JP2596358B2 - 調歩同期不正回復方式 - Google Patents

調歩同期不正回復方式

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JP2596358B2
JP2596358B2 JP5314761A JP31476193A JP2596358B2 JP 2596358 B2 JP2596358 B2 JP 2596358B2 JP 5314761 A JP5314761 A JP 5314761A JP 31476193 A JP31476193 A JP 31476193A JP 2596358 B2 JP2596358 B2 JP 2596358B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、調歩同期通信を利用し
て情報伝達を行う場合の不正同期の回復方式に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の不正同期回復方式としては、例
えば、特開昭57−53163号公報に記載された方式
が知られており、不正同期回復のために全情報ビットが
アイドル状態と同じレベルのフレームが用いられてい
る。ここで、図3を用いて従来の不正同期回復方式を説
明する。具体的な説明のため、スタートビット(ST)
1、キャラクタビット7、ストップビット(SP)1と
する。また、シリアル回線の慣例に従い、スタートビッ
トを「0」、ストップビット及びアイドル状態を「1」
とする。
【0003】送信側が情報フレーム(3a)の情報ビッ
ト(3a−2)を送信しているときに受信動作に入った
場合、最初の立ち下がりエッジである(3a−3)をス
タートビットと解釈し、不正同期を起こす。不正同期を
起こしたフレームはスタートビットから8個目のビット
(3b−2)をストップビットと解釈する。従来方式で
は不正同期回復のために全情報ビットが「1」のフレー
ムを用いているので、(3b−2)は「1」であり、通
常のストップビットと同じに見え、正常なフレームとし
て受信を終了する。
【0004】次のフレーム受信動作に入っても、不正同
期回復フレームの情報ビットは全部「1」なので不正同
期を起こすことはなく、次の情報フレームのスタービッ
ト(3c−1)を正確に捕捉できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の不正
同期回復方式では、不正同期状態から正常な同期状態に
移るときにアラームを発生しないので、不正同期を起こ
していたことを検出できずに正常同期してしまうため、
通信上異常なキャラクターを受信していても異常と判別
できない欠点を有していた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を解
決するため、調歩同期通信の調歩同期不正回復方式にお
いて、送信側で、第一のスタートビットと、前記第一の
スタートビットと逆極性の第一のストップビットと、前
記第一のスタートビットと前記第一のストップビットに
挟まれた第一の情報ビットから構成される第一の情報フ
レームと、前記第一の情報フレームの直後に、第二のス
タートビットと、前記第二のスタートビットと同一極性
の第二の情報ビットと、前記第二のスタートビットと逆
極性の第二のストップビットから構成される不正同期回
復フレームとを送信し、受信側で、前記第一のストップ
ビットの未検出に基づき不正同期を検出することを特徴
とする。
【0007】
【実施例】図1は本発明の不正同期回復方式の送信信号
のタイムチャートである。シリアル回線を表すときの慣
例に従い、スタートビットを「0」、ストップビット及
びアイドル状態を「1」とする。(1a)、(1c)は
情報フレーム、(1b)は不正同期回復フレームであ
る。(1a−1)、(1b−1)、(1c−1)、はス
タートビット、(1a−2)、(1b−2)、(1c−
2)は情報ビット、(1a−3)、(1b−3)はスト
ップビットで、不正同期回復フレームの全情報ビットは
スタートビットと同じで「0」である。
【0008】正常な受信状態では(1a−1)をスター
トビット、(1a−3)をストップビットと認識してい
るので、次に受信する不正同期回復フレーム(1b)の
スタートビット(1b−1)、ストップビット(1b−
3)も正常に認識でき、全情報ビット「0」のフレーム
として受信する。不正同期回復の為に全情報ビット
「0」の特別なフレームを使用してるので、情報フレー
ムの中に不正同期回復フレームと同じフレーム(不正同
期回復フレームと区別するためにNULLフレームと呼
ぶ)を使用すると、NULLフレームか不正同期回復フ
レームか判断つかなくなる。そのため情報フレームの中
にNULLフレームを使用する場合は、拡張ベーシック
手順のようにNULLフレームを送るときに限り2回続
けて送り、受信側で2回続けて送られてきたNULLフ
レームを1個のNULLフレームと解釈することでデー
タの透過性を保つことができる。
【0009】調歩同期シリアル通信ではスタートビット
と情報ビット中の「0」を区別できないので、送信側と
受信側が非同期に立ち上がった場合、情報ビット領域で
ある(1a−2)の中の「0」をスタートビットと不正
認識する事がある。その場合、不正認識したフレームの
ストップビットは不正同期回復フレームのスタートビッ
ト(1b−1)もしくは全ビット「0」である情報ビッ
ト(1b−2)のどこかに位置する。ストップビットは
「1」でなければいけないので、受信側ではストップビ
ット未検出エラー(フレーミングエラー)が発生する。
このエラーにより不正同期と認識できる。また、不正同
期回復フレームの全情報ビットは「0」なので、次のフ
レームのスタートビット(1c−1)まで立ち下がりエ
ッジが現れることはない。スタートビットの検出に
「1」から「0」への立ち下がりエッジを利用すれば次
の情報フレームのスタートビット(1c−1)を正確に
捕捉でき、正常な同期を確立できる。
【0010】より詳しく説明するために、具体例として
図2にスタート1ビット、キャラクタ7ビット、ストッ
プ1ビット、不正同期回復フレーム直前の情報ビット列
を「1000110」の時のシーケンスを示す。
【0011】正常な同期状態では情報フレーム(2a)
を正しく受信してるので、次の不正同期回復フレームも
正しく受信できる。
【0012】送信側が(2a−2)のビット送信中に受
信側で受信動作に入った場合、データ中の「1」から
「0」への立ち下がりである(2a−3)をスタートビ
ットと解釈し、不正同期を起こす。この場合、スタート
ビットから8ビット目にあたる不正同期回復フレーム中
の情報ビット(2b−2)をストップビットと解釈す
る。不正同期回復フレームは全情報ビット「0」なの
で、ストップビットの位置に「0」を受信したとしてフ
レーミングエラーが発生し、不正同期を検出できる。
【0013】また、不正同期回復フレームの全情報ビッ
トは「0」なので、フレーミングエラー発生後、次のデ
ータ受信のトリガーとなる「1」から「0」への立ち下
がりエッジは次のフレーム(2c)のスタートビット
(2c−1)までない。よって、フレーミングエラーが
発生した直後に次のデータ受信動作に入ることで正常な
同期状態を確立できる。
【0014】通常、シリアル回線を用いた通信では同期
捕捉のための特殊なフレームを用いて定期的に同期確立
及び同期の確認を行なっている。本発明の方式を用いる
場合は、不正同期回復フレームを同期確立フレームと兼
用することにより回線の効率を損なわずに不正同期の回
復が行える。
【0015】パリティビットありの場合で全情報ビット
「0」の時にパリティビットが「0」となるような通信
設定であれば、パリティビットを情報ビットと見ること
で本発明と同じシーケンスとなる。また、全情報ビット
「0」の時にパリティビットが「1」となるような通信
設定であれば、パリティビットをストップビットと見る
ことで本発明と同じシーケンスとなる。よって、図2で
はパリティなしの通信設定を仮定したが、本発明はパリ
ティビットありの場合にも適用できる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、送信側
において、直前の送信データのストップビットの直後に
全情報ビットがスタートビットと同じ信号レベルのフレ
ームを送信することにより、受信側で、本来スタートビ
ットでないビットをスタートビットと認識して不正同期
を起こしてる場合に、ストップビットを検出できないエ
ラー(フレーミングエラー)を発生させ、不正同期を検
出すると共に、次のフレーム受信において正常な同期を
確立する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の送信信号のタイムチャートで
ある。
【図2】本発明の実施例の送信信号のタイムチャートで
ある。
【図3】従来の発明の送受信信号のタイムチャートであ
る。
【符号の説明】
1a,2a,3a 情報フレーム 1b,2b,3b 不正同期回復フレーム 1c,2c,3c 情報フレーム 1a−1,1b−1,1c−1,2a−1,2b−1,
2c−1,3a−1,3b−1,3c−1 スタート
ビット 1a−2,1b−2,1c−2,2a−2〜8,2b−
2〜8,2c−2〜3,3a−2〜8,3b−2〜8,
3c−2〜3 情報ビット列 1a−3,1b−3,2a−9,2b−3,3a−9,
3b−3 ストッピービット

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】調歩同期通信の調歩同期不正回復方式にお
    いて 送信側で、第一の スタートビットと、前記第一のスター
    トビットと逆極性の第一のストップビットと、前記第一
    のスタートビットと前記第一のストップビットに挟まれ
    た第一の情報ビットから構成される第一の情報フレーム
    と、 前記第一の情報フレームの直後に、第二のスタートビッ
    トと、前記第二のスタートビットと同一極性の第二の情
    ビットと、前記第二のスタートビットと逆極性の第二
    のストップビットから構成される不正同期回復フレーム
    を送信し、 受信側で、前記第一のストップビットの未検出に基づき
    不正同期を検出する ことを特徴とする調歩同期不正回復
    方式。
JP5314761A 1993-12-15 1993-12-15 調歩同期不正回復方式 Expired - Fee Related JP2596358B2 (ja)

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JP3522597B2 (ja) * 1999-08-02 2004-04-26 松下電器産業株式会社 Icカード接続装置

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JPS6037666B2 (ja) * 1980-09-16 1985-08-27 富士通株式会社 調歩同期伝送システムにおける擬似引込み防止方式
JPH0214648A (ja) * 1988-06-30 1990-01-18 Sharp Corp データ伝送回路

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