JP2597821Y2 - クロスヘッド - Google Patents
クロスヘッドInfo
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- JP2597821Y2 JP2597821Y2 JP1993055345U JP5534593U JP2597821Y2 JP 2597821 Y2 JP2597821 Y2 JP 2597821Y2 JP 1993055345 U JP1993055345 U JP 1993055345U JP 5534593 U JP5534593 U JP 5534593U JP 2597821 Y2 JP2597821 Y2 JP 2597821Y2
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- JP
- Japan
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- spider
- ring
- drill hole
- rib
- spider ring
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- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、クロスヘッドに関
し、さらに詳しくは、ウェルド部の融着不足を補強でき
且つサポートエアを供給することが出来るクロスヘッド
に関する。
し、さらに詳しくは、ウェルド部の融着不足を補強でき
且つサポートエアを供給することが出来るクロスヘッド
に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来のクロスヘッドの一例を示
す断面図である。このクロスヘッド200は、ダイ外型
22と,ダイ内型23と,スパイダ210とから構成さ
れている。スパイダ210は、外周スパイダリング21
1と,内周スパイダリング212と,それらを結合する
スパイダリブ213とから構成されている。前記ダイ外
型22と前記外周スパイダリング211はボルト止めさ
れ、前記ダイ内型23と前記内周スパイダリング212
はボルト止めされている。前記外周スパイダリング21
1から前記スパイダリブ213を通って前記内周スパイ
ダリング212までキリ穴201が穿設され、そのキリ
穴201によって前記外周スパイダリング211から前
記内周スパイダリング212へサポートエアを供給する
サポートエア通路が形成されている。図6は、スパイダ
210の上面図である。
す断面図である。このクロスヘッド200は、ダイ外型
22と,ダイ内型23と,スパイダ210とから構成さ
れている。スパイダ210は、外周スパイダリング21
1と,内周スパイダリング212と,それらを結合する
スパイダリブ213とから構成されている。前記ダイ外
型22と前記外周スパイダリング211はボルト止めさ
れ、前記ダイ内型23と前記内周スパイダリング212
はボルト止めされている。前記外周スパイダリング21
1から前記スパイダリブ213を通って前記内周スパイ
ダリング212までキリ穴201が穿設され、そのキリ
穴201によって前記外周スパイダリング211から前
記内周スパイダリング212へサポートエアを供給する
サポートエア通路が形成されている。図6は、スパイダ
210の上面図である。
【0003】溶融樹脂は、ダイ外型22の上方から導入
され、樹脂通路215を通過し、ダイスリット24から
押し出され、パリソンPを形成する。このとき、サポー
トエアが、サポートエア通路およびダイ内型23内を通
してパリソンPの内側に供給され、パリソンPの上部を
膨らませる。そして、カッタCによりパリソンPの上部
を切断し、切口にブロウピンを打ち込む。以上のクロス
ヘッド200では、パリソンPの上部を膨らませてから
カッタCによりパリソンPの上部を切断するので、切口
が広くなる。このため、切口にブロウピンを打ち込む時
にパリソンPが金型K内に持ち込まれることを防止でき
る利点がある。
され、樹脂通路215を通過し、ダイスリット24から
押し出され、パリソンPを形成する。このとき、サポー
トエアが、サポートエア通路およびダイ内型23内を通
してパリソンPの内側に供給され、パリソンPの上部を
膨らませる。そして、カッタCによりパリソンPの上部
を切断し、切口にブロウピンを打ち込む。以上のクロス
ヘッド200では、パリソンPの上部を膨らませてから
カッタCによりパリソンPの上部を切断するので、切口
が広くなる。このため、切口にブロウピンを打ち込む時
にパリソンPが金型K内に持ち込まれることを防止でき
る利点がある。
【0004】一方、上記スパイダ210に代えて、図7
に示すスパイダ310も使用されている。このスパイダ
310は、外周スパイダリング311と中間スパイダリ
ング314とを外側スパイダリブ313で結合し、前記
中間スパイダリング314と内周スパイダリング312
とを前記外側スパイダリブ313と異なる周方向位置で
内側スパイダリブ316で結合した構造になっている。
このスパイダ310を用いたクロスヘッドでは、外側ス
パイダリブ313の周方向位置と内側スパイダリブ31
6の周方向位置が異なっているため(スパイダリブがパ
リソンPの肉厚方向に横断していないため)、ウェルド
ラインがパリソンPの肉厚方向に横断せず、ウェルド部
の融着不足を生じない利点がある。
に示すスパイダ310も使用されている。このスパイダ
310は、外周スパイダリング311と中間スパイダリ
ング314とを外側スパイダリブ313で結合し、前記
中間スパイダリング314と内周スパイダリング312
とを前記外側スパイダリブ313と異なる周方向位置で
内側スパイダリブ316で結合した構造になっている。
このスパイダ310を用いたクロスヘッドでは、外側ス
パイダリブ313の周方向位置と内側スパイダリブ31
6の周方向位置が異なっているため(スパイダリブがパ
リソンPの肉厚方向に横断していないため)、ウェルド
ラインがパリソンPの肉厚方向に横断せず、ウェルド部
の融着不足を生じない利点がある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】上記従来のスパイダ2
10を用いたクロスヘッド200では、図6から判るよ
うに、スパイダリブ213がパリソンPの肉厚方向に横
断しているので、ウェルドラインがパリソンPの肉厚方
向に横断し、融着不足を起こしやすい問題点がある。一
方、上記従来のスパイダ310を用いたクロスヘッドで
は、外側スパイダリブ313の周方向位置と内側スパイ
ダリブ316の周方向位置とが異なっているため、外側
スパイダリブ313から内側スパイダリブ316へ通じ
るキリ穴を穿設できず、サポートエア通路を形成できな
い。このため、サポートエアを供給できず、カッタCに
よりパリソンPの上部を切断するとき、その切口が狭く
なる。しかし、切口が狭いと、切口にブロウピンを打ち
込む時にパリソンPが金型K内に持ち込まれやすくなる
問題点がある。そこで、この考案の目的は、ウェルド部
の融着不足を補強でき且つサポートエアを供給すること
が出来るクロスヘッドを提供することにある。
10を用いたクロスヘッド200では、図6から判るよ
うに、スパイダリブ213がパリソンPの肉厚方向に横
断しているので、ウェルドラインがパリソンPの肉厚方
向に横断し、融着不足を起こしやすい問題点がある。一
方、上記従来のスパイダ310を用いたクロスヘッドで
は、外側スパイダリブ313の周方向位置と内側スパイ
ダリブ316の周方向位置とが異なっているため、外側
スパイダリブ313から内側スパイダリブ316へ通じ
るキリ穴を穿設できず、サポートエア通路を形成できな
い。このため、サポートエアを供給できず、カッタCに
よりパリソンPの上部を切断するとき、その切口が狭く
なる。しかし、切口が狭いと、切口にブロウピンを打ち
込む時にパリソンPが金型K内に持ち込まれやすくなる
問題点がある。そこで、この考案の目的は、ウェルド部
の融着不足を補強でき且つサポートエアを供給すること
が出来るクロスヘッドを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この考案は、外周スパイ
ダリング(11)と中間スパイダリング(14)を外側
スパイダリブ(13)で結合し,前記中間スパイダリン
グ(14)と内周スパイダリング(12)とを前記外側
スパイダリブ(13)と異なる周方向位置で内側スパイ
ダリブ(16)で結合した構造のスパイダ(10)を有
するクロスヘッドにおいて、前記中間スパイダリング
(14)にキャップリング(15)を被せ両者間に中空
部(5)を形成し、前記外周スパイダリング(11)か
ら前記外側スパイダリブ(13)を通って前記中間スパ
イダリング(14)まで第1キリ穴(1)を穿設し、そ
の第1キリ穴(1)と前記中空部(5)を連通する第2
キリ穴(2)を前記中間スパイダリング(14)に穿設
し、前記内周スパイダリング(12)から前記内側スパ
イダリブ(16)を通って前記中間スパイダリング(1
4)まで第3キリ穴(3)を穿設し、その第3キリ穴
(3)と前記中空部(5)を連通する第4キリ穴(4)
を前記中間スパイダリング(14)に穿設し、前記第1
キリ穴(1),第2キリ穴(2),中空部(5),第4
キリ穴(4)および第3キリ穴(3)によって、前記外
周スパイダリング(11)から前記内周スパイダリング
(12)へサポートエアを供給するサポートエア通路を
形成したことを特徴とするクロスヘッド(100)を提
供する。
ダリング(11)と中間スパイダリング(14)を外側
スパイダリブ(13)で結合し,前記中間スパイダリン
グ(14)と内周スパイダリング(12)とを前記外側
スパイダリブ(13)と異なる周方向位置で内側スパイ
ダリブ(16)で結合した構造のスパイダ(10)を有
するクロスヘッドにおいて、前記中間スパイダリング
(14)にキャップリング(15)を被せ両者間に中空
部(5)を形成し、前記外周スパイダリング(11)か
ら前記外側スパイダリブ(13)を通って前記中間スパ
イダリング(14)まで第1キリ穴(1)を穿設し、そ
の第1キリ穴(1)と前記中空部(5)を連通する第2
キリ穴(2)を前記中間スパイダリング(14)に穿設
し、前記内周スパイダリング(12)から前記内側スパ
イダリブ(16)を通って前記中間スパイダリング(1
4)まで第3キリ穴(3)を穿設し、その第3キリ穴
(3)と前記中空部(5)を連通する第4キリ穴(4)
を前記中間スパイダリング(14)に穿設し、前記第1
キリ穴(1),第2キリ穴(2),中空部(5),第4
キリ穴(4)および第3キリ穴(3)によって、前記外
周スパイダリング(11)から前記内周スパイダリング
(12)へサポートエアを供給するサポートエア通路を
形成したことを特徴とするクロスヘッド(100)を提
供する。
【0007】
【作用】この考案のクロスヘッド(100)では、外側
スパイダリブ(13)の周方向位置と内側スパイダリブ
(16)の周方向位置とが異なっている。このため、ウ
ェルドラインがパリソンの肉厚方向に横断せず、ウェル
ド部の融着不足を補強することが出来る。さらに、第1
キリ穴(1),第2キリ穴(2),第3キリ穴(3)お
よび第4キリ穴(4)は、それぞれ直線であり、容易に
穿設できる。一方、中空部(5)は、曲線であるが、中
間スパイダリング(14)とキャップリング(15)の
対向面をL字型に形成したり溝を形成すれば、容易に形
成できる。そして、中空部(5)が、第2キリ穴(2)
と第4キリ穴(4)とを連通するから、第1キリ穴
(1),第2キリ穴(2),中空部(5),第4キリ穴
(4)および第3キリ穴(3)によってサポートエア通
路が形成され、外周スパイダリング(11)から内周ス
パイダリング(12)へサポートエアを供給することが
出来る。従って、パリソンPの上部を膨らませてからカ
ッタCによりパリソンPの上部を切断できるようにな
り、切口が広くなるため、切口にブロウピンを打ち込む
時にパリソンPが金型K内に持ち込まれることを防止で
きるようになる。
スパイダリブ(13)の周方向位置と内側スパイダリブ
(16)の周方向位置とが異なっている。このため、ウ
ェルドラインがパリソンの肉厚方向に横断せず、ウェル
ド部の融着不足を補強することが出来る。さらに、第1
キリ穴(1),第2キリ穴(2),第3キリ穴(3)お
よび第4キリ穴(4)は、それぞれ直線であり、容易に
穿設できる。一方、中空部(5)は、曲線であるが、中
間スパイダリング(14)とキャップリング(15)の
対向面をL字型に形成したり溝を形成すれば、容易に形
成できる。そして、中空部(5)が、第2キリ穴(2)
と第4キリ穴(4)とを連通するから、第1キリ穴
(1),第2キリ穴(2),中空部(5),第4キリ穴
(4)および第3キリ穴(3)によってサポートエア通
路が形成され、外周スパイダリング(11)から内周ス
パイダリング(12)へサポートエアを供給することが
出来る。従って、パリソンPの上部を膨らませてからカ
ッタCによりパリソンPの上部を切断できるようにな
り、切口が広くなるため、切口にブロウピンを打ち込む
時にパリソンPが金型K内に持ち込まれることを防止で
きるようになる。
【0008】
【実施例】以下、図に示す実施例によりこの考案をさら
に詳細に説明する。なお、これによりこの考案が限定さ
れるものではない。図1は、この考案の一実施例のクロ
スヘッドの断面図である。このクロスヘッド100は、
ダイ外型22と,ダイ内型23と,スパイダ10とから
構成されている。スパイダ10は、外周スパイダリング
11と,中間スパイダリング14と,それらを結合する
外側スパイダリブ13と,内周スパイダリング12と,
前記中間スパイダリング14と前記内周スパイダリング
12とを前記外側スパイダリブ13とは異なる周方向位
置で結合する内側スパイダリブ16と,前記中間スパイ
ダリング14に被せられたリングキャップ15とから構
成されている。前記中間スパイダリング14と前記キャ
ップリング15の間には、中空部5が形成されている
(図3)。前記中間スパイダリング14と前記キャップ
リング15とは、スプリングピン(図示省略)にて固定
する。なお、両者の間にシールを施し、中空部5を気密
にするのが好ましい。
に詳細に説明する。なお、これによりこの考案が限定さ
れるものではない。図1は、この考案の一実施例のクロ
スヘッドの断面図である。このクロスヘッド100は、
ダイ外型22と,ダイ内型23と,スパイダ10とから
構成されている。スパイダ10は、外周スパイダリング
11と,中間スパイダリング14と,それらを結合する
外側スパイダリブ13と,内周スパイダリング12と,
前記中間スパイダリング14と前記内周スパイダリング
12とを前記外側スパイダリブ13とは異なる周方向位
置で結合する内側スパイダリブ16と,前記中間スパイ
ダリング14に被せられたリングキャップ15とから構
成されている。前記中間スパイダリング14と前記キャ
ップリング15の間には、中空部5が形成されている
(図3)。前記中間スパイダリング14と前記キャップ
リング15とは、スプリングピン(図示省略)にて固定
する。なお、両者の間にシールを施し、中空部5を気密
にするのが好ましい。
【0009】前記ダイ外型22と前記外周スパイダリン
グ11はボルト止めされ、前記ダイ内型23と前記内周
スパイダリング12はボルト止めされている。
グ11はボルト止めされ、前記ダイ内型23と前記内周
スパイダリング12はボルト止めされている。
【0010】図2は、スパイダ10の上面図である。前
記外周スパイダリング11から前記外側スパイダリブ1
3を通って前記中間スパイダリング14まで、第1キリ
穴1が穿設されている。また、その第1キリ穴1と連通
する第2キリ穴2が、前記中間スパイダリング14に穿
設されている。さらに、前記内周スパイダリング12か
ら前記内側スパイダリブ16を通って前記中間スパイダ
リング14まで、第3キリ穴3が穿設されている。ま
た、その第3キリ穴3と連通する第4キリ穴4が前記中
間スパイダリング14に穿設されている。
記外周スパイダリング11から前記外側スパイダリブ1
3を通って前記中間スパイダリング14まで、第1キリ
穴1が穿設されている。また、その第1キリ穴1と連通
する第2キリ穴2が、前記中間スパイダリング14に穿
設されている。さらに、前記内周スパイダリング12か
ら前記内側スパイダリブ16を通って前記中間スパイダ
リング14まで、第3キリ穴3が穿設されている。ま
た、その第3キリ穴3と連通する第4キリ穴4が前記中
間スパイダリング14に穿設されている。
【0011】図3の(a)は図2のA−A’断面図であ
る。第1キリ穴1は第2キリ穴2に連通し、第2キリ穴
2は中空部5に連通している。図3の(b)は図2のB
−B’断面図である。第3キリ穴3は第4キリ穴4に連
通し、第4キリ穴4は中空部5に連通している。従っ
て、図4に示すように、前記第1キリ穴1,第2キリ穴
2,中空部5,第4キリ穴4および第3キリ穴3が連通
し、前記外周スパイダリング11から前記内周スパイダ
リング12へサポートエアを供給するサポートエア通路
が形成されている。
る。第1キリ穴1は第2キリ穴2に連通し、第2キリ穴
2は中空部5に連通している。図3の(b)は図2のB
−B’断面図である。第3キリ穴3は第4キリ穴4に連
通し、第4キリ穴4は中空部5に連通している。従っ
て、図4に示すように、前記第1キリ穴1,第2キリ穴
2,中空部5,第4キリ穴4および第3キリ穴3が連通
し、前記外周スパイダリング11から前記内周スパイダ
リング12へサポートエアを供給するサポートエア通路
が形成されている。
【0012】図1に戻り、溶融樹脂は、ダイ外型22の
上方から導入され、樹脂通路17を通過し、ダイスリッ
ト24から押し出され、パリソンを形成する。このと
き、サポートエアが、サポートエア通路およびダイ内型
23内を通してパリソンの内側に供給され、パリソンの
上部を膨らませる。そして、カッタによりパリソンの上
部を切断し、切口にブロウピンを打ち込む。
上方から導入され、樹脂通路17を通過し、ダイスリッ
ト24から押し出され、パリソンを形成する。このと
き、サポートエアが、サポートエア通路およびダイ内型
23内を通してパリソンの内側に供給され、パリソンの
上部を膨らませる。そして、カッタによりパリソンの上
部を切断し、切口にブロウピンを打ち込む。
【0013】以上のクロスヘッド100では、外側スパ
イダリブ13の周方向位置と内側スパイダリブ16の周
方向位置とが異なっているため、ウェルドラインがパリ
ソンの肉厚方向に横断せず、ウェルド部の融着不足を補
強することが出来る。また、第1キリ穴1,第2キリ穴
2,中空部5,第4キリ穴4および第3キリ穴3を通し
てサポートエアを供給できる。従って、パリソンの上部
を膨らませてからカッタによりパリソンの上部を切断で
きるので、切口が広くなる。このため、切口にブロウピ
ンを打ち込む時にパリソンが金型内に持ち込まれること
を防止することが出来る。
イダリブ13の周方向位置と内側スパイダリブ16の周
方向位置とが異なっているため、ウェルドラインがパリ
ソンの肉厚方向に横断せず、ウェルド部の融着不足を補
強することが出来る。また、第1キリ穴1,第2キリ穴
2,中空部5,第4キリ穴4および第3キリ穴3を通し
てサポートエアを供給できる。従って、パリソンの上部
を膨らませてからカッタによりパリソンの上部を切断で
きるので、切口が広くなる。このため、切口にブロウピ
ンを打ち込む時にパリソンが金型内に持ち込まれること
を防止することが出来る。
【0014】
【考案の効果】この考案のクロスヘッドによれば、ウェ
ルド部の融着不足を補強できるから、高品質な成形品が
得られる。また、サポートエアを供給することが出来る
から、パリソンが金型内に持ち込まれず、生産効率を向
上できる。
ルド部の融着不足を補強できるから、高品質な成形品が
得られる。また、サポートエアを供給することが出来る
から、パリソンが金型内に持ち込まれず、生産効率を向
上できる。
【図1】この考案の一実施例のクロスヘッドの断面図で
ある。
ある。
【図2】この考案にかかるスパイダの上面図である。
【図3】(a)は図2のA−A’断面図であり、(b)
は図2のB−B’断面図である。
は図2のB−B’断面図である。
【図4】図1のクロスヘッドにおけるサポートエアの流
れを示す一部断面図である。
れを示す一部断面図である。
【図5】従来のクロスヘッドの一例を示す断面図であ
る。
る。
【図6】従来のスパイダの一例の上面図である。
【図7】従来のスパイダの他例の上面図である。
100 クロスヘッド 1 第1キリ穴 2 第2キリ穴 3 第3キリ穴 4 第4キリ穴 10 スパイダ 11 外周スパイダリング 12 内周スパイダリング 13 外側スパイダリブ 14 中間スパイダリング 15 リングキャップ 16 内側スパイダリブ 17 樹脂通路 22 ダイ外型 23 ダイ内型 24 ダイスリット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−148551(JP,A) 特開 昭60−9724(JP,A) 特開 昭61−229524(JP,A) 特開 平3−93523(JP,A) 特開 平3−239523(JP,A) 特開 平4−241926(JP,A) 実開 昭62−123914(JP,U) 特公 昭45−36437(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29C 47/00 - 47/96 B29C 49/04
Claims (1)
- 【請求項1】 外周スパイダリングと中間スパイダリン
グを外側スパイダリブで結合し,前記中間スパイダリン
グと内周スパイダリングとを前記外側スパイダリブと異
なる周方向位置で内側スパイダリブで結合した構造のス
パイダを有するクロスヘッドにおいて、 前記中間スパイダリングにキャップリングを被せ両者間
に中空部を形成し、前記外周スパイダリングから前記外
側スパイダリブを通って前記中間スパイダリングまで第
1キリ穴を穿設し、その第1キリ穴と前記中空部を連通
する第2キリ穴を前記中間スパイダリングに穿設し、前
記内周スパイダリングから前記内側スパイダリブを通っ
て前記中間スパイダリングまで第3キリ穴を穿設し、そ
の第3キリ穴と前記中空部を連通する第4キリ穴を前記
中間スパイダリングに穿設し、前記第1キリ穴,第2キ
リ穴,中空部,第4キリ穴および第3キリ穴によって、
前記外周スパイダリングから前記内周スパイダリングへ
サポートエアを供給するサポートエア通路を形成したこ
とを特徴とするクロスヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993055345U JP2597821Y2 (ja) | 1993-10-13 | 1993-10-13 | クロスヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993055345U JP2597821Y2 (ja) | 1993-10-13 | 1993-10-13 | クロスヘッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0723527U JPH0723527U (ja) | 1995-05-02 |
JP2597821Y2 true JP2597821Y2 (ja) | 1999-07-19 |
Family
ID=12995927
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993055345U Expired - Fee Related JP2597821Y2 (ja) | 1993-10-13 | 1993-10-13 | クロスヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2597821Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013014031A (ja) * | 2011-06-30 | 2013-01-24 | Mitsubishi Gas Chemical Co Inc | ダイレクトブロー容器の製造方法及び包装体 |
-
1993
- 1993-10-13 JP JP1993055345U patent/JP2597821Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0723527U (ja) | 1995-05-02 |
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Legal Events
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R250 | Receipt of annual fees |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |