JP2595866B2 - 入浴剤 - Google Patents
入浴剤Info
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- JP2595866B2 JP2595866B2 JP4359739A JP35973992A JP2595866B2 JP 2595866 B2 JP2595866 B2 JP 2595866B2 JP 4359739 A JP4359739 A JP 4359739A JP 35973992 A JP35973992 A JP 35973992A JP 2595866 B2 JP2595866 B2 JP 2595866B2
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- Japan
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- lactic acid
- bath
- powder
- present
- bath additive
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、入浴時、浴槽に添加し
て用いられる浴用剤に関する。
て用いられる浴用剤に関する。
【０００２】
【従来の技術および課題】従来の浴用剤は公知の温泉成
分である硫酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、ホウ砂およ
び食塩等の無機塩類を主成分とし、これに薬効成分、あ
るいはピネン、リモネン等の香料および着色剤が配合さ
れている。このような浴用剤は、天然温泉と同様に血行
を促進し新陳代謝を高めて冷え性や疲労回復等の効果を
示すとともに、気分を爽快にして精神安定性をもたらす
ものとして好まれている。
分である硫酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、ホウ砂およ
び食塩等の無機塩類を主成分とし、これに薬効成分、あ
るいはピネン、リモネン等の香料および着色剤が配合さ
れている。このような浴用剤は、天然温泉と同様に血行
を促進し新陳代謝を高めて冷え性や疲労回復等の効果を
示すとともに、気分を爽快にして精神安定性をもたらす
ものとして好まれている。
【０００３】しかしながら、このような従来の入浴剤は
未だ充分な湯冷め感の防止、入浴後の皮膚のつっぱり感
の防止などが図られているとはいえない。
未だ充分な湯冷め感の防止、入浴後の皮膚のつっぱり感
の防止などが図られているとはいえない。
【０００４】本発明の目的は、入浴後の湯冷め感がな
く、皮膚のつっぱり感のない浴用剤を提供することにあ
る。
く、皮膚のつっぱり感のない浴用剤を提供することにあ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は乳酸菌発酵液を
含有してなる入浴剤を提供するものである。
含有してなる入浴剤を提供するものである。
【０００６】本発明で用いられる乳酸菌発酵液は、酵母
エキス、ペプトン、ブドウ糖などを主成分とする培地に
対し乳酸菌を用いて乳酸発酵を行って得られた発酵液が
好ましい。また、このような乳酸菌発酵液から乳酸菌の
菌体を遠心分離機、分離膜などにより除去して得られた
乳酸発酵分離液であってもよい。これら乳酸菌発酵液、
あるいは発酵分離液には、乳酸、乳酸ナトリウムのほ
か、各種のアミノ酸、ビタミン類、リン酸、クエン酸、
ギ酸などの有機酸、あるいはヒアルロン酸等の多糖類が
含まれている。乳酸は抗菌作用を有し、人体に対して極
めて安全性が高く、環境に対する負荷も小さい。また、
乳酸ナトリウムは吸湿力が大きく保湿力があるため、皮
膚を清潔にし角質層の保水力を働ける。
エキス、ペプトン、ブドウ糖などを主成分とする培地に
対し乳酸菌を用いて乳酸発酵を行って得られた発酵液が
好ましい。また、このような乳酸菌発酵液から乳酸菌の
菌体を遠心分離機、分離膜などにより除去して得られた
乳酸発酵分離液であってもよい。これら乳酸菌発酵液、
あるいは発酵分離液には、乳酸、乳酸ナトリウムのほ
か、各種のアミノ酸、ビタミン類、リン酸、クエン酸、
ギ酸などの有機酸、あるいはヒアルロン酸等の多糖類が
含まれている。乳酸は抗菌作用を有し、人体に対して極
めて安全性が高く、環境に対する負荷も小さい。また、
乳酸ナトリウムは吸湿力が大きく保湿力があるため、皮
膚を清潔にし角質層の保水力を働ける。
【０００７】本発明において、浴用剤中における乳酸菌
発酵液の配合量は、液体のままの場合０.５〜１.５重
量、乾燥粉末の場合０.５〜１５％であるのが好まし
い。
発酵液の配合量は、液体のままの場合０.５〜１.５重
量、乾燥粉末の場合０.５〜１５％であるのが好まし
い。
【０００８】これらの成分を用いて浴用剤を調製するに
は、乳酸菌発酵液と、さらに必要に応じて、従来公知の
無機成分、薬効成分、香料などの公知の浴用成分を混合
し調製する。無機成分としては、無水硫酸ナトリウム、
炭酸ナトリウム、ホウ砂、食塩などが挙げられる。ま
た、薬効成分としては、当帰エキス散、桃エキス散、十
薬末、よもぎエキス散、ニンニク乾燥エキス、ショウキ
ュウ末、タンパク分解酵素などが挙げられる。これら無
機成分の配合量は、通常８８〜９８重量％、薬効成分の
配合量は２〜１０重量％が好ましい。
は、乳酸菌発酵液と、さらに必要に応じて、従来公知の
無機成分、薬効成分、香料などの公知の浴用成分を混合
し調製する。無機成分としては、無水硫酸ナトリウム、
炭酸ナトリウム、ホウ砂、食塩などが挙げられる。ま
た、薬効成分としては、当帰エキス散、桃エキス散、十
薬末、よもぎエキス散、ニンニク乾燥エキス、ショウキ
ュウ末、タンパク分解酵素などが挙げられる。これら無
機成分の配合量は、通常８８〜９８重量％、薬効成分の
配合量は２〜１０重量％が好ましい。
【０００９】本発明の浴用剤は、使用にあたって数千倍
程度に希釈する。すなわち、通常の家庭用の浴槽に対し
ては、通常１５〜３０ｇ程度の割合で用いる。
程度に希釈する。すなわち、通常の家庭用の浴槽に対し
ては、通常１５〜３０ｇ程度の割合で用いる。
【００１０】
【実施例】つぎに本発明を実施例にもとづきさらに具体
的に説明する。
的に説明する。
【００１１】［実施例１］下記の成分を用い常法により
混合して浴用剤を調製した。
混合して浴用剤を調製した。
【００１２】 成 分 配合量(重量％) 無水硫酸ナトリウム ７８.７５ ほう砂 １０.０ 乳酸発酵液 １.０ 当帰エキス散 ２.０ 桃エキス散 ０.０１ 十薬末 ０.０１ よもぎエキス散 ０.０１ ニンニク乾燥エキス ０.０１ ショウキュウ末 ０.０１ エデト酸ナトリウム塩 ０.２ 無水ケイ酸 １.０ ＷＭＰ ４７８ホワイト ６.０ 香料 ０.８ 合計 １００.００ なお、前記乳酸醗酵液は酵母エキス２％、ペプトン２
％、ブドウ糖１０％を含む培地１０００Ｌで乳酸菌（エ
ンテロコッカス・フェシウム(Enterococcus faecium) S
HO-31）を１２時間培養（３７℃）し、６Ｎ−ＮaＯＨで
ｐＨ７.０に調整して得た。
％、ブドウ糖１０％を含む培地１０００Ｌで乳酸菌（エ
ンテロコッカス・フェシウム(Enterococcus faecium) S
HO-31）を１２時間培養（３７℃）し、６Ｎ−ＮaＯＨで
ｐＨ７.０に調整して得た。
【００１３】
【発明の効果】本発明の入浴剤は、入浴後の湯冷め感が
なく、皮膚のつっぱり感が少ない。
なく、皮膚のつっぱり感が少ない。
Claims (1)
- 【請求項１】 酵母エキス、ペプトン及びブドウ糖を主
成分としてなる培地を用いて乳酸発酵を行い得られた発
酵液を含有してなる入浴剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4359739A JP2595866B2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 入浴剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4359739A JP2595866B2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 入浴剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06199651A JPH06199651A (ja) | 1994-07-19 |
| JP2595866B2 true JP2595866B2 (ja) | 1997-04-02 |
Family
ID=18466058
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4359739A Expired - Fee Related JP2595866B2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 入浴剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2595866B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002265343A (ja) * | 2001-03-07 | 2002-09-18 | Ichimaru Pharcos Co Ltd | 化粧料組成物 |
| JP2002284663A (ja) * | 2001-03-27 | 2002-10-03 | Ichimaru Pharcos Co Ltd | 化粧料組成物 |
| JP3795011B2 (ja) * | 2002-12-16 | 2006-07-12 | 株式会社ヤクルト本社 | 保湿剤及びこれを含有する化粧料 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2832042B2 (ja) * | 1989-07-07 | 1998-12-02 | コスモ食品株式会社 | 浴用剤及びその製造法 |
-
1992
- 1992-12-28 JP JP4359739A patent/JP2595866B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06199651A (ja) | 1994-07-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |