JP2597854B2 - 操作レバー装置 - Google Patents

操作レバー装置

Info

Publication number
JP2597854B2
JP2597854B2 JP26474587A JP26474587A JP2597854B2 JP 2597854 B2 JP2597854 B2 JP 2597854B2 JP 26474587 A JP26474587 A JP 26474587A JP 26474587 A JP26474587 A JP 26474587A JP 2597854 B2 JP2597854 B2 JP 2597854B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
shaft
fulcrum shaft
steering
operation lever
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP26474587A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01106214A (ja
Inventor
徹 出口
Original Assignee
ヤンマー農機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ヤンマー農機株式会社 filed Critical ヤンマー農機株式会社
Priority to JP26474587A priority Critical patent/JP2597854B2/ja
Publication of JPH01106214A publication Critical patent/JPH01106214A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2597854B2 publication Critical patent/JP2597854B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Guiding Agricultural Machines (AREA)
  • Harvester Elements (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は例えばコンバインの刈取部昇降操作並びに左
右サイドクラッチ操向操作など複数の操作を行わせる操
作レバー装置に関する。
「従来の技術」 従来、実公昭54−8025号、特公昭59−46008号、特公
昭60−49325号の各公報に示す如く、操作レバーを十字
方向に変位させて複数の操作を行う技術があった。
「発明が解決しようとする問題点」 前記従来技術は、操作レバーの一方の動作と他方の動
作とで操作力を異ならせるものではないから、操作レバ
ーに連動させる複数の制御機構の操作力が異なる場合、
操作力の小さな方向に操作レバーが動作し易く、安全性
並びに切換機能上の問題があった。
「問題点を解決するための手段」 然るに、本発明は、複数の操作を単一の操作レバーの
多方向変位で行う装置において、前記操作レバーに連結
させるリターンバネの機体側掛止点と、前記操作レバー
の一方の支点軸との間に、前記操作レバーの他方の支点
軸を配置させ、他方の支点軸を中心とする動作に比べて
一方の支点軸を中心とする動作時の操作レバーに対する
リターンバネ力が大になるように構成したことを特徴と
するものである。
「作 用」 従って、前記リターンバネ力が大きく作用する一方の
支点軸に必要な操作力が小さな制御機構を、またリター
ンバネ力が小さく作用する他方の支点軸に必要な操作力
が大きな制御機構を連結させることにより、操作レバー
のマルチ動作を均一な操作力で行い得ると共に、制御機
構の操作負荷に関係なく優先操作方向を用意に設定し
得、操作レバーの安全性並びに切換機能の向上などを容
易に図り得るものである。
「実施例」 以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。第1
図は要部の説明図、第2図はコンバインの側面図、第3
図は同平面図であり、図中(1)は走行クローラ(2)
を装設するトラックフレーム、(3)は前記トラックフ
レーム(1)上に架設する機台、(4)はフィードチェ
ン(5)を左側に張架し扱胴(6)及び処理胴(7)を
内蔵している脱穀部、(8)は刈刃及び穀稈搬送機構な
どを備える刈取部、(9)は排藁チェン(10)終端を臨
ませる排藁処理部、(11)は運転席(12)及び運転操作
部(13)を備える運転台、(14)はエンジン(14a)を
内設するエンジンルーム、(15)は脱穀部(4)からの
穀粒を溜める穀粒タンクであり、連続的に刈取り並びに
脱穀作業を行うように構成している。
さらに第4図及び第5図に示す如く、前記運転席(1
2)の前方と機内側とに前面及び側面操作パネル(16)
(17)をL形に連設配置させ、前面操作パネル(16)の
後部上方と、側面操作パネル(17)の機内側上方とに、
平面視L形にガードパイプ(18)を架設させると共に、
脱穀部(4)における穀稈の扱深さを調節する扱深レバ
ー(19)を前記ガードパイプ(18)機内側延設部中間に
設け、また作業状況及び警告などの表示を行う表示板
(20)を前面操作パネル(16)中央に設け、また刈取部
(8)の昇降操作並びに左右サイドクラッチ制御による
操向操作を行う単一の操作レバー(21)を前面操作パネ
ル(16)の右端部に配設している。
また、図中(22)は走行変速レバー、(23)は副変速
レバー、(24)はアクセルレバー、(25)は刈取クラッ
チレバー、(26)は脱穀クラッチレバー、(27)は自動
操向スイッチ、(28)は自動刈高スイッチ、(29)は自
動扱深スイッチである。
さらに、第1図、第6図乃至第8図に示す如く、前面
操作パネル(16)の前面板(16a)内側にレバー取付板
(30)を固設し、その取付板(30)に芯軸(31)を介し
て円筒形操向支点軸(32)を回転自在に軸支させ、操向
支点軸(32)に上端を固定した切換アーム(33)下端に
加圧ロール(34)を回転自在に軸支させると共に、左右
サイドクラッチを切制御して左右走行クローラ(2)
(2)を停止させる左右サイドクラッチワイヤ(35)
(35)と、各ワイヤ(35)(35)を緩衝バネ(36)(3
6)を介して一端に連結させるクラッチアーム(37)(3
7)とを備え、前記芯軸(31)の略垂直下方の取付板(3
0)にバネ掛止軸(38)を介して各クラッチアーム(3
7)(37)中間を回転自在に軸支させ、各クラッチアー
ム(37)(37)他端側を加圧ロール(34)に対向支持す
るストッパ軸(39)を取付板(30)に固設する。そして
ストッパ軸(39)にボルト(40)止めする板体を(41)
で各クラッチアーム(37)(37)を掛止軸(38)に支持
させると共に、前記切換アーム(33)の揺動量を規制す
るストッパピン(42)(42)を取付板(30)に固設し、
切換アーム(33)の揺動により加圧ロール(34)を介し
て各クラッチアーム(37)(37)を択一的に揺動させ、
左右サイドクラッチワイヤ(35)(35)操作により左右
走行クローラ(2)(2)を停止させ、左旋回又は右旋
回を行うように構成している。
また前記操向支点軸(32)に半円板形の位置決め係止
カム(43)を固設し、第6図の如く、切換アーム(33)
が中立位置のとき、取付板(30)のホルダ(44)に支持
させた係止ボール(45)を前記カム(43)に係脱自在に
弾圧係合させると共に、自動操向制御装置の動作を中止
させる手動優先スイッチ(46)を取付板(30)に固定さ
せ、そのスイッチ(46)を前記カム(43)に連結させ、
該カム(43)が中立位置から回転したとき、前記スイッ
チ(46)を作動させて手動優先で操向動作を行わせるよ
うに構成している。
また前記操向支点軸(32)に連係フレーム(47)を一
体連設し、操向支点軸(32)と連係フレーム(47)とに
ストッパ軸体(48)を一体固定させると共に、前記連係
フレーム(47)に支軸(49)の一端を一体固定させ、そ
の支軸(49)中間に円筒形昇降支点軸(50)を回転自在
に軸支させ、前記支軸(49)他端及びストッパ軸体(4
8)に保持フレーム(51)を着脱自在にボルト(52)(5
3)止め固定するもので、操向支点軸(32)を下方側で
左右方向に、また昇降支点軸(50)を上方側で前後方向
に軸支している。
そして刈取部(8)を昇降操作する昇降及び下降スイ
ッチ(54)(55)を連係フレーム(47)と保持フレーム
(51)とに固設されると共に、昇降支点軸(50)に操作
板体(56)を一体固定し、前記ストッパ軸体(48)と操
作板体(56)下端部との当接並びに前記保持フレーム
(51)のストッパ段部(57)と操作板体(56)との当接
によって規制する範囲内で、支軸(49)を中心に昇降支
点軸(50)及び操作板体(56)を回転させ、その操作板
体(56)によって前記各スイッチ(54)(55)を択一的
に作動させ、刈取部(8)を上昇及び下降させるように
構成している。
また前記昇降支点軸(50)に半円板形の位置決め係止
カム(58)を固設し、第8図の如く、操作板体(56)が
中立位置のとき、保持フレーム(51)のホルダ(59)に
支持させた係止ボール(60)を前記カム(58)に系脱自
在に弾圧係合させると共に、上記した刈取部(8)昇降
操作並びに左右旋回操作を行う操作レバー(21)基端を
前記操作板体(56)に一体連設させ、前記レバー(21)
上端側を前面操作パネル(16)上面側に可撓性カバー
(61)を介して延出させる。
そして前記操作レバー(21)を前後方向に揺動させる
ことにより、昇降支点軸(50)を中心に操作板体(56)
が回転して上昇スイッチ(54)又は下降スイッチ(55)
を作動させると共に、前記操作レバー(21)を左右方向
に揺動させることにより、操向支点軸(32)を中心に切
換アーム(33)が揺動して、左右クラッチアーム(37)
(37)を択一的に揺動させ、左又は右のサイドクラッチ
ワイヤ(35)を引上げるものであり、斜め前後方向に揺
動させる前記操作レバー(21)のマルチ動作により、前
記上昇及び下降スイッチ(54)(55)のいずれかと、前
記左右サイドクラッチワイヤ(35)(35)のいずれかと
を同時に作動させ、刈取部(8)を昇降させ乍ら左右旋
回を行えるように構成している。
さらに前記昇降支点軸(50)に規制板であるバネ掛止
板(62)の上端を一体固定し、下方の操向支点軸(32)
軸芯線と略直交する方向に掛止板(62)下端を垂下さ
せ、前記バネ掛止軸(38)とその掛止板(62)下端との
間にリターンバネ(63)を張架させたもので、前記リタ
ーンバネ(63)の掛止点である掛止軸(38)と昇降支点
軸(50)との間に操向支点軸(32)を配置させ、操向支
点軸(32)を中心とする操作負荷の大きなサイドクラッ
チワイヤ(35)動作に比べ、昇降支点軸(50)を中心と
する操作負荷の小さなスイッチ(54)(55)動作時、操
作レバー(21)に対するリターンバネ(63)の中立復帰
力が大きくなるように構成し、左右方向で操作負荷が大
となり、前後方向で操作負荷が小であっても、左右方向
のリターンバネ(63)力を小とし、前後方向のリターン
バネ(63)力を大として、操作レバー(21)の左右方向
の操作力に比べて前後方向の操作力を等しいか又は大き
くし、左右方向の旋回操作時に、前後方向の昇降操作が
誤って行われるのを防ぐように構成している。
さらに前記操向支点軸(32)軸芯線と交叉する掛止板
(62)位置にロック孔(64)を開設すると共に、操向支
点軸(32)の軸芯線と交叉させるロック軸(65)を備
え、該ロック軸(65)の一端を取付板(30)にホルダ
(66)を介して摺動自在に支持させ、またロック軸(6
5)の他端に連係板(67)を介してロックレバー(68)
を連結させ、前面操作パネル(16)の後面板(16b)で
キースイッチ(69)の近くに門形のレバーガイド溝(7
0)を介して前記ロックレバー(68)を運転席(12)方
向に突出させる。
また前記ロック孔(64)の内径に比べてロック軸(6
5)の外径を小さく形成し、ロックレバー(68)操作に
よってロック軸(65)をロック孔(64)に貫通させて遊
嵌係合させることにより、操向支点軸(32)の軸芯線に
対しロック軸(65)の軸芯線が略直交した状態でロック
軸(65)が支持されるもので、昇降支点軸(50)を中心
とする操作レバー(21)の前後方向の刈取部(8)昇降
操作が、ロック孔(64)とロック軸(65)の係合によっ
て阻止される一方、操向支点軸(32)を中心とする操作
レバー(21)の左右方向の操向操作が、前記ロック軸
(65)に関係なく行われるように構成している。
本実施例は上記の如く構成しており、第6図の如く、
操作レバー(21)を左又は右方向に倒すことにより、操
向支点軸(32)を中心に前記レバー(21)及び切換アー
ム(33)が左右に揺動して左又は右のサイドクラッチワ
イヤ(35)を引上げ、左又は右の旋回動作を行わせると
共に、第7図及び第8図の如く、操作レバー(21)を前
又は後方向に倒すことにより、昇降支点軸(50)を中心
に前記レバー(21)及び操作板体(56)が前後に揺動し
て上昇スイッチ(54)又は下降スイッチ(55)を作動さ
せ、刈取部(8)の昇降動作を行わせるものである。
また前記操作レバー(21)を斜め前方又は後方に倒す
ことにより、左右サイドクラッチワイヤ(35)(35)の
いずれかと、前記各スイッチ(54)(55)のいずれかと
を同時に作動させ、左又は右の旋回動作と刈取部(8)
の上昇又は下降動作とを操作レバー(21)の一動作で行
えると共に、バネ掛止板(62)にロック軸(65)を係合
させるロックレバー(68)操作により、操作レバー(2
1)による刈取部(8)昇降動作を中止させ、操作レバ
ー(21)による操向動作だけを行わせ、路上走行などを
行うものである。
また、操作レバー(21)の一方向への操作のみを行な
いたい場合に応じて、他方向への移動が行なわれないよ
うにする構造が工夫されているもので、一つめは、係止
ボール(45)(60)のディテントによる中立位置保持、
二つめはよく使う方向の操作荷重を支点位置の工夫によ
り軽くしていること、三つめは操作レバー(21)に遊び
をもたせて、多少レバー(21)を傾けても移動部が作動
しないようにしたことである。
「発明の効果」 以上実施例から明らかなように本発明は、複数の操作
を単一の操作レバー(21)の多方向変位で行う装置にお
いて、前記操作レバー(21)に連結させるリターンバネ
(63)の機体側掛止点(38)と、前記操作レバー(21)
の一方の支点軸(50)との間に、前記操作レバー(21)
の他方の支点軸(32)を配置させ、他方の支点軸(32)
を中心とする動作に比べて一方の支点軸(50)を中心と
する動作時の操作レバー(21)に対するリターンバネ
(63)力が大になるように構成したもので、前記リター
ンバネ(63))力が大きく作用する一方の支点軸(50)
に必要な操作力が小さな制御機構を、またリターンバネ
(63)力が小さく作用する他方の支点軸(32)に必要な
操作力が大きな制御機構を連結させることにより、操作
レバー(21)のマルチ動作を均一な操作力で行うことが
できると共に、制御機構の操作負荷に関係なく優先操作
方向を容易に設定でき、操作レバー(21)の安全性並び
に切換機能の向上などを容易に図ることができる等の効
果を奏するもをである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す要部の説明図、第2図
はコンバインの側面図、第3図は同平面図、第4図は運
転台の側面図、第5図は同平面図、第6図は要部の後面
図、第7図は前図の右側面図、第8図は同左側面図であ
る。 (21)……操作レバー (32)……操向支点軸(他方の支点軸) (38)……バネ掛止(機体側掛止点) (50)……昇降支点軸(一方の支点軸) (63)……リターンバネ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の操作を単一の操作レバーの多方向変
    位で行う装置において、前記操作レバーに連結させるリ
    ターンバネの機体側掛止点と、前記操作レバーの一方の
    支点軸との間に、前記操作レバーの他方の支点軸を配置
    させ、他方の支点軸を中心とする動作に比べて一方の支
    点軸を中心とする動作時の操作レバーに対するリターン
    バネ力が大になるように構成したことを特徴とする操作
    レバー装置。
JP26474587A 1987-10-20 1987-10-20 操作レバー装置 Expired - Fee Related JP2597854B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26474587A JP2597854B2 (ja) 1987-10-20 1987-10-20 操作レバー装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26474587A JP2597854B2 (ja) 1987-10-20 1987-10-20 操作レバー装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01106214A JPH01106214A (ja) 1989-04-24
JP2597854B2 true JP2597854B2 (ja) 1997-04-09

Family

ID=17407590

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26474587A Expired - Fee Related JP2597854B2 (ja) 1987-10-20 1987-10-20 操作レバー装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2597854B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101933433B (zh) * 2005-12-01 2014-05-07 株式会社久保田 联合收割机

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01106214A (ja) 1989-04-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20140024804A (ko) 작업차
US9534354B2 (en) Construction machine
JP2597854B2 (ja) 操作レバー装置
JPH0534032Y2 (ja)
JPH0342121Y2 (ja)
JPS6341852Y2 (ja)
JPS64738Y2 (ja)
JP4432234B2 (ja) コンバイン
JPH0745153Y2 (ja) コンバインの操作装置
JP2537423Y2 (ja) 農用走行車の操作装置
JPH0242086Y2 (ja)
JPH0726908Y2 (ja) 作業車輌における制御装置
JPS6310837U (ja)
JPH0410140Y2 (ja)
JP3997028B2 (ja) リバース式作業車の走行レバーの規制機構
JP2548440B2 (ja) 乗用型農作業車
JP3625929B2 (ja) コンバイン
JPH0244664Y2 (ja)
JPS6314582Y2 (ja)
JP2002067768A (ja) 作業車の運転部構造
JPS6213131Y2 (ja)
JPH0669332B2 (ja) コンバイン等の操作装置
JPH0735531Y2 (ja) 乗用型水田作業機におけるマーカ収納装置
JPH0745776Y2 (ja) 走行操作装置
JPH0678623A (ja) コンバインの操縦フロア

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees