その両端部に等間隔に複数のワ
イヤロープを設けて、該ワイヤロープの端をそれぞれネ
ジにて固定すると共に、前記ワイヤロープの中央部にワ
イヤホルダを設け、前記ワイヤホルダの重みにより前記
ワイヤロープがＶ形溝を形成するよう構成することによ
り達成される。
中央部付近に穴を設け、その両端部に等間隔に複数のワ
イヤロープを設けて、該ワイヤロープの端をそれぞれネ
ジにて固定すると共に、前記ワイヤロープの中央部にワ
イヤホルダを設け、前記ワイヤホルダの重みにより前記
ワイヤロープがＶ形溝を形成するよう構成することによ
り達成される。
【０００６】
【作用】上記のように構成されたＶ形溝を有する用紙始
端処理装置は、紙送りにより用紙先端部がＶ形溝に入
り、用紙自体が有する折りぐせに従って用紙が折り畳ま
れ、用紙が一定量堆積すると用紙置台が降下し、やがて
ワイヤホルダが底板に接触する。更に用紙が堆積し、用
紙置台が降下してもワイヤロープからなるＶ形溝はフレ
キシブルに変形するので、従来必要としていた凹形部機
構を取り付けるためのスペースがなくても用紙始端処理
装置を取り付けることが可能となり、用紙を規定量堆積
させることが可能となる。
端処理装置は、紙送りにより用紙先端部がＶ形溝に入
り、用紙自体が有する折りぐせに従って用紙が折り畳ま
れ、用紙が一定量堆積すると用紙置台が降下し、やがて
ワイヤホルダが底板に接触する。更に用紙が堆積し、用
紙置台が降下してもワイヤロープからなるＶ形溝はフレ
キシブルに変形するので、従来必要としていた凹形部機
構を取り付けるためのスペースがなくても用紙始端処理
装置を取り付けることが可能となり、用紙を規定量堆積
させることが可能となる。
【０００７】
【実施例】以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明
する。
する。
【０００８】図１は用紙始端処理装置の初期状態を表し
ている。用紙置台３の中央部付近に穴を設け、その両端
部に等間隔に複数のワイヤロープ７を設けるべく、該ワ
イヤロープ７の両端部をネジ６でワイヤホルダ５に固定
し、更に前記ワイヤホルダ５を用紙置台３にネジ４で固
定する。前記ワイヤロープ７の中央部にはネジ９でワイ
ヤホルダ８が固定されており、前記ワイヤホルダ８の重
みにより前記ワイヤロープ７がＶ形溝を形成するように
構成する。
ている。用紙置台３の中央部付近に穴を設け、その両端
部に等間隔に複数のワイヤロープ７を設けるべく、該ワ
イヤロープ７の両端部をネジ６でワイヤホルダ５に固定
し、更に前記ワイヤホルダ５を用紙置台３にネジ４で固
定する。前記ワイヤロープ７の中央部にはネジ９でワイ
ヤホルダ８が固定されており、前記ワイヤホルダ８の重
みにより前記ワイヤロープ７がＶ形溝を形成するように
構成する。
【０００９】紙送りローラ２により用紙置台３の方向に
送られた用紙１の用紙先端部１２は、前記ワイヤロープ
７に沿って前記Ｖ形溝の底部へと導かれ、用紙１はそれ
自体が有している折りぐせに従って折れ曲がり用紙始端
処理が行われる。その後も用紙１は次々に紙送りローラ
２を通って通常の用紙折り畳みが行われ、用紙置台３に
堆積する。用紙１の堆積量が一定になると用紙置台３は
スタッカスタンド１０に沿って降下し、やがてワイヤホ
ルダ８は、ボトムカバー１１に接触する。
送られた用紙１の用紙先端部１２は、前記ワイヤロープ
７に沿って前記Ｖ形溝の底部へと導かれ、用紙１はそれ
自体が有している折りぐせに従って折れ曲がり用紙始端
処理が行われる。その後も用紙１は次々に紙送りローラ
２を通って通常の用紙折り畳みが行われ、用紙置台３に
堆積する。用紙１の堆積量が一定になると用紙置台３は
スタッカスタンド１０に沿って降下し、やがてワイヤホ
ルダ８は、ボトムカバー１１に接触する。
【００１０】用紙１が更に堆積すると、図２に示すよう
に用紙置台３はスタッカスタンド１０に沿って降下し、
Ｖ形溝を形成していたワイヤロープ７はボトムカバー１
１によりフレキシブルに変形する。従って、前記Ｖ形溝
のスペースを必要としないで用紙１は規定量堆積するこ
とが可能となる。また用紙置台３に堆積した用紙１を取
り出し、前記用紙置台３が上昇すれば、Ｖ形溝はワイヤ
ロープ７の中央部に固定してあるワイヤホルダ８の重さ
によって再び初期状態のＶ形溝に戻ることができる。
に用紙置台３はスタッカスタンド１０に沿って降下し、
Ｖ形溝を形成していたワイヤロープ７はボトムカバー１
１によりフレキシブルに変形する。従って、前記Ｖ形溝
のスペースを必要としないで用紙１は規定量堆積するこ
とが可能となる。また用紙置台３に堆積した用紙１を取
り出し、前記用紙置台３が上昇すれば、Ｖ形溝はワイヤ
ロープ７の中央部に固定してあるワイヤホルダ８の重さ
によって再び初期状態のＶ形溝に戻ることができる。
【００１１】本実施例ではワイヤロープでＶ形溝を形成
した場合について記載したが、紙がひっかかることがな
く滑らかなもので、かつ変形可能なものであれば本実施
例と同等の効果を得ることができる。
した場合について記載したが、紙がひっかかることがな
く滑らかなもので、かつ変形可能なものであれば本実施
例と同等の効果を得ることができる。
【００１２】
【考案の効果】本考案によれば、用紙置台の中央部付近
に用紙始端を受け入れるワイヤロープからなるＶ形溝を
付加することにより、用紙が堆積して用紙置台が降下し
てもＶ形溝はフレキシブルに変形するので、従来構造の
凹形部機構を取り付けるために必要であったスペースが
不要となり、スタッカの小型、軽量化が可能になると共
に、既設のスタッカにおいてもスタック容量を変えるこ
となく用紙始端処理を行うことができる。
に用紙始端を受け入れるワイヤロープからなるＶ形溝を
付加することにより、用紙が堆積して用紙置台が降下し
てもＶ形溝はフレキシブルに変形するので、従来構造の
凹形部機構を取り付けるために必要であったスペースが
不要となり、スタッカの小型、軽量化が可能になると共
に、既設のスタッカにおいてもスタック容量を変えるこ
となく用紙始端処理を行うことができる。
【図１】 本考案になる用紙始端処理装置の初期状態の
断面図である。
断面図である。
【図２】 図１の用紙が堆積した状態の断面図である。
１は用紙、２は紙送りローラ、３は用紙置台、４はネ
ジ、５はワイヤホルダ、６はネジ、７はワイヤロープ、
８はワイヤホルダ、９はネジ、１０はスタッカスタン
ド、１１はボトムカバー、１２は用紙先端部である。
ジ、５はワイヤホルダ、６はネジ、７はワイヤロープ、
８はワイヤホルダ、９はネジ、１０はスタッカスタン
ド、１１はボトムカバー、１２は用紙先端部である。
Claims (1)
- 【請求項１】搬送された用紙を受け止め、かつその上で
折り畳みを行わしめる用紙置台と、用紙の始端を受け入
れる始端処理部とを有するスタッカにおいて、 前記用紙置台の中央部付近に設けられた溝と、該溝の両
端部に掛け渡された複数の変形可能なワイヤと、該ワイ
ヤの夫々の端部を前記用紙置台上で固定する第１のワイ
ヤホルダと、前記ワイヤのほぼ中央に設けられ、前記ワ
イヤをＶ形状に形成せしめる第２のワイヤホルダとで構
成された前記始端処理部を有することを特徴とするスタ
ッカ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993067432U JP2598109Y2 (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | スタッカ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993067432U JP2598109Y2 (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | スタッカ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0738054U JPH0738054U (ja) | 1995-07-14 |
| JP2598109Y2 true JP2598109Y2 (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=13344753
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993067432U Expired - Fee Related JP2598109Y2 (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | スタッカ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2598109Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-12-17 JP JP1993067432U patent/JP2598109Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0738054U (ja) | 1995-07-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990427 |
|
| S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323533 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |