JP2575289Y2 - 熱転写記録用リボン - Google Patents

熱転写記録用リボン

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JP2575289Y2
JP2575289Y2 JP1992006680U JP668092U JP2575289Y2 JP 2575289 Y2 JP2575289 Y2 JP 2575289Y2 JP 1992006680 U JP1992006680 U JP 1992006680U JP 668092 U JP668092 U JP 668092U JP 2575289 Y2 JP2575289 Y2 JP 2575289Y2
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JP
Japan
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tape
ribbon
thermal transfer
transfer recording
leader
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JP1992006680U
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JPH0558318U (ja
Inventor
哲夫 高坂
由紀夫 岩本
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Mitsubishi Pencil Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Pencil Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ワープロ、ファクシミ
リ、バーコード記録装置等におけるサーマルヘッドを用
いたプリンタ等感熱転写記録装置において使用される印
字記録媒体としての熱転写記録用リボンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、熱転写記録用リボンは、一般的
に、コアに多重に巻き付けられた状態でカセットケース
内に収納され、更にカセットケースが感熱転写記録装置
のプリンタに装着されて使用されることが多い。ところ
で、プリンタには一般的に光センサを用いたエンド検知
機構が装備されて、リボンの終了部を光学的に検知して
プリンタを制御することが多く、そのためプラスチック
フィルム製のリボン基材に熱溶融性インクを塗工して成
るリボン本体の尾端に、エンド検知を可能とする縞模様
を表面に施したエンドテープが接続され、又、往復タイ
プの場合はリボン本体の先頭部にも同様に縞模様を表面
に施したリーダーテープが接続されることが多い。
【0003】そして、図5及び図6に示すように、縞模
様1を表面に施したエンドテープ2やリーダーテープ
(図示せず)を、プラスチックフィルム製のリボン基材
3に熱溶融性インクによるインク層4を形成して成るリ
ボン本体5の端部に接続する場合は、作業性を考慮し
て、一般的に粘着テープ6を利用することが多い。この
粘着テーブ6はエンドテープ2と同じく厚みが10〜3
0μmのPET、PP等のプラスチックフィルム製の粘
着テープ基材7の片面に粘着剤8を塗着した構造となっ
ている。粘着テープ6はその略半分をエンドテープ2の
端部に貼着すると共に他の半分をリボン本体5における
インク層4に貼着することによってリボン本体1とエン
ドテープ2とを接続することが多い。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記のように従来の熱
転写記録用リボンは、リボン本体に対しエンドテープや
リーダーテープを粘着テープを利用して接続しているの
で、その粘着テープが貼着された接続箇所の剛性が他の
部位よりも増大して、リボンの巻き取り不良をまねく問
題があった。又、粘着テープによりエンドテープやリー
ダーテープの端部の縞模様が覆われてしまうので、エン
ド検知が遅れ、それによって印字の停止も遅れて、リボ
ン本体が通過してから印字することにより未印字部分が
発生するという問題もあった。
【0005】そこで本考案は、リボン本体とエンドテー
プやリーダーテープとの接続箇所の剛性の増大を防止し
てリボンの巻き取り不良を避けることができ、且つ、エ
ンド検知の遅れを解消して未印字部分の発生を防止でき
る熱転写記録用リボンの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案の熱転写記録用リボンは、熱溶融性インキを
塗工したリボン本体の一端又は両端に、エンド検知が可
能な縞模様を表面に施したエンドテープ、リーダーテー
プの一方又は双方の端部を重ね合せ、粘着テープを用い
ずに、リボン本体とエンドテープ、リーダーテープの一
方又は双方との間に配した粘着剤によってリボン本体と
エンドテープ、リーダーテープの一方又は双方とを直に
接着せしめて、そのエンドテープ又は/及びリーダーテ
ープにお ける接着した端部の表面にもエンド検知が可能
な縞模様を存在せしめたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】従来のように粘着テープを用いずに、リボン本
体とエンドテープやリーダーテープを粘着剤を介して直
に接着するので、粘着テープを除去した分だけ剛性が低
下する。又、粘着テープを使用しないので、エンドテー
プやリーダーテープの端部の表面に施された縞模様が粘
着テープによって隠蔽されることがない。
【0008】
【実施例】図1及び図2は本考案の第1実施例を示した
ものである。まず、5がリボン本体であり、該リボン本
体5は、厚さが3〜6μmのプラスチックフィルム製の
リボン基材3の片面にスティック防止層を塗工すると共
に反対側の片面に熱溶融性インクを塗工してインク層4
を形成した構造となっている。尚、リボン本体5の端部
におけるインク層4は大部分が削られて薄くされてい
る。次に、2がエンドテープであり、厚みが10〜30
μmのPET、PP等のプラスチックフィルム製でその
表面にエンド検知が可能な縞模様1が施されている。エ
ンドテープ2はその端部を上記リボン本体5における端
部の薄く削られたインク層4の上に重ね合されて、イン
ク層4とエンドテープ2の間に配した粘着剤9によっ
て、上記従来例のように粘着テープ6を用いることな
く、直に接着されている。従って、エンドテープ2はそ
の端部の縞模様1が些少も隠蔽されることなく完全に表
出している。尚、粘着剤9はリボン本体5の端からはみ
ださないように、リボン本体5の端から少し内側位置ま
での範囲には配されていない。熱転写記録用リボンが往
復タイプの場合は、リボン本体5の他端にもエンドテー
プ2と同様にリーダーテープ(図示せず)が接続され
る。
【0009】図3及び図4は本考案の第2実施例を示し
たものである。これは、エンドテープ2の端部を、リボ
ン本体5の端部のインク層4が薄く削られた部分のみで
なく更にその前方のインク層4が厚い部分まで重ね合せ
て、粘着剤9によって接着したものである。このように
すると上記第1実施例よりもさらにエンド検知を早める
ことができる。
【0010】
【考案の効果】本考案は上記の通りであり、リボン本体
にエンドテープやリーダーテープを接続する場合に、従
来のような粘着テープを利用しないで、リボン本体とエ
ンドテープやリーダーテープとの間に配した粘着剤によ
って直に接着するようにしたので、接続箇所の剛性が増
加せずリボンの巻き取り不良を防止することができると
共に、エンドテープやリーダーテープの表面に施された
縞模様が隠蔽されず完全に表出するので、エンド検知が
遅れることがなく未印字部分の発生を防止できる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の要部断面図である。
【図2】第1実施例の要部平面図である。
【図3】第2実施例の要部断面図である。
【図4】第2実施例の要部平面図である。
【図5】従来例の要部断面図である。
【図6】従来例の要部平面図である。
【符号の説明】
1 縞模様 2 エンドテープ 3 リボン基材 4 インク層 5 リボン本体 6 粘着テープ 7 粘着テープ基材 8 粘着剤 9 粘着剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 17/36 B41J 31/00 B41J 35/36

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱溶融性インクを塗工したリボン本体の
    一端又は両端に、エンド検知が可能な縞模様を表面に施
    したエンドテープ、リーダーテープの一方又は双方の端
    部を重ね合せ、粘着テープを用いずに、リボン本体とエ
    ンドテープ、リーダーテープの一方又は双方との間に配
    した粘着剤によってリボン本体とエンドテープ、リーダ
    ーテープの一方又は双方とを直に接着せしめて、そのエ
    ンドテープ又は/及びリーダーテープにおける接着した
    端部の表面にもエンド検知が可能な縞模様を存在せしめ
    たことを特徴とする熱転写記録用リボン。
JP1992006680U 1992-01-22 1992-01-22 熱転写記録用リボン Expired - Lifetime JP2575289Y2 (ja)

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JPH0558318U JPH0558318U (ja) 1993-08-03
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS605863U (ja) * 1983-06-23 1985-01-16 富士ゼロックス株式会社 転写型感熱記録装置のための転写紙
JPS6265248U (ja) * 1985-10-14 1987-04-23
JPH01163089A (ja) * 1987-12-18 1989-06-27 Konica Corp サーマルプリンタ

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