JP2594184B2 - 液晶表示パネル - Google Patents

液晶表示パネル

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JP2594184B2
JP2594184B2 JP3092206A JP9220691A JP2594184B2 JP 2594184 B2 JP2594184 B2 JP 2594184B2 JP 3092206 A JP3092206 A JP 3092206A JP 9220691 A JP9220691 A JP 9220691A JP 2594184 B2 JP2594184 B2 JP 2594184B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】液晶表示パネルに光を透過させ、
その透過光をレンズを用いて拡大しスクリ−ン上に映写
する、透過型液晶プロジェクタ−テレビ用液晶表示パネ
ルや直視用液晶表示パネルのONドット欠陥の修正に用
いる。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置などの表示装置においてブ
ラックマトリクス(BM)が採用されているように人間
の目に表示欠陥として認識される程度は常時光不透過欠
陥より常時光透過欠陥の方が遥かに高い。
【0003】100〜300μm方形の微小な限られた
大きさの表示電極の遮光方法として、1)蒸着による金
属膜パタンでの遮光、2)UV樹脂等を用いた光硬化樹
脂膜での遮光、3)電解重合による黒色樹脂での遮光
(特開平1−113725号公報)、4)メッキによる
金属膜での遮光等が考えられている。
【0004】1)の場合、金属膜のため遮光性は高いも
のが得られるが、膜の形成のために液晶表示パネルが高
温にさらされるため、現在までに開発されている液晶で
は、その劣化が著しく実用に耐えないのが現状であり、
さらには、欠陥部のみに金属膜を形成する困難さが極め
て大きい。
【0005】2)の場合、光硬化で行うため、欠陥部の
みに樹脂膜を形成することが容易ではあるが逆に遮光目
的で、遮光材料を樹脂に混入するために、充分な硬化強
度を得ることが極めて困難になる。
【0006】また、紫外線光を液晶に照射した場合、そ
の劣化がみられ、現在の液晶技術では採用できないのが
実情である。
【0007】3)の場合、欠陥部分の画素電極を選択的
に遮光できるが、図10に示すように画素電極が絶縁膜
下に位置している場合は修正することができなかった。
【0008】図10において、表示電極1はガラス製の
基板2上にあり、表示電極絶縁膜3とゲ−ト絶縁膜4の
下にある。
【0009】逆スタッガド型TFTのゲ−ト5上にゲ−
ト絶縁膜4が積層しており、半導体膜6上に不純物をド
−プした半導体膜を挟んで金属製のドレイン7とソ−ス
8が積層している。
【0010】アニリンのような有機溶液中でドレイン7
に正(+)の電位を印加するとドレイン7とソ−ス8の
表面で有機物の有機電解重合が起こり黒色の電解重合膜
9がドレインとソ−スに付着する。
【0011】電解重合を行う場合、有機溶液中に表示電
極が直接接触するTFTの構造でないと表示電極の遮光
をすることはできなかった。
【0012】4)の場合、欠陥部分の画素電極を選択的
に金属膜により遮光できるが、図11に示すように表面
に表示電極が露出しているスタッガド型TFTの場合、
ゲ−ト上にあらかじめレジストを形成する必要があっ
た。
【0013】図11において、表示電極1は樹脂製の基
板2上にあり、ドレイン7及びソ−ス8上にゲ−ト絶縁
膜4を挟んでゲ−ト5がある。
【0014】図11の(a)のようなスタッガ型pチャ
ネルTFTの場合、ゲ−ト5に負(−)の電位、表示電
極1にも負(−)の電位を印加して表示電極上に金属を
メッキするが、通常同極性のゲ−トと表示電極の電位が
溶液中で異なるように設定されるためメッキ前にゲ−ト
上に選択的にレジスト10を形成する必要があった。
【0015】図11の(b)のようなスタッガ型nチャ
ネルTFTの場合、ゲ−ト5に正(+)の電位、表示電
極1に負(−)の電位を印加して表示電極上に金属をメ
ッキするが、溶液中でショ−トを防止するためにメッキ
前にゲ−ト上に選択的にレジスト10を形成する必要が
あった。
【0016】図11でメッキ金属11はレジスト10が
被覆していないドレイン7、ソ−ス8及び表示電極1上
に積層する。
【0017】以上のような従来の液晶表示パネル修正技
術を液晶を注入した液晶パネルで行うのは極めて困難で
あった。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】液晶そのものの特性と
して、100℃程度の温度で劣化することや紫外線光に
さらされると劣化すること等の弱点を有しており、遮光
膜の形成にはこれらを避けた方法を取らなければならな
い。
【0019】また、紫外線光を樹脂の硬化に用いた場合
は、遮光材料を混入するため樹脂の硬化強度が得られな
い。
【0020】さらに選択的に欠陥部分の画素電極を遮光
できる有機電解重合及びメッキ技術においてはTFTに
おける表示電極の位置に制限があったり、遮光処理前に
基板上でレジストを加工する必要があった。
【0021】本発明は欠陥部分の画素電極を低温で選択
的に偏光板またはガラスに対する接着強度の強い遮光膜
でもって、常時光透過ドット欠陥からの透過光を完全に
遮断するように修正することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明の液晶プロジェク
ターは、光源と、該光源からの光が入射する液晶表示パ
ネルと、該液晶表示パネルからの透過光を投影する光学
手段と、からなる液晶プロジェクターにおいて、上記液
晶表示パネル上に、液晶表示パネルへの入射光の角度に
合わせて液晶表示パネルの常時光透過ドット欠陥からの
透過光が完全に遮断される位置に、遮光材料が分散され
た樹脂からなる遮光部分を設けたものである。
【0023】液晶表示パネルへの転写は、一定の膜厚に
延ばした樹脂を特定の形状を持った金属版でもって転写
を行う。
【0024】液晶表示パネルへの印刷は、遮光に必要な
開口パターンの有る所定の厚みの金属シートの利用によ
り樹脂を印刷して行う。
【0025】以上のようにして得られる一定の形状であ
って、偏光板またはガラスに対する接着強度の強い遮光
膜を、液晶表示パネルへの入射光の角度に合わせて液晶
表示パネルの常時光透過ドット欠陥からの透過光が完全
に遮断される位置に設ける。
【0026】
【作用】1)遮光膜の形成時及び樹脂の硬化時に液晶を
高温にさらさない。
【0027】2)遮光膜の形成時及び樹脂の硬化時に液
晶を紫外線光にさらさない。
【0028】3)市販される精度の位置決め装置を用い
て、容易に欠陥位置に樹脂を塗布できる。
【0029】4)パネル表面の洗浄時等の溶剤の使用に
対して、充分な強度を得られる。
【0030】5)転写条件・開口パタンの変更により、
ドット形状の変更への対応が容易に可能となる。
【0031】6)透過型液晶プロジェクタ−のようにパ
ネルに対する光の入射角度がパネル内で一定でない場合
は遮光位置はパネル表面では一致しないので、本発明の
方式は従来技術と違い任意の位置を遮光することが可能
になる。
【0032】
【実施例】図1に本発明の液晶表示パネル修正技術で修
正された液晶表示パネルの外観図を示す。
【0033】図1において、入射光12は偏光板13で
直線偏光となりガラス製の対向基板14を通ってカラ−
フィルタ−に入る。
【0034】カラ−フィルタ−は赤フィルタ−15、青
フィルタ−16、BM17、緑フィルタ−よりなってお
り、直線偏光を特定波長域の色直線偏光に変える。
【0035】通常保護膜が積層されているカラ−フィル
タ−上に一様に透明な対向電極18が付着している。
【0036】ポリイミド製の配向膜19が対向電極18
上とTFTが形成されている基板上に形成され、二つの
配向膜間に液晶20が挟まれている。
【0037】所定条件下で色直線偏光は液晶20の配向
状態によって偏光面が左右され、基板2を通って偏光板
21で正常な状態の場合、遮光される。
【0038】ところが、TFTが故障している場合、透
過光23は偏光板21の点線で囲まれた透過光領域22
を通って入射光の強度の約50%の光として観察され
る。
【0039】図1に示すように常時光透過ドット欠陥部
分の透過光領域22を覆うように遮光性膜24を形成し
ている。
【0040】遮光性膜24は透過光領域22の周辺にあ
る光の通らない部分も覆って液晶表示パネルに貼り付け
られている。
【0041】遮光性膜を液晶表示パネルの常時光透過ド
ット欠陥上方に貼り付けることによって透過光は入射光
の強度の1%以下の光に抑制される。
【0042】図1のII−II線で、液晶表示パネルを
切断したときの液晶表示パネルの断面図を図2に示す。
【0043】図2において、遮光性膜24は100℃以
下で硬化する二液型常温硬化性のエポキシ樹脂25に平
均粒径12μmの金属Tiと平均粒径0.3μmの黒鉛
を分散させた構造になっている。
【0044】尚、本発明の実施例では偏光板の上に遮光
性膜を形成しているが、ガラス製の基板の上に形成して
も良い。
【0045】ガラス基板上に遮光性膜を形成する場合、
樹脂としてエポキシ樹脂が最も優れている。
【0046】液晶プロジェクタ−の光源のように様々な
入射分布角度のある入射光を液晶表示装置に特有の優先
視角で液晶表示パネルに入射させた場合、BMに囲まれ
たカラ−フィルタ−や不透明な金属電極に囲まれた表示
電極からの透過光の幅は入射光の幅より広くなる。
【0047】図3は入射光に平行光の他に非平行光が混
在し、液晶表示パネルが優先視角に沿って平行光に対し
て垂直でないときの透過光の線幅の広がりを示す説明図
である。
【0048】図3で対向基板18と基板2は光学ガラス
BK7より成り、BK7のナトリウムD線での屈折率は
1.51である。
【0049】同じく液晶20は低粘性のフェニルシクロ
ヘキサンとシアノビフェニル混合液晶、メルク社性ZL
I−1621より成り、ZLI−1621の常屈折率は
1.51である。
【0050】液晶表示パネルを用いてプロジェクタ−を
構成する場合、液晶表示パネルの優先視角の関係から液
晶表示パネルを入射光に対して傾けて取り付ける必要が
ある。
【0051】また、プロジェクタ−に用いる場合は、レ
ンズ系により液晶表示パネルを透過する光の傾きが表示
画面内で均一ではなく、それぞれに一定の角度を有す
る。
【0052】液晶表示パネルに対して非直交光が入射し
た場合、ガラスの厚さ及び屈折率の違いによりBM開口
部を通過する光は透過側のガラス表面ではその直上の位
置ではなくなる。
【0053】この為、遮光性膜24はBM開口部直上か
ら液晶表示パネルの傾き、レンズ系からの入射角度及び
ガラスの厚さを考慮した位置に塗布する必要がある。
【0054】図4に、プロジェクタ−に内蔵される液晶
パネルに入射する光の入射位置による透過光の平均方向
の分布例の図を示す。
【0055】基板2のA点を通る透過光23は投射レン
ズを通過した後スクリ−ン上のA’点に投影される。
【0056】A点より基板の中心からはずれたB点は
A’点に比較してスクリ−ンの中心より離れたスクリ−
ン上のB’点に投影される。
【0057】このため、液晶表示パネルの中心から離れ
る点を通過する透過光ほど光の平均方向が液晶表示パネ
ルの垂線方向と異なり、対向基板18の色フィルタ−の
位置と基板2の透過光側の位置がずれてしまう。
【0058】そこで本発明のプロジェクタ−において、
対向基板の入射光12の位置に比較して、常時光透過ド
ット欠点部分を覆う遮光性膜24は基板2の中心側にず
れた位置に設置される。
【0059】本発明の構成の液晶表示パネルにおいては
従来技術と違い所望の位置を遮光することが可能にな
る。
【0060】1)転写方式(図5) 使用するエポキシ樹脂の粘度・混入する染料により、所
定の膜厚を得るための段差付きスキ−ジで、脱泡処理し
た樹脂を引き延ばし、安定した膜厚の樹脂を転写樹脂膜
台(F)に置き、転写版(E)に樹脂を移し取る。
【0061】CCDカメラ(G)を通してモニタ−TV
(H)を見ながら、樹脂の転写位置をX−Yステ−ジ
(A)で液晶パネルONドット光透過位置に合わせ、一
軸ステ−ジ(B)を一定量移動させ、液晶パネル(D)
を転写版(E)の下に移動させて転写版の樹脂を液晶パ
ネルONドット光透過位置に転写する。
【0062】図5でXYステ−ジ28は縦横方向に微小
量だけ移動させる働きを行うステ−ジである。
【0063】XYステ−ジ28の下に位置する一軸ステ
ージ29はパルスモ−タ−により横方向に移動させられ
る。
【0064】X方向に移動する一軸ステージ29上方に
もう一つの一軸ステ−ジ30があり一軸ステ−ジ30は
上下方向(Z方向)に移動して液晶パネル31上に転写
板32により転写樹脂膜台33上の樹脂を転写する。
【0065】欠陥部分の表示電極はCCDカメラ34に
捉えられモニタ−TV35に写し出される。
【0066】CCDカメラからの信号に制御または非制
御されてパルスモ−タ−36が一軸ステ−ジ29または
XYステ−ジ28を動かす。
【0067】パルスモ−タ−36を制御する信号はモ−
タ−コントロラ−37から送り出される。
【0068】ここで樹脂に混入する染料または顔料は、
転写後の膜厚が数十μm(特に周辺部においては数μ
m)となるため、この薄膜内で分布し遮光可能な、0.
1μm〜10μm程度の粒子分布が必要である。
【0069】また、その材料としては、一般に言われる
染料材料では、遮光性がこの膜厚では充分に得られない
ため、金属顔料(例:Ti)を重量比で1:1以上混入
する必要がある。
【0070】しかしながら、金属顔料の場合その粉末の
大きさは10μm前後の製作が、一般に限度になってい
るため0.1μm程度の遮光材料として、同時に黒鉛等
の微粉末を重量比で金属:黒鉛=100:30の割合で
混入する。
【0071】転写版においては、ドット開口部の形状が
正方形に近い場合は、ブラックマトリクスの幅により、
円形でも良い場合もあるが、縦横比が大きく違う場合
や、ブラックマトリクスの幅が小さい場合においては、
方形にする必要がある。
【0072】また、転写版の先端断面形状も、図7に示
すように、a=4/10前後のテ−パ−角度22をもた
せた方が、再現性が優れている。
【0073】図7で転写版の先端幅38は表示電極の形
状に合わせて数十ミクロンの大きさであり、転写板32
は固定されている一軸ステ−ジに方向に対して3/10
から5/10のテ−パ−角度39を持っている。
【0074】図8に、転写樹脂膜台に展開される樹脂の
膜厚を調整するスキ−ジの斜視図を示す。
【0075】図8においてスキ−ジ40はステンレスで
構成されており、スキ−ジはエポキシ樹脂、クロロプレ
ン系コンタクトセメント、ニトリルゴムなどの樹脂を2
5μmの凹み41の厚さに平坦化するように転写樹脂膜
台上で走査される。
【0076】さらには、転写樹脂を半硬化状態で一定の
厚みに押し潰すことで、外形を変えずに周辺部の膜厚を
増すことも可能である。
【0077】2)印刷方式(図6) 1)の転写方式と同様に、XYステ−ジ(A)上の液晶
パネル(D)の樹脂印刷位置をモニタ−TV(H)で合
わせ、これを開口シ−ト版(K)の位置に移動させ、樹
脂をパタ−ニングする。
【0078】図6で細かい位置調整するXYステ−ジ2
8上に通電された液晶パネル31が配置されている。
【0079】液晶パネル31から常時光透過ドット欠陥
の光をCCDカメラ34で捉えてモニタ−TV35で観
察する。
【0080】モ−タ−コントロ−ラ−37からの信号に
よりパルスモ−タ−36が動作して一軸ステ−ジ29が
X方向に移動して印刷開口シ−ト42の開口と常時光透
過ドット欠陥の位置とを一致させる。
【0081】一致すると、印刷開口シ−ト42が液晶パ
ネル31に対して接近するように一軸ステージ43が下
降する。
【0082】印刷開口シ−ト42と液晶パネル31が約
1mm以下に接近したところで遮光性物質を含んだ樹脂
を別の一軸ステ−ジ44の動きにより下に押し出すこと
により常時光透過ドット欠陥が常時光不透過ドット欠陥
に修正する。
【0083】図9に印刷方式で用いられる印刷開口シ−
ト42の平面図を示す。
【0084】図9において印刷開口シ−ト42に開口4
5が備えられており、開口45はある程度の大きさまで
は表示電極の形状に相似した形状になっている。
【0085】開口45の横幅46は40μm、縦幅47
は40μmでありブラックマトリクス領域と重なるよう
に設計されている。
【0086】印刷方式に用いる樹脂も転写方式と同様な
割合で調整される。
【0087】樹脂材料に各種材料との接着性の良好なエ
ポキシ樹脂を用いていることから、液晶パネルのガラス
面または偏光板に対する接着強度が充分に得られる。
【0088】1〜10μm程度の金属粉末、0.1μm
程度の黒鉛微粉末を用いることにより、遮光膜厚が充分
に確保しにくい周辺部も遮光が可能となる。
【0089】エポキシ樹脂を用いることにより、硬化途
中で一定の厚みに押し潰すことで、厚みの成形も容易と
なる。
【0090】液晶プロジェクタ−の液晶表示パネルにお
いて、入射する光の光量が大きいため空冷式で液晶表示
パネルの温度が高くなったり、液冷式でエチレングリコ
−ル溶液中に浸す必要性が出てきても本発明の遮光性膜
は特性が劣化しない。
【0091】また、表示電極の面積より大きくBMを跨
ぐように遮光性膜を液晶パネルに付着させると液晶表示
装置の高精細に伴い表示電極の大きさが小さくなって点
欠陥からの回折光の強度が強くなっても遮光性膜が透過
光側に設けられているので、回折光はほとんどなくなる
という長所もある。
【0092】
【発明の効果】低温硬化のエポキシ樹脂を選択すること
により、液晶パネルを高温にさらすことがなく、信頼性
の面で問題を起こさない。
【0093】樹脂の硬化に光を用いないため、紫外線光
に液晶パネルがさらされずにすみ、この面での信頼性の
問題を起こさない。
【0094】液晶表示パネル上に、液晶表示パネルへの
入射光の角度に合わせて液晶表示パネルの常時光透過ド
ット欠陥からの透過光が完全に遮断される位置に、遮光
材料が分散された樹脂からなる遮光部分を設けるので、
常時光透過ドット欠陥からの光漏れを完全に遮断でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶パネルの斜視図である。
【図2】本発明の液晶パネルの断面図である。
【図3】本発明の液晶パネルの作用図である。
【図4】本発明のプロジェクタ−の作用図である。
【図5】本発明の転写方式の液晶表示パネル修正技術の
構成図である。
【図6】本発明の印刷方式の液晶表示パネル修正技術の
構成図である。
【図7】本発明の転写版の側面図である。
【図8】本発明のスキ−ジの斜視図である。
【図9】本発明の印刷開口シ−トの平面図である。
【図10】有機電解重合膜の積層した逆スタッガド型T
FTの断面図である。
【図11】メッキ金属の積層したスタッガド型TFTの
断面図である。
【符号の説明】
1 表示電極 2 基板 3 表示電極絶縁膜 4 ゲ−ト絶縁膜 5 ゲ−ト 6 半導体膜 7 ドレイン 8 ソ−ス 9 電解重合膜 10 レジスト 11 メッキ金属 12 入射光 13 偏光板 14 対向基板 15 赤フィルタ− 16 青フィルタ− 17 BM 18 対向電極 19 配向膜 20 液晶 21 偏光板 22 透過光領域 23 透過光 24 遮光性膜 25 エポキシ樹脂 26 Ti 27 黒鉛 28 XYステ−ジ 29 一軸ステ−ジ 30 一軸ステ−ジ 31 液晶パネル 32 転写版 33 転写樹脂膜台 34 CCDカメラ 35 モニタ−TV 36 パルスモ−タ− 37 モ−タ−コントロ−ラ− 38 転写版の先端幅 39 テ−パ−角度 40 スキ−ジ 41 凹み 42 印刷開口シ−ト 43 一軸ステ−ジ 44 一軸ステ−ジ 45 開口 46 横幅 47 縦幅

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、該光源からの光が入射する液晶
    表示パネルと、該液晶表示パネルからの透過光を投影す
    る光学手段と、からなる液晶プロジェクターにおいて、
    上記液晶表示パネル上に、液晶表示パネルへの入射光の
    角度に合わせて液晶表示パネルの常時光透過ドット欠陥
    からの透過光が完全に遮断される位置に、遮光材料が分
    散された樹脂からなる遮光部分を設けたことを特徴とす
    る液晶プロジェクター。
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