JP2594232B2 - 指輪緩み防止具 - Google Patents

指輪緩み防止具

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JP2594232B2
JP2594232B2 JP6124635A JP12463594A JP2594232B2 JP 2594232 B2 JP2594232 B2 JP 2594232B2 JP 6124635 A JP6124635 A JP 6124635A JP 12463594 A JP12463594 A JP 12463594A JP 2594232 B2 JP2594232 B2 JP 2594232B2
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雅子 浅見
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有限会社サミル
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、指輪の緩みを防止する
ための指輪緩み防止具に係り、特に指輪と指との間に装
着して使用される指輪緩み防止具に関する。
【0002】指に装着される指輪(リング)は、指にフ
ィットし、あまり動かないことが望ましい。
【0003】しかしながら、指輪自体は大きさが変化し
ないものの、指そのものは年齢等の関係から細くなるこ
とがある。そのため、当初は丁度良い具合の大きさであ
っても、その後指輪がゆるくなったり、さらには指輪が
廻ったりすることがある。
【0004】このようなことから、従来、指輪の緩みや
廻りを防止するためのものとして、指輪の内周面に沿っ
て弯曲形成された板状部材の4隅に各々係止用の爪部を
形成してなる緩み防止具が市販されている。この緩み防
止具は、指輪を指に嵌めた後、手の内側の指輪と指との
間に、その片側をはさみ込み、次に他端側もはさみ込
む。これにより4個の爪部が指輪の両側に対して係合状
態となり、緩み防止具が指輪に装着される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の指輪緩み防止具は、全体が合成樹脂により形成され
ており、特に爪部が容易に変形、すなわち両側に広がり
やすく、そのため折角、指輪と指との間に装着しても外
れ易く、その都度新たなものに交換しなければならない
という問題があった。
【0006】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、指輪に装着したときに指輪から外れ
るおそれがなく、指輪の緩みをなくすことができると共
に指輪の回転を防止することができる指輪緩み防止具を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
指輪の周方向に沿った任意の位置に装着される指輪緩み
防止具であって、適宜の厚さを有し、指と指輪との間に
介在して指輪と指との間に緩みが生ずることを防止する
緩み防止部と、この緩み防止部が指輪から外れることを
防止する外れ防止部とを備えている。
【0008】この指輪緩み防止具では、緩み防止部によ
って指輪の緩みの発生を防止できると共に、外れ防止部
によって緩み防止部が指輪から外れることを防止するこ
とができる。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の指
輪緩み防止具において、前記外れ防止部を、指輪の周方
向に沿った任意の位置において前記緩み防止部と共に指
輪を囲むようにU字形状をなすように構成したものであ
る。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項2記載の指
輪緩み防止具において、前記外れ防止部を、前記緩み防
止部の一端側を延長して形成された弯曲状の第1の腕部
材と、この第1の腕部材と先端部同士が互いに対向する
ように前記第1の腕部材と略同形状に形成される共に、
基端部が前記緩み防止部の他端側に開閉可能に連結され
た第2の腕部材とにより構成し、更に前記第1の腕部材
と第2の腕部材の各先端部に互いを脱着可能に結合させ
るためのワンタッチ結合部を設ける構成としたものであ
る。
【0011】この指輪緩み防止具を指に装着する場合に
は、ワンタッチ結合部を操作して、第2の腕部材を開
き、その開口部を介して指輪を挿入し、その後再びワン
タッチ結合部を操作して第2の腕部材を閉じる。これに
より指輪緩み防止具が指輪から外れることがなくなる。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項3記載の指
輪緩み防止具において、前記緩み防止部の指輪との対向
面に指輪の弯曲面に対応した第1の弯曲部を設けると共
に、前記緩み防止部の指との対向面に指の表面に対応し
た第2の弯曲部を設けたものである。
【0013】請求項5記載の発明は、請求項1記載の指
輪緩み防止具を2つで1組として用いる指輪緩み防止具
であり、他方の指輪緩み防止具との間を、柔軟性を有す
る分離防止部材により連結したものである。
【0014】請求項6記載の発明は、前記緩み防止部
を、所定の間隔で配設され、それぞれ指輪よりも広い幅
を有する共に指輪と指との間に介在される一対の板状部
材により構成し、一方、前記外れ防止部を、それぞれ指
輪の弯曲面に沿った弯曲面を有する共に前記一対の板状
部材各々の幅方向の対応する端部間を連結し、互いに指
輪の側面部を弾性的に挟持する一対の弯曲棒部材により
構成したものである。
【0015】この指輪緩み防止具を指に装着する場合に
は、指に指輪を装着した後、指と指輪との間に指輪緩み
防止具の一対の弯曲棒部材のうちの一方側から挿入し、
一対の弯曲棒部材により指輪の側面部を弾性的に挟持さ
せる。これにより指輪緩み防止具が指輪から外れること
がなく、指輪の回転を防止できる。
【0016】請求項7記載の発明は、請求項1ないし6
のいずれか1に記載の指輪緩み防止具において、前記緩
み防止部および前記外れ防止部をそれぞれ金、白金等の
金属材料により形成する構成としたものである。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。
【0018】図1ないし図3はそれぞれ本発明の第1の
実施例に係る指輪緩み防止具10の構成を表すものであ
る。この指輪緩み防止具10は同じ形状のものを、図4
に示したように2つを1組として用いるもので、両者は
それぞれ側部同士が分離防止部材としての2つのばね2
0により連結されている。ばね20としては細長く、全
体として柔軟性を有するものが用いられる。
【0019】この指輪緩み防止具10は、金や白金等の
金属により形成された指輪30の周方向に沿った任意の
位置に装着されるものであり、緩み防止部11と外れ防
止部12とにより構成されている。緩み防止部11と外
れ防止部12とは一体に形成されており、全体として指
輪30の周方向(長手方向)に沿った任意の位置を囲む
ように略半円形状に形成されている。これら緩み防止部
11と外れ防止部12は共に金属、例えば指輪30と同
じ金や白金などにより形成されている。
【0020】緩み防止部11は板状に形成されており、
指と指輪30との間に介在して指輪30と指との間に緩
みが生ずることを防止するものである。この緩み防止部
11は適宜の厚さおよび幅を有している。この緩み防止
部11には、指輪30との対向面Aに指輪30の弯曲面
に対応させて弯曲部11aが形成される共に、指との対
向面Bに指の表面に対応させて弯曲部11bが形成され
ている。
【0021】外れ防止部12は、緩み防止部11が指輪
30から外れることを防止するためのものである。この
外れ防止部12は、共にほぼ円弧状に弯曲形成された第
1の腕部材12Aと第2の腕部材12Bとにより構成さ
れている。第1の腕部材12Aは、緩み防止部11の一
端側を延長して形成されている。一方、第2の腕部材1
2Bは、その基端部が緩み防止部11の他端側に蝶番部
13を介して回動可能すなわち図1または図2に示した
ように開閉可能に連結されている。第2の腕部材12B
の先端部は第1の腕部材12Aの先端部に対向してお
り、第2の腕部材12Bが閉じたときに第1の腕部材1
2Aと共にU字形状をなすようになっている。第1の腕
部材12Aおよび第2の腕部材12B各々の側壁面には
開口部14が設けられている。
【0022】第1の腕部材12Aと第2の腕部材12B
の先端上部には互いを脱着可能に結合させるためのワン
タッチ結合部15が固着されている。ワンタッチ結合部
15は一対の結合棒15Aおよび結合棒15Bにより構
成され、全体として棒状をなしている。一方の結合棒1
5Aの対向面には凹部a、他方の結合棒15Bの対向面
には凸部bが形成されている。結合棒15Aは棒状の緩
衝部16Aを介して第1の腕部材12Aの先端上部に固
着されている。結合棒15Bは棒状の緩衝部16Bを介
して第2の腕部材12Bの先端上部に固着されている。
結合棒15Aは第1の腕部材12A上の図において手前
側、結合棒15Bは第2の腕部材12B上の図において
奥側というように互いに位置をずらして配置されてお
り、第2の腕部材12Bが閉じた際に結合棒15Aの凹
部aと結合棒15Bの凸部bとが係合し閉じた状態を保
持するようになっている。この結合を解除するには、結
合棒15Aと結合棒15Bとを互いに逆方向にずらすこ
とにより凹部aから凸部bを離脱させる。これにより第
2の腕部材12Bが蝶番部13を中心に回動可能とな
り、図2に示したように第2の腕部材12Bを開くこと
ができる。
【0023】次に、この指輪緩み防止具10の装着方法
について説明する。
【0024】まず、1つの指輪緩み防止具10のワンタ
ッチ結合部15を操作して図2に示したように第2の腕
部材12Bを開き、その開口部分を介して指輪30を挿
入し、その後再びワンタッチ結合部15を操作して図1
に示したように第2の腕部材12Bを閉じる。同様の操
作をもう1つの指輪緩み防止具10についても行い、図
4に示したように2つの指輪緩み防止具10を指輪30
の周部に沿って一定間隔を保つように取り付ける。次
に、この状態で、2つの指輪緩み防止具10を片手で保
持しつつ指輪30を指31に嵌める。指輪30が所定の
位置に嵌まると、指輪緩み防止具10それぞれが適正な
位置(例えば指の側部)からずれているときには、ずら
して位置合わせする。
【0025】このようにして2つの指輪緩み防止具10
が装着されると、これら指輪緩み防止具10の緩み防止
部11が指31と指輪30との間に介在されているの
で、指輪30と指31との間の緩みがなくなり、また指
輪30が回転するようなことがなくなる。
【0026】また、本実施例では、外れ防止部12の第
1の腕部材12Aと第2の腕部材12Bとがワンタッチ
結合部15により結合されているため、指輪緩み防止具
10が指輪30から外れるようなことがなく、安心であ
る。さらに、この指輪緩み防止具10は指輪30と同じ
金属材料により形成されているため、強度的にも優れて
おり、しかも見た目も良くなる。
【0027】また、指輪緩み防止具10自体かなり小さ
なものであり単品では紛失するおそれがあるが、本実施
例では、2つの指輪緩み防止具10を互いに細長く柔軟
なばね20により連結させているため、それぞれ指輪3
0から外した場合でも互いに離れることがなく、紛失す
るおそれが少なくなる。
【0028】なお、第1の実施例では、指輪緩み防止具
10を2つで1組として用いるようにしたが、1つの指
輪緩み防止具10のみを用いるようにしても良く、この
場合でも上記と同様の効果を得ることができる。この場
合には勿論、分離防止部材としてのばね20は不要にな
る。
【0029】図5は本発明の第2の実施例に係る指輪緩
み防止具を表すものである。
【0030】本実施例の指輪緩み防止具40は、図6に
示したように、指輪30の周方向に沿った任意の位置に
装着されるものであり、共に金属、例えば指輪30の材
質と同じ金または白金などにより形成された緩み防止部
41と外れ防止部42とにより構成されている。
【0031】緩み防止部41は、指31と指輪30との
間に介在され、指輪30と指31との間に緩みが生ずる
ことを防止するものである。この緩み防止部41は、適
宜の厚さおよび幅を有するように板状に形成されてい
る。緩み防止部41は、指輪30との対向面Aに指輪3
0の弯曲面に沿うように弯曲部(図示せず)が形成され
る共に、指との対向面Bに指の表面に沿うように弯曲部
41aが形成されている。また、緩み防止部41の中央
部には、指のむれ防止用の通気孔41bが設けられてい
る。
【0032】外れ防止部42はそれぞれ緩み防止部41
に対向配置された一対の弾性変形部43A、43Bによ
り構成されている。弾性変形部43A、43Bは、緩み
防止部41の両端をそれぞれ内側に向けて渦巻き状に延
長して形成されたもので、共に内部の中心部になるに従
って幅が狭く、かつ厚さも薄くなっており、弾性的に変
形し易くなっている。すなわち、本実施例では、弾性変
形部43A、43Bと緩み防止部41との間に指輪30
を弾性的に挟み込むものである。
【0033】本実施例の指輪緩み防止具40を指輪30
に装着するときには、まず、弾性変形部43A、43B
間を指でわずかに広げ、その間から指輪30を挿入し、
弾性変形部43A、43Bと緩み防止部41との間に指
輪30を介装させる。この状態で、指輪30を指の所定
の部位に嵌め、さらに指輪緩み防止具40を適正位置
(例えば指の裏側)に位置合わせする。
【0034】本実施例では、第1の実施例と同様に、指
輪緩み防止具40の緩み防止部41が指31と指輪30
との間に介在されるので、指輪30の緩みがなくなり、
また指輪30が回転するようなことがなくなる。
【0035】また、本実施例の指輪緩み防止具40で
は、外れ防止部42の弾性変形部43A、43Bが緩み
防止部41との間で指輪30を弾性的に挟み込むように
なっているため、指輪緩み防止具10が指輪30から外
れるようなことがない。
【0036】なお、本実施例においては、弾性変形部4
3A、43Bそれぞれの渦巻きの空間部に対して、例え
ば密なばねからなる棒状の強制変形部材を装着可能と
し、指に取り付けた後に弾性変形部43A、43Bを強
制的に変形させるような構成としてもよい。すなわち、
弾性変形部43A、43Bそれぞれの渦巻き部分を強制
的に広げて、その間の空間に強制変形部材を挿入し、渦
巻きを広げた状態を保持し、弾性変形部43A、43B
と緩み防止部41との間で強く指輪30を挟み込むもの
である。これにより指輪緩み防止具10が指輪30から
外れることを確実に防止できる。
【0037】図7は本発明の第3の実施例に係る指輪緩
み防止具を表すものである。
【0038】本実施例の指輪緩み防止具50は、図8に
示したように指輪30の周方向に沿った任意の位置に装
着されるものであり、共に金属、例えば指輪30と同じ
金や白金などにより形成された緩み防止部51と外れ防
止部52とにより構成されている。
【0039】緩み防止部51は、一対のコの字状部材5
3A、53Bにより構成されている。これらコの字状部
材53A、53Bは、所定の間隔で並列配置されてお
り、互いの上辺部が板状連結部54により連結されて一
体化されている。コの字状部材53A、53B各々の下
辺部の先端には上辺部方向に滑らかに弯曲した弯曲部5
5A、55Bが形成されている。
【0040】外れ防止部52は、板状連結部54に対し
て鉛直に設けられたねじ受け部56aを介して板状連結
部54をコの字状部材53A、53Bの下辺部方向に向
かって貫通するねじ部材56と、このねじ部材56の先
端部に設けられた指輪当接板57と、この指輪当接板5
7に対向する共に2つのコの字状部材53A、53Bの
各下辺部間に渡って設けられた受け部58とにより構成
されている。指輪当接板57は弾性部材例えばゴム板に
より形成されており、その大きさは例えば直径がコの字
状部材53A、53B間よりも大きな円形となってい
る。
【0041】本実施例の指輪緩み防止具50を指輪30
に装着するときには、まず、指輪30を指に嵌め、その
後、指と指輪30との間に、弯曲部55A、55Bから
コの字状部材53A、53Bの下辺部を差し込む。これ
により指輪30は指輪当接板57と受け部58との間に
挟まれた状態となる。その後、ねじ部材56を締めつけ
ると、指輪当接板57が下降し、受け部58との間で指
輪30を固定する。すなわち指輪緩み防止具50が指輪
30に固定された状態となる。なお、この指輪緩み防止
具50も指の裏側になるように位置合わせすることが好
ましい。
【0042】本実施例では、指輪緩み防止具50の緩み
防止部51(コの字状部材53A、53Bの下辺部)が
指31と指輪30との間に介在されているので、指輪3
0の緩みがなくなり、また指輪30が回転するようなこ
とがなくなる。
【0043】また、本実施例の指輪緩み防止具50で
は、指輪30は指輪当接板57と受け部58との間にね
じ力で確実に挟まれるため、指輪緩み防止具50が指輪
30から外れるようなことがなくなる。
【0044】なお、本実施例では、指輪当接板57はコ
の字状部材53A、53B間よりも幅が広くなっている
ので、ねじ部材55を強く締めつけても、コの字状部材
53A、53Bが離れるおそれがない。
【0045】図9ないし図11は本発明の第4の実施例
に係る指輪緩み防止具を表すものである。
【0046】本実施例の指輪緩み防止具60は、指輪3
0の周方向に沿ってほぼ半周に渡って装着されるもの
で、共に金属、例えば指輪30と同じ金や白金などによ
り形成された緩み防止部61と外れ防止部62とにより
構成されている。
【0047】緩み防止部61は、それぞれ適宜の厚さを
有し、かつ指輪30よりも広い幅を有する共に、互いに
所定の間隔をもって配設された一対の板状部材63a、
63bにより構成されている。これら板状部材63a、
63bが指輪30と指31との間に介在して、指輪30
の緩みをなくし、指輪30の回転を防止するものであ
る。これら板状部材63a、63bはそれぞれ、本実施
例においては図10に示したようにリング状をなしてい
る。板状部材63a、63bそれぞれの各両端部には、
各々中央部にロー付け用の孔67が設けられるように半
円状の突出部64a,64a、65a,65bが設けら
れている。
【0048】一方、外れ防止部62は一対の弯曲棒部材
66a、66bにより構成されている。これら弯曲棒部
材66a、66bはそれぞれ指輪30の周方向の弯曲面
に沿った弯曲面を有している。一方の弯曲棒部材66a
の両端部は各々ほぼ直角に折り曲げ形成されており、各
先端部が板状部材63a、63bに形成された対応する
突出部64a、65aの各孔67に挿入されロー付けに
より固定されている。これにより弯曲棒部材66aと板
状部材63a、63bとが一体化されている。他方の弯
曲棒部材66bも同様に、その両端部は各々ほぼ直角に
折り曲げ形成されており、各先端部が板状部材63a、
63bに形成された対応する突出部64b、65bの各
孔67に挿入されロー付けにより固定されている。これ
により弯曲棒部材66bと板状部材63a、63bとが
一体化されている。
【0049】ここにおいて、弯曲棒部材66a、66b
は互いに平行となっている。すなわち、これら弯曲棒部
材66a、66bは離間した一対の板状部材63a、6
3b各々の幅方向の対応する端部間を連結する共に、協
動して指輪30の側面部を弾性的に挟持するようになっ
ている。なお、これら弯曲棒部材66a、66bはそれ
ぞれ、白金等の金属で形成された直線状の丸線をほぼ半
円状に弯曲させて形成されるもので、これにより弯曲面
の内外方向に弾性を持たせることができ、ロー付け後の
板状部材63a、63b間の大きさを指の大きさに合わ
せて容易に調節できるようになっている。
【0050】本実施例の指輪緩み防止具60を指31に
装着するときには、まず、指輪30を指31に嵌め、そ
の後、指と指輪30との間に、一方の弯曲棒部材、例え
ば弯曲棒部材66a側を差し込み、板状部材63a、6
3bがそれぞれ指輪30と指31との間に位置するよう
に調節し、弯曲棒部材66a、66bにより指輪30の
側面部を弾性的に挟持させる。
【0051】本実施例では、指輪緩み防止具60の緩み
防止部61(板状部材63a、63b)が指31と指輪
30との間に介在されているので、指輪30の緩みがな
くなり、また指輪30が回転するようなことがなくな
る。
【0052】また、本実施例の指輪緩み防止具60で
は、指輪30の側面部が弯曲棒部材66a、66bによ
り挟持された状態となるので、指輪緩み防止具60が指
輪30から外れるようなことがなくなる。
【0053】以上実施例を挙げて本発明を説明したが、
本発明は上記実施例に限定するものではなく、その均等
の範囲で種々変形可能である。例えば、第1の実施例で
は、ワンタッチ結合部15を指輪緩み防止具10の頭部
に取り付けるようにしたが、その位置や形状は任意であ
り、要はワンタッチで第2の腕部材12Bを開閉できる
構造であれば良い。また、第1の腕部材12Aおよび第
2の腕部材12Bの両方が開閉可能な構造としてもよ
い。さらに第1の腕部材12Aおよび第2の腕部材12
B各々の内壁面、および緩み防止部11の表面にそれぞ
れゴム層を形成し、このゴム層との間の摩擦力により指
輪30の回転を確実に阻止するようにしてもよい。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明の指輪緩み防
止具によれば、適宜の厚さを有し、指と指輪との間に介
在して指輪と指との間に緩みが生ずることを防止する緩
み防止部と、この緩み防止部が指輪から外れることを防
止する外れ防止部とを備えるようにしたので、指輪に装
着したときに指輪から外れるおそれがなく、指輪の緩み
をなくすことができると共に指輪の回転を防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る指輪緩み防止具の
構成を表す斜視図である。
【図2】図1の指輪緩み防止具の指輪への取付け前の状
態を表す斜視図である。
【図3】図1の指輪緩み防止具の正面図である。
【図4】図1の指輪緩み防止具の使用状態を説明するた
めの正面図である。
【図5】本発明の第2の実施例に係る指輪緩み防止具の
構成を表す斜視図である。
【図6】図5の指輪緩み防止具の使用状態を説明するた
めの正面図である。
【図7】本発明の第3の実施例に係る指輪緩み防止具の
構成を表す斜視図である。
【図8】図7の指輪緩み防止具の使用状態を説明するた
めの正面図である。
【図9】本発明の第4の実施例に係る指輪緩み防止具の
構成を表す斜視図である。
【図10】図9の指輪緩み防止具の使用状態を表す正面
図である。
【図11】図9の指輪緩み防止具の使用状態を表す側面
図である。
【符号の説明】
10,40,50,60 指輪緩み防止具 11,41,51,61 緩み防止部 12,42,52,62 外れ防止部 15 ワンタッチ結合部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指輪の周方向に沿った任意の位置に装着
    される指輪緩み防止具であって、 適宜の厚さを有し、指と指輪との間に介在して指輪と指
    との間に緩みが生ずることを防止する緩み防止部と、こ
    の緩み防止部が指輪から外れることを防止する外れ防止
    部とを備えると共に、2つで1組として用いられ、他方
    との間が柔軟性を有する分離防止部材により連結される
    ことを特徴とする指輪緩み防止具。
  2. 【請求項2】 指輪の周方向に沿った任意の位置に装着
    される指輪緩み防止具であって、 適宜の厚さを有し、指と指輪との間に介在して指輪と指
    との間に緩みが生ずることを防止する緩み防止部と、こ
    の緩み防止部が指輪から外れることを防止する外れ防止
    部とを備え、 前記外れ防止部が、前記緩み防止部の一端側を延長して
    形成された弯曲状の第1の腕部材と、この第1の腕部材
    と先端部同士が互いに対向するように前記第1の腕部材
    と略同形状に形成される共に、基端部が前記緩み防止部
    の他端側に開閉可能に連結された第2の腕部材とにより
    構成され、更に前記第1の腕部材と第2の腕部材の各先
    端部に互いを脱着可能に結合させるためのワンタッチ結
    合部を備えたことを特徴とする指輪緩み防止具。
  3. 【請求項3】 指輪の周方向に沿った任意の位置に装
    着される指輪緩み防止具であって、 適宜の厚さを有し、指と指輪との間に介在して指輪と指
    との間に緩みが生ずることを防止する緩み防止部と、こ
    の緩み防止部が指輪から外れることを防止する外れ防止
    部とを備え、 前記緩み防止部が、所定の間隔で配設され、それぞれ指
    輪よりも広い幅を有する共に指輪と指との間に介在され
    る一対の板状部材により構成され、一方、前記外れ防止
    部が、それぞれ指輪の弯曲面に沿った弯曲面を有する共
    に前記一対の板状部材各々の幅方向の対応する端部間を
    連結し、互いに指輪の側面部を弾性的に挟持する一対の
    弯曲棒部材により構成されたことを特徴とする指輪緩み
    防止具。
  4. 【請求項4】 指輪の周方向に沿った任意の位置に装着
    される指輪緩み防止具であって、 適宜の厚さを有し、指と指輪との間に介在して指輪と指
    との間に緩みが生ずることを防止する緩み防止部と、こ
    の緩み防止部が指輪から外れることを防止する外れ防止
    部とを備え、 前記緩み防止部は、所定の間隔で並列配置されると共に
    互いの上辺部が板状連結部により連結され、各上辺部に
    対向する下辺部がそれぞれ指輪と指との間に介在される
    一対のコの字部材を備え、一方、前記外れ防止部は、前
    記板状連結部を下辺部方向に向かって貫通するねじ部材
    と、このねじ部材の先端部に設けられた指輪当接板と、
    前記一対のコの字部材の各下辺部間に渡って前記指輪当
    接板に対向するように設けられた受け部とを備えたこと
    を特徴とする指輪緩み防止具。
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