JP2594461Y2 - 無線選択呼出受信機 - Google Patents

無線選択呼出受信機

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JP2594461Y2
JP2594461Y2 JP1990109533U JP10953390U JP2594461Y2 JP 2594461 Y2 JP2594461 Y2 JP 2594461Y2 JP 1990109533 U JP1990109533 U JP 1990109533U JP 10953390 U JP10953390 U JP 10953390U JP 2594461 Y2 JP2594461 Y2 JP 2594461Y2
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receiver
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radio selective
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radio
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NEC Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は無線選択呼出受信機に関し、特に表示部を有
する無線選択呼出受信機に関する。
〔従来の技術〕 近年の無線選択呼出受信機は、情報化社会の要求に応
えるために、メッセージや電話番号を表示できる表示部
を有している。この種の無線選択呼出受信機のブロック
図を第3図に示す。第3図において、空中線1で受信し
た無線信号は無線部2で増幅および復調され、受信デー
タとしてデコーダ4に送られる。デコーダ4は、ROM3に
登録されている個別の選択呼出信号と、受信した選択呼
出番号を比較し、両者が一致した場合は無線選択呼出受
信機携帯者に、鳴音,振動,光等で報知する。鳴音はス
ピーカ1によって報知し、また振動はモータの軸に偏芯
した重りを取付けて回転させるバイブレータ2で報知
し、光はLED13を点灯する。なお、これらはドライバ7,
8,9で駆動される。
一方、受信したメッセージはCPU6の制御により、LCD1
4に表示される。さらにメッセージはRAM5に蓄積され、
必要な時に読出しが可能となる。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の無線選択呼出受信機は、呼出しを報知するため
のものとして利用されており、他の機能を有してはいな
い。そこで、受信機を電子手帳のような他の機能を付加
することが考えられているが、付加機能を拡充するとメ
モリ容量を大きくする必要があり、受信機の形状が大き
くなるという問題が生じることになる。
このため、受信機に対してICカードを脱着可能な構成
とすることで、受信機に新たなプログラム等を記憶さ
せ、かつメモリ容量を確保する試みがなされているが、
この方式ではICカードを無線選択呼出受信機と共に携帯
しなければならず、小スペースへの収納という無線選択
呼出受信機の最大の特徴が損なわれてしまうという問題
が生じる。
本考案の目的はこのような問題を解消して付加機能を
保有させた無線選択呼出受信機を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の無線選択呼出受信機は、無線選択呼出受信信
号とメッセージ信号とを含む無線信号を受信して呼び出
しを行うとともに、受信したメッセージ信号を表示部に
表示するようにした無線選択呼出受信機において、前記
メッセージ信号に含まれる計算機、時計、住所録、辞書
等の受信機としての機能以外の付加機能であるプログラ
ム情報を記憶可能な電気的に記憶、消去可能な記憶素子
からなる記憶手段を有し、前記記憶したプログラム情報
に基づいて内蔵するCPUを動作させて、受信した情報の
検索を行う。
前記プログラム情報を受信したとき前記CPUは前記プ
ログラム情報の表題を前記表示部に表示することが好ま
しい。
また、本考案の無線選択呼出受信機は、無線選択呼出
受信信号とメッセージ信号とを含む無線信号を受信して
呼び出しを行うとともに、受信したメッセージ信号を表
示部に表示するようにした無線選択呼出受信機におい
て、スイッチと、前記メッセージ信号に含まれ、前記ス
イッチにより実行または操作される計算機、時計、住所
録、辞書等の受信機としての機能以外の付加機能である
プログラム情報を記憶可能な電気的に記憶、消去可能な
記憶素子からなる記憶部とを有し、前記スイッチの操作
により前記記憶したプログラム情報に基づいて内蔵する
CPUを動作させて、受信した情報の検索を行う。
〔作用〕
本考案によれば、メッセージ信号がプログラム情報の
ときには、このプログラム情報を記憶してCPUを動作さ
せることで、該プログラムに応じた機能を無線選択呼出
受信機に保有させることができる。
〔実施例〕
次に、本考案を図面を参照して説明する。
第1図において、空中線1で受信した無線信号は無線
部2で増幅および復調され、受信データとしてデコーダ
4に送られる。デコーダ4はROM3に登録されている個別
の選択呼出番号と、受信した選択呼出番号を比較し、両
者が一致した場合は無線選択呼出受信機携帯者に鳴音,
振動,光で報知する。鳴音はスピーカ11によって報知
し、また振動はモータの軸に偏芯した重りを取付けて回
転させるバイブレータ12で報知する。スピーカ11とバイ
ブレータ12はそれぞれデコーダ4で制御されるドライバ
7,8により駆動される。LED13は、スピーカ11による鳴音
時またはバイブレータ12による振動時に、デコーダ4で
制御されるドライバ9により点灯される。
また、LCD14は、CPU6で制御されるドライバ10によっ
て駆動され、受信したメッセージを表示する。このメッ
セージはRAM5に蓄積され、必要な時に読出しが可能であ
る。
無線信号により送信されたプログラムおよび情報は、
以下のようにして無線選択呼出受信機に入力される。
さらに、前記CPU6には、スイッチ15とEEPROM(電気的
に記憶,消去可能な記憶素子)16を接続している。この
EEPROM16は受信したプログラム等の情報を記憶し、かつ
消去することができる。また、スイッチ15はこの記憶し
たプログラムの実行,操作を行い、かつ受信情報の検索
を行うために利用される。
この構成によれば、空中線1で受信した無線信号は、
無線部2で増幅および復調され、受信データとしてデコ
ーダ4に送られる。デコーダ4はROM3に登録されている
個別の選択呼出番号と、受信した選択呼出番号を比較
し、両者が一致した場合で、しかも受信したメッセージ
信号がプログラム情報である場合は、このプログラム情
報をEEPROM16に記憶し、必要な時に読出しを可能とす
る。そして、このプログラム情報によりCPU6を動作さ
せ、かつ表示部の動作を変更させ、プログラムの表題お
よび情報の表題をLCD14に表示すると共に、鳴音,振
動,光によって無線選択呼出受信機携帯者に報知する。
なお、EEPROM16に記憶された前記プログラム情報は、
電源を切った後でもその内容は保存される。
以上の方法により、無線選択呼出受信機に計算機,時
計,住所録,辞書等の付加機能を備付けることが可能と
される。
第2図はその一例の外観図であり、ここでは住所録機
能を使用する時の操作方法を以下に示す。なお、20は受
信機本体、21〜24は上,下,左,右の各カーソルスイッ
チ、25は前記スイッチ15に対応される実行スイッチであ
る。
住所録機能のプログラムを受信すると、LCD14に“住
所録プログラム”と表示され、鳴音,振動によって報知
する。実行スイッチ25を押し、プログラムを実行させ
る。LCD14に表示された50音に対応して各カーソルスイ
ッチ21〜24を操作し、かつ実行スイッチ25を操作するこ
とで知りたい住所の人名を入力する。入力の完了後に再
度実行スイッチ25を操作するとプログラムが実行され、
氏名,住所,電話番号をLCD4に表示する。
再度実行スイッチ25を押すと、メニュー画面となり、
スイッチ21で継続、スイッチ22で終了(SAVEしない)、
スイッチ23で終了(プログラムをSAVE)となる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は、受信した無線信号に含
まれるプログラム情報を記憶する手段を有しているの
で、このプログラム情報を記憶してCPUを動作させるこ
とで、該プログラムに応じた機能を無線選択呼出受信機
に保有させることができ、単なる無線選択呼出受信機の
みならず、携帯用のコンピュータとしての利用が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のブロック構成図、第2図は
その外観斜視図、第3図は従来の無線選択呼出受信機の
ブロック構成図である。 1……空中線、2……無線部、3……ROM、4……デコ
ーダ、5……RAM、6……CPU、7〜10……ドライバ、11
……スピーカ、12……バイブレータ、13……LED、14…
…LCD、15……スイッチ、16……EEPROM、20……受信機
本体、21〜24……カーソルスイッチ、25……実行スイッ
チ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−38624(JP,A) 特開 昭61−220535(JP,A) 特開 平2−25995(JP,A) 特開 平2−226920(JP,A) 特開 平1−209590(JP,A) 特表 平2−501878(JP,A)

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】無線選択呼出受信信号とメッセージ信号と
    を含む無線信号を受信して呼び出しを行うとともに、受
    信したメッセージ信号を表示部に表示するようにした無
    線選択呼出受信機において、 前記メッセージ信号に含まれる計算機、時計、住所録、
    辞書等の受信機としての機能以外の付加機能であるプロ
    グラム情報を記憶可能な電気的に記憶、消去可能な記憶
    素子からなる記憶手段を有し、前記記憶したプログラム
    情報に基づいて内蔵するCPUを動作させることを特徴と
    する無線選択呼出受信機。
  2. 【請求項2】前記プログラム情報を受信したとき前記CP
    Uは前記プログラム情報の表題を前記表示部に表示する
    ことを特徴とする請求項1記載の無線選択呼出受信機。
  3. 【請求項3】無線選択呼出受信信号とメッセージ信号と
    を含む無線信号を受信して呼び出しを行うとともに、受
    信したメッセージ信号を表示部に表示するようにした無
    線選択呼出受信機において、 スイッチと、前記メッセージ信号に含まれ、前記スイッ
    チにより実行または操作される計算機、時計、住所録、
    辞書等の受信機としての機能以外の付加機能であるプロ
    グラム情報を記憶可能な電気的に記憶、消去可能な記憶
    素子からなる記憶部とを有し、前記スイッチの操作によ
    り前記記憶したプログラム情報に基づいて内蔵するCPU
    を動作させることを特徴とする無線選択呼出受信機。
JP1990109533U 1990-10-19 1990-10-19 無線選択呼出受信機 Expired - Lifetime JP2594461Y2 (ja)

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JPH0466833U JPH0466833U (ja) 1992-06-12
JP2594461Y2 true JP2594461Y2 (ja) 1999-04-26

Family

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE3782172T2 (de) * 1987-01-02 1993-02-18 Motorola Inc System fuer die ueber-funk-reprogrammierung von kommunikationsempfaengern.

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JPH0466833U (ja) 1992-06-12

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