JP2596977B2 - マルチスキャン型crtディスプレイ装置 - Google Patents

マルチスキャン型crtディスプレイ装置

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JP2596977B2 JP63154654A JP15465488A JP2596977B2 JP 2596977 B2 JP2596977 B2 JP 2596977B2 JP 63154654 A JP63154654 A JP 63154654A JP 15465488 A JP15465488 A JP 15465488A JP 2596977 B2 JP2596977 B2 JP 2596977B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は異なる周波数によってブラウン管(CRTと略
す)の走査が可能な所謂マルチスキャン型CRTディスプ
レイ装置の改良に関する。
〔従来の技術〕
近年,例えばパーソナルコンピュータ(以下パソコン
と略す)にあっては,水平偏向周波数が15KHz,24KHz,31
KHz,33KHzへと高くなる傾向にあるうえ,機器やメーカ
ーによってそれらの周波数が互いに相違している。
そこで,それら各種のパソコンに対して水平および/
または垂直偏向周波数を自動的に連続して同期させるこ
との可能なマルチスキャン型CRTディスプレイ装置もし
くはマルチシンク型CRTディスプレイ装置と言った装置
が提供され始めた。
従来,この種のマルチスキャン型CRTディスプレイ装
置は,入力周波数に比例した直流制御電圧を発生するF/
Vコンバータと,その直流制御電圧によって発振周波数
が変化する電圧制御発振回路(VCO)からなる水平・垂
直発振回路とを用い,F/Vコンバータからの直流制御電圧
を変化させて電圧制御発振回路の水平/垂直発振周波数
を変化させ,これによってCRTを異なる周波数で偏向駆
動させていた。
また,種々のパソコンの信号を最適画面で表示するた
めに,水平画面位置制御回路,水平画面サイズ制御回
路,垂直画面サイズ制御回路等の各制御回路を有し,こ
れらの制御回路には持続するパソコンの種類に応じた信
号の数だけの所定の処理回路やその処理回路を選択動作
させる電子スイッチを設け,入力信号に応じてインター
フェース回路(以下I/F回路と略す)から発生させたON/
OFF選択信号によってそれら制御回路内を選択動作させ
ていた。
さらに,各制御回路の動作調整やユーザによる外部か
らの動作調整は可変抵抗器の値を変化させることで処理
していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら,このようなマルチスキャン型CRTディ
スプレイ装置では,パソコンからの受信信号の種類毎に
設けた各制御回路内の処理回路を切換えることによって
最適画面表示を実現し,各水平/垂直発振回路毎に各々
F/Vコンバータを接続するとともに,各制御回路を切換
えるための切換信号を出力するI/F回路を有して構成し
ていたから,構成部品の数が極めて多く,多数の信号線
を有する複雑な構成となっていた。
また,ユーザによる外部からの動作調整が可変抵抗器
の調整によってなされていたから,入力される信号が変
化する毎に可変抵抗器を操作しなければならず,操作が
煩雑であった。
本発明はこのような従来の欠点を解決するためになさ
れたもので,回路構成および操作の大幅な簡素化が可能
なマルチスキャン型CRTディスプレイ装置の提供を目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
このような目的を達成するために本発明は,ブラウン
管ディスプレイ手段,偏向駆動手段,判別手段,外部入
力手段,第1のメモリー手段および第1および第2の制
御手段を備えて構成されている。
偏向駆動手段は発振周波数を変化させてそのCRT手段
をマルチスキャン偏向駆動させるものであり,判別手段
は受信する複数の特定信号に対して自動的にその信号モ
ードを判別するもので,外部入力手段は任意の画面表示
を調整するための指示信号を外部から手動入力させるも
のであり,第1のメモリー手段は特定信号に対応して最
適画面を表示させるためのデータを予め格納する書替え
可能なものである。
また,第1の制御手段は,上記判別手段からの判別結
果もしくは上記外部入力手段からの指示に対応して第1
のメモリー手段から読み出したデータに基づき制御信号
を上記偏向駆動手段に加えてこれを可変駆動するもので
ある。
さらに,第2の制御手段は,上記制御信号に基づきブ
ラウン管ディスプレイ手段を可変駆動するものである そして,上記第1のメモリー手段は,外部入力手段を
介してユーザが任意に画面を表示するために変更した変
更データを格納する第1のメモリーエリアと,変更前デ
ータを格納する第2のメモリーエリアを備え,上記第1
の制御手段はそれら前記変更データおよび変更前データ
を格納制御するとともに外部入力手段からの指示によっ
てそれらを選択出力する構成としてもよい。
さらにまた,所定の標準的な画面を表示するための粗
調整データを予め格納した書替え不能な第2のメモリー
手段を設け,かつ上記第1の制御手段がその粗調整デー
タを自動的に選択する構成としてもよい。
〔作 用〕
このような手段を備えた本発明は,特定信号が判別手
段に入力されると,その判別手段が信号モードを判別し
て判別結果を制御手段に出力し,第1の制御手段ではそ
の判別結果に対応した最適画面データを第1のメモリー
手段から読み出して制御信号を偏向駆動手段に加える。
偏向駆動手段はその制御信号によって水平および垂直
発振周波数を変化させてブラウン管ディスプレイ手段を
偏向駆動する。
そして,第1のメモリー手段が偏向データや変更前デ
ータを格納する第1および第2のメモリーエリアを有す
る場合には,それらを任意に選択して出力可能となる。
さらに,粗調整データを格納する第2のメモリー手段
を備える場合には,例えば電源の最初の立上げ時にブラ
ウン管ディスプレイが標準的な画面表示となり,即に微
調整がなされる。
〔実 施 例〕
以下本発明の実施例と図面を参照して説明する。
第1図は本発明に係るマルチスキャン型CRTディスプ
レイ装置の一実施例を示すブロック回路図である。
パソコン1からのビデオ信号が入力される入力回路3
は,アナログ信号とTTL信号とでは異なるインピーダン
スで終端し,これらを所定の制御信号によって選択して
出力するものであり,同期分理回路5およびビデオプリ
アンプ回路7に接続されている。なお,パソコン1から
のビデオ信号は同期信号とのコンポジット信号である。
ビデオプリアンプ回路7は,アナログビデオ信号やTT
L信号からD/A変換されたビデオ信号を前増幅する他,ブ
ライト調整およびコントラスト調整をする機能を有し,
ビデオ出力アンプ回路9を介してCRT11に接続されてい
る。
同期分離回路5は,パソコン1からのビデオ信号中の
同期信号を分離して同期信号処理判別回路13に出力する
ものである。
同期信号処理判別回路13は,同期分離回路5からの同
期信号もしくはパソコン1から同期信号が直接入力され
るようになっており,同期信号の極性を判別するととも
に水平同期信号(H・SYNC)と垂直同期信号(V・SYN
C)を分離して負極性もしくは正極性の水平同期信号
(H・SYNC)を水平位相回路15へ,垂直同期信号(V・
SYNC)を垂直偏向回路17へ出力するものである。
また,同期信号処理判別回路13は,入力された同期信
号の周波数モード例えば15KHz,24KHz,31KHz,33KHzの信
号モード(バンド)を判別して対応する判別信号を制御
回路19へ出力する機能を有する他,外部から設定操作可
能なJJL/アナログスイッチや信号モード設定スイッチか
らなるユーザ設定手段21が接続され,JJL/アナログスイ
ッチやモード設定スイッチの動作によってTTLとアナロ
グ,信号モードの判別信号が同期信号処理判別回路13か
ら自動(プリセット)と手動(マニュアル)で切換え出
力可能になっている。
同期信号処理判別回路13からの判別信号の内容は後述
する。
水平位相回路15は,入力した水平同期信号(H・SYN
C)を後述する水平位置コントロール信号によって位相
調整して水平発振回路23に出力するものである。
水平発振回路23は後述する直流の水平発振周波数制御
電圧(H−F/V)によって例えば15〜35KHzの水平発信信
号を水平位相回路15からの出力信号に同期させて自走発
振するもので,水平ドライブ回路25を介して水平出力回
路27に接続されている。
水平出力回路27は水平発振信号をCRT11の水平ヨークD
Yと高圧発生回路(F.B.T.)29へ出力するもので,水平
サイズコントロール信号によって水平サイズを調整する
一方,水平バンド切換信号によって水平発振信号が信号
モード毎に一定電圧出力となるように切換えるものであ
る。
高圧発生回路29は高圧をCRT11のアノードへ供給する
とともに,出力パルスを水平発振回路23へフィードバッ
クしている。
このフィードバックパルスによって水平発振回路23
は,水平位相回路15からの信号と比較して水平発振信号
を補正し,水平同期信号(H・SYNC)が急変しても高圧
が追随するようになっている。
垂直同期信号(V・SYNC)の入力される垂直偏向回路
17は,直流の垂直発振周波数制御電圧(V−F/V)によ
って例えば45〜80Hzの垂直発振信号を垂直同期信号(V
・SYNC)に同期させて発信出力させ,CRT11の垂直ヨーク
DYに出力するものであり,垂直バンド切換信号によって
信号モード毎に出力電圧が常に一定となるように駆動切
換えられるようになっている。また,垂直位置コントロ
ール信号,垂直サイズコントロール信号によって垂直位
置/サイズを変化して出力するものである。
制御回路19は所謂ワンチップマイコンから構成されて
おり,ユーザコントロール部としてのユーザ設定手段3
1,書替え可能なEE−PROM(Electrically Erasable an
d Programmable ROM)33,バンド切換用デコーダ35お
よびラッチ回路を有するD/Aコンバータ37が各々接続さ
れている。
第2図は,制御回路(マイコン)19およびこれに接続
された回路を示している。
マイコン19は,CPU39,RAM41,ROM43,I/Oポート45を有
し,同期信号処理判別回路13からの判別信号を取り込む
ようになっている。
同期信号処理判別回路13から出力される判別信号とし
ては,H・SYNC,V・SYNC,TTL/アナログ判別信号,H/V・SYN
Cの極性判別信号,H/V・SYNCの有無やポート制御信号で
ある。
EE−PROM33には,同期信号処理判別回路13からの各信
号モード毎の判別信号に対応するとともにCRT11を最適
な画面表示状態にするデータ,例えば水平/垂直発振周
波数,水平/垂直の位置やサイズ,バンド切換信号をデ
ジタル的に予め格納したエリアを有し,CPU39によって読
み出し可能になっている。
このデータは製品の工場出荷時の製品毎の微調整によ
ってCPU39の管理下で格納される。
EE−PROM33は,予め格納されたデータを外部から変更
した変更データと,変更前のデータを格納する複数のメ
モリーエリアを有している。
ROM43はマイコンを動作させるプログラム等の他,CRT1
1を標準状態で画像表示するための粗調整データを格納
している。
マイコン19に接続されたエンコーダ47は,外部からユ
ーザ設定手段31によって設定されるブライト,コントラ
スト,水平の位置やサイズ,垂直の位置やサイズを符号
化してマイコン19に出力するものであり,CPU39の管理下
にデータを読み出して変更を加え,上述した変更データ
としてEE−PROM33に格納される。
バンド切換用デコーダ35は水平/垂直(H/V)周波数
判別デコーダ49,51からなり,H周波数判別デコーダ49は
水平バンド切換信号を水平出力回路27へ出力をするもの
であり,V周波数判別デコーダ51は垂直バンド切換信号を
垂直偏向回路17へ出力するものである。これらはCPU39
の管理下で動作する。
D/Aコンバータ37は,CPU39にてEE−PROM33から読み出
された最適データ,変更データ,変更前データ,粗調整
データをD/A変換してDAC1〜8からアナログ信号として
直流制御電圧を出力するものである。
D/Aコンバータ37のDAC1〜8から出力される制御信号
としては,ブライトコントロール,コントラストコント
ロールがあり,これらはビデオプリアンプ回路7に接続
されている。
また,水平位置コントロール信号,水平サイズコント
ロール信号は水平位相回路15および水平出力回路27に接
続されており,垂直位置コントロール信号および垂直サ
イズコントロール信号は垂直偏向回路17に,水平発振周
波数制御電圧(H−F/V),垂直発振周波数制御電圧
(V−F/V)は水平発振回路23および垂直偏向回路17に
接続されている。
そして,CPU39は同期信号処理判別回路13からの判別信
号によってEE−PROM33から対応するデータを読み出し,
種々の内容に演算処理してH/V周波数判別デコーダ49,5
1,ラッチ回路37に出力する一方,初期立上げ時にはROM4
3からの粗調整データを出力するとともに,エンコーダ4
7からの入力信号によって変更データと変更前データを
格納/読み出す機能を有している。
このように構成された本発明のマルチスキャン型CRT
ディスプレイ装置は,次のように動作する。
パソコン1からビデオ信号が入力回路3に入力される
と,入力回路3にてビデオ信号がTTL/アナログ信号に応
じて選択され,ビデオプリアンプ回路7ではそのアナロ
グ信号やD/A変換されたTTL信号が前増幅されるととも
に,D/Aコンバータ37のDAC3,4からのブライトコントロー
ル信号やコントラストコントロール信号によってブライ
トおよびコントラスト調整され,ビデオ出力アンプ回路
9に出力される。
CRT11はこのビデオ出力アンプ回路9で駆動されて画
面を表示する。
また,コンポジット信号入力の場合には,ビデオ信号
中の同期信号は同期分離回路5で分離されて同期信号処
理判別回路13に加えられる。同期信号処理判別回路13で
は,同期信号に応じた所定の極性の水平同期信号(H・
SYNC)を水平位相回路15へ,垂直同期信号(V・SYNC)
を垂直偏向回路17へ出力する一方,同期信号の周波数,
同期信号の極性から,更に同期信号,入力信号およびビ
デオ信号がTTL信号かアナログ信号かによって信号モー
ドを判定して判定信号を制御回路19へ出力する。
なお,同期信号処理判別回路13はユーザ設定手段21に
よってTTL/アナログ信号の切換えや信号モードの自動/
手動制御される。
制御回路19では,同期信号処理判別回路13からの判定
信号に基づきEE−PROM33から対応するデータを読み出し
て演算処理し,バンド切換用デコーダ35のH周波数判別
デコーダ49やV周波数判別デコーダ51からバンド切換信
号を水平出力回路27や垂直偏向回路17へ出力し,D/Aコン
バータ37のDAC1〜8から直流の各制御信号が出力され
る。
水平位相回路15は,入力された水平同期信号(H・SY
NC)に対してD/Aコンバータ37のDAC3からの水平位置コ
ントロール信号で位相処理して水平発振回路23に出力す
る。
水平発振回路23はD/Aコンバータ37のDAC7からの水平
発振周波数制御電圧(H−F/V)に基づき同期信号に同
期して所定の水平発振信号を発振して水平ドライブ回路
25に出力し,水平ドライブ回路25で増幅された水平発振
信号は水平ドライブ回路25を介して水平出力回路27に加
えられる。そして,高圧発生回路29およびCRT11に加え
られる。
水平出力回路27ではバンド切換用デコーダ35のH周波
数判別デコーダ49からの水平バンド切換信号によって各
バンドにおいて常に一定電圧が出力されるように切換え
られるとともに,D/Aコンバータ37のDAC4からの水平サイ
ズコントロール信号によってサイズ制御されている。
また,垂直偏向回路17は,D/Aコンバータ37のDAC8から
の垂直発振周波数制御電圧(V−F/V)によって発振さ
れた垂直発振信号を垂直同期信号(V・SYNC)に同期さ
せて出力する。
垂直偏向回路17には,バンド切換用デコーダ35のV周
波数判別デコーダ51からの垂直バンド切換信号が入力さ
れており,常に一定の電圧が出力されるとともに,D/Aコ
ンバータ37のDAC5,6からの垂直位置コントロール信号お
よび垂直サイズコントロール信号によって垂直位置およ
び垂直サイズが制御された信号が,CRT11の垂直ヨークDY
に加えられる。
そして,CRT11ではパソコン1からのビデオ信号の内容
に応じた最適画面が,自動的に調整されて表示される。
また,パソコン1から水平/垂直のコンポジット同期
信号や水平/垂直のセパレート同期信号が同期信号処理
判別回路13に直接加えられた場合にも,同期信号処理判
別回路13が処理・判別し,その後は上述した動作と同様
である。
制御回路19に対しては,ユーザー設定手段31からの制
御によってEE−PROM33からのデータにブライト,コント
ラスト,水平位置,水平サイズ,垂直位置および垂直サ
イズの変更を加えて出力し,EE−PROM33に格納される。
そして,制御回路19は,ユーザ設定手段21からの指示
によって特定の受信信号における同期信号の種類に応じ
た予め格納された最適画像を得るデータと,ユーザーが
変更したデータがユーザ設定手段21の指示によって優先
的に選択出力するし,変更前のデータも独立してEE−PR
OM33に格納させ,ユーザ設定手段21からの指示によって
選択読み出しされる。
また,マイコン内のROM43内には粗調整データを格納
してあり,製品の工場調整時に粗調整データを読み出す
ことができる。
このような粗調整データは,製品の工場出調整時に予
め標準画像状態で立上げ,第2図中の符号53で示すよう
に出荷時調整用ジグによって製品毎のばらつきを微調整
して当該製品の最適画面表示データをEE−PROM33に格納
し,製品の出荷時の調整を大幅に簡素化できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、書替え可能な第1のメ
モリー手段にユーザが書き替えた変更データおよびその
変更前のデータを格納可能に構成し,制御手段によって
変更データを優先的に出力可能に構成することにより,
常にユーザの好みの画面表示が可能となるうえ,いつで
も以前の状態に戻ることができる。
また、書替え不能な第2のメモリー手段内に粗調整デ
ータを格納し,制御回路手段によって出荷調整時にその
データを出力するように構成すると,例えば工場調整時
に電源をONすると標準状態でCRT手段が画面表示される
から,個々のセット毎のばらつきのみを微調節すればよ
いことになり,工場出荷時の調整が大幅に簡素化され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るマルチスキャン型CRTディスプレ
イ装置の一実施例を示すブロック回路図,第2図は第1
図の制御部およびこの周辺を示すブロック回路図であ
る。 1……パソコン、3……入力回路、5……同期分離回
路、7……ビデオプリアンプ回路、11……CRT、13……
同期信号処理判別回路、15……水平位相回路、17……垂
直偏向回路、19……制御回路、21,31……ユーザ設定手
段、23……水平発振回路、25……水平ドライブ回路、27
……水平出力回路、29……高圧発生回路、33……EE−PR
OM、35……バンド切換用デコーダ、37……D/Aコンバー
タ、39……CPU、43……ROM、47……エンコーダ、49……
H周波数判別デコーダ、51……V周波数判別デコーダ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信する複数の特定信号に対して自動的に
    その信号モードを判別する判別手段と、水平表示サイ
    ズ,水平表示位置,垂直表示サイズ,垂直表示位置,ブ
    ライトネス,コントラストの任意の表示画面を調整する
    指示信号を外部から手動入力させる外部入力手段と、上
    記特定信号に対応して最適な表示サイズおよび表示位置
    からなる画面を表示させるデータを予め格納する書換え
    可能な第1のメモリー手段と、所定の標準の表示サイズ
    および表示位置からなる画面を表示する粗調整データを
    予め格納した書換え不可能な第2のメモリー手段と、上
    記判別手段からの判別結果もしくは上記外部入力手段か
    らの指示信号に対応して上記第1のメモリー手段から読
    み出した上記データに基づき制御信号を送出する第1の
    制御手段と、この第1の制御手段から送出された制御信
    号により、発振周波数を変化させてマルチスキャン偏向
    駆動を行なう偏向駆動手段と、この偏向駆動手段でマル
    チスキャン偏向駆動されるブラウン管ディスプレイ手段
    と、このブラウン管ディスプレイ手段に上記制御信号を
    加えて可変駆動する第2の制御手段とを具備したことを
    特徴とするマルチスキャン型CRTディスプレイ装置。
  2. 【請求項2】上記外部入力手段を介してユーザが任意に
    画面を表示するために変更した変更データを格納する第
    1のメモリーエリア及び、変更前データを格納する第2
    のメモリーエリアを有する上記第1のメモリー手段と、
    上記変更データおよび変更前データを上記外部入力手段
    からの指示によって選択出力する上記第1の制御手段と
    を具備したことを特徴とする請求項1記載のマルチスキ
    ャン型CRTディスプレイ装置。
  3. 【請求項3】上記粗調整データを自動的に選択する上記
    第1の制御手段を具備したことを特徴とする請求項1記
    載のマルチスキャン型CRTディスプレイ装置。
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