JP2592630B2 - 多数バルク調合システムのための電気的接続システム - Google Patents

多数バルク調合システムのための電気的接続システム

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JP2592630B2
JP2592630B2 JP62503070A JP50307087A JP2592630B2 JP 2592630 B2 JP2592630 B2 JP 2592630B2 JP 62503070 A JP62503070 A JP 62503070A JP 50307087 A JP50307087 A JP 50307087A JP 2592630 B2 JP2592630 B2 JP 2592630B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明の背景 本発明は、流体溶液の精密な量を速やかに移換するた
めのシステム、そして詳しくは二つまたはそれ以上のそ
のようなシステムを一所に連結するための手段に関す
る。そのようなシステムは高カロリー輸液の調合に特に
有用である。
背景情報として、高カロリー輸液療法は患者へ例えば
タンパク質−炭水化物混合物の静注給餌である。それは
経口給餌によって満足できない患者のタンパクおよびカ
ロリー要求を満たすために主として使用される。タンパ
クは遊離アミノ酸またはタンパク加水分解物の形でよ
く、そして炭水化物は普通デキストロースである。タン
パクおよび炭水化物に加えて、ビタミン類(水溶性およ
び油溶性ビタミン)および電解質もこの療法に補給する
ことができる。
これらの非経口成分の各自およびそれらの組合せは有
害微生物の発育に特に蒙り易く、そしてそれらは患者へ
無菌状態で投与されることが望ましい。このように、こ
れらタンパクおよび炭水化物溶液は製造者によってあら
かじめ調合することができず、それらの使用時に調合し
なければならないため、それらの調合は微生物発育を避
けるため無菌状態で実施しなければならない。
ミラーらの米国特許第4,513,796号は、多数の溶液が
別々の源から単一容器へ移されるバルク調合システムを
記載する。このシステムは種々のプロセスを調べそして
そのような条件の失敗を証明するコントローラーを含ん
でいる。各溶液源は独立した可撓性チューブを通じて容
器と流体連通にある。チューブを通る流体の流れは多数
のぜん動ポンプによって制御される。
過去において高カロリー輸液の調合の間無菌性を確実
にするため、調合を層流フードの下で実施することが知
られていた。層流フードはそのような溶液の空気起源汚
染のリスクを減らすのに使用される。これらユニットは
室内空気を取り、それをほこりおよび糸屑のような巨大
汚染物を除去するためプレフィルターを通過させること
によって作動する。空気は次に圧縮され、そして層流態
様でフード中のバクテリア阻止フィルターを通って誘導
される。精製した空気は均一な速度で平行線にフードの
全作業表面にわたって噴出する。バクテリア阻止タイプ
フィルターはすべてのバクテリアを空気からロ過するよ
うに設計される。
層流フードの下の調合は空気起源汚染の防止を助ける
が、それは比較的厄介でありそして高価であり、そして
ハンドリングによって発生する汚染のような他の汚染源
をなくすためには有用でないであろう。フードを使用す
るとき、作業者は作業をフードの端または外側におい
て、そして空気の精製による利益を保証するフードから
少なくとも6インチ内の推奨されたスペースの中でなく
不注意に実施することがある。フィルターと調合区域と
の間に直接の開いた通路を保つためには時間をかけ、注
意を払わなければならない。溶液びんおよび他の非無菌
物体は、これら物体は下流のすべてのものを汚染し、そ
して精製空気の層流パターンを乱すから、フィルターの
次のフード作業区域の背後に置くことはできない。また
層流フードの使用においては、どんな調合を実施する前
にもフードの作業表面を日常的に清掃することが必要で
ある。
以上の議論から明らかなように、層流フードの下で使
用するように設計されたどんな設備も、無菌に保つこと
が重要な設備のどの位置においても設備を横切る空気の
層流を中断してはならない。例えば、高カロリー輸液が
層流フードの下で調合される状況にあっては、溶液バッ
グと高カロリー輸液を充填すべき容器との間のどのコネ
クターも、接続点における層流が保たれるように注意深
く設計されなければならない。高カロリー輸液を製造す
るためのバルク調合システムに関して特に重要な接続
は、充填すべき容器とそして液源容器からのすべてのチ
ューブを受け入れるマニホールドとの間の接続である。
本発明はそのような接続部を横切る層流を維持するため
のこの必要性を配慮し、そしてさらに使用者がさらに広
汎な種類の溶液を調合することを可能にするため、米国
特許第4,513,796号に記載されているタイプの調合装置
の2台以上を連結する比較的簡単な手段を提供する。
本発明の目的 本発明の一目的は、使用者に多数の流体を調合するこ
とを許容するため二つ以上のバルク調合システムを結合
するための手段を提供することである。
本発明の他の目的は、使用者が多数のバルク調合シス
テムによって制御される流体を単一容器へ移すことがで
きるように、二以上のバルク調合システムを電気的にイ
ンターフェイスするための手段を提供することである。
本発明のなお他の目的は、多種類の流体を単一容器中
へ調合するための高度に融通性のある装置を提供するた
めの経済的な手段を提供することである。
本発明の他の目的、利益および新規な特徴は、添付図
面と合わせて検討する時以下の詳細な説明から明らかに
なるである。本発明の具体例を詳細に説明する前に、本
発明はその適用において以下の説明に述べた、または添
付図面に図示した構造の細部および部品の配列へ限定さ
れないことを理解すべきである。本発明は他の具体例が
可能であり、そして種々の方法で実現および実施するこ
とができる。さらに、使用した語法および術語は説明目
的のためであることを理解すべきであり、限定と考えて
はならない。
本発明の概要 本発明は、各調合システムが少なくとも一種の溶液の
一つの容器への流体移換を精密に制御する、多数のバル
ク配合システムを一所に接続するための手段として記載
することができる。各バルク調合システムは、複数の個
々の溶液を収容するための複数の溶液源を含んでいる。
各流体源から受け入れ容器と流体連通にあるマニホール
ドへの個々の流体ラインを接続するためマニホールドが
使用される。各バルク調合システムは個々の流体ライン
の各自中に流体をポンピングするためのポンピング手段
を含んでいる。本発明によれば、容器中の流体の重量を
感知するための第1の手段と、そして周辺インターフェ
イスユニットを含む制御手段が備えられる。周辺インタ
ーフェイスは各液源から受け入れ容器へ移すべき流体の
量を選択するための入力信号の第1のセットを提供す
る。周辺インターフェイスユニットはまた、移すべき溶
液の量をディスプレーするための出力信号の第1のセッ
トと、そして各液源から容器へ容器内の感知された流体
の量に応答してあらかじめ定めた量の溶液を放出するよ
うにポンプを制御するための出力信号の第2のセットを
提供する。
本発明によれば、多数バルク調合システムが単一容器
を充填するように協調して活動することを許容するため
のバルク調合システムの各自からの出力信号の第2のセ
ットを接続するためのコネクター手段が備えられる。該
コネクター手段は各バルク調合システムの制御システム
からの出力信号の第2のセットを受信するための、そし
て溶液源の各自から容器への流体の流れを制御するため
ポンピング手段の特定部分を作動させる複数の出力信号
を発生するためのマルチプレキサー手段を含んでいる。
本発明はまた、各液源から容器へ移すべき流体の特定
な量をディスプレーする複数の出力信号を発生するた
め、各バルク調合システムのコントローラー手段からの
出力信号の第1のセットを接続するための他のコネクタ
ー手段を使用を含んでいる。
本発明の一具体例においては、複数の入口ラインを単
一の出口ライン中へ接続するための新規なマニホールド
が備えられる。該マニホールドは、第1の平面内に放射
方向に延びている複数の第1の入口ポート、第2の平面
内に放射方向に延びている複数の第2の入口ポートを持
っている円筒形ハウジングを含んでいる。第1および第
2の平面は60゜から120゜の範囲の交差各を持つことが
できる。ハウジングはまた単一の軸方向に延びる出力ポ
ートを含んでいる。
本発明は、各バルク調合装置のためのポンピングモジ
ュールが上下に、しかし相互に垂直方向に離れて配置さ
れ、各ポンピングモジュールの後方から前方へ流れる空
気を持っている層流フードの下に設置した時、各モジュ
ールの両側に沿って層流を増強し得る新規な特徴を含ん
でいる。本発明の一具体例においては、上記のマニホー
ルドは、軸方向に延びている出口ポートが一般にポンピ
ングモジュールの後方へ一般に向くようにポンピングモ
ジュールの一つへ接続することができる。このマニホー
ルドの配置および設計は、層流空気流がマニホールドの
重要な出口ポートを横切って存在するようになってい
る。
図面の簡単な説明 第1図は、1台のバルク調合システムの斜視図であ
る。
第2図は、バルク調合システムのための単一制御パネ
ルの正面図である。
第3図は、単一バルク調合システムの概略ブロック図
である。
第4図は、単一受け入れ容器を充填するため一所に作
業している2台のバルク調合システムの2台のポンピン
グモジュールを図示する。
第5図は、相互に接続した2台以上のバルク調合シス
テムのための制御パネルの正面図である。
第6図は、本発明によるマニホールドの斜視図であ
る。
第7図は、マニホールドの出口ポートを層流を増強す
るように向けてポンピングモジュールへ接続したマニホ
ールドの斜視図である。
第8図は、4台の別々の調合システムに使用するため
の第6図のマニホールドの代替具体例の平面図である。
第9図は、マニホールドの多数の入口ポートとマニホ
ールドの単一出口ポートとの間の流体接続を図示するマ
ニホールドの破断図である。
第10図は、相互に接続して使用される2台以上のバル
ク調合システムの入力信号のための電気的接続を図示す
るブロック図である。
第11図は、各バルク調合システムのためのポンピング
モジュールの各自を制御するための、2台以上のバルク
調合システムからの出力信号の多数のセットのための電
気的接続を図示するブロック図である。
第12図は、第11図のブロック図の概略図である。
第13図は、各バルク調合システムによって受け入れ容
器へ移される流体の精密な量をディスプレーするため、
2台以上のバルク調合システムからの出力信号の多数の
セットのための電気的接続を図示するブロック図であ
る。
第14図は、第13図のブロック図の概略図である。
好ましい具体例の説明 第1図を参照すると、単一のバルク調合装置10が図示
されている。単一のバルク調合システムを最初に詳しく
記載し、次に2台以上のバルク調合システムの連結を含
む本発明の種々の特徴を記載する。
単一のバルク調合システムはそれぞれ供給容器12,14,
および16中に収容された無菌溶液を無菌容器もしくは収
集容器18中へ放出する。本発明に従って使用される可撓
性プラスチック容器はイリノイ州ディヤフィールドのト
ラベノール、ラボラトリーズ、インコーポレイテッドに
よってVIAFLEXなる商標のもとに市販されているもので
ある。
装置10は、ぜん動ポンプ20,22および24によって調合
すべき無菌溶液を供給容器12,14および16から順番に収
集もしくは受け入れ容器18中へ放出する。ポンプ20,22
および24はコントローラー26へ入れたデータとロードセ
ル28によってコントローラー26へ伝送される情報によっ
て演算的に制御される。
コントローラーは容器中の流体重量を感知する第1の
手段を含んでいる。この手段は後で詳しく記載されるで
あろう。加えて、コントローラーは周辺インターフェイ
スユニットを有する第2の手段を含んでいる。周辺イン
ターフェイスユニットは各供給容器12〜16から受け入れ
容器18へ移すべき流体の量を選択するための入力信号の
第1のセットを発生する。周辺インターフェイスユニッ
トはまた、移すべき流体の量をディスプレーするための
出力信号の第1のセットを発生する。このディスプレー
機能は後で詳しく記載されるであろう。最後に、周辺イ
ンターフェイスユニットは供給容器12〜16から受け入れ
容器18へ溶液のあらかじめ定めた量を放出するため、ぜ
ん動ポンプ20〜24を制御するための出力信号の第2のセ
ットを発生する。
単一のシステムにおいて、供給容器12,14,16および受
け入れ容器18はブラケット32によってハウジング30の上
に垂直に支持される。しかしながら本発明の好ましい具
体例において、第4図に関して後でもっと完全に記載さ
れるように、2台以上の調合システムを組合せて使用す
る時はブラケット32は使用されない。
単一システムにおいて、ハウジング30はポンプ20,22
および24の囲いを提供し、そして装荷、手入れおよび保
守のためポンプ20,22および24への容易なアクセスのた
め可動なハウジングドア34を持っている。ハウジングド
ア34はまたポンプの運動中保護カバーとしても役立つ。
供給容器12は可撓性チューブ36によって採集容器18へ
連結される。可撓性チューブ36は入口38からハウジング
30へ入り、そしてぜん動ポンプ20のローラー(図示せ
ず)のまわりに配置される。可撓性チューブ36はぜん動
ポンプのローラーのまわりに配置のため可撓性チューブ
の他の部分(図示ぜす)へ接続することができる。チュ
ーブ36は次に出口40からハウジング30を出て行き、そし
て採集容器18へ連結された合流ブロック42へ入る。合流
ブロック42は可撓性チューブを通ってポンプ送りされて
いる溶液がそれを通って採集バッグ18へ流れることがで
きる流路を提供する。
ぜん動ポンプ20は、作動時供給容器12中の無菌溶液を
採集バッグ18へポンプ20のローラー(図示せず)の運動
によって移送する。この運動は可撓性チューブ36の壁の
圧縮を発生させ、その中の溶液を毛管タイプ作用で前方
へ押し出す。保持具44および46は、チューブ36をポンプ
20の運転中所定位置に保つため、そのハウジング30への
入口および出口において可撓性チューブ30のまわりに配
置される。
供給容器14は可撓性チューブ48によって採集バッグ18
へ連通される。容器14中の無菌溶液は、ぜん動ポンプ22
によってポンプ20により容器12から放出される液と類似
の態様で採集容器18へ放出される。可撓性チューブ48も
可撓性チューブ36の保持具44および46へ類似の態様で配
置された保持具50および52を有する。供給容器16はその
間にぜん動ポンプ24を持つ可撓性チューブ54によって採
取バッグ18へ連結される。チューブ54は保持具44,46,50
および52と配置および目的が同じの保持具56および58を
有する。
コントローラー26は第2図に最良に見られる制御パネ
ル60を持っている。制御パネル60は12文字キーボード62
を持ち、数字0から9までと、リコールキーと、クリヤ
ーキーボードキーよりなる。供給容器の各自は制御パネ
ル60上で、放出すべき容積ディスプレー70,72および74,
それぞれの容器情報を入力するための放出すべき容積入
力スイッチ78,80および82、比重ディスプレー84,86およ
び88、そしてそれぞれの比重情報を入力するための比重
入力スイッチ90,92および94と関連している。
例えば供給容器12から収集容器18へ放出すべき容積の
所望の値を入力するため、放出すべき容積スイッチ78が
押される。容積ディスプレー70は次にキーボード62の適
当なキーを押すことによって所望の容積が入力された時
点滅する。所望容積の入力は容積ディスプレー上で見ら
れ、もし正しければ、容積はスイッチ78を再び押すか、
または次の所望の入力スイッチを押すことによって記憶
される。容積情報の入力の間、ランプ75が点灯し、オペ
レーターに入力している単位はミリリットルであること
を知らせる。さらに、容積についての各値が記憶される
時、累計がディスプレー102にディスプレーされること
ができる。もし入力した容積が正しくなければキーボー
ド上のクリヤーボタン76が前に入力した容積を消去する
ために押され、そして次に正しい容積が入力され、そし
て前述の操作に従って記憶される。
一旦すべての容積情報が入力され、記憶され、そして
容器が接続されたならば、装置10は運転することができ
る。スタート/再スタートスイッチ100を押すことによ
り、調合作業が始まり、放出すべき容積ディスプレー7
0,72および74は、各容器の容積が一時に一溶液づつ収集
容器18へ放出される時自動的にゼロになり、そして上へ
カウントする。容積情報は容器18が除去されるまでディ
スプレー上に保持されるであろう。放出すべき総量ディ
スプレー102も、ランプ75が点灯することによって指示
される累計容積情報を提供するように溶液が放出される
時自動的にゼロになり、記憶されるであろう。この情報
も同様に容器18の除去まで保持されるであろう。
コントローラー26はまた、種々の電気部品と、そして
装置の単位時間当たりの量機能をモニターする内部電気
的チェックを含んでいる。これら状態の一つの誤作動の
場合、調合装置は作動を止め、装置アラーム灯が点灯す
るであろう。これらの作動機能なオペレーターによって
固定できないように選択されており、それ故調合装置は
適切に手入れされるまで再スタートを許容しないであろ
う。
第3図は、ブロック形で単一バルク調合システムにお
いて容積およびあらかじめ定めた作業条件の誤りがどの
ようにして感知され、そして解釈されるかを図示する。
コントローラー26はロードゼル28から情報を受け取り、
そして電流を電気コネクター110(第1図)を通ってポ
ンプ20,22および24を駆動するように向ける。所望の容
積および比重情報が入力され、記憶された後、調合作業
を開始するためスイッチ100が押される。作動におい
て、コントローラー26は、ロードセル28によって感知さ
れる容器18の重量がコントローラー26に記憶された量に
相当するまでポンピングを続けるポンプ20を作動する。
アナログ/デジタル変換器112はロードセル28のアナ
ログ信号をコントローラー26によって読むことができる
デジタル信号へ変換する。コントローラー26は次に容積
および比重情報を重量値へ変換し、それをロードセルに
よって感知された重量と比較する。一旦容器12からの溶
液の容積が放出され終われば、ポンプ20はコントローラ
ー26によって不活性化され、容器14および次に容器16か
らの溶液が上記議論に従って放出される。すべての溶液
が放出された時、コントローラー26は調合作業の終了を
感知し、制御パネル60上のアラーム108を活性化する。
第4図を参照すると、それは本発明に従って個々の受
け入れ容器を充填するように相互に連結して作動する別
々のバルク調合システムから二つのポンプモジュール11
4および116の使用を図示する。図面から見られるよう
に、ポンピングモジュール114はポンピングモジュール1
16の上に離されており、そのため層流空気が各モジュー
ルの後方118から前方120へ流れる時両方のポンピングモ
ジュールの側部のまわりの層流空気流が増強される。本
発明の一具体例においては、上方モジュール114は下方
モジュール116から下方モジュールの高さの少なくとも1
/6離される。本発明の他の具体例においては、二つのモ
ジュール間の間隔は下方モジュールの高さと同じにする
ことができる。本発明の他の好ましい具体例において
は、二つのモジュール間の距離は下方モジュールの高さ
の1/3である。
第4図に見られるように、第1の複数の溶液源122は
第1の複数の流体ライン126を通って単一容器124へ接続
される。各流体ラインを通る流体は第1のポンピングモ
ジュール中の別々のポンプ128〜130によって制御され
る。第2の複数の溶液源132は第2の複数の流体ライン1
34を通って容器124へ接続される。これらラインの各自
を通る流体は第2のポンピングモジュール116中の別々
のポンプによって制御される。本発明は、溶液源122お
よび132の各自から容器124中へ移すべき流体の量を制御
するための制御手段からの出力信号を接続するためのコ
ネクター手段の使用を含んでいる。該コネクター手段
は、本発明のエレクトロニックスに関する議論中で後で
詳しく記載されるマルチプレキサー手段を含んでいる。
第5図は、2台以上のバルク調合システムを相互に連
結して使用する時の本発明のフロントパネルを図示す
る。第5図は単一バルク調合システムのフロントパネル
を図示する第2図と比較される。第5図に見られるよう
に、多数バルク調合装置に使用するためのフロントパネ
ルは、基本パネル136および付加パネル138を含む。基本
パネルは単一バルク調合システムのための上に記載した
フロントパネルすべての特徴を含んでいるが、付加パネ
ル138は別々のポンピングモジュールによって制御され
る溶液源の各追加セットについての容積および比重のみ
をディスプレーする。付加モジュール138と基本モジュ
ール136との間のインターフェイスは後で詳しく記載さ
れる。
第6図は、入力ライン142および144の多数セットを通
って単一出力ポートへ流体連通を形成するために新規な
マニホールド140が使用される本発明の一具体例を図示
する。図面に見られるように、マニホールド140は、第
1の平面内に放射状に延びる第1の複数の入力ポート15
0〜156と、第2の平面内に放射状に延びる第2の複数の
入力ポート158〜162を有する一般に円筒形のハウジング
148を含んでいる。第1および第2の平面の交差によっ
て形成される角度は60゜から120゜の範囲でよい。しか
しながら、好ましい具体例においては、第1および第2
の平面の交差によって形成される角度は90゜のオーダー
である。本発明の好ましい具体例においては、第1の複
数の入力ポート150〜156の各自は第2の複数の入力ポー
ト158〜162中の対応する入力ポートと同じ水平面内にあ
る。対応する入力ポートを同じ水平面内に配置し、そし
て入力ポートを相互に接近して離すことにより、円筒形
ハウジングの長さを著しく減少し、従って一つの起源か
らの溶液を他の液源からの溶液へ変更する時に円筒形ハ
ウジングを洗うのに要する流体の量を減らすことができ
る。これは実際に移された流体の量に対する移すことを
望む流体の量の間の小さい不一致が高度に望ましくない
効果を持つことがあるから、高カロリー輸液または他の
医療目的のための溶液混合の分野においては非常に重要
である。
第1の複数の入力ポート150〜156を第2の複数の入力
ポート158〜162から角度を持たせる主な目的は第4およ
び7図に図示されている。第7図はまた、マニホールド
140がモジュールへ接続されそして層流空気がモジュー
ルの後方から前方へ流れる時出口ポート146をポンピン
グモジュールの後方へ向けるという本発明の重要な特徴
を図示する。それをポンピングモジュール116へ接続し
た時のマニホールド140の配向は、出口ポート146を横切
る層流空気流を許容し、そして第1の複数の入力ポート
150〜156を第2の複数の入力ポート158〜162と角度を持
たせることにより、層流空気流は出口ポート146のとこ
ろで途切れない。
それ故バクテリアまたは他の異物が出口ポート146を
通って容器124へ入る機会は大きく減らされる。これは
容器124と出口ポート146との間の接続は新しい容器124
が充填されるたび毎に外されるので非常に重要である。
第8図に図示した本発明の他の具体例においては、マ
ニホールド170は入口ポート172〜178の4個の別々のセ
ットを持つことができる。入口ポートの各セットは両側
において入口ポートの最も近いセットから一般に90゜離
されることができる。第8図はマニホールドの頂面を図
示し、そのため各セット内の個々の入口ポートは図示さ
れていない。しかしながら入口ポートの各セット172は
2セット入口ポートタイプマニホールド182について第
9図に示した形状に類似の共通の流路180と流体連通に
あるであろう。第9図に明瞭に見られるように、各入口
ポート184は共通流路180と流体連通にあり、該流路180
は出口ポート186と流体連通にある。入口ポートの別々
の4セットを有する第8図に示した具体例は、単一受け
入れ容器を充填するため協調して作動する4台の別々の
調合システムを結合することを望む時に有用である。本
発明の他の具体例においては、3台の別々のバルク調合
システムを結合することが望ましいであろう。その場合
には、入口ポートの各セットが他のセットから120゜離
されている入口ポートの3セットを持っているマニホー
ルドが望まれるであろう。
再び第9図を参照すると、好ましい具体例に見られる
ように、各入口ポート184はマニホールド182の円筒形ハ
ウジング188から放射状に延びている。この具体例はそ
れがマニホールド中の共通流路180の容積を大きく減ら
すので好ましい。
上に本発明に従った2台以上のバルク調合システムの
結合の機械的特徴を記載したが、2台以上の調合システ
ムを、それらが協調して単一の受け入れ容器を充填する
ように作動し得るようにどのように電子的に接続するこ
とができるかを完全に理解することが重要である。以下
の議論の目的は当業者が本発明に従って2台以上の調合
システムを結合することを可能とすることである。
第10図を参照すると、それは相互に連結して使用され
る2台以上のバルク調合システムの入力信号のための電
気的接続(第2の電気的コネクター手段)を図示するブ
ロック図である。図面に見られるように、各バルク調合
システムのための2台以上のキーボード200および202が
用意される。第10図の各キーボード200,202は第3図の
制御パネル60に相当する。各キーボードからの出力204,
206は別々のエンコーダーモジュール208および210へ供
給される。各エンコーダーモジュールの目的は各キーボ
ードからの多数の信号を2進信号のシリーズへ同化する
ことである。各エンコーダーモジュールからの出力は次
にCPUインターフェイス回路214へ供給するためデータラ
イン212に沿って一所に接続される。第10図に示したCPU
インターフェイス回路214は第3図に示した制御ユニッ
ト26を増強する。CPUインターフェイス回路は、データ
ライン216および218の(入力信号の第1のセットのため
の特定のバルク調合システムを指定する手段)使用なし
ではどちらのエンコーダモジュールがCPUへ信号を送っ
たかを区別することができない。これらデータラインの
各自上に信号の存在または不存在はCPUへ情報を入力す
るためどちらのキーボードが使用されたかを指示する。
それ故、本発明の使用者が単一受け入れ容器を充填する
ため2台以上のバルク調合システムを相互に連結して作
動しようと欲する時、使用者は各システムによって移す
べき流体の量を特定のシステムのキーボード格子中へ単
に入力する。CPUはその時エンコーダーを介してキーボ
ード格子から情報を受け取り、そして流体を移すためど
ちらのポンピングモジュールを運転すべきかを追跡し続
けることができる。
次に各バルク調合システムのためのポンピングモジュ
ールの各自を制御するため、2台以上のバルク調合シス
テムからの出力信号の多数のセットの電気的接続(第1
の電気的コネクター)を図示するブロック図である第11
図を参照せよ。第11図に見られるように、CPUインター
フェイス回路214は各バルク調合システムのための各ポ
ンピングモジュール中の各ぜん動ポンプのモータを制御
するように働く。CPUは上に論じた各キーボード格子か
ら受け取ったデータを同化、そして後で詳しく記載する
マルチプレキサー回路222(第1のマルチプレキサー手
段)中へ供給すべき出力信号の第1のセット220を発生
する。マルチプレクサー回路222は2台以上のポンピン
グモジュール228および230を制御するための複数の出力
信号のセット224および226を発生する。各ポンピングモ
ジュールは個々のモータ232によって駆動されるぜん動
ポンプのシリーズを含んでいる。第11図に図示した構造
は、モジュール当たり3台のモータを備えた2台のポン
ピングモジュールに使用するように設計されている。し
かしながら、モジュール当たり2台より多いまたは少な
いぜ動ポンプを備えた2台より多いポンピングモジュー
ルを扱うためにこの構造を拡張することができる。
第11図に図示したように信号がマルチプレックスされ
る方法をより良く理解するためには、第11図のブロック
図の概略図である第12図を参照することが必要である。
上に記載したように、周辺インターフェイスは出力信号
220をマルチプレサー回路222へ伝送する。マルチプレキ
サーは次に周辺インターフェイス出力信号を複数の2進
レベル信号へ変換する。16の出力2進レベル信号の値は
周辺インターフェイス出力回路からの4入力信号の合計
2進値に正比例している。この態様で、4本の周辺イン
ターフェイス出力ラインは任意の1個の与えられたモー
タをオンに転ずることが可能である。出力信号224〜226
は次に個々にめいめいのモータオン/オフ回路へ接続さ
れる。
個々のモータ232をオンへ転ずるため、二つの条件が
発生しなければならない。第1は、オプトアイソレータ
234がオンへ転じなければならない。これはマルチプレ
キサーの低レベル出力によって達成される。発生しなけ
ればならない第2の条件は、同時に第2のオプトアイソ
レータ236もオンへ転じなければならないことである。
これもマルチプレキサーにおける低レベル出力によって
達成される。両方のオプトアイソレーターが同時にオン
へ転じて、電流通路が形成され、モータがオンへ転ずる
ことを許容する。どれかの個々のモータをオフへ転ずる
ためには、オプトアイソレータ出力の一方または両方が
高レベル出力へ変えられなければならない。
次に各バルク調合システムによって単一の受け入れ容
器へ移される流体の精密な量をディスプレーするため、
2台以上のバルク調合システムからの出力信号の多数セ
ットの電気的接続(第3の電気的コネクター手段)を図
示するブロック図である第13図を参照せよ。第13図に図
示したCPU214からのマルチプレキシングディスプレー信
号の技術は、上で用いたそして第11図に関して論じた技
術に非常に類似している。第13図に見られるように、実
際に移される流体の量をディスプレーするために使用さ
れる出力信号238は、CPU214からマルチプレキサー/イ
ンバーター回路240(第2のマルチプレキサー手段)へ
送られる。マルチプレキサー/インバーター回路240の
目的は、CPU214から受け取った信号を同化し、そして各
バルク調合システムのためのディスプレー回路モジュー
ル246および248を活性化することである。マルチプレキ
サー/インバーター回路240によって信号が同化される
態様の詳しい説明は、第13図のブロック図の概略図であ
る第14図に関して詳しく議論される。第14図に見られる
ように周辺インターフェイス214からの出力信号238はマ
ルチプレキサーへ供給される。第14図に見られるよう
に、好ましい具体例においては、周辺インターフェイス
からマルチプレキサー240へ情報をリレーするために4
本だけの入力ラインが使用される。マルチプレキサー24
0はこの情報を基にして16個の出力信号を発生する。各
出力信号は最終的に実際に移された液体の量をディスプ
レーパネル上に指示するためのディスプレーオン/オフ
信号を発生するために使用される。第14図のマルチプレ
キサー240は上で論じた第12図のマルチプレキサー222と
非常に似た態様で作動する。すなわち、マルチプレキサ
ー240は入力ライン238上に受け取った信号の合計2進値
を取り、そして入力ライン上に受け取った値に正比例す
る16個の出力信号を発生する。単純化のため、マルチプ
レキサーの7本の出力ラインのための出力信号の細部が
詳しく記載される。第14図に見られるように、容積およ
び比重ディスプレーの個々のセットをオンへ転ずるた
め、マルチプレキシーから低出力値がインバーター240
へ伝送され、それは次にディスプレー励振回路250へ伝
送される。ディスプレー励振回路250において、信号は
再び反転され、ディスプレードライバーへ伝送される。
ディスプレードライバーチップ選択ラインにおける低レ
ベル信号はディスプレーをオンへ転ずる。
結論として、本発明の重要な特徴は、比較的少数の入
力信号の合計2進値を取り、受け取った値に正比例する
比較的多数の出力信号を発生するコネクター手段を介し
て、2台以上のバルク調合システムを相互に電気的に接
続することができることである。この態様で、2台以上
のバルク調合システム上の多数のポンピングモジュール
およびディスプレーモジュールを各ユニットの内部エレ
クトロニックスへの最小の変更で相互に協調して作動す
ることが可能である。
本発明の他の重要な特徴は、2台以上のバルク調合シ
ステムのためのポンピングモジュールを、新規なマニホ
ールドを使用して層流空気が各モジュールの後方から前
方へ流れる時、各モジュールの両側のまわりにそしてマ
ニホールドの出口ポートを横切って層流を増強するよう
な態様で層流フード内に配置そして相互に接続すること
ができることである。
本発明を詳細に記載し図示したが、それは例証および
例示だけであり、限定と取るべきではないことを明瞭に
理解すべきである。
本発明の精神および範囲は請求の範囲によってのみ限
定される。

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各バルク調合システムが単一の受入れ容器
    へ別々の溶液源容器へ収容された多数の溶液の液体移換
    を精密に制御し、各バルク調合システムが、 前記単一の受入れ容器と流体連通にある出口ラインを有
    するマニホールドを備え、 各自が前記溶液源容器の一つと流体連通にあり、かつ前
    記マニホールドとも流体連通にある複数の流体ラインを
    備え、 前記複数の溶液源容器の各自からの前記複数の流体ライ
    ン中の溶液を前記受入れ容器へポンピングするためのポ
    ンピング手段を備え、 前記受入れ容器の重量を感知するための感知手段および
    周辺インターフェイス手段を含んでいる制御手段を備
    え、前記周辺インターフェイス手段は各溶液源容器から
    前記受入れ容器へ移すべき流体の量を選択するための入
    力信号の第1セットを受取り、また前記周辺インターフ
    ェイス手段は移すべき溶液の量をディスプレーするため
    の出力信号の第1のセットと、前記受入れ容器中の感知
    された流体の量に応答して前記溶液源容器から前記受入
    れ容器へあらかじめ定めた量の溶液を移すように前記ポ
    ンピング手段を制御するための出力信号の第2のセット
    を出力する、複数のバルク調合システムを電気的に接続
    するための装置であって、 前記接続装置は、 前記複数のバルク調合システムが前記溶液源容器から前
    記単一の受入れ容器へ前記選択した流体の量を移すよう
    に二以上のバルク調合システムからの前記出力信号の第
    2のセットを電気的に一緒に接続するための第1の電気
    的コネクター手段を備え、前記電気的コネクター手段は
    前記バルク調合システムの各自から前記出力信号の第2
    のセットを受取り、そして前記バルク調合システムの各
    自のための前記ポンピング手段を活性化する複数の信号
    を発生させるための第1のマルチプレキサー手段を備え
    ていることを特徴とする前記複数のバルク調合システム
    を接続するための装置。
  2. 【請求項2】前記ポンピング手段は複数のぜん動ポンプ
    を含み、各ぜん動ポンプはそれぞれの前記複数の流体ラ
    インを通る流体の流れを制御し、 前記バルク調合システムの各自のための前記出力信号の
    第2のセットは複数の2進信号を含み、そして前記マル
    チプレキサー手段は前記複数の2進信号の各自を多数の
    2進信号へ変換するための手段を含み、前記多数の2進
    信号の数は前記複数の2進信号の数の2倍に相当し、前
    記複数の2進信号の各自の一つへ相当する前記多数の2
    進出力信号の各自は前記ポンピング手段の各自を制御す
    るための前記多数の2進信号の合計2進値の値に正比例
    している第1項の装置。
  3. 【請求項3】前記バルク調合システムの各自のための前
    記出力信号の第2のセットは4個の2進出力信号を含
    み、前記マルチプレキサー手段は前記4個の2進出力信
    号を16個の2進出力信号へ変換するための手段を含み、
    前記16個の2進出力信号の各自は前記ポンプの一つへ対
    応している第2項の装置。
  4. 【請求項4】使用者に受入れ容器を充填するため2台以
    上のバルク調合システムへ信号を入力することを許容す
    るように前記バルク調合システムの各自からの前記入力
    信号の第1のセット電気的に接続するための第2の電気
    的コネクター手段をさらに含み、前記第2のコネクター
    手段は前記入力信号の第1のセットの各自のための特定
    のバルク調合システムを指定する手段を含んでいる第1
    項の装置。
  5. 【請求項5】2台以上のバルク調合システムのためのデ
    ィスプレー信号のシリーズを発生させるように前記出力
    信号の第1のセットを電気的に接続するための第3の電
    気的コネクター手段を含み、第3のコネクター手段は前
    記バルク調合システムの各自から前記第1の出力信号の
    セットを受け取り、各特定のバルク調合システムのため
    の移すべき溶液の量をディスプレーするための第2のマ
    ルチプレキサー手段を持っている第1項の装置。
  6. 【請求項6】前記バルク調合システムの各自のための前
    記出力信号の第1のセットは複数の2進信号を含み、そ
    して前記第2のマルチプレキサー手段は前記複数の2進
    信号の各自を多数の2進信号へ変換するための手段を含
    み、前記多数の2進信号の数は前記複数の2進信号の数
    の2倍に相当し、前記複数の2進信号の各自は前記多数
    の2進信号の2進値の値に正比例し、前記多数の2進出
    力信号の各自は特定のバルク調合システムから移すべき
    溶液の量を表すディスプレー信号に対応している第5項
    の装置。
  7. 【請求項7】前記バルク調合システムの各自のための前
    記出力信号の第1のセットは4個の2進出力信号を含
    み、前記マルチプレキサー手段は前記4個の2進出力信
    号を16個の2進出力信号へ変換するための手段を含み、
    前記16個の2進出力信号の各自は特定のバルク調合シス
    テムから移すべき溶液の量を表わすディスプレー信号に
    対応している第6項の装置。
  8. 【請求項8】各バルク調合システムが単一の受入れ容器
    へ別々の溶液源容量を収容された多数の溶液の液体移換
    を精密に制御し、各バルク調合システムが、 前記単一の受入れ容器と流体連通にある出口ラインを有
    するマニホールドを備え、 各自が前記溶液源容器の一つと流体連通にあり、かつ前
    記マニホールドとも流体連通にある複数の流体ラインを
    備え、 前記複数の溶液源容器の各自からの前記複数の流体ライ
    ン中の溶液を前記受入れ容器へポンピングするためのポ
    ンピング手段を備え、 前記受入れ容器の重量を感知するための感知手段および
    周辺インターフェイス手段を含んでいる制御手段を備
    え、前記周辺インターフェイス手段は各溶液源容器から
    前記受入れ容器へ移すべき流体の量を選択するための入
    力信号の第1セットを受取り、また前記周辺インターフ
    ェイス手段は移すべき溶液の量をディスプレーするため
    の出力信号の第1のセットと、前記受入れ容器中の感知
    された流体の量に応答して前記溶液源容器から前記受入
    れ容器へあらかじめ定めた量の溶液を移すように前記ポ
    ンピング手段を制御するための出力信号の第2のセット
    を出力する、複数のバルク調合システムを電気的に接続
    するための装置であって、 前記接続装置は、 使用者が単一の受入れ容器を充填するために2台以上の
    バルク調合システムへ信号を入力することを許容するよ
    うに前記入力信号の第1のセットを電気的に接続するた
    めの第2の電気的コネクター手段を備え、前記第2のコ
    ネクター手段は前記入力信号の第1のセットのための特
    定のバルク調合システムを指定する手段を含んでいるこ
    とを特徴とする前記複数のバルク調合システムを接続す
    るための装置。
  9. 【請求項9】各バルク調合システムが単一の受入れ容器
    へ別々の溶液源容器へ収容された多数の溶液の液体移換
    を精密に制御し、各バルク調合システムが、 前記単一の受入れ容器と流体連通にある出口ラインを有
    するマニホールドを備え、 各自が前記溶液源容器の一つと流体連通にあり、かつ前
    記マニホールドとも流体連通にある複数の流体ラインを
    備え、 前記複数の溶液源容器の各自からの前記複数の流体ライ
    ン中の溶液を前記受入れ容器へポンピングするためのポ
    ンピング手段を備え、 前記受入れ容器の重量を感知するための感知手段および
    周辺インターフェイス手段を含んでいる制御手段を備
    え、前記周辺インターフェイス手段は各溶液源容器から
    前記受入れ容器へ移すべき流体の量を選択するための入
    力信号の第1セットを受取り、また前記周辺インターフ
    ェイス手段は移すべき溶液の量をディスプレーするため
    の出力信号の第1のセットと、前記受入れ容器中の感知
    された流体の量に応答して前記溶液源容器から前記受入
    れ容器へあらかじめ定めた量の溶液を移すように前記ポ
    ンピング手段を制御するための出力信号の第2のセット
    を出力する、複数のバルク調合システムを電気的に接続
    するための装置であって、 前記接続装置は、 2台以上のバルク調合システムのためのディスプレー信
    号のシリーズを発生させるように前記出力信号の第1の
    セットを電気的に接続するための第3の電気的コネクタ
    ー手段を備え、第3のコネクター手段は前記バルク調合
    システムの各自から前記第1の出力信号のセットを受取
    り、各特定のバルク調合システムのための移すべき溶液
    の量をディスプレーするための第2のマルチプレキサー
    手段を備えていることを特徴とする前記複数のバルク調
    合システムを接続するための装置。
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