JP2595119Y2 - 熱転写記録用リボン - Google Patents
熱転写記録用リボンInfo
- Publication number
- JP2595119Y2 JP2595119Y2 JP1992006681U JP668192U JP2595119Y2 JP 2595119 Y2 JP2595119 Y2 JP 2595119Y2 JP 1992006681 U JP1992006681 U JP 1992006681U JP 668192 U JP668192 U JP 668192U JP 2595119 Y2 JP2595119 Y2 JP 2595119Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- ribbon
- thermal transfer
- transfer recording
- stripe pattern
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ワープロ、ファクシミ
リ、バーコード記録装置等におけるサーマルヘッドを用
いたプリンタ等感熱転写記録装置において使用される印
字記録媒体としての熱転写記録用リボンに関する。
リ、バーコード記録装置等におけるサーマルヘッドを用
いたプリンタ等感熱転写記録装置において使用される印
字記録媒体としての熱転写記録用リボンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、熱転写記録用リボンは、一般的
に、コアに多重に巻き付けられた状態でカセットケース
内に収納され、更にカセットケースが感熱転写記録装置
のプリンタに装着されて使用されることが多い。ところ
で、プリンタには一般的に光センサを用いたエンド検知
機構が装備されて、リボンの終了部を光学的に検知して
プリンタを制御することが多く、そのために、プラスチ
ックフィルム製のリボン基材に熱溶融性インクを塗工し
て成るリボン本体の尾端に、エンド検知可能な縞模様を
表面に施したエンドテープが接続され、又、往復タイプ
の場合はリボン本体の先頭部にも同様に縞模様を表面に
施したリーダーテープが接続されることが多い。
に、コアに多重に巻き付けられた状態でカセットケース
内に収納され、更にカセットケースが感熱転写記録装置
のプリンタに装着されて使用されることが多い。ところ
で、プリンタには一般的に光センサを用いたエンド検知
機構が装備されて、リボンの終了部を光学的に検知して
プリンタを制御することが多く、そのために、プラスチ
ックフィルム製のリボン基材に熱溶融性インクを塗工し
て成るリボン本体の尾端に、エンド検知可能な縞模様を
表面に施したエンドテープが接続され、又、往復タイプ
の場合はリボン本体の先頭部にも同様に縞模様を表面に
施したリーダーテープが接続されることが多い。
【0003】そして、図5及び図6に示すように、エン
ド検知可能な縞模様1を表面に施したエンドテープ2や
リーダーテープ(図示せず)を、プラスチックフィルム
製のリボン基材3に熱溶融性インクによるインク層4を
形成して成るリボン本体5の端部に接続する場合に、作
業性を考慮して、一般的に粘着テープ6を利用すること
が多い。この粘着テープ6はエンドテープ2と同じく厚
みが10〜30μmのPET、PP等のプラスチックフ
ィルム製で透明もしくは銀色の粘着テープ基材7の片面
に粘着剤8を塗着した構造となっている。粘着テープ6
は、リボン本体5の端部に重ね合せたエンドテープ2の
端部の上に略半分を貼着して、他の半分をリボン本体5
におけるインク層4の上に貼着することによってリボン
本体5とエンドテープ2とを接続するのが一般的であ
る。
ド検知可能な縞模様1を表面に施したエンドテープ2や
リーダーテープ(図示せず)を、プラスチックフィルム
製のリボン基材3に熱溶融性インクによるインク層4を
形成して成るリボン本体5の端部に接続する場合に、作
業性を考慮して、一般的に粘着テープ6を利用すること
が多い。この粘着テープ6はエンドテープ2と同じく厚
みが10〜30μmのPET、PP等のプラスチックフ
ィルム製で透明もしくは銀色の粘着テープ基材7の片面
に粘着剤8を塗着した構造となっている。粘着テープ6
は、リボン本体5の端部に重ね合せたエンドテープ2の
端部の上に略半分を貼着して、他の半分をリボン本体5
におけるインク層4の上に貼着することによってリボン
本体5とエンドテープ2とを接続するのが一般的であ
る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記のように従来の熱
転写記録用リボンは、エンドテープの端部の上を粘着テ
ープで覆っているので、エンドテープの端部の表面上の
縞模様が隠蔽されてエンド検知が遅れることがあった。
そして、このエンド検知が遅れると、印字の停止も遅れ
るので、リボン本体が通過してから印字することにより
未印字部分が発生するという問題があった。
転写記録用リボンは、エンドテープの端部の上を粘着テ
ープで覆っているので、エンドテープの端部の表面上の
縞模様が隠蔽されてエンド検知が遅れることがあった。
そして、このエンド検知が遅れると、印字の停止も遅れ
るので、リボン本体が通過してから印字することにより
未印字部分が発生するという問題があった。
【0005】そこで本考案は、エンド検知の遅れによる
印字の停止の遅れを解決して未印字部分の発生を防止で
きる熱転写記録用リボンの提供を目的とする。
印字の停止の遅れを解決して未印字部分の発生を防止で
きる熱転写記録用リボンの提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本考案の熱転写記録用リボンは、熱溶融性インク
を塗工したリボン本体5の一端又は両端箇所に、エンド
検知可能な縞模様1を表面に施したエンドテープ2、リ
ーダーテープの一方又は双方の端部を重ね合せて、その
重ね合せ箇所を粘着テープ6を介して接続するようにし
た熱転写記録用リボンにおいて、その粘着テープ6の表
面にエンドテープ2やリーダーテープの縞模様1と同様
の縞模様9を施し、かつ、リボン本体5における熱溶融
性インクを塗布した表面上においてリボン本体5とエン
ドテーブ2、リーダーテープの一 方又は双方とが表面に
縞模様9を施した粘着テープ6によって接合されたこと
を特徴とする構成を採るものである。
めに、本考案の熱転写記録用リボンは、熱溶融性インク
を塗工したリボン本体5の一端又は両端箇所に、エンド
検知可能な縞模様1を表面に施したエンドテープ2、リ
ーダーテープの一方又は双方の端部を重ね合せて、その
重ね合せ箇所を粘着テープ6を介して接続するようにし
た熱転写記録用リボンにおいて、その粘着テープ6の表
面にエンドテープ2やリーダーテープの縞模様1と同様
の縞模様9を施し、かつ、リボン本体5における熱溶融
性インクを塗布した表面上においてリボン本体5とエン
ドテーブ2、リーダーテープの一 方又は双方とが表面に
縞模様9を施した粘着テープ6によって接合されたこと
を特徴とする構成を採るものである。
【0007】
【作用】エンドテープ2の縞模様1が粘着テープ6で覆
われても、粘着テープ6に施された縞模様9を検知する
ことができるので、エンド検知の遅れ及び印字の停止の
遅れを解消することができる。
われても、粘着テープ6に施された縞模様9を検知する
ことができるので、エンド検知の遅れ及び印字の停止の
遅れを解消することができる。
【0008】
【実施例】図1及び図2は本考案の第1実施例を示した
ものである。まず、5がリボン本体であり、該リボン本
体5は、厚さが3〜6μmのプラスチックフィルム製の
リボン基材3の片面にスティック防止層を塗工すると共
に反対側の片面に熱溶融性インクを塗工してインク層4
を形成した構造となったいる。尚、リボン本体5の端部
におけるインク層4は大部分が削られて薄くされてい
る。次に、2がエンドテープであり、厚みが10〜30
μmのPET、PP等のプラスチックフィルム製でその
表面にエンド検知が可能な縞模様1が施されている。エ
ンドテープ2はその端部を上記リボン本体5における端
部の薄く削られたインク層4の上に重ね合わせている。
次に6が粘着テープであり、これはエンドテープ2と同
じく厚みが10〜30μmのPET、PP等のプラスチ
ックフィルム製のテープ基材7の裏面に粘着剤8を塗着
すると共に、テープ基材7の表面に上記エンドテープ2
の縞模様1と同様のエンド検知可能な縞模様9を施した
構造となっている。この粘着テープ6は、リボン本体5
の端部に重ね合わせたエンドテープ2の端部の上に略半
分を貼着して、他の半分をリボン本体5における薄く削
られたインク層4の上に貼着することによってリボン本
体5とエンドテープ2とを接続している。なお、熱転写
記録用リボンが往復タイプの場合は、リボン本体5の他
端にもエンドテープ2と同様にリーダーテープ(図示せ
ず)が、表面に縞模様を施した粘着テープによって接続
される。
ものである。まず、5がリボン本体であり、該リボン本
体5は、厚さが3〜6μmのプラスチックフィルム製の
リボン基材3の片面にスティック防止層を塗工すると共
に反対側の片面に熱溶融性インクを塗工してインク層4
を形成した構造となったいる。尚、リボン本体5の端部
におけるインク層4は大部分が削られて薄くされてい
る。次に、2がエンドテープであり、厚みが10〜30
μmのPET、PP等のプラスチックフィルム製でその
表面にエンド検知が可能な縞模様1が施されている。エ
ンドテープ2はその端部を上記リボン本体5における端
部の薄く削られたインク層4の上に重ね合わせている。
次に6が粘着テープであり、これはエンドテープ2と同
じく厚みが10〜30μmのPET、PP等のプラスチ
ックフィルム製のテープ基材7の裏面に粘着剤8を塗着
すると共に、テープ基材7の表面に上記エンドテープ2
の縞模様1と同様のエンド検知可能な縞模様9を施した
構造となっている。この粘着テープ6は、リボン本体5
の端部に重ね合わせたエンドテープ2の端部の上に略半
分を貼着して、他の半分をリボン本体5における薄く削
られたインク層4の上に貼着することによってリボン本
体5とエンドテープ2とを接続している。なお、熱転写
記録用リボンが往復タイプの場合は、リボン本体5の他
端にもエンドテープ2と同様にリーダーテープ(図示せ
ず)が、表面に縞模様を施した粘着テープによって接続
される。
【0009】図3及び図4は本考案の第2実施例を示し
たものである。これは一端をエンドテープ2に貼着した
粘着テープ6を、リボン本体5の薄く削られたインク層
4の上に貼着すると共に、更にその前方の厚いインク層
4の上にまで貼着したものである。このようにすると、
上記第1実施例よりもさらにエンド検知を早めることが
できる。
たものである。これは一端をエンドテープ2に貼着した
粘着テープ6を、リボン本体5の薄く削られたインク層
4の上に貼着すると共に、更にその前方の厚いインク層
4の上にまで貼着したものである。このようにすると、
上記第1実施例よりもさらにエンド検知を早めることが
できる。
【0010】
【考案の効果】本考案は上記の通りであり、リボン本体
にエンドテープやリーダテープを接続する場合に、従来
のように粘着テープを用いてその粘着テープがエンドテ
ープやリーダーテープの表面に施したエンド検知用の縞
模様を隠蔽しても、粘着テープの表面にもエンド検知可
能な縞模様が施されているので、エンド検知が遅れるこ
とがなく、従って印字の停止も遅れないので未印字部分
の発生を確実に防止できる効果がある。
にエンドテープやリーダテープを接続する場合に、従来
のように粘着テープを用いてその粘着テープがエンドテ
ープやリーダーテープの表面に施したエンド検知用の縞
模様を隠蔽しても、粘着テープの表面にもエンド検知可
能な縞模様が施されているので、エンド検知が遅れるこ
とがなく、従って印字の停止も遅れないので未印字部分
の発生を確実に防止できる効果がある。
【図1】第1実施例の要部断面図である。
【図2】第1実施例の要部平面図である。
【図3】第2実施例の要部断面図である。
【図4】第2実施例の要部平面図である。
【図5】従来例の要部断面図である。
【図6】従来例の要部平面図である。
1 縞模様 2 エンドテープ 3 リボン基材 4 インク層 5 リボン本体 6 粘着テープ 7 粘着テープ基材 8 粘着剤 9 縞模様
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 31/00 B41J 17/36 B41J 35/36
Claims (1)
- 【請求項1】 熱溶融性インクを塗工したリボン本体5
の一端又は両端箇所に、エンド検知可能な縞模様1を表
面に施したエンドテープ2、リーダーテープの一方又は
双方の端部を重ね合せて、その重ね合せ箇所を粘着テー
プ6を介して接続するようにした熱転写記録用リボンに
おいて、その粘着テープ6の表面にエンドテープ2やリ
ーダーテープの縞模様1と同様の縞模様9を施し、か
つ、リボン本体5における熱溶融性インクを塗布した表
面上においてリボン本体5とエンドテープ2、リーダー
テープの一方又は双方とが表面に縞模様9を施した粘着
テープ6によって接合されたことを特徴とする熱転写記
録用リボン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992006681U JP2595119Y2 (ja) | 1992-01-22 | 1992-01-22 | 熱転写記録用リボン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992006681U JP2595119Y2 (ja) | 1992-01-22 | 1992-01-22 | 熱転写記録用リボン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0558319U JPH0558319U (ja) | 1993-08-03 |
JP2595119Y2 true JP2595119Y2 (ja) | 1999-05-24 |
Family
ID=11645111
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992006681U Expired - Lifetime JP2595119Y2 (ja) | 1992-01-22 | 1992-01-22 | 熱転写記録用リボン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2595119Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03288682A (ja) * | 1990-04-04 | 1991-12-18 | Ricoh Co Ltd | インク担持帯検出装置 |
-
1992
- 1992-01-22 JP JP1992006681U patent/JP2595119Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0558319U (ja) | 1993-08-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19981222 |