JPH0723527U - クロスヘッド - Google Patents

クロスヘッド

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JPH0723527U
JPH0723527U JP055345U JP5534593U JPH0723527U JP H0723527 U JPH0723527 U JP H0723527U JP 055345 U JP055345 U JP 055345U JP 5534593 U JP5534593 U JP 5534593U JP H0723527 U JPH0723527 U JP H0723527U
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spider
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drill hole
spider ring
rib
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寿司 吉田
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Japan Steel Works Ltd
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  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 融着不足を補強し且つサポートエアを供給で
きるクロスヘッドを提供する。 【構成】 中間スパイダリング(14)にキャップリン
グ(15)を被せ両者間に中空部(5)を形成し、外周
スパイダリング(11)から外側スパイダリブ(13)
を通って中間スパイダリング(14)まで第1キリ穴
(1)を穿設し、その第1キリ穴(1)と中空部(5)
を連通する第2キリ穴(2)を中間スパイダリング(1
4)に穿設し、内周スパイダリング(12)から内側ス
パイダリブ(16)を通って中間スパイダリング(1
4)まで第3キリ穴(3)を穿設し、その第3キリ穴
(3)と中空部(5)を連通する第4キリ穴(4)を中
間スパイダリング(14)に穿設し、前記第1キリ穴
(1),第2キリ穴(2),中空部(5),第4キリ穴
(4)および第3キリ穴(3)によって、外周スパイダ
リング(11)から内周スパイダリング(12)へサポ
ートエアを供給するサポートエア通路を形成する。 【効果】 高品質な成形品が得られる。生産効率を向上
できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、クロスヘッドに関し、さらに詳しくは、ウェルド部の融着不足を 補強でき且つサポートエアを供給することが出来るクロスヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】
図5は、従来のクロスヘッドの一例を示す断面図である。 このクロスヘッド200は、ダイ外型22と,ダイ内型23と,スパイダ21 0とから構成されている。 スパイダ210は、外周スパイダリング211と,内周スパイダリング212 と,それらを結合するスパイダリブ213とから構成されている。 前記ダイ外型22と前記外周スパイダリング211はボルト止めされ、前記ダ イ内型23と前記内周スパイダリング212はボルト止めされている。 前記外周スパイダリング211から前記スパイダリブ213を通って前記内周 スパイダリング212までキリ穴201が穿設され、そのキリ穴201によって 前記外周スパイダリング211から前記内周スパイダリング212へサポートエ アを供給するサポートエア通路が形成されている。 図6は、スパイダ210の上面図である。
【0003】 溶融樹脂は、ダイ外型22の上方から導入され、樹脂通路215を通過し、ダ イスリット24から押し出され、パリソンPを形成する。このとき、サポートエ アが、サポートエア通路およびダイ内型23内を通してパリソンPの内側に供給 され、パリソンPの上部を膨らませる。そして、カッタCによりパリソンPの上 部を切断し、切口にブロウピンを打ち込む。 以上のクロスヘッド200では、パリソンPの上部を膨らませてからカッタC によりパリソンPの上部を切断するので、切口が広くなる。このため、切口にブ ロウピンを打ち込む時にパリソンPが金型K内に持ち込まれることを防止できる 利点がある。
【0004】 一方、上記スパイダ210に代えて、図7に示すスパイダ310も使用されて いる。 このスパイダ310は、外周スパイダリング311と中間スパイダリング31 4とを外側スパイダリブ313で結合し、前記中間スパイダリング314と内周 スパイダリング312とを前記外側スパイダリブ313と異なる周方向位置で内 側スパイダリブ316で結合した構造になっている。 このスパイダ310を用いたクロスヘッドでは、外側スパイダリブ313の周 方向位置と内側スパイダリブ316の周方向位置が異なっているため(スパイダ リブがパリソンPの肉厚方向に横断していないため)、ウェルドラインがパリソ ンPの肉厚方向に横断せず、ウェルド部の融着不足を生じない利点がある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来のスパイダ210を用いたクロスヘッド200では、図6から判るよ うに、スパイダリブ213がパリソンPの肉厚方向に横断しているので、ウェル ドラインがパリソンPの肉厚方向に横断し、融着不足を起こしやすい問題点があ る。 一方、上記従来のスパイダ310を用いたクロスヘッドでは、外側スパイダリ ブ313の周方向位置と内側スパイダリブ316の周方向位置とが異なっている ため、外側スパイダリブ313から内側スパイダリブ316へ通じるキリ穴を穿 設できず、サポートエア通路を形成できない。このため、サポートエアを供給で きず、カッタCによりパリソンPの上部を切断するとき、その切口が狭くなる。 しかし、切口が狭いと、切口にブロウピンを打ち込む時にパリソンPが金型K内 に持ち込まれやすくなる問題点がある。 そこで、この考案の目的は、ウェルド部の融着不足を補強でき且つサポートエ アを供給することが出来るクロスヘッドを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案は、外周スパイダリング(11)と中間スパイダリング(14)を外 側スパイダリブ(13)で結合し,前記中間スパイダリング(14)と内周スパ イダリング(12)とを前記外側スパイダリブ(13)と異なる周方向位置で内 側スパイダリブ(16)で結合した構造のスパイダ(10)を有するクロスヘッ ドにおいて、前記中間スパイダリング(14)にキャップリング(15)を被せ 両者間に中空部(5)を形成し、前記外周スパイダリング(11)から前記外側 スパイダリブ(13)を通って前記中間スパイダリング(14)まで第1キリ穴 (1)を穿設し、その第1キリ穴(1)と前記中空部(5)を連通する第2キリ 穴(2)を前記中間スパイダリング(14)に穿設し、前記内周スパイダリング (12)から前記内側スパイダリブ(16)を通って前記中間スパイダリング( 14)まで第3キリ穴(3)を穿設し、その第3キリ穴(3)と前記中空部(5 )を連通する第4キリ穴(4)を前記中間スパイダリング(14)に穿設し、前 記第1キリ穴(1),第2キリ穴(2),中空部(5),第4キリ穴(4)およ び第3キリ穴(3)によって、前記外周スパイダリング(11)から前記内周ス パイダリング(12)へサポートエアを供給するサポートエア通路を形成したこ とを特徴とするクロスヘッド(100)を提供する。
【0007】
【作用】
この考案のクロスヘッド(100)では、外側スパイダリブ(13)の周方向 位置と内側スパイダリブ(16)の周方向位置とが異なっている。このため、ウ ェルドラインがパリソンの肉厚方向に横断せず、ウェルド部の融着不足を補強す ることが出来る。 さらに、第1キリ穴(1),第2キリ穴(2),第3キリ穴(3)および第4 キリ穴(4)は、それぞれ直線であり、容易に穿設できる。一方、中空部(5) は、曲線であるが、中間スパイダリング(14)とキャップリング(15)の対 向面をL字型に形成したり溝を形成すれば、容易に形成できる。そして、中空部 (5)が、第2キリ穴(2)と第4キリ穴(4)とを連通するから、第1キリ穴 (1),第2キリ穴(2),中空部(5),第4キリ穴(4)および第3キリ穴 (3)によってサポートエア通路が形成され、外周スパイダリング(11)から 内周スパイダリング(12)へサポートエアを供給することが出来る。従って、 パリソンPの上部を膨らませてからカッタCによりパリソンPの上部を切断でき るようになり、切口が広くなるため、切口にブロウピンを打ち込む時にパリソン Pが金型K内に持ち込まれることを防止できるようになる。
【0008】
【実施例】
以下、図に示す実施例によりこの考案をさらに詳細に説明する。なお、これに よりこの考案が限定されるものではない。 図1は、この考案の一実施例のクロスヘッドの断面図である。 このクロスヘッド100は、ダイ外型22と,ダイ内型23と,スパイダ10 とから構成されている。 スパイダ10は、外周スパイダリング11と,中間スパイダリング14と,そ れらを結合する外側スパイダリブ13と,内周スパイダリング12と,前記中間 スパイダリング14と前記内周スパイダリング12とを前記外側スパイダリブ1 3とは異なる周方向位置で結合する内側スパイダリブ16と,前記中間スパイダ リング14に被せられたリングキャップ15とから構成されている。 前記中間スパイダリング14と前記キャップリング15の間には、中空部5が 形成されている(図3)。前記中間スパイダリング14と前記キャップリング1 5とは、スプリングピン(図示省略)にて固定する。なお、両者の間にシールを 施し、中空部5を気密にするのが好ましい。
【0009】 前記ダイ外型22と前記外周スパイダリング11はボルト止めされ、前記ダイ 内型23と前記内周スパイダリング12はボルト止めされている。
【0010】 図2は、スパイダ10の上面図である。 前記外周スパイダリング11から前記外側スパイダリブ13を通って前記中間 スパイダリング14まで、第1キリ穴1が穿設されている。また、その第1キリ 穴1と連通する第2キリ穴2が、前記中間スパイダリング14に穿設されている 。さらに、前記内周スパイダリング12から前記内側スパイダリブ16を通って 前記中間スパイダリング14まで、第3キリ穴3が穿設されている。また、その 第3キリ穴3と連通する第4キリ穴4が前記中間スパイダリング14に穿設され ている。
【0011】 図3の(a)は図2のA−A’断面図である。 第1キリ穴1は第2キリ穴2に連通し、第2キリ穴2は中空部5に連通してい る。 図3の(b)は図2のB−B’断面図である。 第3キリ穴3は第4キリ穴4に連通し、第4キリ穴4は中空部5に連通してい る。 従って、図4に示すように、前記第1キリ穴1,第2キリ穴2,中空部5,第 4キリ穴4および第3キリ穴3が連通し、前記外周スパイダリング11から前記 内周スパイダリング12へサポートエアを供給するサポートエア通路が形成され ている。
【0012】 図1に戻り、溶融樹脂は、ダイ外型22の上方から導入され、樹脂通路17を 通過し、ダイスリット24から押し出され、パリソンを形成する。このとき、サ ポートエアが、サポートエア通路およびダイ内型23内を通してパリソンの内側 に供給され、パリソンの上部を膨らませる。そして、カッタによりパリソンの上 部を切断し、切口にブロウピンを打ち込む。
【0013】 以上のクロスヘッド100では、外側スパイダリブ13の周方向位置と内側ス パイダリブ16の周方向位置とが異なっているため、ウェルドラインがパリソン の肉厚方向に横断せず、ウェルド部の融着不足を補強することが出来る。 また、第1キリ穴1,第2キリ穴2,中空部5,第4キリ穴4および第3キリ 穴3を通してサポートエアを供給できる。従って、パリソンの上部を膨らませて からカッタによりパリソンの上部を切断できるので、切口が広くなる。このため 、切口にブロウピンを打ち込む時にパリソンが金型内に持ち込まれることを防止 することが出来る。
【0014】
【考案の効果】
この考案のクロスヘッドによれば、ウェルド部の融着不足を補強できるから、 高品質な成形品が得られる。また、サポートエアを供給することが出来るから、 パリソンが金型内に持ち込まれず、生産効率を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例のクロスヘッドの断面図で
ある。
【図2】この考案にかかるスパイダの上面図である。
【図3】(a)は図2のA−A’断面図であり、(b)
は図2のB−B’断面図である。
【図4】図1のクロスヘッドにおけるサポートエアの流
れを示す一部断面図である。
【図5】従来のクロスヘッドの一例を示す断面図であ
る。
【図6】従来のスパイダの一例の上面図である。
【図7】従来のスパイダの他例の上面図である。
【符号の説明】
100 クロスヘッド 1 第1キリ穴 2 第2キリ穴 3 第3キリ穴 4 第4キリ穴 10 スパイダ 11 外周スパイダリング 12 内周スパイダリング 13 外側スパイダリブ 14 中間スパイダリング 15 リングキャップ 16 内側スパイダリブ 17 樹脂通路 22 ダイ外型 23 ダイ内型 24 ダイスリット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周スパイダリングと中間スパイダリン
    グを外側スパイダリブで結合し,前記中間スパイダリン
    グと内周スパイダリングとを前記外側スパイダリブと異
    なる周方向位置で内側スパイダリブで結合した構造のス
    パイダを有するクロスヘッドにおいて、 前記中間スパイダリングにキャップリングを被せ両者間
    に中空部を形成し、前記外周スパイダリングから前記外
    側スパイダリブを通って前記中間スパイダリングまで第
    1キリ穴を穿設し、その第1キリ穴と前記中空部を連通
    する第2キリ穴を前記中間スパイダリングに穿設し、前
    記内周スパイダリングから前記内側スパイダリブを通っ
    て前記中間スパイダリングまで第3キリ穴を穿設し、そ
    の第3キリ穴と前記中空部を連通する第4キリ穴を前記
    中間スパイダリングに穿設し、前記第1キリ穴,第2キ
    リ穴,中空部,第4キリ穴および第3キリ穴によって、
    前記外周スパイダリングから前記内周スパイダリングへ
    サポートエアを供給するサポートエア通路を形成したこ
    とを特徴とするクロスヘッド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2013002022A1 (ja) * 2011-06-30 2013-01-03 三菱瓦斯化学株式会社 ダイレクトブロー容器の製造方法及び包装体

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US9393748B2 (en) 2011-06-30 2016-07-19 Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. Direct blow-molded container manufacturing method and package

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