JP2593186Y2 - 板状部材の搬送装置 - Google Patents

板状部材の搬送装置

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JP2593186Y2
JP2593186Y2 JP1992072958U JP7295892U JP2593186Y2 JP 2593186 Y2 JP2593186 Y2 JP 2593186Y2 JP 1992072958 U JP1992072958 U JP 1992072958U JP 7295892 U JP7295892 U JP 7295892U JP 2593186 Y2 JP2593186 Y2 JP 2593186Y2
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一久 猪又
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Tokin Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は板状部材の搬送装置に係
わるもので、複数の板状部材を一定間隔で収納し、かつ
移動可能な収納庫から、ある1枚の板状部材を自動的に
引き出し搬送する、又元の場所にもどす機械構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の構造は、板状部材を収納庫
より引き出すため、板状部材の一部を把持する部分が収
納庫の移動の際に障害物になってしまうという問題があ
つた。そのため収納庫が移動中の時はその移動範囲から
外の位置にあり、かつ板状部材を引き出す時には板状部
材を把持するために前述の移動範囲の内側に動く機能を
持つ把持ヘッドを備えなければならず、非常に高価なも
のになるという問題があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、これらの欠
点を除去するため、2個の駆動ローラと従動ローラの間
に板状部材をはさみ込んでローラを回転させることで搬
送するという簡単な把持ヘッドを2枚の歯車の上に搭載
することで、前述の板状部材の移動範囲の内外を移動で
きるようにし、構造が簡単で信頼性が高く、安価な板状
部材の搬送装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、複数の板状部
材(1)を一定の間隔で収納する収納庫(2)と、該収
納庫(2)を回転移動させる移動台(13)と、互いに
かみ合った状態で配置された2枚の大歯車と、該大歯車
の一方に回転自在に支持された駆動軸(51)と、該駆
動軸(51)に固定された駆動ローラ(5)と、該駆動
軸(51)を回転させる駆動モータ(12)と、前記大
歯車のうち残りの一方の大歯車上に、前記板状部材
(1)を狭持できる間隔で、前記駆動ローラ(5)と相
対する位置に配置された従動ローラ(6)と、該従動ロ
ーラ(6)を回転自在に支持する従動軸(61)と、該
従動軸(61)を固定軸支するレバー状部材(7)と、
該レバー状部材(7)を前記残りの一方の大歯車に対し
て揺動自在に支持する揺動軸(71)と、該レバー状部
材(7)に与圧をかける引張りばね(8)と、前記2枚
の大歯車を揺動させる揺動モータ(10)から構成さ
れ、前記駆動ローラ(5)と従動ローラ(6)の狭持力
のみで前記板状部材(1)の厚さ方向を挟み込んで、前
記収納庫(2)から引き出し、あるいは収納庫(2)へ
収納できる構造を有することを特徴とする板状部材の搬
送装置である。
【0005】
【作用】本考案は、複数の板状部材を一定間隔で収納
し、かつ移動可能な収納庫から、移動台用モータの間欠
送りによってある1枚の板状部材を自動的に引き出し搬
送する、又引き出した板状部材を元の場所にもどすとい
う動作を行うため、2枚のかみ合う大歯車A及び大歯車
Bの一部にそれぞれ駆動ローラと従動ローラとを回転自
在に支持するように搭載し、大歯車Aと大歯車B上に搭
載した駆動ローラと従動ローラとを駆動モータの制御装
置と揺動モータの揺動減速装置によってそれぞれ揺動、
自転されるように構成した、構造が簡単で信頼性が高
く、安価な板状部材の搬送装置である。
【0006】
【実施例】以下、本考案に基づく図1〜図4を参照しな
がら実施例を詳しく説明する。図1は、本考案の板状部
材の搬送装置における収納庫を示した斜視図である。図
2は、本考案の板状部材の搬送装置を示す斜視図であ
る。図3は、本考案の搬送装置における収納庫が回転し
ている時の状態を示す説明図である。図4は、本考案の
搬送装置における収納庫から板状部材を引き出す時の状
態を示す説明図である。
【0007】図1は、板状部材1及び収納庫2を示した
図である。収納庫2は、図1のように円板状をしてお
り、板状部材1を放射状に複数枚収納することができ
る。又、板状部材1は、後述する板状部材の引き出し部
において、矢印Aの方向へ引き出される。又円板状にな
っている収納庫2の中心を回転中心として矢印Bの方向
に回転移動することで、後述する板状部材の引き出し部
に、収納庫2に収納されている全ての板状部材を位置出
しすることができる。
【0008】図2は、板状部材の引き出し部の斜視図で
ある。ベース14上に大歯車A3と大歯車B4が互いに
かみ合った状態で組込まれている。大歯車B4には駆動
軸51を有する駆動ローラ5が回転自在に軸支されてお
り、駆動モータ12によって駆動される。大歯車A3上
には、揺動軸71を有するレバー状部材7が大歯車A3
に対して回転自在に支持されており、かつ引張りばね8
によって与圧がかけられている。更に、レバー状部材7
上に従動軸61を有する従動ローラ6が駆動ローラ5に
対向する位置に回転自在に軸支されている。又、揺動モ
ータ10と揺動減速装置11は、連結棒9によって大歯
車A3に連結されている。図2で、収納庫2と板状部材
1は二点鎖線で示している。収納庫2は、ベルト16を
介して移動台用モータ15と連結している移動台13上
に取り付け可能に搭載されている。移動台用モータ15
は、図1の収納庫2の板状部材1が収納される間隔と全
く等しい距離で回転移動するように間欠送りできる。図
2では、収納庫2は、矢印17の方向に回転移動して、
駆動ローラ5と従動ローラ6との位置で、移動台用モー
タ15の間欠送りの移動距離により板状部材1が、停止
する。板状部材1の停止位置は、駆動ローラ5と従動ロ
ーラ6との中間位置であり、その位置にセンサが取り付
けてあり、板状部材1はちょうど駆動ローラ5と従動ロ
ーラ6にかみ合って引き出される位置で停止する。
【0009】次に、本構造の動作について説明する。図
3は、二点鎖線で示す収納庫2が矢印18の方向へ回転
している時の状態である。駆動ローラ5及び従動ローラ
6は、回転する板状部材1と干渉しないように、揺動モ
ータ10及び揺動減速装置11によって矢印23で示す
方向に移動する。同時に、板状部材1は、移動台用モー
タが稼働し、移動台用モータの間欠送りによって、収納
庫2が矢印18の方向へ回転することにともなって、矢
印19の方向へ移動する。
【0010】図4は、板状部材1を引き出す時の状態で
ある。揺動モータ10及び揺動減速装置11は、図3の
時と逆の方向へ回転し、従って、大歯車A3及び大歯車
B4は、それぞれ揺動し、駆動ローラ5及び従動ローラ
6が板状部材1を両側からはさみ込む位置まで移動す
る。この時、板状部材1は、移動台用モータの間欠送り
で駆動ローラ5と従動ローラ6との前、即ちセンサーが
作動して、板状部材1を駆動ローラ5と従動ローラ6と
の中間である噛む位置でとまる。板状部材1が駆動ロー
ラと従動ローラに近づくと同時に、センサーにより駆動
モータ12が駆動し、駆動ローラ5と従動ローラ6とは
図4の矢印20,21の方向へ駆動ローラ5と従動ロー
ラ6の制御装置121が働いて回転する。よって、板状
部材1は矢印22の方向へ移動して、この状態で板状部
材1の引き出しを行うことができる。又は駆動ローラと
従動ローラとが図3と図4の逆の回転移動すると、板状
部材の収納を行うことができる。
【0011】
【考案の効果】以上述べたごとく本考案よれば、構造が
簡単で安価な上、信頼性が高いという利点を持った板状
部材の搬送装置の提供が可能となった。例えば、本考案
における板状部材をフロッピーディスク等の磁気記録媒
体とし、収納庫の反対側にそのドライブ装置を配置する
ことで、複数のフロッピーディスクの自動変換装置を提
供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の板状部材の搬送装置における収納庫を
示す斜視図。
【図2】本考案の板状部材の搬送装置を示す斜視図。
【図3】本考案の搬送装置における収納庫が回転してい
る時の状態を示す説明図。
【図4】本考案の搬送装置における収納庫から板状部材
を引き出す時の状態を示す説明図。
【符号の説明】
1 板状部材 2 収納庫 3 大歯車A 4 大歯車B 5 駆動ローラ 6 従動ローラ 7 レバー状部材 8 引張りばね 9 連結棒 10 揺動モータ 11 揺動減速装置 12 駆動モータ 13 移動台 14 ベース 15 移動台用モータ 16 ベルト 17,18,19,20,21,22,23 矢印 51 駆動軸 61 従動軸 71 揺動軸 121 制御装置

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の板状部材(1)を一定の間隔で収
    納する収納庫(2)と、該収納庫(2)を回転移動させ
    る移動台(13)と、互いにかみ合った状態で配置され
    た2枚の大歯車と、該大歯車の一方に回転自在に支持さ
    れた駆動軸(51)と、該駆動軸(51)に固定された
    駆動ローラ(5)と、該駆動軸(51)を回転させる駆
    動モータ(12)と、前記大歯車のうち残りの一方の大
    歯車上に、前記板状部材(1)を狭持できる間隔で、前
    記駆動ローラ(5)と相対する位置に配置された従動ロ
    ーラ(6)と、該従動ローラ(6)を回転自在に支持す
    る従動軸(61)と、該従動軸(61)を固定軸支する
    レバー状部材(7)と、該レバー状部材(7)を前記残
    りの一方の大歯車に対して揺動自在に支持する揺動軸
    (71)と、該レバー状部材(7)に与圧をかける引張
    りばね(8)と、前記2枚の大歯車を揺動させる揺動モ
    ータ(10)から構成され、前記駆動ローラ(5)と従
    動ローラ(6)の狭持力のみで前記板状部材(1)の厚
    さ方向を挟み込んで、前記収納庫(2)から引き出し、
    あるいは収納庫(2)へ収納できる構造を有することを
    特徴とする板状部材の搬送装置。
JP1992072958U 1992-09-24 1992-09-24 板状部材の搬送装置 Expired - Lifetime JP2593186Y2 (ja)

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JPH0632407U JPH0632407U (ja) 1994-04-28
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