JP2592132B2 - 原子炉容器における下部炉心構造物の組立方法 - Google Patents
原子炉容器における下部炉心構造物の組立方法Info
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- JP2592132B2 JP2592132B2 JP1137357A JP13735789A JP2592132B2 JP 2592132 B2 JP2592132 B2 JP 2592132B2 JP 1137357 A JP1137357 A JP 1137357A JP 13735789 A JP13735789 A JP 13735789A JP 2592132 B2 JP2592132 B2 JP 2592132B2
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- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
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- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は，原子炉容器における下部炉心構造物の組立
方法に関するものである。
方法に関するものである。
（従来の技術） 従来の原子炉容器における下部炉心構造物の組立方法
を第５図により説明すると，（１）が原子炉容器，
（２）が同原子炉容器（１）の上部に設けた入口ノズ
ル，（３）が同原子炉容器（１）の上部に設けた出口ノ
ズル，（４）が同原子炉容器（１）に設置する炉心槽，
（５）が下部炉心板，（６）が下部炉心支持柱，（７）
が下部炉心支持板，（８）が同下部炉心支持板（７）を
支持するラジアルサポート，（11）がベースプレート
で，原子炉容器（１）の据え付けが完了して，原子炉容
器（１）内への取付け条件が整えば，下部炉心構造物
（４）〜（８）を専用吊具（図示せず）により原子炉容
器（１）内へ吊り込んで，下部炉心構造物（４）〜
（８）と原子炉容器（１）との芯出しを行う一方，下部
炉心構造物（４）〜（８）の底部側に組み込む付属品
（未だ下部炉心構造物（４）〜（８）の底部側に組込ん
でいない付属品）と原子炉容器（１）の底部との間の寸
法を原子炉容器（１）内で計測し（第４図（Ｉ）の従来
の計測寸法参照），次いで付属品を下部炉心構造物
（４）〜（８）に組み込み，次いで下部炉心構造物
（４）〜（８）及び付属品を原子炉容器（１）内から外
部へ吊り出し，次いで付属品を下部炉心構造物（４）〜
（８）から取り外し，工場に運んで，付属品を実測値通
りに機械加工した後，下部炉心構造物（４）〜（８）に
再度組み込み，次いで下部炉心構造物（５）〜（８）及
び各付属品を原子炉容器（１）内へ吊り込み，下部炉心
構造物（４）〜（８）と原子炉容器（１）との芯出しを
行って，下部炉心構造物（４）〜（８）及び付属品を原
子炉容器（１）に固定している。
を第５図により説明すると，（１）が原子炉容器，
（２）が同原子炉容器（１）の上部に設けた入口ノズ
ル，（３）が同原子炉容器（１）の上部に設けた出口ノ
ズル，（４）が同原子炉容器（１）に設置する炉心槽，
（５）が下部炉心板，（６）が下部炉心支持柱，（７）
が下部炉心支持板，（８）が同下部炉心支持板（７）を
支持するラジアルサポート，（11）がベースプレート
で，原子炉容器（１）の据え付けが完了して，原子炉容
器（１）内への取付け条件が整えば，下部炉心構造物
（４）〜（８）を専用吊具（図示せず）により原子炉容
器（１）内へ吊り込んで，下部炉心構造物（４）〜
（８）と原子炉容器（１）との芯出しを行う一方，下部
炉心構造物（４）〜（８）の底部側に組み込む付属品
（未だ下部炉心構造物（４）〜（８）の底部側に組込ん
でいない付属品）と原子炉容器（１）の底部との間の寸
法を原子炉容器（１）内で計測し（第４図（Ｉ）の従来
の計測寸法参照），次いで付属品を下部炉心構造物
（４）〜（８）に組み込み，次いで下部炉心構造物
（４）〜（８）及び付属品を原子炉容器（１）内から外
部へ吊り出し，次いで付属品を下部炉心構造物（４）〜
（８）から取り外し，工場に運んで，付属品を実測値通
りに機械加工した後，下部炉心構造物（４）〜（８）に
再度組み込み，次いで下部炉心構造物（５）〜（８）及
び各付属品を原子炉容器（１）内へ吊り込み，下部炉心
構造物（４）〜（８）と原子炉容器（１）との芯出しを
行って，下部炉心構造物（４）〜（８）及び付属品を原
子炉容器（１）に固定している。
（発明が解決しようとする課題） 前記第５図に示す従来の原子炉容器における下部炉心
構造物の組立方法では，（Ｉ）下部炉心構造物（４）〜
（８）の底部側に組み込む付属品を原子炉容器（１）内
で計測し（第４図（Ｉ）の従来の計測寸法参照），次い
で付属品を下部炉心構造物（４）〜（８）に組み込み，
次いで下部炉心構造物（４）〜（８）及び付属品を原子
炉容器（１）内から外部へ吊り出して，下部炉心構造物
（４）〜（８）から取り外し，工場に運んで，実測値通
りに機械加工した後，下部炉心構造物（４）〜（８）に
再度組み込むので，現地での作業時間が長くて，下部炉
心構造物の組立作業効率が悪い。（II）加工面及び精度
面で問題が生じたときの対応が遅れる。（III）下部炉
心構造物（４）〜（７）の付属品を工場で計測するとき
に，計測ミスが生じ易いという問題があった。
構造物の組立方法では，（Ｉ）下部炉心構造物（４）〜
（８）の底部側に組み込む付属品を原子炉容器（１）内
で計測し（第４図（Ｉ）の従来の計測寸法参照），次い
で付属品を下部炉心構造物（４）〜（８）に組み込み，
次いで下部炉心構造物（４）〜（８）及び付属品を原子
炉容器（１）内から外部へ吊り出して，下部炉心構造物
（４）〜（８）から取り外し，工場に運んで，実測値通
りに機械加工した後，下部炉心構造物（４）〜（８）に
再度組み込むので，現地での作業時間が長くて，下部炉
心構造物の組立作業効率が悪い。（II）加工面及び精度
面で問題が生じたときの対応が遅れる。（III）下部炉
心構造物（４）〜（７）の付属品を工場で計測するとき
に，計測ミスが生じ易いという問題があった。
本発明は前記の問題点に鑑み提案するものであり，そ
の目的とする処は，下部炉心構造物の組立作業効率を向
上できる。また加工面及び精度面での問題に迅速に対応
できる上に，付属品等の計測ミスを防止できる原子炉容
器における下部炉心構造物の組立方法を提供しようとす
る点にある。
の目的とする処は，下部炉心構造物の組立作業効率を向
上できる。また加工面及び精度面での問題に迅速に対応
できる上に，付属品等の計測ミスを防止できる原子炉容
器における下部炉心構造物の組立方法を提供しようとす
る点にある。
（課題を解決するための手段） 上記の目的を達成するために，本発明の原子炉容器に
おける下部炉心構造物の組立方法は，下部炉心構造物に
付属品を取付け，原子炉容器内で取付け条件が整うと，
下部炉心構造物及び付属品の原子炉容器内への第１回目
の吊り込みを行い，下部炉心構造物と原子炉容器との芯
出しを行って，付属品と原子炉容器の底部との間の寸法
を計測し，次いで下部炉心構造物及び付属品を原子炉容
器内から外部へ吊り出して，付属品を下部炉心構造物か
ら取り外し，この取り外した付属品を機械加工して，実
測通りの付属品にした後，下部炉心構造物に再度組み込
み，次いで下部炉心構造物及び各付属品の原子炉容器内
への第２回目の吊り込みを行い，下部炉心構造物と原子
炉容器との芯出しを行って，下部炉心構造物及び付属品
をシヨツクアブソーバ等を介して原子炉容器の底部側に
固定することを特徴としている。
おける下部炉心構造物の組立方法は，下部炉心構造物に
付属品を取付け，原子炉容器内で取付け条件が整うと，
下部炉心構造物及び付属品の原子炉容器内への第１回目
の吊り込みを行い，下部炉心構造物と原子炉容器との芯
出しを行って，付属品と原子炉容器の底部との間の寸法
を計測し，次いで下部炉心構造物及び付属品を原子炉容
器内から外部へ吊り出して，付属品を下部炉心構造物か
ら取り外し，この取り外した付属品を機械加工して，実
測通りの付属品にした後，下部炉心構造物に再度組み込
み，次いで下部炉心構造物及び各付属品の原子炉容器内
への第２回目の吊り込みを行い，下部炉心構造物と原子
炉容器との芯出しを行って，下部炉心構造物及び付属品
をシヨツクアブソーバ等を介して原子炉容器の底部側に
固定することを特徴としている。
（作用） 本発明は前記のように構成されており，原子炉容器に
下部炉心構造物を組付けるとき，格納容器内に搬入した
下部炉心構造物に炉内計装案内管やタイプレート等の付
属品を取付け，原子炉容器内で取付け条件が整うと，下
部炉心構造物及び付属品の原子炉容器内への第１回目の
吊り込みを行い，下部炉心構造物と原子炉容器との芯出
しを行って，付属品と原子炉容器の底部との間の寸法を
計測し，次いで下部炉心構造物及び付属品を原子炉容器
内から外部へ吊り出して，付属品を下部炉心構造物から
取り外し，この取り外した付属品を機械加工して，実測
通りの付属品にした後，下部炉心構造物に再度組み込
み，次いで下部炉心構造物及び各付属品の原子炉容器内
への第２回目の吊り込みを行い，下部炉心構造物と原子
炉容器との芯出しを行って，下部炉心構造物及び付属品
をシヨツクアブソーバ等を介して原子炉容器の底部側に
固定する。
下部炉心構造物を組付けるとき，格納容器内に搬入した
下部炉心構造物に炉内計装案内管やタイプレート等の付
属品を取付け，原子炉容器内で取付け条件が整うと，下
部炉心構造物及び付属品の原子炉容器内への第１回目の
吊り込みを行い，下部炉心構造物と原子炉容器との芯出
しを行って，付属品と原子炉容器の底部との間の寸法を
計測し，次いで下部炉心構造物及び付属品を原子炉容器
内から外部へ吊り出して，付属品を下部炉心構造物から
取り外し，この取り外した付属品を機械加工して，実測
通りの付属品にした後，下部炉心構造物に再度組み込
み，次いで下部炉心構造物及び各付属品の原子炉容器内
への第２回目の吊り込みを行い，下部炉心構造物と原子
炉容器との芯出しを行って，下部炉心構造物及び付属品
をシヨツクアブソーバ等を介して原子炉容器の底部側に
固定する。
（実施例） 次に本発明の原子炉容器における下部炉心構造物の組
立方法を第１図乃至第４図に示す実施例により説明する
と，（１）が原子炉容器，（２）が同原子炉容器（１）
の上部に設けた入口ノズル，（３）が同原子炉容器
（１）の上部に設けた出口ノズル，（４）が同原子炉容
器（１）に設置する炉心槽，（５）が下部炉心板，
（６）が下部炉心支持柱，（７）が下部炉心支持板，
（８）が同下部炉心支持板（７）を支持するラジアルサ
ポート，（９）が炉内計装案内管，（10）がタイプレー
ト，（11）がベースプレート，（12）が炉内計装用ノズ
ル，（13）がシヨツクアブソーバ，（14）が模擬の原子
炉容器蓋位置決めピンである。
立方法を第１図乃至第４図に示す実施例により説明する
と，（１）が原子炉容器，（２）が同原子炉容器（１）
の上部に設けた入口ノズル，（３）が同原子炉容器
（１）の上部に設けた出口ノズル，（４）が同原子炉容
器（１）に設置する炉心槽，（５）が下部炉心板，
（６）が下部炉心支持柱，（７）が下部炉心支持板，
（８）が同下部炉心支持板（７）を支持するラジアルサ
ポート，（９）が炉内計装案内管，（10）がタイプレー
ト，（11）がベースプレート，（12）が炉内計装用ノズ
ル，（13）がシヨツクアブソーバ，（14）が模擬の原子
炉容器蓋位置決めピンである。
前記第１図乃至第４図に示す原子炉容器（１）内に下
部炉心構造物（４）〜（８）を組付けるときには，原子
炉容器（１）の据え付け工事が終了するまでに，格納容
器（図示せず）に搬入されている炉内構造物のうち，第
２図に示す原子炉容器（１）への組付け前の下部炉心構
造物（４）〜（８）に必要な付帯工事を実施するととも
に，炉内計装案内管（９）やタイプレート（10）等の付
属品を取付け，原子炉容器（１）内で取付け条件が整う
と，専用工具により，下部炉心構造物（４）〜（８）及
び付属品（９）（10）の原子炉容器（１）内への第１回
目の吊り込みを行い，下部炉心構造物（４）〜（８）及
び付属品（９）（10）を原子炉容器（１）内に吊り込ん
で，下部炉心構造物（４）〜（８）と原子炉容器（１）
との芯出しを行い，それが終わると，模擬の原子炉容器
蓋位置決めピン（14）を取付け，次いで下部炉心構造物
（４）〜（８）の付属品（９）（10）と原子炉容器
（１）の底部との間の寸法を計測し（第４図（Ｉ）の改
善後の計測寸法参照），次いで下部炉心構造物（４）〜
（８）及び付属品（９）（10）を原子炉容器（１）内か
ら外部へ吊り出して，付属品（９）（10）を下部炉心構
造物（４）〜（８）から取り外し，この取り外した付属
品（９）（10）を工場に運び，機械加工して，実測通り
の付属品（９）（10）にした後，付属品（９）（10）を
下部炉心構造物（４）〜（８）に再度組み込み，次いで
下部炉心構造物（４）〜（８）及び各付属品（９）（1
0）の原子炉容器（１）内への第２回目の吊り込みを行
い，下部炉心構造物（４）〜（８）及び付属品（９）
（10）を原子炉容器（１）内に吊り込み終わると，下部
炉心構造物（５）〜（８）と原子炉容器（１）との芯出
しを行って，下部炉心構造物（４）〜（８）及び付属品
（９）（10）をシヨツクアブソーバ（13）を介して原子
炉容器（１）の底部側に固定する（第４図の（II）参
照）。
部炉心構造物（４）〜（８）を組付けるときには，原子
炉容器（１）の据え付け工事が終了するまでに，格納容
器（図示せず）に搬入されている炉内構造物のうち，第
２図に示す原子炉容器（１）への組付け前の下部炉心構
造物（４）〜（８）に必要な付帯工事を実施するととも
に，炉内計装案内管（９）やタイプレート（10）等の付
属品を取付け，原子炉容器（１）内で取付け条件が整う
と，専用工具により，下部炉心構造物（４）〜（８）及
び付属品（９）（10）の原子炉容器（１）内への第１回
目の吊り込みを行い，下部炉心構造物（４）〜（８）及
び付属品（９）（10）を原子炉容器（１）内に吊り込ん
で，下部炉心構造物（４）〜（８）と原子炉容器（１）
との芯出しを行い，それが終わると，模擬の原子炉容器
蓋位置決めピン（14）を取付け，次いで下部炉心構造物
（４）〜（８）の付属品（９）（10）と原子炉容器
（１）の底部との間の寸法を計測し（第４図（Ｉ）の改
善後の計測寸法参照），次いで下部炉心構造物（４）〜
（８）及び付属品（９）（10）を原子炉容器（１）内か
ら外部へ吊り出して，付属品（９）（10）を下部炉心構
造物（４）〜（８）から取り外し，この取り外した付属
品（９）（10）を工場に運び，機械加工して，実測通り
の付属品（９）（10）にした後，付属品（９）（10）を
下部炉心構造物（４）〜（８）に再度組み込み，次いで
下部炉心構造物（４）〜（８）及び各付属品（９）（1
0）の原子炉容器（１）内への第２回目の吊り込みを行
い，下部炉心構造物（４）〜（８）及び付属品（９）
（10）を原子炉容器（１）内に吊り込み終わると，下部
炉心構造物（５）〜（８）と原子炉容器（１）との芯出
しを行って，下部炉心構造物（４）〜（８）及び付属品
（９）（10）をシヨツクアブソーバ（13）を介して原子
炉容器（１）の底部側に固定する（第４図の（II）参
照）。
（発明の効果） 本発明の原子炉容器における下部炉心構造物の組立方
法は前記のように下部炉心構造物に付属品を取付け，原
子炉容器内で取付け条件が整うと，下部炉心構造物及び
付属品の原子炉容器内への第１回目の吊り込みを行い，
下部炉心構造物と原子炉容器との芯出しを行って，付属
品と原子炉容器と底部との間の寸法を計測し，次いで下
部炉心構造物及び付属品を原子炉容器内から外部へ吊り
出して，付属品を下部炉心構造物から取り外し，この取
り外した付属品を機械加工して，実測通りの付属品にし
た後，下部炉心構造物に再度組み込み，次いで下部炉心
構造物及び各付属品の原子炉容器内への第２回目の吊り
込みを行い，下部炉心構造物と原子炉容器との芯出しを
行って，下部炉心構造物及び付属品をシヨツクアブソー
バ等を介して原子炉容器の底部側に固定するので，つま
り付属品を下部炉心構造物の第Ｉ回の吊り込み前に下部
炉心構造物に取付けておくので，前記従来のように付属
物を計測後，原子炉容器内で下部炉心構造物に取付ける
必要がなくて，下部炉心構造物の組立作業効率を向上で
きる。また前記のように構成しており，加工面及び精度
面での問題に迅速に対応できる上に，付属品等の計測ミ
スを防止できる効果がある。
法は前記のように下部炉心構造物に付属品を取付け，原
子炉容器内で取付け条件が整うと，下部炉心構造物及び
付属品の原子炉容器内への第１回目の吊り込みを行い，
下部炉心構造物と原子炉容器との芯出しを行って，付属
品と原子炉容器と底部との間の寸法を計測し，次いで下
部炉心構造物及び付属品を原子炉容器内から外部へ吊り
出して，付属品を下部炉心構造物から取り外し，この取
り外した付属品を機械加工して，実測通りの付属品にし
た後，下部炉心構造物に再度組み込み，次いで下部炉心
構造物及び各付属品の原子炉容器内への第２回目の吊り
込みを行い，下部炉心構造物と原子炉容器との芯出しを
行って，下部炉心構造物及び付属品をシヨツクアブソー
バ等を介して原子炉容器の底部側に固定するので，つま
り付属品を下部炉心構造物の第Ｉ回の吊り込み前に下部
炉心構造物に取付けておくので，前記従来のように付属
物を計測後，原子炉容器内で下部炉心構造物に取付ける
必要がなくて，下部炉心構造物の組立作業効率を向上で
きる。また前記のように構成しており，加工面及び精度
面での問題に迅速に対応できる上に，付属品等の計測ミ
スを防止できる効果がある。
第１図は本発明に係わる原子炉容器における下部炉心構
造物の組立方法を示す縦断側面図，第２図は原子炉容器
への組付け前の下部炉心構造物を示す縦断側面図，第３
図は下部炉心構造物の付属品を示す縦断側面図，第４図
（Ｉ）は計測寸法を示す説明図，第４図（II）は付属品
と原子炉容器との間に介装されるシヨツクアブソーバを
示す縦断側面図，第５図は従来の原子炉容器における下
部炉心構造物の組立方法を示す縦断側面図である。 （１）……原子炉容器，（２）……入口ノズル，（３）
……出口ノズル，（４）〜（８）……下部炉心構造物，
（４）……炉心槽，（５）……下部炉心板，（６）……
下部炉心支持柱，（７）……下部炉心支持板，（８）…
…ラジアルサポート，（９）……炉内計装案内管，（1
0）……タイプレート，（11）……ベースプレート，（1
2）……炉内計装用ノズル，（13）……シヨツクアブソ
ーバ，（14）……模擬の原子炉容器蓋位置決めピン。
造物の組立方法を示す縦断側面図，第２図は原子炉容器
への組付け前の下部炉心構造物を示す縦断側面図，第３
図は下部炉心構造物の付属品を示す縦断側面図，第４図
（Ｉ）は計測寸法を示す説明図，第４図（II）は付属品
と原子炉容器との間に介装されるシヨツクアブソーバを
示す縦断側面図，第５図は従来の原子炉容器における下
部炉心構造物の組立方法を示す縦断側面図である。 （１）……原子炉容器，（２）……入口ノズル，（３）
……出口ノズル，（４）〜（８）……下部炉心構造物，
（４）……炉心槽，（５）……下部炉心板，（６）……
下部炉心支持柱，（７）……下部炉心支持板，（８）…
…ラジアルサポート，（９）……炉内計装案内管，（1
0）……タイプレート，（11）……ベースプレート，（1
2）……炉内計装用ノズル，（13）……シヨツクアブソ
ーバ，（14）……模擬の原子炉容器蓋位置決めピン。
Claims (1)
- 【請求項１】下部炉心構造物に付属品を取付け，原子炉
容器内で取付け条件が整うと，下部炉心構造物及び付属
品の原子炉容器内への第１回目の吊り込みを行い，下部
炉心構造物と原子炉容器との芯出しを行って，付属品と
原子炉容器の底部との間の寸法を計測し、次いで下部炉
心構造物及び付属品を原子炉容器内から外部へ吊り出し
て，付属品を下部炉心構造物から取り外し，この取り外
した付属品を機械加工して，実測通りの付属品にした
後，下部炉心構造物に再度組み込み，次いで下部炉心構
造物及び各付属品の原子炉容器内への第２回目の吊り込
みを行い，下部炉心構造物と原子炉容器との芯出しを行
って，下部炉心構造物及び付属品をシヨツクアブソーバ
等を介して原子炉容器の底部側に固定することを特徴と
した原子炉容器における下部炉心構造物の組立方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1137357A JP2592132B2 (ja) | 1989-06-01 | 1989-06-01 | 原子炉容器における下部炉心構造物の組立方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1137357A JP2592132B2 (ja) | 1989-06-01 | 1989-06-01 | 原子炉容器における下部炉心構造物の組立方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH034197A JPH034197A (ja) | 1991-01-10 |
| JP2592132B2 true JP2592132B2 (ja) | 1997-03-19 |
Family
ID=15196769
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1137357A Expired - Lifetime JP2592132B2 (ja) | 1989-06-01 | 1989-06-01 | 原子炉容器における下部炉心構造物の組立方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2592132B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6522975B2 (ja) * | 2015-02-09 | 2019-05-29 | 三菱重工業株式会社 | 炉内構造物の組立調整装置および組立方法 |
| JP6444199B2 (ja) * | 2015-02-09 | 2018-12-26 | 三菱重工業株式会社 | 下部炉心構造物の組立方法 |
-
1989
- 1989-06-01 JP JP1137357A patent/JP2592132B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH034197A (ja) | 1991-01-10 |
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