JP2592741B2 - 脱臭便器 - Google Patents

脱臭便器

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JP2592741B2
JP2592741B2 JP5737792A JP5737792A JP2592741B2 JP 2592741 B2 JP2592741 B2 JP 2592741B2 JP 5737792 A JP5737792 A JP 5737792A JP 5737792 A JP5737792 A JP 5737792A JP 2592741 B2 JP2592741 B2 JP 2592741B2
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JP
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activated carbon
ultraviolet lamp
odor
fan
toilet
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伸雄 曽我部
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Inax Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光脱臭装置を取り付
けた脱臭便器に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】光脱臭装置を取り付けた便
器においては、便器内で発生する悪臭を光触媒を含浸さ
せた活性炭に吸着させて除去し、一定時間毎に紫外線ラ
ンプを点灯させて紫外線により活性炭に吸着されている
悪臭成分を分解除去するような構造となっており、紫外
線ランプは一定時間毎に点灯を繰り返すために不必要な
場合にも点灯し、紫外線ランプの寿命が短くなり、紫外
線ランプを頻繁に交換する必要があるという問題点があ
った。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、紫外線ランプを必要最
小限に点灯させ、紫外線ランプの寿命を延ばすことので
きる脱臭便器を提供せんことを目的とし、その第1の要
旨は、ファンの運転により吸入された臭気を光触媒を含
浸させた活性炭に吸着させ排気口から排出するととも
に、前記活性炭に紫外線を照射して活性炭を再生させる
紫外線ランプを備えた光脱臭装置付の便器において、前
記ファンの運転時間を積算する積算タイマーを設け、該
タイマーの積算時間が一定時間に達した時に前記紫外線
ランプを点灯させるように構成したことである。又、第
2の要旨は、人体検知センサーにより用便者の不存在が
検知されている時に、前記紫外線ランプを点灯させるよ
うに構成したことである。又、第3の要旨は、ファンの
運転により吸入された臭気を光触媒を含浸させた活性炭
に吸着させ排気口から排出するとともに、前記活性炭に
紫外線を照射して活性炭を再生させる紫外線ランプを備
えた光脱臭装置付の便器において、前記ファンの運転時
間を積算する積算タイマーと、前記排気口の臭気成分を
検知する臭センサーを設け、前記積算タイマーの積算時
間が一定時間に達したとき又は前記臭センサーにより一
定値以上の臭気成分が検知された時に、前記紫外線ラン
プを点灯させるように構成したことである。
【0004】
【作用】前記第1の要旨において、積算タイマーにより
ファンの運転時間が積算され、ファンの運転により活性
炭に十分な臭気成分が吸着された時にのみ紫外線ランプ
を点灯させるため、不必要に紫外線ランプが点灯される
ことがなく、紫外線ランプの寿命を延ばすことができ
る。又、前記第2の要旨において、紫外線ランプは用便
者が存在しない時にのみ点灯されるため、紫外線が用便
者に悪影響を与えることがなく、安全を高めることがで
きる。又、前記第3の要旨において、積算タイマーの積
算時間が一定時間に達した時においても臭気成分が少な
い場合は十分に活性炭に臭気成分が吸着されていない場
合もあり、また逆に積算タイマーの積算時間が一定時間
に達する前においても臭気成分が多い場合には活性炭が
飽和状態となってしまう場合もあり、そのような場合に
臭センサーにより活性炭の飽和状態を検知して、積算時
間前においても紫外線ランプを点灯させて活性炭を良好
に再生させ、脱臭機能を良好に発揮させることができ
る。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は光脱臭装置を取り付けた便器の平面概略構
成図であり、便器本体1内には汚物が落下する便鉢1a
が形成されており、この便鉢1aの上面側には開閉可能
に便座2が設けられ、この便座2の後部には洗浄水を貯
留するロータンク3が立設されており、このロータンク
3と便座2間に光脱臭装置5を内装したカバー4が設け
られている。このカバー4を取り外すことにより光脱臭
装置5の点検が可能となっている。
【0006】光脱臭装置5は一対の光触媒活性炭6を有
しており、この各光触媒活性炭6は悪臭成分を吸着させ
るものであり、活性炭内に光触媒を含浸させたものであ
る。この一対の光触媒活性炭6,6間には紫外線を発す
る紫外線ランプ7が配設されており、又、便鉢1a側に
開口された吸込口9から便鉢1aで発生する臭気を内部
に吸引するためにファン8が設けられており、ファン8
の後端には開口した排気口11が形成されている。
【0007】この排気口11には、排気口11を通過す
る臭気内の臭気成分を検知する臭センサー12が設けら
れている。又、臭センサー12はマイクロプロセッサー
等の制御回路16を介し前記紫外線ランプ7とも電気的
に接続されている。又、前記ファン8には積算タイマー
(24時間タイマー)13が電気的に接続されており、
積算タイマー13はまた紫外線ランプ7にも制御回路1
6を介し電気的に接続されている。
【0008】尚、前記吸込口9にはフィルター10が取
り付けられている。図中14は、カバー4が上方側へ取
り外された時に制御回路16へ信号を送る開閉検知セン
サーである。又、便座2の側方には人体検知センサー1
5が設けられており、便座2上に用便者が着座した状態
で用便者の存在を前記制御回路16へ信号出力すること
ができるものとなっている。
【0009】このような構造において、前記ファン8が
運転を開始すると、吸込口9から便鉢1a内の臭気が吸
入され、臭気成分は光触媒活性炭6,6に吸着されて除
去され、排気口11からは悪臭が取り除かれた空気が排
出される。
【0010】本例においては、積算タイマー13がファ
ン8の運転時間を積算しており、ファン8の運転時間
が、例えば24時間経過した時点で、制御回路16は紫
外線ランプ7を点灯させ、紫外線を一対の光触媒活性炭
6,6に照射し、光触媒活性炭6,6内に吸着されてい
る臭気成分を紫外線により酸化分解させ、これにより光
触媒活性炭6,6を再生させる。例えば積算タイマー1
3が24時間タイマーで構成されている場合には、深夜
に紫外線ランプ7を点灯させて低料金の深夜電力により
光触媒活性炭6,6を再生させることができる。
【0011】尚、このように積算タイマー13によりフ
ァン8の運転時間を積算し、光触媒活性炭6,6に臭気
成分が十分に吸着されている状態で有効に紫外線ランプ
7を点灯させることができるため、紫外線ランプ7の点
灯時間を必要最小限に抑えて紫外線ランプ7の寿命を延
ばすことができる。
【0012】尚、前述した如く、点検等のためカバー4
が開かれた時には、開閉検知センサー14からの検知信
号により制御回路16を介し紫外線ランプ7は消灯され
ることとなり、点検者の目を良好に保護することができ
る。
【0013】尚、臭気成分が多い場合には、ファン8の
運転時間が所定時間に達する前においても、光触媒活性
炭6,6内が飽和状態となる場合もあるため、そのよう
な場合を考慮して、光触媒活性炭6,6が飽和状態とな
り、悪臭成分が排気口11側に流れた時には前記臭セン
サー12がこれを検知し、制御装置16を介し前記紫外
線ランプ7を点灯させて光触媒活性炭6,6を再生させ
ることができ、この場合には所定の積算時間内であって
も紫外線ランプ7が点灯されて悪臭成分が除去されるこ
ととなる。
【0014】尚、前記紫外線ランプ7は、前記人体検知
センサー15が用便者の存在を検知していない時、即ち
便器が使用されていない時にのみ点灯できる制御構成と
しておくことが好ましく、又、紫外線ランプ7が点灯し
ている時には前記ファン8は停止状態となるように制御
構成しておくことが好ましい。
【0015】
【発明の効果】本発明では、積算タイマーによりファン
の運転時間が積算され、ファンの運転により活性炭に十
分な臭気成分が吸着された時にのみ紫外線ランプを点灯
させるため、不必要に紫外線ランプが点灯されることが
なく、紫外線ランプの寿命を延ばすことができる。又、
紫外線ランプは用便者が存在しない時にのみ点灯される
ため、紫外線が用便者に悪影響を与えることがなく、安
全を高めることができる。又、積算タイマーの積算時間
が一定時間に達した時においても、臭気成分が少ない場
合は十分に活性炭に臭気成分が吸着されていない場合も
あり、また逆に、積算タイマーの積算時間が一定時間に
達する前においても、臭気成分が多い場合には活性炭が
飽和状態となってしまう場合もあり、そのような場合に
臭センサーにより活性炭の飽和状態を検知して、積算時
間前においても紫外線ランプを点灯させて活性炭を良好
に再生させ、脱臭機能を良好に発揮させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】光脱臭装置を取り付けた便器の平面概略構成図
である。
【符号の説明】
1 便器本体 1a 便鉢 2 便座 4 カバー 5 光脱臭装置 6 光触媒活性炭 7 紫外線ランプ 8 ファン 9 吸込口 11 排気口 12 臭センサー 13 積算タイマー 14 開閉検知センサー 15 人体検知センサー 16 制御回路

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファンの運転により吸入された臭気を、
    光触媒を含浸させた活性炭に吸着させ排気口から排出す
    るとともに、前記活性炭に紫外線を照射して活性炭を再
    生させる紫外線ランプを備えた光脱臭装置付の便器にお
    いて、前記ファンの運転時間を積算する積算タイマーを
    設け、該タイマーの積算時間が一定時間に達した時に前
    記紫外線ランプを点灯させるように構成したことを特徴
    とする脱臭便器。
  2. 【請求項2】 人体検知センサーにより用便者の不存在
    が検知されている時に、前記紫外線ランプを点灯させる
    ように構成した請求項1の脱臭便器。
  3. 【請求項3】 ファンの運転により吸入された臭気を、
    光触媒を含浸させた活性炭に吸着させ排気口から排出す
    るとともに、前記活性炭に紫外線を照射して活性炭を再
    生させる紫外線ランプを備えた光脱臭装置付の便器にお
    いて、前記ファンの運転時間を積算する積算タイマー
    と、前記排気口の臭気成分を検知する臭センサーを設
    け、前記積算タイマーの積算時間が一定時間に達したと
    き又は前記臭センサーにより一定値以上の臭気成分が検
    知された時に、前記紫外線ランプを点灯させるように構
    成したことを特徴とする脱臭便器。
JP5737792A 1992-02-10 1992-02-10 脱臭便器 Expired - Lifetime JP2592741B2 (ja)

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US7603726B2 (en) * 2005-12-20 2009-10-20 S.C. Johnson & Son, Inc. Toilet bowl cleaning and/or deodorizing device
US8522370B2 (en) 2008-08-08 2013-09-03 S. C. Johnson & Son, Inc. Fluid dispenser
JP7153230B2 (ja) * 2018-11-05 2022-10-14 Toto株式会社 トイレ用脱臭装置

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