JP2593248Y2 - 弾発立体化ポップ構造体 - Google Patents

弾発立体化ポップ構造体

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JP2593248Y2
JP2593248Y2 JP1992084914U JP8491492U JP2593248Y2 JP 2593248 Y2 JP2593248 Y2 JP 2593248Y2 JP 1992084914 U JP1992084914 U JP 1992084914U JP 8491492 U JP8491492 U JP 8491492U JP 2593248 Y2 JP2593248 Y2 JP 2593248Y2
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JP
Japan
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plate
present
rubber
hole
pop
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Application number
JP1992084914U
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JPH0664260U (ja
Inventor
慶治 田中
Original Assignee
株式会社タナカヤ
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ゴムなどの弾力のある
物質を利用して、弾発的に立体化できるように工夫し
た、弾発立体化ポップ構造体に関する物である。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の技術を示す斜視図である。
従来のポップは図6で示す様に、正面板21の背面へ支
え板24を設け、この支え板24を折り起こした状態
で、平板28によって固定される構造であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来のポップは構造的
にはシンプルであり、安価に製造する事が可能である
が、瞬時に立体化する事ができず、コンパクトに折り畳
む事が難しいものであった。本考案は前期の内容を考慮
に入れ、瞬時に立体化する事によって組立ては楽な上、
驚きを演出する事ができ、コンパクトに折り畳める事に
よって収納は楽になり、郵送しやすくする、という課題
を解決する為に成された物である。
【0004】
【課題を解決する為の手段】本考案物の中央へ正面板を
設け、この正面板に於いて、ヒンジ部を介して掛り凹部
を有した平板を設ける。正面板の両側へ谷折線である側
折り線を介して側面板を設け、この側面板へ通し穴と掛
り片を設け、下端部へ支え板を設ける。本考案物を折り
畳む事ができる状態で畳み折り線を設ける。掛り凹部と
通し穴・掛り片とを繋ぐ状態で輪ゴムを取り付けて設け
る。
【0005】
【作用】本考案を立体化させた状態に於いて、正面板に
対して側面板はある角度を成して折り立てられており、
側面板の下端部へ支え板を設けてある事から、本考案物
を安定した状態で自立させる事ができる。側面板を背部
へ折り立てる事によって畳み折り線の部分を伸ばす事が
でき、本考案物をピンと伸ばす事ができる。又、側面板
を折り立てていない状態に於いては、本考案物は平たい
状態であり、畳み折り線を折り曲げてコンパクトに折り
畳む事ができる。掛り凹部と通し穴・掛り片とは輪ゴム
によって繋がっている事から、輪ゴムの弾力によって両
者は引き寄せられ、側面板は背部へ折り立てられる事か
ら、本考案物を瞬時に立体化させる事ができる。
【0006】
【実施例】図1は本考案を展開した状態で背面方向から
示した平面図。図2は本考案へ輪ゴムを取り付けて組立
て、開いた状態で示した斜視図。図3は本考案を折り畳
んだ状態で示した斜視図。図4は本考案を立体化させ、
背面方向から示した斜視図。図5は本考案を立体化さ
せ、正面方向から示した斜視図。
【0007】本考案は腰があって適度な厚みのあるコー
トボール紙及び段ボール紙によって製造する。本考案の
中央へ正面板1を設ける。正面板1の両側へ谷折線であ
る側折り線2を介して側面板3を設ける。側面板3の下
端部へ支え板4を接着して設ける。本考案を縦方向へ効
率良く折り畳める区分点に於いて、横方向へ谷折線の状
態で畳み折り線5を設ける。この畳み折り線5を介し
て、正面板1と側面板3は各々の室に区分される。この
区分された一室に於いて、正面板1へ谷折線であるヒン
ジ部6を介して掛り凹部7を有した平板8を設け、側面
板3へヒンジ部6と同じ高さか、これの附近域の横方向
へ通し穴9を設け、通し穴9を芯核とする外方域へ二本
の溝切込みを入れて掛り片10を設ける。輪ゴム11の
一端を掛り凹部7へ引っ掛け、内側から通し穴9へ輪ゴ
ム11を通し、外側から掛り片10を跨いで、再び掛り
凹部7へ輪ゴム11の他方一端を掛けて固定する。平板
8は別に設け、それを接着しても良いし、正面板1を部
分的に切り抜いたり、突出させて設けても良い。正面板
1を切り抜いて平板8を設けた場合、正面板1に穴が開
くので、それを隠す目的と、変化に富んだ形状で演出で
きる事も加えて、正面板1の表側へ表示面とするパネル
を接着して設ける。
【0008】
【考案の効果】側面板3を折り立て、正面板1とは90
度の角度にする事によって、畳み折り線5はピンと伸ば
した状態を保つ事ができ、図4図5で示す様に自立させ
る事ができる。支え板4を設けた事で本考案の自立能力
を更に高める事ができる。図2で示す様に、側面板3を
折り立てない状態に於いては、畳み折り線5の部分で屈
折させる事ができるので、図3で示す様に、コンパクト
に折り畳む事ができる。前記の内容で本考案物をコンパ
クトに折り畳んだり、ピンと伸ばして自立させる事がで
きる。掛り凹部7と通し穴9・掛り片10は図2で示す
状態で輪ゴム11によって連結されており、この状態の
まま手を離せば輪ゴムの縮みによって図4で示す状態の
様に瞬時にして立体化する。図2で示す平な状態では、
畳み折り線5を屈折させる事ができるので、図3で示す
様にコンパクトに折り畳む事ができ、郵送は便利にな
る。正面板1の表側へ表示面とするパネルを接着する事
によって、平板8を設ける為に開けられた穴を塞ぐ事が
できる他、パネルの形状をデザイン化する事によって、
変化に富んだ演出が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を展開した状態で示した平面図。
【図2】本考案へ輪ゴムを取り付けて組立て、開いた状
態で示した斜視図。
【図3】本考案を折り畳んだ状態で示した斜視図。
【図4】本考案を立体化させ、背面方向から示した斜視
図。
【図5】本考案を立体化させ、正面方向から示した斜視
図。
【図6】従来の技術を示した斜視図。
【符号の説明】
1 正面板 2 側折り線 3 側面板 4 支え板 5 畳み折り線 6 ヒンジ部 7 掛り凹部 8 平板 9 通し穴 10 掛り片 11 輪ゴム

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正面板1の両側に側折り線2を介して延
    設した側面板3の下端部に支え板4を取り付け、全体の
    中央を横切って畳み折り線5を入れ、正面板1を横に貫
    くヒンジ部6を介して掛り凹部7を有した平板8を延設
    し、側面板3に通し穴9と掛り片10とを設け、通し穴
    9に通して掛り片10に引掛けて取付けた輪ゴム11を
    掛り凹部7に引っかけ、輪ゴム11の弾発的な収縮力に
    よって平板8と側面板3とが引き合って、瞬時に立体化
    できる事を特徴とする弾発立体化ポップ構造体。
JP1992084914U 1992-10-26 1992-10-26 弾発立体化ポップ構造体 Expired - Lifetime JP2593248Y2 (ja)

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JPH0664260U JPH0664260U (ja) 1994-09-09
JP2593248Y2 true JP2593248Y2 (ja) 1999-04-05

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