JPH0511673Y2 - - Google Patents

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JPH0511673Y2
JPH0511673Y2 JP1983059337U JP5933783U JPH0511673Y2 JP H0511673 Y2 JPH0511673 Y2 JP H0511673Y2 JP 1983059337 U JP1983059337 U JP 1983059337U JP 5933783 U JP5933783 U JP 5933783U JP H0511673 Y2 JPH0511673 Y2 JP H0511673Y2
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JP
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circuit
light
integrated circuit
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bulb lamp
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JP1983059337U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、電池式の電灯で、夜間の停電や消
灯などのように、急に停電状態となつた時に、自
動的に点灯し、一定時間経過後に自動的に消灯す
るようにした時限点灯ライトに関するもので、電
池駆動の豆電球や、DC駆動の蛍光灯などを採用
している懐中電灯やランタン等に組み込んで使用
可能なものである。
[従来の技術] 一般に予期しない時に停電状態に遭うことで大
きな被害を受ける病院や劇場などでは、自家発電
装置を備えているが、通常の建物ではそのような
設備は備えていない。従つて、これらの建物や一
般家庭では、地震やその他の非常時における夜間
の停電に備えて、ローソクや懐中電灯などが必需
品として規定部署に定置されている。
しかし、上記のような不測の停電はあまり頻発
しないので、突発的に停電状態に見舞われたとき
は、懐中電灯の置き場所が不明であつたり、また
その場所が解つても、肝心の電池が消耗していて
点灯出来なかつたりするなどで、暗所での行動と
なり危険な事態に陥ることがある。
従来、周囲が徐々に暗くなつた時には、光検出
素子により周囲環境が設定照度以下となつたこと
を検出せしめて自動的に照明灯を点灯させ、点灯
開始後はタイマ回路により所定時間経過後に自動
的に照明灯を消灯させる自動点消灯装置が知られ
ている(実開昭57−66899号公報参照)。
[考案が解決しようとする課題] このように、周囲が徐々に暗くなつた場合に照
明灯が点灯し、タイマ回路で設定された一定時間
経過後に消灯するように構成されているので、回
路構成が複雑になるとともに、それだけ消費電力
も大きくなるため、電池を電源として使用する照
明装置に組み込むことは不適当である。
[課題を解決するための手段] この考案は、電池を電源Bとして用いるととも
に、電球ランプLAMPとこの電球ランプLAMP
を点灯消灯するスイツチング素子TR2とを直列
に接続した小型点灯回路1に、固定抵抗R1と光
の消滅時に抵抗値が高くなる光電素子TR1とを
直列接続した光検出回路2を並列に接続し、電球
ランプLAMPの点灯消灯による光が光電素子TR
1で感知されるのを阻止する回路とスイツチング
素子TR2を駆動して電球ランプLAMPを点灯
し、一定時間経過後に自動的に消灯する出力を発
生する単安定マルチバイブレータとを有する論理
集積回路部3の入力端と光検出回路2との間に、
コンデンサC1と抵抗R3とからなる微分回路を
接続し、急激に光が消滅した時の光検出回路にお
ける急激な電位の上昇を論理集積回路部3に伝達
してこれを駆動することにより、スイツチング素
子TR2を駆動して電球ランプLAMPを自動的に
一定時間点灯するとともに、この時間経過後、自
動的に消灯するようにするとともに、周辺が徐々
に暗くなつた場合には電球ランプを全く点灯させ
ないようにしたものである。
[作用] 停電等により周辺が急に暗所状態になると、導
通状態にあつたフオトトランジスタTR1がカツ
トオフ状態となるため抵抗値が高くなり、コレク
タ側の電位が急激に上昇し、この電位はコンデン
サC1を介して接続点bに伝達され、論理集積回
路L1が駆動され、コンデンサC2と抵抗R4と
による微分回路を介して単安定マルチバイブレー
タが駆動し、一定時間のパルス巾を持つ出力が発
生する。この出力パルスによりトランジスタTR
2が駆動され、電球ランプLAMPが点灯する。
点灯時間はコンデンサC4と抵抗R6とにより
設定され、数秒から数分程度である。単安定マル
チバイブレータが安定状態となると、トランジス
タTR2がカツトオフされ、電球ランプLAMPは
消灯する。
論理集積回路L3の出力は抵抗R5、論理集積
回路L2を介して論理集積回路L1にフイードバ
ツクさせて、電球ランプLAMPの点灯消灯によ
る光によるフオトトランジスタTR1の誤動作は
阻止されている。
日没時のように、周辺が徐々に暗くなり、その
まま暗所の状態が継続される場合には、コンデン
サC1と抵抗R3とによる微分定数に従つて、コ
ンデンサC1は徐々に充電されるから、論理集積
回路L1を駆動するまでには高くならないので、
電球ランプLAMPは点灯しない。
[実施例] この考案の実施例を、図面に基づいて詳細に説
明する。
図面に示されているように、この考案による時
限点灯ライトの電源としては、乾電池Bが用いら
れている。
小型点灯回路1は電球ランプLAMPとこれを
点灯消灯するスイツチング素子として、トランジ
スタTR2とが直列接続されており、さらに、ト
ランジスタTR2のコレクタ、エミツタ間にはス
イツチSが接続されている。この小型点灯回路1
は、乾電池Bに並列に接続されている。
さらに、互いに並列に接続されている乾電池B
と小型点灯回路1とには、周辺からの光Tの消滅
時に抵抗値が高くなる光電素子としてフオトトラ
ンジスタTR1と、このフオトトランジスタTR
1のコレクタ側に直列接続されている固定抵抗R
1とからなる光検出回路2と、抵抗R2と抵抗R
3との直列回路とが、それぞれ並列に接続されて
いる。
固定抵抗R1とフオトトランジスタTR1のコ
レクタとの接続点aと抵抗R2と抵抗R3との接
続点b(論理集積回路部3の入力端)とにはコン
デンサC1が接続されている。
コンデンサC1は、周辺からの光Tの急激な消
滅時により、フオトトランジスタTR1のコレク
タと固定抵抗R1との接続点aにおける急激な電
位の上昇を接続点bに伝達するものであるととも
に、コンデンサC1と抵抗R3とは微分回路を構
成しており、これらの値は、微分定数よりゆつく
りした変化には応答とないように設定されてい
る。
論理集積回路L1〜L4を含む論理集積回路部
3は、電球ランプLAMPの点灯消灯による光が
フオトトランジスタTR1で感知されるのを阻止
する回路と、論理集積回路L3,L4、コンデン
サC4、抵抗R6とにより構成される単安定マル
チバイブレータとを有し、この出力端は抵抗R7
を介してトランジスタTR2のベースに接続され
ている。阻止する回路は、論理集積回路L1、コ
ンデンサC2、論理集積回路L3、抵抗R5、コ
ンデンサC3、論理集積回路L2とにより構成さ
れている。
次に、動作について説明する。
まず、時限点灯ライトの周辺が光Tにより明る
い場合について説明する。
フオトトランジスタTR1は飽和状態であるた
め、接続点aの電位は低い状態となつている。従
つて、論理集積回路L1の入力端(接続点b)の
電位は低いので、論理集積回路部3はオフ状態
で、トランジスタTR2のベースには電位が付与
されないので、トランジスタTR2はカツトオフ
状態となつており、電球ランプLAMPは点灯し
ていない状態となつている。
この状態の場合には、この回路に流れる電流
は、固定抵抗R1,R2,R3、およびフオトト
ランジスタTR1の内部抵抗とによる合成抵抗だ
けとなるので、この抵抗値は、電源が6ボルト
で、数マイクロアンペア程度となる非常に小さな
値であるから、乾電池Bの消耗は無視することが
出来る。
次に、時限点灯ライトの周辺が停電等により突
然暗所の状態となつた場合について説明する。
この場合には、フオト・トランジスタTR1が
カツトオフ状態となるため、抵抗値が高くなり、
接続点aの電位が急激に上昇し、この過渡電位
は、コンデンサC1を介して接続点bに伝達さ
れ、接続点bの電位も急激に高くなる。従つて、
この高電位のパルスにより、論理集積回路L1が
駆動され、コンデンサC2と抵抗R4とによる微
分回路を介して、単安定マルチバイブレータが駆
動し、一定時間のパルス巾を持つ出力が発生す
る。この出力パルスはトランジスタTR2のベー
スに入力されるので、トランジスタTR2が駆動
されて電流が流れ、電球ランプLAMPが点灯す
る。この点灯時間は、コンデンサC4と抵抗R6
とにより設定され、出力パルスのパルス巾に対応
する時間となり、数秒から数分程度である。単安
定マルチバイブレータが安定状態となると、トラ
ンジスタTR2はカツトオフ状態となり、電球ラ
ンプLAMPは消灯する。
また、この場合、電球ランプLAMPの点灯消
灯による光Tがフオト・トランジスタTR1で感
知されるのを阻止するために、論理集積回路L3
の出力を抵抗R5、論理集積回路L2を介して論
理集積回路L1にフイードバツクさせて、電球ラ
ンプLAMPの点灯時とその直後の消灯時には、
論理集積回路L1をオフにして、誤動作を防止し
ている。
日没時のように、徐々に周辺が暗くなり、その
まま暗所の状態が継続される場合には、コンデン
サC1と固定抵抗R2とによる微分定数に従つ
て、コンデンサC1は徐々に充電されるので、接
続点bの電位は論理集積回路L1を駆動するまで
には高くならず、コンデンサC1は飽和状態とな
るから、電球ランプLAMPは点灯しない。
トランジスタTR2のコレクタとエミツタ間に
は、スイツチSが接続されているので、このスイ
ツチSをオンすると、周辺の明暗に関係なく電球
ランプLAMPを点灯することが出来る。
従つて、通常は懐中電灯として使用出来るとと
もに、使用しない場合には、室内の規定部署に定
置して、不測の停電時における非常灯や消灯後に
おける一定時間の照明器具として常備することが
出来る。
[考案の効果] この考案は、電池を電源として用いるととも
に、電球ランプとこの電球ランプを点灯消灯する
スイツチング素子とを直列に接続した小型点灯回
路に、固定抵抗と光の消滅時に抵抗値が高くなる
光電素子とを直列接続した光検出回路を並列に接
続し、電球ランプの点灯消灯による光が光電素子
で感知されるのを阻止する回路とスイツチング素
子を駆動して電球ランプを点灯し、一定時間経過
後に自動的に消灯する出力を発生する単安定マル
チバイブレータとを有する論理集積回路部の入力
端と光検出回路との間に、コンデンサと抵抗とか
らなる微分回路を接続し、急激に光が消滅した時
の光検出回路における急激な電位の上昇を論理集
積回路部に伝達してこれを駆動することにより、
スイツチング素子を駆動して電球ランプを自動的
に一定時間点灯するとともに、この時間経過後、
自動的に消灯するようにしたので、夜間の停電や
消灯などで、周辺が急に暗所になつた時のみ自動
的に点灯するから、安全性と停電に対応する次の
行動が円滑容易に確保出来る。その上、光検出回
路の後に微分回路を接続するとともに、この微分
定数よりゆくりした変化には応答しないように設
定されているので、夕方、徐々に暗くなつていく
ような自然の変化では点灯することはない。
一方、点灯後、一定時間経過後は自動的に消灯
するので、電池の消耗を防止することが出来るか
ら、停電状態時に対する常備灯として反復使用が
可能となり、これによつて非常事態や暗所での安
全な行動が保証出来る等の効果がある。
又、非常灯時では、停電等のように不測の事態
に備えるために常時作動出来るように電源がオン
した状態で設置されているので、電球ランプをオ
ンするための論理集積回路部をオフ状態にして非
点灯時に回路を流れる電流が最小となるように設
定されているので、電源として電池を用いても電
池の消耗が少なく、携帯用の照明器具に組み込ん
で使用する場合に有用である。
【図面の簡単な説明】
図面は、この考案の実施例を示すもので、時限
点灯ライトの回路図を示すものである。 B……電源、LAMP……電球ランプ、TR1…
…光電素子、C1……コンデンサ、TR2……ス
イツチング素子、R1〜R3……固定抵抗、1…
…小型点灯回路、2……光検出回路、3……論理
集積回路部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 電池を用いた電源と、 電球ランプとこの電球ランプを点灯消灯するス
    イツチング素子とを直列接続するとともに、前記
    電池に並列に接続された小型点灯回路と、 固定抵抗と光の消滅時に抵抗値が高くなる光電
    素子とを直列接続するとともに、前記電池と前記
    小型点灯回路との並列回路にさらに並列に接続さ
    れた光検出回路と、 前記電球ランプの点灯消灯による光が前記光電
    素子で感知されるのを阻止する回路と、前記スイ
    ツチング素子を駆動して、前記電球ランプを点灯
    し、一定時間経過後に自動的に消灯する出力を発
    生する単安定マルチ回路とを有する論理集積回路
    部と、 この論理集積回路部の入力端と、前記光検出回
    路との間に接続され、急激に光が消滅した時の光
    検出回路における急激な電位の上昇を前記論理集
    積回路部の入力端に伝達して、この論理集積回路
    部を駆動するためのコンデンサと を備え、周辺が急に暗所状態になつた時のみ前記
    電球ランプを自動的に一定時間点灯するととも
    に、この時間経過後、自動的に消灯するようにし
    たこと を特徴とする停電状態時における時限点灯ライ
    ト。
JP5933783U 1983-04-20 1983-04-20 停電状態時における時限点灯ライト Granted JPS59165696U (ja)

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JP5933783U JPS59165696U (ja) 1983-04-20 1983-04-20 停電状態時における時限点灯ライト

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Publication Number Publication Date
JPS59165696U JPS59165696U (ja) 1984-11-06
JPH0511673Y2 true JPH0511673Y2 (ja) 1993-03-23

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5766899U (ja) * 1980-10-09 1982-04-21

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JPS59165696U (ja) 1984-11-06

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