JP2594401Y2 - 衛生洗浄装置 - Google Patents

衛生洗浄装置

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JP2594401Y2
JP2594401Y2 JP1998000480U JP48098U JP2594401Y2 JP 2594401 Y2 JP2594401 Y2 JP 2594401Y2 JP 1998000480 U JP1998000480 U JP 1998000480U JP 48098 U JP48098 U JP 48098U JP 2594401 Y2 JP2594401 Y2 JP 2594401Y2
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洋式 山崎
恭広 柳川
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東陶機器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、局部洗浄機能を備えた
衛生洗浄装置に係り、特に洗浄水の流量設定をモータ駆
動によるロータの回転によって行う衛生洗浄装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】洗浄水の噴出による局部洗浄や洗浄後に
温風を吹き出して局部乾燥等が行える衛生洗浄装置が従
来から利用されている。この衛生洗浄装置は、便器本体
に固定したケーシングに洗浄用のノズル装置を備えると
共に、適温に加熱した洗浄用の温水をこのノズル装置へ
と供給する配管や各種の弁を設けたものである。
【0003】ノズル装置への洗浄水の供給の方法は、噴
射される洗浄水の量を変更できるように、たとえば流路
中にニードル弁式の流量調整弁を使用したりするものが
一般的である。このような洗浄に代えて、モータ駆動に
よって回転するロータを備え、このロータの回転角度に
よって流量を調整したり、ロータを正逆回転させて洗浄
水の勢いの強さを周期的に変化させることによって、マ
ッサージ効果を持たせるようにしたものもある。
【0004】モータ駆動のロータを備えた流量調整弁
は、バルブハウジングの内部にロータを組み込んでこの
ロータをモータによって回転駆動可能とし、ロータの周
面に設けた流路溝の姿勢を流入側から流出側に向けて変
化させることによって、定流量又は時間的に流量が変化
するマッサージ機能を可能としたものである。そして、
駆動用のモータとしては、小型であって必要とされる出
力も比較的に小さい場合に好適な交流同期モータが一般
に採用されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところが、ロータを回
転駆動するモータが始動するときの初期の期間では、コ
イルに流す電流間のインピーダンスの影響によって電流
の位相が90°ずれてしまう。したがって、モータへの
通電開始からこの位相のずれが生じている領域内では、
出力軸が発生するトルクは過渡応答領域となり、この領
域内では通電パルスに応じただけのロータの回転が得ら
れない。特に、ロータが持つ慣性によって、ロータの回
転初期には大きなトルクが必要となるのに対し、過渡領
域では過負荷となってトルクの立ち上がり後もモータが
十分に回転しないスリップ現象を生じる。このため、通
電パルスに応じただけでのロータの回転量が得られなく
なったり、最悪の場合にはモータがロックしてしまい、
ロータの回転が不可能となったりする。
【0006】このような障害に対しては、モータの始動
初期に十分なトルクを得るために、出力の大きなモータ
を使用することが考えられる。しかし、始動初期の過渡
領域によるトルクの立ち上がり不足は無視できず、その
影響を抑えようとすれば出力がかなり大きなモータを使
うことが必要であることに変わりはない。
【0007】したがって、ケーシングの中の限られた空
間にしか配置できないという設計上の条件からみると、
モータが占めるスペース自体が広くなってしまうこと
や、これが与える周辺機器のレイアウトの自由度の低下
等の問題を生じる。
【0008】このように、モータの出力軸にロータを直
結し、その周面に設けた溝の姿勢によって流量の調整や
マッサージのための周期的な変化を持たせる場合では、
始動初期に出力軸がスリップしてしまうと、適正な流量
の設定に大き影響を与えてしまう。
【0009】本考案において解決すべき課題は、大出力
のモータとしなくても流量制御弁のロータをトルク不足
や正逆回転時の位置ずれ等を発生することなく最適に利
用でき、流量の設定を高い精度で行うことができ、ノズ
ル装置からの洗浄水の噴出量のばらつきを抑えることが
できる衛生洗浄装置を提供するものである
【0010】
【課題を解決するための手段】本考案の衛生洗浄装置
は、モータ(6)によって回転可能であって、流入路
(5a)を流出路(5g)または流出路(5h)に連通
させるロータ(7)を備えた衛生洗浄装置において、前
記ロータ(7)は、回転角度に応じて流入路(5a)を
流出路(5g)に連通させ、その有効連通面積が増減す
る第1の回転領域と、この第1の回転領域とは干渉せず
回転角度に応じて流入路(5)を流出路(5h)に連
通させ、その有効連通面積が増減する第2の回転領域と
を有し、前記モータ(6)は、通電されたパルス量に応
じた駆動量を前記ロータ(7)に与えることを特徴とす
る。
【0011】
【作用】ロータの回転角度に応じて、流入路(5a)と
流出路(5g)との有効連通面積、あるいは流入路(5
a)と流出路(5h)との有効連通面積が増減するた
め、吐水される洗浄水の水量が変更できるばかりでな
く、第一の回転領域と第二の回転領域とは互いに干渉し
ないため、流入路(5a)と流出路(5g)、あるいは
流入路(5a)と流出路(5h)のいずれか一方から洗
浄水が吐水されるように選択できるようにしたため、別
途、流路切り換え弁等を設けることが不要になる
【0012】したがって、モータ起動時の初期であって
出力軸が無負荷で回転する期間を、起動時からモータの
出力軸に与えられるトルクが立ち上がる期間に合わせる
ようにすれば、過渡領域でのトルク不足によるロータ回
転のスリップの発生が防止される。
【0013】このように、モータの起動時に避けられな
いトルク不足の過渡領域ではロータに回転が伝達され
ず、トルクが適正値になって初めてロータが回転するの
で、回転数の不足等を生じることがない。したがって、
流量の調整を何回も繰り返しても、ロータの停止位置が
ずれてしまうことがなく、流量設定のばらつきが防止で
きる。
【0014】
【実施例】図1は衛生洗浄装置を備えた便器装置の一例
を示す斜視図である。
【0015】図において、便器本体50に衛生洗浄装置
のケーシング1が固定され、このケーシング1には便座
1a,便蓋1bを設けると共に、その内部に便器本体5
0のボール部に洗浄水を送り込む洗浄水タンクも含めて
収納している。そして、ケーシング1から便座1aの下
を潜って進退動作するノズル装置2を設け、このノズル
装置2にはケーシング1の内部に収めた洗浄水の供給機
構を接続する。
【0016】図2はノズル装置2への洗浄水の供給系を
示す概略図である。
【0017】ノズル装置2はノズル本体2aをモータ2
bの駆動によってケーシング1内の収納位置から洗浄位
置までの間を進退動作可能としたものである。そして、
このノズル装置2に洗浄水を供給するために、外部の給
水配管に接続する開閉弁や調圧弁を組み込んだバルブユ
ニット3aや給水を加熱して溜めておく温水タンク3b
を組み込む。温水タンク3bはヒータ3cと温度センサ
3dを備え、設定された温度に洗浄水を加熱し、バルブ
ユニット3aの開弁によって水が供給されるときに、ノ
ズル装置2側へ加熱していた洗浄水を送り出す。また、
ノズル装置2を利用し洗浄機能及び乾燥等のその他の各
機能部を全て制御するためのコントローラ3eを備え、
各機能部の操作はケーシング1の側部に設けた操作盤1
c又は壁に掛けたリモートコントローラ(図示せず)に
よって行う。
【0018】温水タンク3bとノズル装置2との間に
は、流量制御弁4を組み込む。この流量調整弁4は、他
の機器と同様にコントローラ3eによってその作動を制
御され、ノズル装置2からの洗浄水の噴射量の調整及び
流量を周期的に増減させることによる脈動吐水の設定を
可能としたものである。
【0019】図3は流量制御弁4を分解して示す平面
図、図4は図3のA−A線矢視による縦断面図、図5は
図4のB−B線矢視にる縦断面図である。
【0020】流量制御弁4は、ハウジング5とその内部
の弁機構を回転駆動するためのモータ6とを組み合わせ
たものである。モータ6は出力軸6aをハウジング5の
中の弁機構部に向けて突き出し、その先端部には半径方
向に突き出るピン6bを設けている。
【0021】図4及び図5に示すように、ハウジング5
には温水タンク3b側に接続される流入路5aを形成し
てその上端にフロート弁5bを組み込み、このフロート
弁5bの上側には外部に流路端を開放する排水路5cを
形成している。フロート弁5bは流入路5aの上端及び
排水路5cの下端に接離可能とし、これらのフロート弁
5b及び排水路5cによってバキュームブレーカを構成
する。
【0022】更に、流入路5aの側方には連絡チャンバ
5dを設け、この連絡チャンバ5dに対して隔壁5eに
よって区画されたバルブチャンバ5fにロータ7をその
軸線周りに回転可能に組み込む。そして、バルブチャン
バ5fの下端にはノズル装置2に洗浄水を供給する2系
統の第1流出路5gと第2流出路5hを接続する。
【0023】図6はロータ7の外観図、図7の(a)及
び(b)はそれぞれ図6のC−C線及びD−D線矢視に
よる断面図、図8はモータ6の出力軸6aとの接続端を
示す図である。
【0024】回転力伝達部としては、ロータ7の端面に
は、モータ6の出力軸6aを挿入する接続孔7aを軸線
方向に設ける。この接続孔7aの内径は、モータ6の出
力軸6aの外径よりも僅かに大きく、ロータ7と出力軸
6aとは互いに相対回転自在である。そして、接続孔7
aには、図8に示すように、出力軸6aのピン6bが嵌
まり込み隙間を形成するためのスリット7bを軸線方向
に切開する。このスリット7bは扇状の開口断面を持
ち、ピン6bはその中で或る角度範囲で回動できる。し
たがって、出力軸6aとロータ7とはその回転方向にス
リット7bとピン6bとによる遊びを持ち、ピン6bが
スリット7bの周方向の両端の壁に突き当たったときの
み出力軸6からロータ7への回転力が伝達される。
【0025】ロータ7の外周面には、2条の流路溝7
c,7dをそれぞれ形成する。これらの流路溝7c,7
dは、ロータ7の軸線方向のほぼ中央部分の円周に設け
た環状の凹みに連続して軸線方向に伸び、その終端から
円周方向に刻んだものである。そして、図7に示すよう
に、流路溝7c,7dの円周方向の長さを円周の略1/
4程度とし、図中の姿勢の場合ではロータ7の中心を含
む鉛直面に対して左右対称となるように位置している。
そして、流路溝7c,7dは、その上端部分が最も深
く、下端に行くにつれて次第に浅くなる形状を持ち、バ
ルブチャンバ5fの内周壁との間で造る流路面積を非一
様としている。
【0026】このような流路溝7c,7dをロータ7の
周りに刻むことによって、連絡チャンバ5dの中の水は
ロータ7の周りの凹みから流路溝7c,7dの中にまで
流入可能であり、それぞれの流路溝7c,7dを互いに
別系統としてノズル装置2への給水路として利用でき
る。
【0027】また、これらの2条の流路溝7c,7d
は、それぞれバルブチャンバ5fに接続した第1,第2
流出路5g,5hに整合させる。これにより、ロータ7
の回転方向によって流路溝7cと第1流出路5gの組み
及び他方の流路溝7dと第2流出孔5hの組みがそれぞ
れ連通することになる。
【0028】なお、第1流出路5g及び第2流出路5h
は、それぞれ別系統でノズル装置2に接続され、操作盤
1cに設けた2種類の洗浄スイッチの一方の操作によっ
て、いずれか一方からの流路によってノズル装置2に洗
浄水が供給される。そして、ノズル装置2のノズル本体
2aも、洗浄スイッチの種類に応じてモータ2bによる
進出距離が設定され、異なった2点での洗浄水の噴射位
置に進出する。
【0029】以上の構成において、操作盤1cの第1の
洗浄スイッチをオンすると、バルブユニット3aが流路
を開いて予め設定温度に加熱されていた湯を温水タンク
3bから押し出して流量制御弁4に供給する。これと同
時に、流量制御弁4のモータ6が作動してその出力軸6
aに連接したロータ7を回転させる。ロータ7は、図7
の(a)のように反時計方向に回転し、流路溝7cによ
って第1流出路5gとを連通させる。また、もう一つの
第2の洗浄スイッチをオンすると、モータ6の出力軸6
aは逆向きに回転し、ロータ7は図7の(b)のように
時計方向に回転する。したがって、他方の流路溝7dに
よって第2流出路5hとを連通させる。また、ロータ7
が回転するときその回転角度の増加に伴って流路溝7
c,7dの流路面積も増えていくので、ロータ7の回転
角度に比例して流量も増加し、これによってノズル装置
2へ供給する洗浄水の流量の調整が可能である。
【0030】ここで、図9の(a)に示すように、出力
軸6aを時計方向に回転させてロータ7を図7の閉弁位
置に戻した場合を考える。開弁位置からこの閉弁位置に
ロータ7が戻るとき、ピン6bはスリット7bの一端側
の壁に突き当たってロータ7を時計方向に回転させ、こ
のままの状態で停止する。そして、再びモータ6を作動
して出力軸6aを反時計方向に回転させると、その初期
の期間ではピン6bとスリット7b内であってピン6b
が回転する方向の端部との間には遊びが形成された状態
であるため、ピン6bはスリット7bの中を進むだけ
で、出力軸6aは無負荷の状態となり、ピン6bがスリ
ット7bの他端側の内壁に突き当たって初めて負荷を受
けるようになる。
【0031】このように、モータ6を起動するとき、そ
の出力軸6aには負荷が掛からないようにして空走期間
を設ける。そして、この空走期間をモータ6への通電開
始時に生じるトルクの立上がりの過渡領域に合わせるこ
とによって、トルクが完全に設定トルクに立ち上がって
からロータ7に回転を伝達することができる。したがっ
て、モータ6の起動時に避けられないスリップの期間に
はロータ7は回転せず、トルクが立ち上がった後に駆動
されるので、ロータ7の回転角度を通電パルスに正確に
比例したものに設定できる。その結果、ロータ7の回転
角度の精度を向上させることができ、流量の設定精度も
良好になる。なお、通電パルスとしては、空走期間を含
めてロータ7の回転角度を所定位置に制御できるように
設定されていることは当然である。
【0032】また、ロータ7の回転によって流量を、た
とえば中程度に設定した後は図9の(b)の状態にあ
る。この後、もしロータ7を元の閉弁方向に戻す操作を
したときには、出力軸6aは時計方向に回転し始める
が、ピン6bとスリット7bの中であってピン6bが回
転する方向の端部との間には遊びが形成されているの
で、ピン6bはスリット7bの中を空走し、前記と同様
にトルクが立ち上がった後にロータ7へ回転が伝達され
る。
【0033】逆に、流量を大きく設定する操作をしたと
きには、図9の(b)の出力軸6を一旦時計方向に回転
させ、同図の(a)の状態に設定し、ピン6bとスリッ
ト7bの中であってピン6bが回転する方向の端部には
遊びができるようにする。その後、出力軸6を反時計方
向に回転駆動すれば、その起動時にはピン6bはスリッ
ト7bの中を空走しトルクが立ち上がった後にロータ7
に回転を伝達する。
【0034】このように、モータ6を起動してロータ7
を回し始めるときには、出力軸6aのピン6bが回転方
向とは反対側のスリット7bの端面壁側に位置するよう
に制御する。この制御のためには、先に述べたように、
閉弁時から開弁動作のときではピン6bは閉弁後のその
ままの姿勢としたり、開弁時に流量を増やすときには一
旦出力軸6aを逆回転させたりする制御回路を組めばよ
い。
【0035】更に、ロータ7を開弁位置に設定した後
に、これを連続的に正逆回転させれば、流路溝7c,7
dの流路面積の変化によって、ノズル装置2への洗浄水
の流量を大小に変化させることができる。この場合も、
前記のように起動時にはピン6bがスリット7bの中で
空走するように制御すればよく、ロータ7の回転角度を
高い精度で設定しながら脈動吐水が可能となる。
【0036】また、このような脈動吐水のほか、ロータ
7の間欠的な正逆回転を行わせて閉弁及び開弁を繰り返
すようにすれば、ノズル装置2からの間欠的な吐出も可
能となる。
【0037】
【考案の効果】本考案の衛生洗浄装置は、ロータ(7)
の回転角度に応じて、流入路(5a)と流出路(5
との有効連通面積、あるいは流入路(5a)と流出路
(5h)との有効連通面積が増減するため、吐水される
洗浄水の水量が変更できるばかりでなく、第一の回転領
域と第二の回転領域は互いに干渉しないため、流入路
(5a)と流出路(5g)、あるいは流入路(5a)と
流出路(5h)のいずれか一方から洗浄水が吐水される
ように選択できるようにしたため、別途、流路切り換え
弁等を設けることが不要になり、その結果として衛生洗
浄装置全体を小型化できる
【0038】また、ロータ(7)は、モータ(6)によ
って駆動されるため、使用者の手をわずらわすことがな
い。しかも、ロータ(7)は、通電されたパルス量に応
じた駆動を与えられるので、精度のよい動作が可能と
なる
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の洗浄水の流量制御弁を組み込んだ衛生
洗浄装置を便器に据え付けた斜視図である。
【図2】ノズル装置への洗浄水の供給系を示す概略図で
ある。
【図3】流量制御弁のハウジングとそのモータを示す分
解平面図である。
【図4】図3のA−A線矢視による縦断面図である。
【図5】図4のB−B線矢視による縦断面図である。
【図6】ロータの外観を示す図である。
【図7】ロータの縦断面図であって、同図の(a)は図
6のC−C線矢視及び同図の(b)は図6のD−D線矢
視位置での断面図である。
【図8】出力軸のピンとロータのスリットとの関係を示
す図である。
【図9】出力軸が回転するときのピンとスリットとの間
の位置関係の変化を示す図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 1a 便座 1b 便蓋 1c 操作盤 2 ノズル装置 2a ノズル本体 2b モータ 3a バルブユニット 3b 温水タンク 3c ヒータ 3d 温度センサ 3e コントローラ 4 流量制御弁 5 ハウジング 5a 流入路 5b フロート弁 5c 排水路 5d 連絡チャンバ 5e 隔壁 5f バルブチャンバ 5g 第一流出路 5h 第二流出路 6 モータ 6a 出力軸 6b ピン 7 ロータ 7a 接続孔 7b スリット 7c,7d 流路溝 50 便器本体

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ(6)によって回転可能であっ
    て、流入路(5a)を流出路(5g)または流出路(5
    h)に連通させるロータ(7)を備えた衛生洗浄装置に
    おいて、前記ロータ(7)は、回転角度に応じて流入路
    (5a)を流出路(5g)に連通させ、その有効連通面
    積が増減する第1の回転領域と、この第1の回転領域と
    は干渉せず回転角度に応じて流入路(5)を流出路
    (5h)に連通させ、その有効連通面積が増減する第2
    の回転領域とを有し、前記モータ(6)は、通電された
    パルス量に応じた駆動量を前記ロータ(7)に与えるこ
    とを特徴とする衛生洗浄装置。
JP1998000480U 1998-02-10 1998-02-10 衛生洗浄装置 Expired - Fee Related JP2594401Y2 (ja)

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