JP2594628Y2 - 玄関ドアの額縁 - Google Patents

玄関ドアの額縁

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JP2594628Y2
JP2594628Y2 JP1993060928U JP6092893U JP2594628Y2 JP 2594628 Y2 JP2594628 Y2 JP 2594628Y2 JP 1993060928 U JP1993060928 U JP 1993060928U JP 6092893 U JP6092893 U JP 6092893U JP 2594628 Y2 JP2594628 Y2 JP 2594628Y2
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満隆 井原
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Sekisui House Ltd
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  • Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
  • Bay Windows, Entrances, And Structural Adjustments Related Thereto (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、建物の玄関ドアの縦
枠の室内側に取り付ける玄関ドアの額縁に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来技術としては、図6に開示
のものが一般に知られている。すなわち,建物の玄関を
形成する開口部6の側方には玄関ドア5の縦枠7が設け
られ、この縦枠7には、長尺な金属板を長手方向に種々
の形状に折り曲げて装飾的価値を持たせ、且つ玄関ドア
5の納まりを良くする額縁2が取付けられている。そし
て、この玄関ドア5の額縁2は、縦枠7の室内A側にビ
ス等で固定されており、その底部3の室内A側の床面を
形成するタイル10との納まりにおいて、モルタル11
内に埋設されている。
【0003】又、図示していないが、額縁が木材の場
合、長尺な木の表面に種々の装飾的形状を形成したもの
も前記従来例と同様の施工の仕方で用いられている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術によると、室内A側の床面を形成するタイル10
を貼る時に、玄関ドア5の額縁2の底部3の断面形状に
見合うように、これに接する何枚かのタイル10をカッ
トする作業が必要となるが、装飾的価値が大きくなる程
折り曲げ加工等による装飾の度合が細かく、又、曲線的
になるなど複雑になっているので、その形状に見合うよ
うにタイル10をカットするには多くの作業時間を要す
るという問題点がある。
【0005】又、額縁2の底部3の周囲は、モルタル1
1によって囲まれるので、見栄えが悪いという問題点が
ある。
【0006】また、特願平4−174186号公報に開
示されるように、建物の玄関ドアの縦枠の室内側に取付
ける竪枠の底部に、室内側床面と竪枠の下端との間の隙
間を埋めるための介装材をビスや接着剤にて固定したも
のが提案されていた。 かかる構成を採用した場合、介装
材を水が浸透しない材質で形成すれば、額縁を水から保
護することができるが、室内側床面と額縁の最下端との
間の隙間に合わせて介装材の厚みを設定しなければなら
ず、施工性の向上が図れないという問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の玄関ドアの額
縁は、建物の玄関ドアの縦枠の室内側に取付ける下端が
開口した長尺な額縁の底部の内部に、室内側床面と額縁
の最下端との間の隙間を埋めるための水密部材を上下動
自在に嵌入し、水密部材を水密部材の自重により額縁の
底部から下方に突出させたことを特徴とする。
【0008】また、請求項2の玄関ドアの額縁は、建物
の玄関ドアの縦枠の室内側に取付け る長尺な額縁の底部
の内部に、室内側床面と額縁の最下端との間の隙間を埋
めるための水密部材を嵌入し、かつ、前記水密部材が木
材であることを特徴とする
【0009】また、請求項3の玄関ドアの額縁は、建物
の玄関ドアの縦枠の室内側に取付ける長尺な額縁の底部
の内部に、室内側床面と額縁の最下端との間の隙間を埋
めるための水密部材を上下動自在に嵌入し、かつ、前記
水密部材が木材であることを特徴とする
【0009】
【作用】請求項1の玄関ドアの額縁によれば、水密部材
を水密部材の自重により額縁の底部から下方に突出させ
ることにより、床面との隙間の調整作業が不要となり、
水密部材を常に安定した状態で床面上に当接することが
できる。
【0010】請求項2及び請求項3の玄関ドアの額縁に
よれば、水密部材が木材で構成されているので丈夫であ
り、しかも適当な形状に成形加工するのが容易である。
【0011】
【実施例】以下、この考案について、図に基づいて説明
することにする。この考案の玄関ドアの額縁1は、図1
に示すように、額縁2とこの額縁2の底部3の内部に嵌
入した水密部材4とからなる。額縁2は、玄関ドア5の
納まりを良くし、且つ装飾的価値を持たせるように表面
に凹凸模様を形成したアルミニウム合金等の金属板から
なる内部が中空となった長尺な部材である。この額縁2
は、玄関を形成する開口部6の側方の縦枠7の室内A側
にビス等によって取付けられている。
【0012】水密部材4は、図2に示すように、前記額
縁2の断面形状と同じ形状をしたもので、額縁2の底部
3の内部に嵌入されるものである。この嵌入の仕方は、
額縁2が内部で上下動自在に移動するようにする。水密
部材4の材質は発泡合成樹脂成形体、合成樹脂成形体、
木材或いはこれらの組合せなどであってもよい。
【0013】このような構成からなる玄関ドアの額縁1
を取付けるには、まず、室内A側の床面上にタイル10
をモルタル11によって敷設した後に、額縁2の底部3
の内部へ水密部材4を嵌入した状態で額縁2を室内A側
の縦枠7にビス等で固定する。この時、額縁2の最下端
8とタイル10との間に、図1や図4に示すように、水
密部材4が上下動自在に嵌入されているので、その自重
によって水密部材4がタイル10上に載って、額縁2の
最下端8とタイル10との間の隙間hを埋めて外観をよ
くする。なお、隙間hは3〜5mm程度である。
【0014】尚、水密部材4の色を額縁2又はタイル1
0の色と同系統の色としておけば、より一層外観がよく
なる。
【0015】額縁2が木製である場合には、図5に示す
ように、その最下端8を切り欠いた内部12へ水密部材
4を嵌入する。この場合の水密部材4の嵌入の仕方や材
質等は、金属製の中空状の場合と同様である。また、水
密部材4が木材である場合には、水密部材4を額縁2の
最下端8に固定しても良く、この場合でも、水密部材4
によって隙間hを埋めることができる。
【0016】
【考案の効果】上記構成によって、この考案には次のよ
うな効果がある。請求項1の玄関ドアの額縁によれば、
水密部材を水密部材の自重により額縁の底部から下方に
突出させることにより、床面との隙間の調整作業が不要
となり、施工性が向上する。また、ゴミが溜まり易い額
縁の底部の周辺を掃除する際には、水密部材を押し上げ
ることにより額縁の底部の周辺のゴミを綺麗に取り去る
ことができ、清掃作業が容易となる。
【0017】また、請求項2及び請求項3に記載の玄関
ドアの額縁によれば、水密部材が木材で形成されている
ので、適当な形状に成形加工が容易であり、丈夫な水密
部材を提供することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す一部省略斜視図。
【図2】水密部材の実施例拡大斜視図。
【図3】水密部材の実施例拡大斜視図。
【図4】この考案の他の実施例を示す要部縦断面図。
【図5】この考案の他の実施例を示す要部縦断面図。
【図6】従来例を示す一部省略斜視図。
【符号の説明】
1 玄関ドアの額縁 2 額縁 3 底部 4 水密部材 7 縦枠 8 最下端 9 下方部分 12 内部

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の玄関ドアの縦枠の室内側に取付け
    下端が開口した長尺な額縁の底部の内部に、室内側床
    面と額縁の最下端との間の隙間を埋めるための水密部材
    上下動自在に嵌入し、前記水密部材を水密部材の自重
    により額縁の底部から下方に突出させたことを特徴とす
    る玄関ドアの額縁。
  2. 【請求項2】 建物の玄関ドアの縦枠の室内側に取付け
    る長尺な額縁の底部の内部に、室内側床面と額縁の最下
    端との間の隙間を埋めるための水密部材を嵌入し、か
    つ、前記水密部材が木材であることを特徴とする玄関ド
    アの額縁。
  3. 【請求項3】 建物の玄関ドアの縦枠の室内側に取付け
    る長尺な額縁の底部の内部に、室内側床面と額縁の最下
    端との間の隙間を埋めるための水密部材を上下動自在に
    嵌入し、かつ、前記水密部材が木材であることを特徴と
    する玄関ドアの額縁。
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