JP2597484Y2 - スタンド式容器 - Google Patents
スタンド式容器Info
- Publication number
- JP2597484Y2 JP2597484Y2 JP1993045299U JP4529993U JP2597484Y2 JP 2597484 Y2 JP2597484 Y2 JP 2597484Y2 JP 1993045299 U JP1993045299 U JP 1993045299U JP 4529993 U JP4529993 U JP 4529993U JP 2597484 Y2 JP2597484 Y2 JP 2597484Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- hinge
- stand
- container body
- stand base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
Description
【０００１】
【考案の利用分野】本考案は、例えば串団子等の菓子
類、苺等の果物類を初めとする食品、更には小間物類等
の包装に使用される容器に関する。
類、苺等の果物類を初めとする食品、更には小間物類等
の包装に使用される容器に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、例えば串団子等の包装用の容器と
しては、透明な合成樹脂シートを圧空又は真空成形した
蓋付きの容器が広く使用されている。
しては、透明な合成樹脂シートを圧空又は真空成形した
蓋付きの容器が広く使用されている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
容器は、総て平面的に置くことを前提としたものである
ので、これを用いた包装体は、１個１個の占有面積が広
く、狭いスペースには陳列しにくい問題がある。また、
限られたスペースで梱包輸送及び陳列するために、通常
何段にも積み重ねられるが、積み重ねによって下側の容
器が変形しやすく、場合によっては被包装物が損なわれ
ることも生じる。
容器は、総て平面的に置くことを前提としたものである
ので、これを用いた包装体は、１個１個の占有面積が広
く、狭いスペースには陳列しにくい問題がある。また、
限られたスペースで梱包輸送及び陳列するために、通常
何段にも積み重ねられるが、積み重ねによって下側の容
器が変形しやすく、場合によっては被包装物が損なわれ
ることも生じる。
【０００４】本考案は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、直立させて梱包輸送及び陳列ができ
る簡便な容器とすることを目的とする。
てなされたもので、直立させて梱包輸送及び陳列ができ
る簡便な容器とすることを目的とする。
【０００５】このために本考案では、図３に示されるよ
うに、ヒンジ部５を介して接続された一対の半容器１
ａ，１ｂをこのヒンジ部５を介して重ね合わせて両者間
に被包装物を包み込む容器本体部１と、一対の半容器１
ａ，１ｂを重ね合わせた容器本体部１のヒンジ部５側と
は反対側の一側部が差し込み把持される受容部２を備
え、しかもこの受容部２に一側部が差し込み把持された
容器本体部１を立てて支持するスタンド台部３と、一方
の半容器１ｂのヒンジ部５側とは反対側にスタンド台部
３を連結する連結ベルト部４とからなるスタンド式容器
としているものである。
うに、ヒンジ部５を介して接続された一対の半容器１
ａ，１ｂをこのヒンジ部５を介して重ね合わせて両者間
に被包装物を包み込む容器本体部１と、一対の半容器１
ａ，１ｂを重ね合わせた容器本体部１のヒンジ部５側と
は反対側の一側部が差し込み把持される受容部２を備
え、しかもこの受容部２に一側部が差し込み把持された
容器本体部１を立てて支持するスタンド台部３と、一方
の半容器１ｂのヒンジ部５側とは反対側にスタンド台部
３を連結する連結ベルト部４とからなるスタンド式容器
としているものである。
【０００６】
【実施例及び作用】本スタンド式容器は、透明な合成樹
脂シートの圧空又は真空成形によって製造されるもの
で、その一実施例の展開形状を図１及び図２で説明す
る。
脂シートの圧空又は真空成形によって製造されるもの
で、その一実施例の展開形状を図１及び図２で説明す
る。
【０００７】図１は本考案の一実施例に係るスタンド式
容器の平面図、図２は正面図である。
容器の平面図、図２は正面図である。
【０００８】容器本体部１は、ヒンジ部５を介して、長
手方向に直列状態で接続された２つの半容器１ａ，１ｂ
から構成されている。本実施例に係るスタンド式容器は
串団子用のもので、各半容器１ａ，１ｂは、串団子の串
部を受ける串受け部６ａ，６ｂを有している。
手方向に直列状態で接続された２つの半容器１ａ，１ｂ
から構成されている。本実施例に係るスタンド式容器は
串団子用のもので、各半容器１ａ，１ｂは、串団子の串
部を受ける串受け部６ａ，６ｂを有している。
【０００９】容器本体部１は１本の串団子を収容するも
で、串受け部６ｂに串部が位置するようにして串団子を
半容器１ｂに入れ、この半容器１ｂ上に、ヒンジ部５を
介して半容器１ａを折り返し、半容器１ａと１ｂを合わ
せて包み込むものである。
で、串受け部６ｂに串部が位置するようにして串団子を
半容器１ｂに入れ、この半容器１ｂ上に、ヒンジ部５を
介して半容器１ａを折り返し、半容器１ａと１ｂを合わ
せて包み込むものである。
【００１０】半容器１ｂのヒンジ部５側とは反対側の端
部には連結ベルト部４を介してスタンド台部３が連結さ
れている。
部には連結ベルト部４を介してスタンド台部３が連結さ
れている。
【００１１】連結ベルト部４は、屈曲させやすいように
波形断面をなしていいる。
波形断面をなしていいる。
【００１２】スタンド台部３は、被包装物（本実施例で
は串団子）を包み込んだ容器本体部１のヒンジ部５とは
反対側の側部を差し込み可能な受容部２を備えたものと
なっている。また、スタンド台部３の連結ベルト部４取
付部付近には、上記容器本端部１の一側部を受容部２に
差し込む時に連結ベルト部４が邪魔にならないよう、切
欠部７が形成されている。
は串団子）を包み込んだ容器本体部１のヒンジ部５とは
反対側の側部を差し込み可能な受容部２を備えたものと
なっている。また、スタンド台部３の連結ベルト部４取
付部付近には、上記容器本端部１の一側部を受容部２に
差し込む時に連結ベルト部４が邪魔にならないよう、切
欠部７が形成されている。
【００１３】次に、図３及び図４に基づいて使用状態を
説明する。
説明する。
【００１４】容器本体部１内に被包装物を包み込んだ状
態が図３の状態である。そして、この図３の状態から、
容器本体部１の一側部（ヒンジ部５側とは反対側の側
部）をスタンド台部３の受容部２内に差し込んだ状態が
図４の状態である。
態が図３の状態である。そして、この図３の状態から、
容器本体部１の一側部（ヒンジ部５側とは反対側の側
部）をスタンド台部３の受容部２内に差し込んだ状態が
図４の状態である。
【００１５】図４の状態において、容器本体部１はスタ
ンド台部３に直立支持されるので、容器本体１をスタン
ド台部３で立てた状態で陳列及び梱包輸送することがで
きる。特に被包装物が串団子である本実施例において
は、串部が上方に位置されるので、串部にタレが付着し
にくい利点もある。
ンド台部３に直立支持されるので、容器本体１をスタン
ド台部３で立てた状態で陳列及び梱包輸送することがで
きる。特に被包装物が串団子である本実施例において
は、串部が上方に位置されるので、串部にタレが付着し
にくい利点もある。
【００１６】
【００１７】
【００１８】また、半容器１ａ，１ｂを長手方向に直列
に接続されており、この半容器１ａ，１ｂを重ね合わせ
た容器本体１のヒンジ部５とは反対側の一側部（半容器
１ａ，１ｂの自由端側）がスタンド台部３に把持される
ものとなっていることから、ヒンジ部５の弾性によって
容器本体１の口が開いてしまうのを、粘着テープ等を用
いることなく防止することができる。
に接続されており、この半容器１ａ，１ｂを重ね合わせ
た容器本体１のヒンジ部５とは反対側の一側部（半容器
１ａ，１ｂの自由端側）がスタンド台部３に把持される
ものとなっていることから、ヒンジ部５の弾性によって
容器本体１の口が開いてしまうのを、粘着テープ等を用
いることなく防止することができる。
【００１９】尚、本実施例における被包装物である串団
子のように、タレ等を伴う被包装物の場合、スタンド台
部３はタレ受け部としても機能することになる。
子のように、タレ等を伴う被包装物の場合、スタンド台
部３はタレ受け部としても機能することになる。
【００２０】図１〜図４に示されるスタンド式容器は、
単一の容器本体部１を有するものであるが、図５に示さ
れるように、容器本体部１を複数並列することで、複数
の容器本体部１を有するものとすることもできる。
単一の容器本体部１を有するものであるが、図５に示さ
れるように、容器本体部１を複数並列することで、複数
の容器本体部１を有するものとすることもできる。
【００２１】
【考案の効果】本考案は、以上説明した通りのものであ
り、直立状態で輸送及び陳列ができるため、多段に重ね
なくとも狭いスペースで梱包及び陳列することができ、
下積みにした包装体の損傷を防止することができるもの
である。
り、直立状態で輸送及び陳列ができるため、多段に重ね
なくとも狭いスペースで梱包及び陳列することができ、
下積みにした包装体の損傷を防止することができるもの
である。
【図１】本考案に係るスタンド式容器の一実施例を示す
平面図である。
平面図である。
【図２】本考案に係るスタンド式容器の一実施例を示す
正面図である。
正面図である。
【図３】使用状態の説明図である。
【図４】使用状態の説明図である。
【図５】本考案に係るスタンド式容器の他の実施例を示
す平面図である。
す平面図である。
１ 容器本体部 １ａ，１ｂ 半容器 ２ 受容部 ３ スタンド台部 ４ 連結ベルト部 ５ ヒンジ部 ６ａ，６ｂ 串受け部 ７ 切欠部
Claims (1)
- 【請求項１】 ヒンジ部を介して接続された一対の半容
器をこのヒンジ部を介して重ね合わせて両者間に被包装
物を包み込む容器本体部と、一対の半容器を重ね合わせ
た容器本体部のヒンジ部側とは反対側の一側部が差し込
み把持される受容部を備え、しかもこの受容部に一側部
が差し込み把持された容器本体部を立てて支持するスタ
ンド台部と、一方の半容器のヒンジ部側とは反対側にス
タンド台部を連結する連結ベルト部とからなることを特
徴とするスタンド式容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993045299U JP2597484Y2 (ja) | 1993-07-29 | 1993-07-29 | スタンド式容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993045299U JP2597484Y2 (ja) | 1993-07-29 | 1993-07-29 | スタンド式容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0711583U JPH0711583U (ja) | 1995-02-21 |
| JP2597484Y2 true JP2597484Y2 (ja) | 1999-07-05 |
Family
ID=12715443
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993045299U Expired - Lifetime JP2597484Y2 (ja) | 1993-07-29 | 1993-07-29 | スタンド式容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2597484Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-07-29 JP JP1993045299U patent/JP2597484Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0711583U (ja) | 1995-02-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990323 |