JP2592219Y2 - 焦電型赤外線検出装置 - Google Patents

焦電型赤外線検出装置

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JP2592219Y2
JP2592219Y2 JP1991089564U JP8956491U JP2592219Y2 JP 2592219 Y2 JP2592219 Y2 JP 2592219Y2 JP 1991089564 U JP1991089564 U JP 1991089564U JP 8956491 U JP8956491 U JP 8956491U JP 2592219 Y2 JP2592219 Y2 JP 2592219Y2
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timer circuit
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circuit
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俊之 操谷
秀次 高田
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Horiba Ltd
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Horiba Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、焦電検出器の出力をタ
イマー回路を介して負荷駆動回路に出力するようにした
焦電型赤外線検出装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】前記焦電型赤外線検出装置を応用したも
のとして、例えば廊下や部屋など所定の場所に人が近づ
くと、その所定の場所を所定時間だけ照明するようよう
にした自動照明装置があるが、その電気回路は図3に示
すように構成されていた。
【0003】すなわち、図3において、1は人体から発
せられる赤外線に基づいて人体の存否を検出し、所定の
検出信号を出力する焦電検出器、2は焦電検出器1の検
出信号を適宜増幅する増幅器である。3は増幅後の検出
信号をしきい値と比較し、検出信号がしきい値よりも大
きいときのみ信号を出力する比較回路である。4は比較
回路3の出力信号に基づいて動作を開始するタイマー回
路で、例えばコンデンサと抵抗とからなるCR回路、あ
るいは、トランジスタとコンデンサとを組み合わせてな
るもので、このタイマー回路4によって設定される時間
だけ負荷駆動回路5が動作して、負荷としてのランプ6
が所定時間だけ点灯するように構成されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、焦電検出器
1は、一般に、これを構成する焦電素子の抵抗が数百〜
千数百GΩ(ギガオーム)ときわめて大きく、コンデン
サ的な動作をするため、自動照明装置の駆動電源を投入
した後、焦電検出器1各部の特性が安定するまでに10
〜20秒もかかる。したがって、その間、焦電検出器1
は不安定な動作を行うため、特に、長時間タイマー回路
を内蔵した自動照明装置においては、電源をオンする度
に、焦電検出器1の不安定動作に起因する出力によっ
て、タイマー回路4が動作し、人体を検出してないにも
かかわらず、タイマー回路4で設定される時間だけラン
プ6が点灯するといった不都合があった。
【0005】本考案は、上述の事柄に留意してなされた
もので、その目的とするところは、電源投入時から検出
器出力が安定するまでの間に生じる不要な出力を除去
し、精度よく動作する焦電型赤外線検出装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案においては、焦電検出器の出力をタイマー回
路を介して負荷駆動回路に出力するようにした焦電型赤
外線検出装置において、前記タイマー回路を、リセット
機能を有する単安定マルチバイブレータからなる第1タ
イマー回路と、この第1タイマー回路を構成する単安定
マルチバイブレータと同様構成の別の単安定マルチバイ
ブレータからなる第2タイマー回路とから構成するとと
もに、この第2タイマー回路の出力を第1タイマー回路
のリセット端子に入力するように構成して、第1タイマ
ー回路が電源投入時から一定時間オフ状態を継続するよ
うにしている。
【0007】
【作用】本考案においては、負荷駆動回路は、リセット
機能を有する単安定マルチバイブレータよりなる第1タ
イマー回路で設定される時間のみ所定の動作状態にな
る。そして、この第1タイマー回路においては、そのリ
セット端子がオフ状態になると、非動作状態になる。し
たがって、前記リセット端子に、第1タイマー回路を構
成する単安定マルチバイブレータと同様構成の別の単安
定マルチバイブレータからなる第2タイマー回路の出力
を入力するように構成して、電源投入時から一定時間オ
フ状態にすることにより、電源投入時から焦電検出器の
出力が安定するまでの間、前記第1タイマー回路の出力
はlowとなり、焦電検出器からの出力の有無にかかわ
らず、第1タイマー回路から負荷駆動回路に対して信号
が出力されることはない。
【0008】
【実施例】以下、本考案の実施例を、図面に基づいて説
明する。
【0009】図1は、本考案に係る焦電型赤外線検出装
置の一例を概略的に示すもので、この図において、11
は焦電検出器、12は増幅器、13は比較回路であり、
ここまでの構成は従来技術と変わるところはない。
【0010】14は焦電検出器11の出力によって、一
定時間その出力をハイ(high)状態に維持し、負荷
駆動回路としてのトランジスタ15のコレクタと電源1
6との間に設けられた負荷としてのランプ17を一定時
間継続して点灯させるための第1タイマー回路で、単安
定マルチバイブレータよりなる。この単安定マルチバイ
ブレータ14の一つの入力端子18は、比較回路13の
出力側に接続されている。そして、Q端子19は、トラ
ンジスタ15のベースに接続されている。また、RX端
子20は、時間設定用の抵抗21とコンデンサ22との
接続点23に接続されている。さらに、リセット端子2
4は、後述する第2タイマー回路としての単安定マルチ
バイブレータ25のQバー端子36に接続されている。
【0011】このように構成された第1タイマー回路と
しての単安定マルチバイブレータ14によれば、そのリ
セット端子24がオン状態のときは、比較回路13から
の出力が入力されると、抵抗21とコンデンサ22とに
よって定められる一定時間、端子Qからハイレベルの信
号を出力し、これによって、トランジスタ15は前記一
定時間中オン状態を継続し、その時間中、ランプ17が
点灯し続けるのである。なお、リセット端子24がオフ
状態のときは、単安定マルチバイブレータ14は、タイ
マー動作を行わず、したがって、ランプ17も点灯しな
い。
【0012】第2タイマー回路としての単安定マルチバ
イブレータ25は、電源投入時をトリガー入力として、
この投入時から一定時間、前記単安定マルチバイブレー
タ14のリセット端子24をオフ状態にするものであ
る。この単安定マルチバイブレータ25の一方の入力端
子26は、電源16に対して互いに直列に接続された抵
抗27とコンデンサ28との接続点29に接続されてい
る。そして、他方の入力端子30およびリセット端子3
1は、電源16に直接接続されている。また、RX端子
32は、時間設定用の抵抗33とコンデンサ34との接
続点35に接続されている。さらに、36はQバー端子
で、これは既述したように、単安定マルチバイブレータ
14のリセット端子24に接続されている。
【0013】このように構成された第2タイマー回路と
しての単安定マルチバイブレータ25によれば、電源が
投入されると、リセット端子31がオン状態になる。こ
のとき、入力端子26に入力される信号は、図2
(A),(B)に示すように、入力端子30に比べて時
間tだけ遅く立ち上がるので、これをトリガー入力とし
て、Qバー端子36から信号が出力され、この信号は単
安定マルチバイブレータ14のリセット端子24に入力
され、リセット端子24をオフ状態にする。そして、こ
の信号は、抵抗33とコンデンサ34とによって定めら
れる時間だけ持続する。
【0014】上述のように、第1タイマー回路である単
安定マルチバイブレータ14のリセット端子24がオフ
状態になると、単安定マルチバイブレータ14の動作が
抑制され、Q端子19の出力はロー(low)状態にな
り、焦電検出器11からの出力の有無にかかわらず、Q
端子19から信号が出力されなくなる。したがって、抵
抗33とコンデンサ34とによって定められる時間を、
電源投入時から焦電検出器11の出力が安定するまでの
時間(例えば30秒)に設定することにより、電源投入
時から焦電検出器11の出力が安定するまでの時間内に
ランプ17が点灯することがなくなる。なお、ランプ1
7の点灯時間の調節は抵抗21とコンデンサ22の値を
適宜設定すればよいことは云うまでもない。
【0015】そして、前記時間の経過後は、単安定マル
チバイブレータ25からリセット端子24をオフ状態に
する信号が入力されることがないから、単安定マルチバ
イブレータ14の動作の抑制が解除される。したがっ
て、この状態においては、焦電検出器11が人体を検出
して所定の検出出力を出力する毎に、単安定マルチバイ
ブレータ14が動作し、これによって定められる時間だ
けランプ17が点灯する。
【0016】本考案に係る焦電型赤外線検出装置は、上
記自動照明装置以外にも適用することができ、例えばエ
アコンやエアクリーナなどの制御に用いてもよい。
【0017】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
電源投入時から検出器出力が安定するまでの間に生じる
不要な出力を除去することができ、したがって、例えば
自動照明装置などにおいて、ランプが異常点灯するのを
効果的に防止することができる。
【0018】 そして、本考案においては、負荷駆動回路
に信号を出力するタイマー回路を、リセット機能を有す
る単安定マルチバイブレータからなる第1タイマー回路
と、この第1タイマー回路を構成する単安定マルチバイ
ブレータと同様構成の別の単安定マルチバイブレータか
らなる第2タイマー回路とから構成するとともに、この
第2タイマー回路の出力を第1タイマー回路のリセット
端子に入力するように構成して、第1タイマー回路が電
源投入時から一定時間オフ状態を継続するようにしてい
るので、出力禁止回路など余分な回路を必要とせず、部
品点数が低減さ れる。特に、第1タイマー回路と第2タ
イマーとを単安定マルチバイブレータによって構成し、
しかも、これら両タイマーを同様構成の単安定マルチバ
イブレータによって構成しているので、用いる部品の種
類も少なくて済むなど、回路構成がきわめてシンプルに
なるといった実用的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る焦電型赤外線検出装置の電気的構
成を概略的に示す図である。
【図2】前記装置で用いる第2タイマー回路の2つの入
力端子における電源投入時における信号の状態を示す図
である。
【図3】従来の焦電型赤外線検出装置の電気的構成を概
略的に示す図である。
【符号の説明】
11…焦電検出器、14…単安定マルチバイブレータ
(第1タイマー回路)、15…負荷駆動回路、24…リ
セット端子、25…別の単安定マルチバイブレータ(第
2タイマー回路)。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01J 1/42 - 1/44

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 焦電検出器の出力をタイマー回路を介し
    て負荷駆動回路に出力するようにした焦電型赤外線検出
    装置において、前記タイマー回路を、リセット機能を有
    する単安定マルチバイブレータからなる第1タイマー回
    と、この第1タイマー回路を構成する単安定マルチバ
    イブレータと同様構成の別の単安定マルチバイブレータ
    からなる第2タイマー回路とから構成するとともに、こ
    の第2タイマー回路の出力を第1タイマー回路のリセッ
    ト端子に入力するように構成して、第1タイマー回路が
    電源投入時から一定時間オフ状態を継続するようにした
    ことを特徴とする焦電型赤外線検出装置。
JP1991089564U 1991-10-05 1991-10-05 焦電型赤外線検出装置 Expired - Lifetime JP2592219Y2 (ja)

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JPH0533038U JPH0533038U (ja) 1993-04-30
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JPS5693036U (ja) * 1979-12-19 1981-07-24
JPH0442743Y2 (ja) * 1985-06-12 1992-10-09
JPS6343596A (ja) * 1986-08-08 1988-02-24 Mitsubishi Electric Corp モ−タ−ドライブ回路

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
トランジスタ技術編集部「実用電子回路ハンドブック(3)」(昭53−8−10)、CQ出版株式会社、p.133−134

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