JP2595986B2 - 立体映像再生装置 - Google Patents

立体映像再生装置

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JP2595986B2 JP62217571A JP21757187A JP2595986B2 JP 2595986 B2 JP2595986 B2 JP 2595986B2 JP 62217571 A JP62217571 A JP 62217571A JP 21757187 A JP21757187 A JP 21757187A JP 2595986 B2 JP2595986 B2 JP 2595986B2
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Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A 産業上の利用分野 B 発明の概要 C 従来の技術 D 発明が解決しようとする問題点 E 問題点を解決するための手段(第1図) F 作 用 G 実施例 G1 再生装置の構成 G2 両眼視差時分割方式での動作 G3 デュアル方式での動作 H 発明の効果 A 産業上の利用分野 本発明は、例えばテレビジョン受像機に再生された映
像を左眼と右眼とで別の液晶等のシャッタを介して見る
ことで映像が立体視される両眼視差時分割方式の立体映
像再生装置に関する。
B 発明の概要 本発明は、立体映像再生装置において、入力端子に得
られる映像信号を記憶する複数のメモリブロックと、こ
の複数のメモリブロックの映像信号の書込み及び読出し
を制御するメモリコントローラと、デュアル方式及び両
眼視差時分割方式とでモード切換えを行う切換手段を有
し、切換手段によって切換えられたモードに応じて、メ
モリコントローラは、入力端子に得られる左眼用映像信
号及び右眼用映像信号の複数のメモリブロックへの書込
み及び読出しを制御すると共に、複数のメモリブロック
に書込まれた映像信号を、入力端子に得られる映像信号
のフィールド周波数の2倍以上のフィールド周波数で1
フィールド毎に交互に読出すように制御することによ
り、いずれのモードでも良好な立体映像が簡単に得られ
るようにしたものである。
C 従来の技術 従来、映像を立体視できるテレビジョン受像機とし
て、第6図に示す如き方式のものが提案されていた。こ
のテレビジョン受像機は、デュアル方式と称される立体
映像信号を受像するもので左眼用陰極線管(1)と右眼
用陰極線管(2)との2個の陰極線管を90゜ずらして配
置し、夫々の陰極線管(1)及び(2)の前面に偏光フ
ィルタ(3)及び(4)を設けると共に、夫々の陰極線
管(1)及び(2)からの映像光が交差する位置にハー
フミラー(5)を設ける。このようにしてあることで、
2個の陰極線管(1)及び(2)からの映像光が重な
り、視聴者(6)が直交偏光フィルタよりなる眼鏡
(7)をかけることで、左眼で左眼用陰極線管(1)か
らの映像光を見ることができ、右眼で右眼用陰極線管
(2)からの映像光を見ることができる。そして、夫々
の陰極線管(1)及び(2)で立体映像の左眼用映像及
び右眼用映像を受像させ映像光を出力させることで、視
聴者(6)が左眼用の映像と右眼用の映像とを分けて見
ることができ、映像を立体視することができるようにし
てある。
また、別の立体視できる方式として、両眼視差時分割
方式と称されるものがある。この方式は1個の陰極線管
だけを使い、この陰極線管で受像される画像を1フィー
ルド毎に交互に左眼用画像と右眼用画像とに分けるよう
にする方式である。この場合、視聴者は1フィールド毎
に左眼側と右眼側とで交互に開く液晶シャッタよりなる
眼鏡をかける。このようにすることで、左眼と右眼とで
別の画像を1フィールド毎に交互に見ることができ、映
像を立体視できる。
D 発明が解決しようとする問題点 ところが、第6図に示した如きテレビジョン受像機は
2個の陰極線管(1),(2)を使用するため、構成が
複雑で受像機が大形化すると共に、偏光フィルタ
(3),(4)及びハーフミラー(5)を介すため光の
利用効率が悪い不都合があった。
また、1個の陰極線管から1フィールド毎に左眼用と
右眼用との映像を交互に出力させる場合には、受像機の
構成は簡単になるが、1フィールド毎に交互に左眼と右
眼を切換えるためフリッカが目立ち、長時間視聴すると
非常に疲れる不都合があった。
本発明は之等の点に鑑み、長時間視聴しても疲れるこ
とのない良好な立体映像が簡単な構成で得られるように
することを目的とする。
E 問題点を解決するための手段 本発明の立体映像再生装置は、例えば第1図に示す如
く、入力端子(11),(12)に得られる映像信号を記憶
する複数のメモリブロック(13)〜(16)と、この複数
のメモリブロック(13)〜(16)の映像信号の書込み及
び読出しを制御するメモリコントローラ(20),(28)
と、デュアル方式及び両眼視差時分割方式とでモード切
換えを行う切換手段(28a)を有し、切換手段(28a)に
よって切換えられたモードに応じて、メモリコントロー
ラ(20),(28)は、入力端子(11),(12)に得られ
る左眼用映像信号及び右眼用映像信号の複数のメモリブ
ロック(13)〜(16)への書込み及び読出しを制御する
と共に、複数のメモリブロック(13)〜(16)に書込ま
れた映像信号を、入力端子(11),(12)に得られる映
像信号のフィールド周波数の2倍以上のフィールド周波
数で1フィールド毎に交互に読出すように制御するもの
である。
F 作 用 本発明の立体映像再生装置によると、入力端子(1
1),(12)に得られる映像信号をメモリブロック(1
3),(14),(15),(16)に一端記憶させてから元
の信号の2倍以上のフィールド周波数で左眼用の映像信
号と右眼用映像信号とを交互に読出して出力させるた
め、この出力映像信号をテレビジョン受像機に供給して
受像させると共にこの映像信号のフィールド周波数に同
期して交互に開閉する液晶シャッタ等よりなる眼鏡を介
して見ることで、フリッカのない良好な立体映像が、陰
極線管が1個の通常のテレビジョン受像機を使った簡単
な構成で得られる。
G 実施例 以下、本発明の立体映像再生装置の一実施例を、第1
図〜第5図を参照して説明しよう。
G1 再生装置の構成 第1図において、(11)及び(12)は夫々映像信号入
力端子を示し、この入力端子(11),(12)には両眼視
差時分割方式の立体映像信号又はデュアル方式の立体映
像信号が供給される。そして、入力端子(11)に得られ
る映像信号の左眼用映像信号を1フィールド分記憶する
第1及び第2のメモリ(13)及び(14)に供給し、入力
端子(12)に得られる映像信号の右眼用映像信号を1フ
ィールド分記憶する第3及び第4のメモリ(15)及び
(16)に供給する。このメモリ(13),(14),(1
5),(16)は、第1,第2のメモリ(13),(14)及び
第3,第4のメモリ(15),(16)で夫々1組のメモリブ
ロックを構成し、書込みパルス信号供給用のゲート回路
(13a),(14a),(15a),(16a)と、読出しタイミ
ング信号供給用のゲート回路(13b),(14b),(15
b),(16b)と、読出し信号出力用のゲート回路(13
c),(14c),(15c)(16c)とを備える。そして、こ
の夫々のメモリ(13)〜(16)の映像信号の書込み及び
読出しは、メモリコントローラ(20)により制御され
る。このメモリコントローラ(20)は、入力端子(20
a),(20b)及び(20c)を備え、入力端子(20a)に端
子(11),(12)に得られる映像信号の水平同期信号が
供給され、入力端子(20b)に端子(11),(12)に得
られる映像信号の垂直同期信号が供給され、入力端子
(20c)にメモリ(13)〜(16)の下記み及び読出し制
御用クロック信号が供給される。そして、このメモリコ
ントローラ(20)は出力端子(20d),(20e),(20
f)及び(20g)を備え、出力端子(20d)から第1及び
第2のメモリ(13)及び(14)用の書込みパルス信号が
出力されてゲート回路(13a)及び(14a)に供給され、
出力端子(20e)から第3及び第4のメモリ(15)用の
書込みパルス信号が出力されてゲート回路(15a)及び
(16a)に供給される。この夫々の書込みパルス信号
は、ローレベル信号“0"のとき書込みが行なわれ、ハイ
レベル信号“1"のとき書込んだデータの保持(リフレッ
シュ)が行われる。
また、メモリコントローラ(20)の出力端子(20f)
から各メモリの水平読出しタイミング信号が出力され、
出力端子(20g)から各メモリの垂直読出しタイミング
信号が出力される。そして、この端子(20f)からの水
平読出しタイミング信号と端子(20g)からの垂直読出
しタイミング信号とを、混合回路(21)で混合した後、
ゲート回路(13b)及び(14b)に供給する。
さらに、端子(20f)からの水平読出しタイミング信
号を、移相器(22)に供給する。この移相器(22)は、
可変抵抗器(23)が接続してあり、この可変抵抗器(2
3)の調整状態により移相状態が変化し、この移相器(2
2)の出力信号を混合回路(24)に供給する。また、端
子(20g)からの垂直読出しタイミング信号を、インバ
ータ回路(25)を介して移相器(26)に供給する。この
移相器(26)は、可変抵抗器(27)が接続してあり、こ
の可変抵抗器(27)の調整状態により移相状態が変化
し、この移相器(26)の出力信号を混合回路(24)に供
給する。そして、この混合回路(24)で移相器(22)が
出力する水平読出しタイミング信号と移相器(26)が出
力する垂直読出しタイミング信号とを混合し、混合信号
をゲート回路(15b)及び(16b)に供給する。
そして、本例においてはメモリコントローラ(20)の
出力端子(20f)及び(20g)から出力される水平及び垂
直読出しタイミング信号は、通常の映像信号のフィール
ド周波数(60Hz)の2倍のフィールド周波数(120Hz)
で、メモリに記憶された映像信号を読出させる信号であ
る。また、右眼用のメモリ(15),(16)側に供給する
読出しタイミング信号は、垂直,水平ともに可変抵抗器
(23),(27)により移相状態を変えられるので、右眼
用の映像信号は読出しタイミングをずらすことができ、
画面上の表示位置を上下,左右に多少動かすことができ
る。
また、メモリコントローラ(20)がタイミングコント
ローラ(28)に接続してあり、このタイミングコントロ
ーラ(28)により各メモリ(13)〜(16)の書込みと読
出しの切換が制御される。即ち、このタイミングコント
ローラ(28)は、各メモリ(13)〜(16)のゲート回路
(13a),(13b),(13c),(14a),(14b)…(16
c)と接続してあり、書込み読出し切換信号を供給する
ようにしてある。そして、タイミングコントローラ(2
8)から夫々のゲート回路(13a),(13b),(14a),
(14b),(15a),(15b),(16a),(16b)毎に予
め定めた所定のレベルの信号が供給されると、書込み又
は読出しが夫々のゲート回路に供給される書込みパルス
又は読出しタイミングパルスに同期して行われる。ここ
で、ゲート回路(13a)及び(14b)に供給する信号は、
ゲート回路(13b)及び(14a)に供給する信号をインバ
ータ回路(29)により反転した信号であり、ゲート回路
(15a)及び(16b)に供給する信号は、ゲート回路(15
b)及び(16a)に供給する信号をインバータ回路(30)
により反転した信号である。このため、メモリ(13),
(15)とメモリ(14),(16)とは同じ動作をしないよ
うにしてあり、例えばメモリ(13)が書込み動作中には
メモリ(14)は読出し動作が行われる。また、ゲート回
路(13c),(14c),(15c),(16c)にはタイミング
コントローラ(28)から出力用パルス信号が供給され、
この出力用パルス信号がハイレベル信号“1"のときに上
述の読出しタイミングパルスの読出しタイミングで対応
したゲート回路からメモリに書込んで記憶させてある映
像信号を出力させる。そして、このタイミングコントロ
ーラ(28)には、モード切換スイッチ(28a)が接続し
てあり、このモード切換スイッチ(28a)で、入力端子
(11),(12)に得られる映像信号が両眼視差時分割方
式の立体映像信号とデュアル方式の立体映像信号とのい
ずれであるかにより切換え、各メモリ(13)〜(16)の
動作を方式毎に適正に行わせる。
そして、各メモリ(13)〜(16)の読出し信号出力用
のゲート回路(13c),(14c),(15c),(16c)の出
力側が出力端子(31)に接続してあり、各メモリ(13)
〜(16)から読出した信号を出力端子(31)から出力さ
せる。そして、この出力端子(31)の出力映像信号をテ
レビジョン受像機に供給して再生させる。
G2 両眼視差時分割方式での動作 次に、本例の再生装置を使用して立体映像を再生する
際の動作について説明する。まず、この再生装置により
立体映像を再生する際には、フィールド周波数120Hzの
映像信号が受像可能な受像機と、この受像機での受像画
面に1フィールド毎の切換わりに連動して左眼,右眼が
交互に開く液晶シャッタよりなる眼鏡を用意し、本例の
再生装置の出力端子(31)をこの受像機の映像信号入力
端子に接続する。
そして、両眼視差時分割方式の立体映像信号が入力端
子(11)及び(12)に供給されるときの動作について説
明する。本例の場合、入力端子(11)及び(12)に得ら
れる両眼視差時分割方式の立体映像信号は、フィールド
周波数が60Hzで通常の映像信号と同じであるが、第2図
Aに示す如く、1フィールド毎に左眼用映像信号VL,右
眼用映像信号VRとなる映像信号で、双方の入力端子(1
1),(12)にこの同じ映像信号が供給される。このと
きには、まずタイミングコントローラ(28)のモード切
換スイッチ(28a)を両眼視差時分割方式側にする。そ
して、例えばいま入力端子(11),(12)にnフィール
ド目の映像信号が供給されているとする。このnフィー
ルドの映像信号は左眼用映像信号VL1で、このとき第3
図Aに示す如く、メモリコントローラ(20)の出力端子
(20d)から書込みパルスであるローレベル信号“0"が
出力されて第1のメモリ(13)の書込み用ゲート回路
(13a)に供給されると共に、この書込み用ゲート回路
(13a)にインバータ回路(29)を介してタイミングコ
ントローラ(28)からのローレベル信号“0"(第3図
C)が反転したハイレベル信号“1"が切換信号として供
給され、このメモリ(13)が書込み動作を行うようにな
り、第2図Bに示す如く、このnフィールドの映像信号
VL1が左眼用の第1のメモリ(13)に記憶される。
そして次に、入力端子(11),(12)にn+1フィー
ルドの右眼用映像信号VR1が供給されると、メモリコン
トローラ(20)の端子(20d)からの書込みパルスはハ
イレベル信号“1"となりデータの保持を指示するため、
入力端子(11),(12)にこのn+1フィールドの映像
信号が得られている間、第1のメモリ(13)に書込まれ
た映像信号VL1を保持する。そして、このときには右眼
用の第3,第4のメモリ(15),(16)に供給するために
メモリコントローラ(20)の出力端子(20e)から出力
される書込パルス信号(第3図B)は、ローレベル信号
“0"であり、このローレベル信号“0"が第3のメモリ
(15)の書込み用ゲート回路(15a)に供給されると共
に、この書込み用ゲート回路(15a)にインバータ回路
(29)を介してタイミングコントローラ(28)からのロ
ーレベル信号“0"(第3図C)が反転したハイレベル信
号“1"が切換信号として供給され、このメモリ(15)が
書込み動作を行うようになり、第2図Cに示す如く、こ
のn+1フィールドの映像信号VR1が右眼用の第3のメ
モリ(15)に記憶される。
そして次に、入力端子(11),(12)にn+2フィー
ルドの左眼用映像信号VL2が供給されると、このとき左
眼用のメモリ(13),(14)に供給するためにメモリコ
ントローラ(20)の出力端子(20d)から出力される書
込みパルス信号(第3図A図)は、ローレベル信号“0"
であり、またこのときタイミングコントローラ(28)か
らの出力信号(第3図C)はハイレベル信号“1"に切換
わるので、第2図Fに示す如く、左眼用の第2のメモリ
(14)にこの左眼用映像信号VL2が書込まれる。
そして同様にして、次に入力端子(11),(12)にn
+3フィールドの右眼用映像信号VR2が供給されると、
このとき右眼用のメモリ(15),(16)に供給するため
にメモリコントローラ(20)の出力端子(20e)から出
力される書込みパルス信号(第3図B)は、ローレベル
信号“0"であり、またタイミングコントローラ(28)か
らの出力信号(第3図C)はハイレベル信号“1"である
ので、第2図Gに示す如く、右眼用の第4のメモリ(1
6)にこの右眼用映像信号VR2が書込まれる。
そして、このn+2フィールド目及びn+3フィール
ド目の映像信号が入力端子(11),(12)に得られてい
るときには、タイミングコントローラ(28)から第1の
メモリ(13)の出力用のゲート回路(13c)に夫々のフ
ィールドの前半にハイレベル信号“1"となる出力用パル
ス信号(第3図D)が供給され、第2図Dに示す如くゲ
ート回路(13b)に得られる読出しタイミング信号に同
期してこの出力用パルス信号のハイレベルの期間フィー
ルド周波数120Hzで、第1のメモリ(13)に記憶させた
左眼用映像信号VL1を2回続けて読出し、出力端子(3
1)に供給する。
また、同様に入力端子(11),(12)にn+2フィー
ルド及びn+3フィールドの映像信号が得られるときに
は、夫々のフィールドの後半にハイレベル信号“1"とな
る出力用パルス信号(第3図E)が第3のメモリ(15)
の出力用のゲート回路(15c)に供給され、第2図Eに
示す如く、ゲート回路(15b)に得られる読出しタイミ
ング信号に同期してこの夫々のハイレベルの期間フィー
ルド周波数120Hzで、第3のメモリ(15)に記憶させた
右眼用映像信号VR1を2回続けて読出し、出力端子(3
1)に供給する。
このため、出力端子(31)に得られる信号は、第2図
Jに示す如く、左眼用映像信号VL1と右眼用映像信号VR1
とがフィールド周波数120Hzで交互に2回ずつ出力され
るようになる。
そして、同様にして入力端子(11),(12)に次の2
フィールド間の映像信号(n+4フィールド目,n+5フ
ィールド目)が得られるときには、夫々のフィールドの
前半にハイレベル信号“1"となる出力用パルス信号(第
3図F)が第2のメモリ(14)の出力用のゲート回路
(14c)に得られ、第2図Hに示す如く、この夫々のハ
イレベルの期間フィールド周波数120Hzで、第2のメモ
リ(14)に記憶させた左眼用映像信号VL2を2回続けて
読出す。また、夫々のフィールドの後半にハイレベル信
号“1"となる出力用パルス信号(第3図G)が第4のメ
モリ(16)の出力用のゲート回路(16c)に供給され、
第2図Iに示す如く、この夫々のハイレベルの期間フィ
ールド周波数120Hzで、第4のメモリ(16)に記憶させ
た右眼用映像信号VR2を2回続けて読出す。
そして、この第2及び第4のメモリ(14)及び(16)
から読出している間には、第2図Aに示す如く、入力端
子(11),(12)に次に左眼用及び右眼用映像信号VL3
及びVR3(n+4フィールド及びn+5フィールド)が
供給されるが、このときにはnフィールド及びn+1フ
ィールドのときと同様にして、第2図B及びCに示す如
く再び第1及び第3のメモリ(13)及び(15)にこのn
+4フィールドの左眼用映像信号VL3及びVR3を書込み、
以下順に入力端子(11),(12)に得られる映像信号を
各メモリ(13)〜(16)に交互に書込み、そしてフィー
ルド周波数120Hzで第2図Jに示す如く交互に読出す。
そして、本例においてはこの出力端子(31)に得られ
る映像信号を、フィールド周波数120Hzの映像信号の受
像を行う受像機に供給し、フィールド周波数120Hzで受
像を行う。そして、上述した如き液晶シャッタよりなる
眼鏡を使用して視聴することで、視聴者は1フィールド
毎に交互に左眼と右眼とで左眼用映像信号VL1,VL2,…と
右眼用映像信号VR1,VR2,…とを別々に見ることができ、
この映像を立体視することができる。このようにフィー
ルド周波数120Hzで立体視することで、左右の画面の切
換わりがフィールド周波数60Hzよりも早く、左右の画面
の切換わりがちらつかずフリッカが発生せず、良好に立
体視することができる。このため、本例の再生装置を介
すことで、入力端子(11),(12)に得られるフィール
ド周波数60Hzの映像信号をそのまま受像させて立体視す
る場合に比べ、長時間視聴しても疲れない利益がある。
また、本例の再生装置によると、可変抵抗器(23),
(27)により右眼用の映像の画面上の表示位置を多少動
かすことができるので、立体感を好みに応じて変えるこ
とができる。
G3 デュアル方式での動作 次に、本例の再生装置の入力端子(11),(12)にデ
ュアル方式の立体映像信号が供給されるときの動作につ
いて説明する。本例の場合、入力端子(11)に得られる
映像信号は、第4図Aに示す如く、フィールド周波数60
Hzの左眼用映像信号VL1,VL2,VL3,…であり、入力端子
(12)に得られる映像信号は、第4図Bに示す如く、フ
ィールド周波数60Hzの右眼用映像信号VR1,VR2,VR3,…で
ある。このときには、まずタイミングコントローラ(2
8)のモード切換スイッチ(28a)をデュアル方式側にす
る。そして、例えばいま夫々の入力端子(11),(12)
にnフィールド目の映像信号が供給されているとする。
このときには、第5図Aに示す如く、メモリコントロー
ラ(20)の出力端子(20d)から書込みパルスであるロ
ーレベル信号“0"が出力されて第1のメモリ(13)の書
込み用ゲート回路(13a)に供給されると共に、タイミ
ングコントローラ(28)からのローレベル信号“0"(第
5図C)がインバータ回路(29)を介して反転したハイ
レベル信号“1"が切換信号として供給され、このメモリ
(13)が書込み動作を行うようになり、第4図Cに示す
如く、端子(11)に得られるこのnフィールドの左眼用
映像信号VL1を左眼用の第1のメモリ(13)に記憶させ
る。そして、同時に入力端子(12)にnフィールドの右
眼用映像信号VR1が供給されるが同様にして右眼用の第
3のメモリ(15)にこの映像信号VR1を記憶させる。
そして次に、入力端子(11)及び(12)にn+1フィ
ールドの左眼用及び右眼用の映像信号VL2及びVR2が供給
されると、メモリコントローラ(20)の端子(20d)か
らローレベルの書込みパルス(第5図B)が第2のメモ
リ(14)の書込み用ゲート回路(14a)に供給されると
共に、タイミングコントローラ(28)からの切換信号
(第5図C)がハイレベル信号“1"に反転し、このゲー
ト回路(14a)に供給される切換信号がハイレベル信号
“1"となり、このメモリ(14)が書込み動作を行うよう
になり、第4図Dに示す如く、端子(11)に得られるこ
のn+1フィールドの左眼用映像信号VL2を左眼用の第
2のメモリ(14)に記憶させる。そして、同時に入力端
子(12)にn+1フィールドの右眼用映像信号VR2が供
給されるが、同様にして右眼用の第4のメモリ(16)に
この映像信号VR2を記憶させる。
そして、このn+1フィールド目の映像信号が入力端
子(11),(12)に得られているときには、第5図Dに
示す如く、タイミングコントローラ(28)から第1のメ
モリ(13)の出力用のゲート回路(13c)にこのフィー
ルドの前半にハイレベル信号“1"となる出力用パルス信
号が供給され、第4図Eに示す如く、ゲート回路(13
b)に得られる読出しタイミング信号に同期してこの出
力用パルス信号のハイレベルの期間フィールド周波数12
0Hzで、第1のメモリ(13)に記憶させた左眼用映像信
号VL1を1回読出し、出力端子(31)に供給する。ま
た、図示はしないが、同様にしてこのフィールドの後半
に第3のメモリ(15)に記憶させた右眼用映像信号VR1
をフィールド周波数120Hzで1回読出し、出力端子(3
1)に供給する。
そして次に、入力端子(11),(12)にn+2フィー
ルドの左眼用及び右眼用の映像信号VL3及びVR3が供給さ
れると、nフィールドの映像信号VL1及びVR1と同様にし
て、第4図Fに示す如くメモリ(13)及び(15)にこの
映像信号VL3及びVR3を記憶させる。そして、このときに
は第5図Eに示す如く、タイミングコントローラ(28)
から第2のメモリ(14)の出力用のゲート回路(14c)
にこのフィールドの前半にハイレベル信号“1"となる出
力用パルス信号が供給され、第2のメモリ(14)に記憶
させた左眼用映像信号VL2を1回読出し、出力端子(3
1)に供給する。また、同様にしてこのフィールドの後
半に第4のメモリ(16)に記憶させた右眼用映像信号VR
2を1回読出し、出力端子(31)に供給する。
このようにして、以下順に入力端子(11)に得られる
左眼用の映像信号を第1,第2のメモリ(13),(14)に
交互に書込み、フィールド周波数120Hzで読出し、また
入力端子(12)に得られる右眼用の映像信号を第3,第4
のメモリ(15),(16)に交互に書込み、フィールド周
波数120Hzで左眼用映像信号と右眼用映像信号とを交互
に読出す。このため、出力端子(31)からは、第4図J
に示す如くフィールド周波数120Hzで双方の入力端子(1
1),(12)に得られる映像信号が交互に出力される。
そして、この出力端子(31)から出力される映像信号
を、フィールド周波数120Hzの映像信号の受像を行う受
像機に供給し、フィールド周波数120Hzで受像を行う。
そして、両眼視差時分割方式のときと同様にして液晶シ
ャッタよりなる眼鏡を使用して視聴することで、視聴者
は1フィールド毎に交互に左眼と右眼とで左眼用映像信
号VL1,VL2,…と右眼用映像信号VR1,VR2,…とを別々に見
ることができ、この映像を立体視することができる。こ
のようにしてフィールド周波数120Hzで立体視すること
で、入力信号が両眼視差時分割方式のときと同様にし
て、フリッカのない良好な画像が得られる。さらに、デ
ュアル方式は本来2個の受像管を必要とするが、このデ
ュアル方式の立体映像信号を本例の再生装置を介すこと
で、受像管が1個の通常のテレビジョン受像機で立体視
でき、簡単な構成でデュアル方式の立体映像信号を立体
視できる。また、2個の受像管からの画像を合成する必
要がなく、偏光フィルタやハーフミラー等を介す必要が
ないので、像光の利用効率が高く、明るい画像が再生さ
れる。
なお、上述実施例においては夫々のメモリ(13)〜
(16)はフィールドメモリとして1フィールドの映像信
号を全て記憶させるようにしたが、例えば1フィールド
の映像信号を輝度信号と色差信号とに分離して別々のメ
モリに記憶させるようにしてもよい。また、本発明は上
述実施例に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、
その他種々の構成が取り得ることは勿論である。
H 発明の効果 本発明による立体映像再生装置を使用すると、入力信
号が両眼視差時分割方式、デュアル方式のいずれの立体
映像信号であっても、簡単な構成でフリッカのない長時
間の視聴でも疲れない良好な映像が再生される利益があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の立体映像再生装置の一実施例を示す構
成図、第2図,第3図,第4図及び第5図は夫々第1図
例の説明に供する線図、第6図は従来の立体テレビジョ
ン受像機の一例を示す構成図である。 (13),(14),(15)及び(16)はメモリ、(20)は
メモリコントローラ、(28)はタイミングコントローラ
である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力端子に得られる映像信号を記憶する複
    数のメモリブロックと、 該複数のメモリブロックの映像信号の書込み及び読出し
    を制御するメモリコントローラと、 デュアル方式及び両眼視差時分割方式とでモード切換え
    を行う切換手段を有し、 上記切換手段によって切換えられたモードに応じて、上
    記メモリコントローラは、上記入力端子に得られる左眼
    用映像信号及び右眼用映像信号の上記複数のメモリブロ
    ックへの書込み及び読出しを制御すると共に、上記複数
    のメモリブロックに書込まれた映像信号を、上記入力端
    子に得られる映像信号のフィールド周波数の2倍以上の
    フィールド周波数で1フィールド毎に交互に読出すよう
    に制御することを特徴とする立体映像再生装置。
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