JP2592076Y2 - カーテンレール取付具 - Google Patents
カーテンレール取付具Info
- Publication number
- JP2592076Y2 JP2592076Y2 JP1993025686U JP2568693U JP2592076Y2 JP 2592076 Y2 JP2592076 Y2 JP 2592076Y2 JP 1993025686 U JP1993025686 U JP 1993025686U JP 2568693 U JP2568693 U JP 2568693U JP 2592076 Y2 JP2592076 Y2 JP 2592076Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- curtain rail
- window frame
- rail mounting
- fixture
- rear edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、煩雑に移設を繰り返す
仮設住宅や展示場などの建物において、商品価値の維持
のために窓枠を傷つけずにカーテンレールやブラインド
などを設ける場合に使用するカーテンレール取付具に関
する。
仮設住宅や展示場などの建物において、商品価値の維持
のために窓枠を傷つけずにカーテンレールやブラインド
などを設ける場合に使用するカーテンレール取付具に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、仮設住宅などの窓枠にカーテンレ
ールやブラインドを設ける場合、窓枠上方の壁に釘打ち
したり、窓枠にネジ止めしたりしてカーテンレールやブ
ラインドを支持し、取付けていた。
ールやブラインドを設ける場合、窓枠上方の壁に釘打ち
したり、窓枠にネジ止めしたりしてカーテンレールやブ
ラインドを支持し、取付けていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、仮設住宅など
で前記のような取付け方をすると、いざ住宅を解体しよ
うとすると釘やネジを取り除くのが大変面倒になる。ま
た、賃貸住宅などでは、賃貸終了後に穴を開けた箇所の
修理をしなければならず都合が悪い。
で前記のような取付け方をすると、いざ住宅を解体しよ
うとすると釘やネジを取り除くのが大変面倒になる。ま
た、賃貸住宅などでは、賃貸終了後に穴を開けた箇所の
修理をしなければならず都合が悪い。
【0004】そこで、釘打ちやネジ止めと同等の強度を
持ち、取付け取外しが簡単で、なにより窓枠や壁に穴を
開けなくても済むカーテンレール取付具について検討し
た。
持ち、取付け取外しが簡単で、なにより窓枠や壁に穴を
開けなくても済むカーテンレール取付具について検討し
た。
【0005】
【課題を解決するための手段】その結果、アルミサッシ
等の窓枠に取付けるフックであって、側面後縁12へ窓枠
4に掛止する段差1を設け、上面後縁22に窓枠4の部材
端部44への挟持部2を設け、前面31にはネジ穴3を形成
してなるカーテンレール取付具を考案した。この取付具
はカーテンレールのほか、ブラインドも取付けることが
できるので、ブラインド取付具も含まれる。
等の窓枠に取付けるフックであって、側面後縁12へ窓枠
4に掛止する段差1を設け、上面後縁22に窓枠4の部材
端部44への挟持部2を設け、前面31にはネジ穴3を形成
してなるカーテンレール取付具を考案した。この取付具
はカーテンレールのほか、ブラインドも取付けることが
できるので、ブラインド取付具も含まれる。
【0006】この取付具は直方体が好ましいが、底面や
背面はなくてもよい。段差1は、取付ける窓枠4の形状
に合わせて加工してもよいが、段差1と側面下端13との
みが側面16とつながった切込み14を持った切離し片15を
設けておくとなおよい。挟持部2は、窓枠4の部材端部
44を上方から3本指で互い違いに前後で挟持するように
するのが好ましい。ネジ穴3の大きさ、個数そして配置
は自由である。
背面はなくてもよい。段差1は、取付ける窓枠4の形状
に合わせて加工してもよいが、段差1と側面下端13との
みが側面16とつながった切込み14を持った切離し片15を
設けておくとなおよい。挟持部2は、窓枠4の部材端部
44を上方から3本指で互い違いに前後で挟持するように
するのが好ましい。ネジ穴3の大きさ、個数そして配置
は自由である。
【0007】
【作用】本考案のカーテンレール取付具は、上面後縁22
の挟持部2で窓枠4の部材端部44を上方から前後に挟持
し、側面後縁12の段差1で窓枠4の角に掛止することで
窓枠4に安定して取付けることができる。ネジ穴3は、
カーテンレールやブラインド又はこれらの取付具をネジ
止めする。挟持部2は、このネジにより前方から押圧さ
れて窓枠4の部材端部44を強く挟持する。
の挟持部2で窓枠4の部材端部44を上方から前後に挟持
し、側面後縁12の段差1で窓枠4の角に掛止することで
窓枠4に安定して取付けることができる。ネジ穴3は、
カーテンレールやブラインド又はこれらの取付具をネジ
止めする。挟持部2は、このネジにより前方から押圧さ
れて窓枠4の部材端部44を強く挟持する。
【0008】切込み14は、切離し片15を取付具から簡単
に取外せるようにして、段差1の側面後縁12からの距離
を変更できるようにしている。段差1は、取付具を取付
ける場合の位置決めを行なうもので、切込み14により強
度が問題になることはなく、切離し片15がペンチなどで
簡単に取付具から取外すことができるような長い切込み
14を設けておくとよい。
に取外せるようにして、段差1の側面後縁12からの距離
を変更できるようにしている。段差1は、取付具を取付
ける場合の位置決めを行なうもので、切込み14により強
度が問題になることはなく、切離し片15がペンチなどで
簡単に取付具から取外すことができるような長い切込み
14を設けておくとよい。
【0009】
【実施例】以下、本考案のカーテンレール取付具の実施
例について、図を参照しながら説明する。図1はカーテ
ンレール取付具の部分破断斜視図、図2は第1実施例と
してこの取付具を使用してカーテンレールを取付けたと
ころの縦断面図、図3は第2実施例としてこの取付具を
使用してブラインドを取付けたところの縦断面図であ
り、そして図4は側面後縁及び側面下端それぞれに平行
な切込みを持ち、段差と側面下端との2ヵ所のみ側面と
つながっている切離し片を設けた第3実施例のカーテン
レール取付具の部分破断側面図である。
例について、図を参照しながら説明する。図1はカーテ
ンレール取付具の部分破断斜視図、図2は第1実施例と
してこの取付具を使用してカーテンレールを取付けたと
ころの縦断面図、図3は第2実施例としてこの取付具を
使用してブラインドを取付けたところの縦断面図であ
り、そして図4は側面後縁及び側面下端それぞれに平行
な切込みを持ち、段差と側面下端との2ヵ所のみ側面と
つながっている切離し片を設けた第3実施例のカーテン
レール取付具の部分破断側面図である。
【0010】このカーテンレール取付具は、図1にみら
れるように、厚さ1.6mmの鋼板を折り曲げた幅25.2×奥
行き20×高さ40mmの直方体で、裏面と底面は省略してい
る。段差1は取付具側面後縁12に下端13から15.6mmの位
置に上向きに設けた幅1.5mmの階段状の切欠11である。
挟持部2は、上面後縁22の中央から垂下した幅4×長さ
18.5mmの中央爪21を配し、その両側にそれぞれ2mmずつ
の間隔をおいて幅7×長さ18.5mmの2本の両側爪23を、
中央爪21より4mm後方の上面後縁22から内向きに2度傾
けて降ろしている。そして、前面31中央とその上方9mm
の位置との2個所にはM3のネジ穴3を設けている。
れるように、厚さ1.6mmの鋼板を折り曲げた幅25.2×奥
行き20×高さ40mmの直方体で、裏面と底面は省略してい
る。段差1は取付具側面後縁12に下端13から15.6mmの位
置に上向きに設けた幅1.5mmの階段状の切欠11である。
挟持部2は、上面後縁22の中央から垂下した幅4×長さ
18.5mmの中央爪21を配し、その両側にそれぞれ2mmずつ
の間隔をおいて幅7×長さ18.5mmの2本の両側爪23を、
中央爪21より4mm後方の上面後縁22から内向きに2度傾
けて降ろしている。そして、前面31中央とその上方9mm
の位置との2個所にはM3のネジ穴3を設けている。
【0011】挟持部2の両側爪23,23を若干内側へ傾け
たのは、この取付具を取付ける窓枠4に部材端部44を安
定して挟持するためである。しかし、あまり傾けすぎる
と取付けができなくなったりするので、本実施例程度に
傾けるのがよい。
たのは、この取付具を取付ける窓枠4に部材端部44を安
定して挟持するためである。しかし、あまり傾けすぎる
と取付けができなくなったりするので、本実施例程度に
傾けるのがよい。
【0012】最近の窓枠のアルミサッシには角41に小さ
な凸部42があり、上面の部屋側の壁面にあてがい位置決
めするための横枠43が設けられ、通常この横枠43は壁面
に平行になっている。第1実施例は、図2のように、ア
ルミサッシの窓枠4の上縁の角41に取付具の段差1を掛
止させ、窓枠4上面に突設した横枠43の部材端部44に上
方から挟持部2を挿入し、挟持するようにして取付具を
取付ける。この場合、カーテンレール5の長さにあわせ
て、必要個数を適当な間隔で取付ける。
な凸部42があり、上面の部屋側の壁面にあてがい位置決
めするための横枠43が設けられ、通常この横枠43は壁面
に平行になっている。第1実施例は、図2のように、ア
ルミサッシの窓枠4の上縁の角41に取付具の段差1を掛
止させ、窓枠4上面に突設した横枠43の部材端部44に上
方から挟持部2を挿入し、挟持するようにして取付具を
取付ける。この場合、カーテンレール5の長さにあわせ
て、必要個数を適当な間隔で取付ける。
【0013】この取付例では、取付具前面31のネジ穴3
のうち上側にカーテンレール受具51をネジ52で止め、こ
のカーテンレール受具51の水平面にカーテンレール5を
取付けるようにしているが、取付具にカーテンレール5
を直接ネジ止めするようにしてもよい。ネジ52は、長さ
により大、中そして小の3種類を使いわけ、中央爪21を
押圧して両側爪23、23と共に中央爪21が窓枠4の部材端
部44を強く挟持するようにしている。
のうち上側にカーテンレール受具51をネジ52で止め、こ
のカーテンレール受具51の水平面にカーテンレール5を
取付けるようにしているが、取付具にカーテンレール5
を直接ネジ止めするようにしてもよい。ネジ52は、長さ
により大、中そして小の3種類を使いわけ、中央爪21を
押圧して両側爪23、23と共に中央爪21が窓枠4の部材端
部44を強く挟持するようにしている。
【0014】第2実施例は、図3のように、取付具を前
述と同様に窓枠4のアルミサッシに取付け、前面31の2
ヵ所のネジ穴3両方にブラインド受具61をネジ62で止
め、これにブラインド6を取付ける。この場合も、ブラ
インド6を直接ネジ止めするようにしてもよい。
述と同様に窓枠4のアルミサッシに取付け、前面31の2
ヵ所のネジ穴3両方にブラインド受具61をネジ62で止
め、これにブラインド6を取付ける。この場合も、ブラ
インド6を直接ネジ止めするようにしてもよい。
【0015】第3実施例は、図1又は図4のように、切
欠11のある側面後縁12から6mmの幅を持つ方形の切離し
片15を設けている。切離し片15は、切欠11と側面下端13
とのみ取付具の側面16とつながり、そのほかは切込み14
を設けている。このため、切離し片15はペンチなどで容
易に切り離すことができ、例えば挟持部2が挟持する部
材端部44と段差1が掛止する角41の凸部42との距離が長
いアルミサッシ、例えばドアサッシにも簡単に対応でき
るようになる。
欠11のある側面後縁12から6mmの幅を持つ方形の切離し
片15を設けている。切離し片15は、切欠11と側面下端13
とのみ取付具の側面16とつながり、そのほかは切込み14
を設けている。このため、切離し片15はペンチなどで容
易に切り離すことができ、例えば挟持部2が挟持する部
材端部44と段差1が掛止する角41の凸部42との距離が長
いアルミサッシ、例えばドアサッシにも簡単に対応でき
るようになる。
【0016】
【考案の効果】本考案のカーテンレール取付具は、次の
ような効果がある。従来仮設住宅の窓枠上方に直接釘打
ちしたり、アルミサッシの窓枠に直接ネジ止めしたりし
て取付けていたカーテンレールの取付けと比べて強度的
に遜色はないし、取付け取外しの作業はとても簡単にな
る。このため、例えばカーテンの付替えなどをする場合
には、カーテンレールを取付け固定したこの取付具ごと
窓枠から降ろし、カーテンを付替えた後に再び窓枠に取
付けるといった簡便さもある。
ような効果がある。従来仮設住宅の窓枠上方に直接釘打
ちしたり、アルミサッシの窓枠に直接ネジ止めしたりし
て取付けていたカーテンレールの取付けと比べて強度的
に遜色はないし、取付け取外しの作業はとても簡単にな
る。このため、例えばカーテンの付替えなどをする場合
には、カーテンレールを取付け固定したこの取付具ごと
窓枠から降ろし、カーテンを付替えた後に再び窓枠に取
付けるといった簡便さもある。
【0017】何よりも、カーテンレールやブラインドの
取付けを窓枠や壁を傷つけずに行なえるようになるの
で、仮設住宅や展示場あるいは賃貸住宅等においては、
商品又は賃貸物を傷つけずに済み、商品価値を維持する
ことができる。特に、仮設住宅はレンタル商品として煩
雑に移設を繰り返すので、この商品価値の維持は有用で
ある。また、各種の窓枠の形状にさまざまなカーテンレ
ールやブラインドを取付けることができる。
取付けを窓枠や壁を傷つけずに行なえるようになるの
で、仮設住宅や展示場あるいは賃貸住宅等においては、
商品又は賃貸物を傷つけずに済み、商品価値を維持する
ことができる。特に、仮設住宅はレンタル商品として煩
雑に移設を繰り返すので、この商品価値の維持は有用で
ある。また、各種の窓枠の形状にさまざまなカーテンレ
ールやブラインドを取付けることができる。
【図1】カーテンレール取付具の部分破断斜視図であ
る。
る。
【図2】第1実施例の縦断面図である。
【図3】第2実施例の縦断面図である。
【図4】第3実施例のカーテンレール取付具の部分破断
側面図である。
側面図である。
1 段差 2 挟持部 3 ネジ穴 11 切欠 12 側面後縁 13 側面下端 14 切込み 15 切離し片 21 中央爪 22 上面後縁 23 両側爪
Claims (2)
- 【請求項1】 アルミサッシ等の窓枠に取付けるフック
であって、側面後縁12へ窓枠4に掛止する段差1を設
け、上面後縁22に窓枠4の部材端部44への挟持部2を設
け、前面31にはネジ穴3を形成してなるカーテンレール
取付具。 - 【請求項2】 請求項1記載の段差1と側面下端13との
みが側面16とつながった切込み14を持った切離し片15を
設けてなるカーテンレール取付具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993025686U JP2592076Y2 (ja) | 1993-05-18 | 1993-05-18 | カーテンレール取付具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993025686U JP2592076Y2 (ja) | 1993-05-18 | 1993-05-18 | カーテンレール取付具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0682983U JPH0682983U (ja) | 1994-11-29 |
JP2592076Y2 true JP2592076Y2 (ja) | 1999-03-17 |
Family
ID=12172679
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993025686U Expired - Lifetime JP2592076Y2 (ja) | 1993-05-18 | 1993-05-18 | カーテンレール取付具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2592076Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-05-18 JP JP1993025686U patent/JP2592076Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0682983U (ja) | 1994-11-29 |
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