JP2594409Y2 - 装飾用スクリーン - Google Patents
装飾用スクリーンInfo
- Publication number
- JP2594409Y2 JP2594409Y2 JP1993055824U JP5582493U JP2594409Y2 JP 2594409 Y2 JP2594409 Y2 JP 2594409Y2 JP 1993055824 U JP1993055824 U JP 1993055824U JP 5582493 U JP5582493 U JP 5582493U JP 2594409 Y2 JP2594409 Y2 JP 2594409Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- net
- base cloth
- leaf base
- decorative screen
- peripheral edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Fencing (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、例えば、テニスコー
トの金網等に対して好適な装飾用のスクリーンに関す
る。
トの金網等に対して好適な装飾用のスクリーンに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、テニスコートの周囲は、金網等
のフェンスによって取囲まれている。一部のテニスコー
トでは、金網に蔦等の植物をはわせて周囲の装飾及び
風,埃等の直接の侵入を防いで、プレー環境の向上を図
ると共に目隠しを兼ねるようにした手段が採られてい
る。
のフェンスによって取囲まれている。一部のテニスコー
トでは、金網に蔦等の植物をはわせて周囲の装飾及び
風,埃等の直接の侵入を防いで、プレー環境の向上を図
ると共に目隠しを兼ねるようにした手段が採られてい
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記した如く蔦等の生
きた植物を金網の全領域にわたって実施することは、手
間がかかり維持・管理が大変面倒になる問題があった。
きた植物を金網の全領域にわたって実施することは、手
間がかかり維持・管理が大変面倒になる問題があった。
【0004】そこで、この考案は、植物を用いなくて
も、丈夫で、しかも、装飾機能、目隠し機能が同時に得
られるようにした装飾用スクリーンを提供することを目
的としている。
も、丈夫で、しかも、装飾機能、目隠し機能が同時に得
られるようにした装飾用スクリーンを提供することを目
的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この考案にあっては、補強素材に周縁を重ね合せた
外周縁部を有する格子状に作られたネットと、上向き円
弧状の切れ目と、下向き円弧状の切れ目が交互に上下方
向及び左右方向にわたって設けられたリーフ基布とから
成り、前記リーフ基布の所定箇所を、円弧状の切れ目が
開くように引張り力を加えながら前記ネットに対して結
合してある。
に、この考案にあっては、補強素材に周縁を重ね合せた
外周縁部を有する格子状に作られたネットと、上向き円
弧状の切れ目と、下向き円弧状の切れ目が交互に上下方
向及び左右方向にわたって設けられたリーフ基布とから
成り、前記リーフ基布の所定箇所を、円弧状の切れ目が
開くように引張り力を加えながら前記ネットに対して結
合してある。
【0006】
【作用】かかる装飾用スクリーンによれば、テニスコー
ト等の金網の内側に全領域にわたってセットして使用す
る。セット時において、外周縁部は強度がアップし、安
定した吊下げ支持状態が得られる。また、リーフ基布の
上向きと下向きの切れ目が開くため、遠くから見ると植
物の葉のように見えると共に目隠し部材として機能する
一方、風や埃の直接の侵入を阻止する。
ト等の金網の内側に全領域にわたってセットして使用す
る。セット時において、外周縁部は強度がアップし、安
定した吊下げ支持状態が得られる。また、リーフ基布の
上向きと下向きの切れ目が開くため、遠くから見ると植
物の葉のように見えると共に目隠し部材として機能する
一方、風や埃の直接の侵入を阻止する。
【0007】また、リーフ基布はネットに結合されてい
るため長期間に亘り安定した支持強度が得られるように
なり、維持・管理も頻繁に行なう必要がなくなる。
るため長期間に亘り安定した支持強度が得られるように
なり、維持・管理も頻繁に行なう必要がなくなる。
【0008】
【実施例】以下、図1乃至図4の図面を参照しながらこ
の考案の一実施例を詳細に説明する。
の考案の一実施例を詳細に説明する。
【0009】図中1は装飾用スクリーンを示しており、
装飾用スクリーン1は表面側のリーフ基布3と裏側のネ
ット5とから成っている。
装飾用スクリーン1は表面側のリーフ基布3と裏側のネ
ット5とから成っている。
【0010】ネット5は、補強された外周縁部6を有す
ると共にビニロン長繊維(フィラメント)をラッセル等
の編機によって約37.5mm角の格子状に製編したも
で、所定の巾と長さに作られている。外周縁部6は、補
強素材8にネット5の周縁部5aを重ね合せ、図3に示
すように糸状の複数のかがり材10を螺旋状に掛回した
螺旋部と、螺旋部と螺旋部との間に螺旋部と螺旋部の間
を一定に保持する横糸部が配索される形状とすること
で、一体に束ねた形状となっている。
ると共にビニロン長繊維(フィラメント)をラッセル等
の編機によって約37.5mm角の格子状に製編したも
で、所定の巾と長さに作られている。外周縁部6は、補
強素材8にネット5の周縁部5aを重ね合せ、図3に示
すように糸状の複数のかがり材10を螺旋状に掛回した
螺旋部と、螺旋部と螺旋部との間に螺旋部と螺旋部の間
を一定に保持する横糸部が配索される形状とすること
で、一体に束ねた形状となっている。
【0011】リーフ基布3は、前記ネット5とほぼ同一
の巾と長さに作られていて、ポリエステル長繊維(フィ
ラメント)を平折りした後、表面をポリ塩化ビニール樹
脂に植物の葉の色とほぼ同一の顔料等を充填した表面処
理材によってコーティングした形状となっている。
の巾と長さに作られていて、ポリエステル長繊維(フィ
ラメント)を平折りした後、表面をポリ塩化ビニール樹
脂に植物の葉の色とほぼ同一の顔料等を充填した表面処
理材によってコーティングした形状となっている。
【0012】リーフ基布3には、図4に示すように平ら
な基地に対し打抜機によって打抜くことで、上向き円弧
状の切れ目7と下向き円弧状の切れ目9が交互に上下方
向、左方向にわたって連続して設けられている。
な基地に対し打抜機によって打抜くことで、上向き円弧
状の切れ目7と下向き円弧状の切れ目9が交互に上下方
向、左方向にわたって連続して設けられている。
【0013】リーフ基布3とネット5は、図4の矢印イ
方向に引張り力を与えて各切れ目7,9が開くようにし
た状態にしておいて針金又は糸等のかがり止め材11に
より所定の間隔で結合されている。
方向に引張り力を与えて各切れ目7,9が開くようにし
た状態にしておいて針金又は糸等のかがり止め材11に
より所定の間隔で結合されている。
【0014】このように構成された装飾用スクリーン1
によれば、工場において、所定の巾及び長さに作った装
飾用スクリーン1をロール状に巻束し、施工面積分の装
飾用スクリーン1を現場まで搬送した後、例えばテニス
コート等の金網13の内側に取付けセットする。以下、
順次取付けセットしていくことで金網13の全領域にわ
たって施工が行なえるようになる。施工完了時におい
て、補強された外周縁部6によって安定した支持状態が
得られると共にリーフ基布3は、上向き及び下向きの切
れ目7,9が開くことで遠くから見ると植物の葉のよう
に見えると共に、目隠し部材として機能する一方、風や
埃が直接侵入するのを阻止するようになる。またリーフ
基布3は、ネット5に結合されているため、長期間に亘
り安定した支持強度が得られるため頻繁な維持・管理は
不要となる。
によれば、工場において、所定の巾及び長さに作った装
飾用スクリーン1をロール状に巻束し、施工面積分の装
飾用スクリーン1を現場まで搬送した後、例えばテニス
コート等の金網13の内側に取付けセットする。以下、
順次取付けセットしていくことで金網13の全領域にわ
たって施工が行なえるようになる。施工完了時におい
て、補強された外周縁部6によって安定した支持状態が
得られると共にリーフ基布3は、上向き及び下向きの切
れ目7,9が開くことで遠くから見ると植物の葉のよう
に見えると共に、目隠し部材として機能する一方、風や
埃が直接侵入するのを阻止するようになる。またリーフ
基布3は、ネット5に結合されているため、長期間に亘
り安定した支持強度が得られるため頻繁な維持・管理は
不要となる。
【0015】なお、この実施例では、テニスコートの金
網に実施する説明を行なったが、家庭のフェンスやベラ
ンダ等適宜実施可能である。
網に実施する説明を行なったが、家庭のフェンスやベラ
ンダ等適宜実施可能である。
【0016】
【考案の効果】以上、説明したようにこの考案の装飾用
スクリーンによれば、金網でできたフェンスの装飾用と
して機能すると共に風や埃の直接の侵入を防ぐようにな
る。しかも、目隠し部材としての機能が得られる。ま
た、リーフ基布はネットに結合されているため支持強度
がアップするため頻繁に手入れする必要がなくなり、維
持・管理の面でも大変好ましいものとなる。
スクリーンによれば、金網でできたフェンスの装飾用と
して機能すると共に風や埃の直接の侵入を防ぐようにな
る。しかも、目隠し部材としての機能が得られる。ま
た、リーフ基布はネットに結合されているため支持強度
がアップするため頻繁に手入れする必要がなくなり、維
持・管理の面でも大変好ましいものとなる。
【図1】装飾用スクリーンの一部斜視図。
【図2】金網に取付けセットした一部分の説明図。
【図3】ネットの一部分の説明図。
【図4】リーフ基布の一部分の説明図。
3 リーフ基布 5 ネット 7,9 切れ目 11 針金
Claims (1)
- 【請求項1】 補強素材に周縁を重ね合せた外周縁部を
有する格子状に作られたネットと、上向き円弧状の切れ
目と、下向き円弧状の切れ目が交互に上下方向及び左右
方向にわたって設けられたリーフ基布とから成り、前記
リーフ基布の所定箇所を、円弧状の切れ目が開くように
引張り力を加えながら前記ネットに対して結合したこと
を特徴とする装飾用スクリーン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993055824U JP2594409Y2 (ja) | 1993-10-15 | 1993-10-15 | 装飾用スクリーン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993055824U JP2594409Y2 (ja) | 1993-10-15 | 1993-10-15 | 装飾用スクリーン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0725165U JPH0725165U (ja) | 1995-05-12 |
JP2594409Y2 true JP2594409Y2 (ja) | 1999-04-26 |
Family
ID=13009714
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993055824U Expired - Lifetime JP2594409Y2 (ja) | 1993-10-15 | 1993-10-15 | 装飾用スクリーン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2594409Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7116585B2 (ja) * | 2018-05-08 | 2022-08-10 | ユニチカトレーディング株式会社 | 目隠しフェンス構造及びこれに用いる二重編地 |
-
1993
- 1993-10-15 JP JP1993055824U patent/JP2594409Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0725165U (ja) | 1995-05-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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