JP2592005Y2 - 流体供給管の分岐接続部 - Google Patents

流体供給管の分岐接続部

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JP2592005Y2
JP2592005Y2 JP1991104655U JP10465591U JP2592005Y2 JP 2592005 Y2 JP2592005 Y2 JP 2592005Y2 JP 1991104655 U JP1991104655 U JP 1991104655U JP 10465591 U JP10465591 U JP 10465591U JP 2592005 Y2 JP2592005 Y2 JP 2592005Y2
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光司 星野
寛 中島
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THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
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THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば、油入ケーブル
線路の油圧の変動を補償する油圧補償タンクと油入ケー
ブルとの間に接続される給油管の如き流体供給管に用い
られる分岐接続部の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】油入ケーブル線路は、例えば、図1に示
すように、三相の油入ケーブル10から成っているが、
これらの油入ケーブル10は、それぞれの給油管12を
介して油圧補償タンクである給油槽14に接続され、こ
れらの給油管12は、バルブパネル16を途中に有す
る。給油管12と給油槽14の接続管14aとは、それ
ぞれT型またはL型の分岐接続部20を介して接続され
ている。なお、図1において符号18は油入ケーブル1
0の終端部を示す。
【0003】従来技術のこの種の分岐接続部は、T型ま
たはL型チーズとこのチーズに袋ナットによって接続さ
れた端末接続金具とから成り、この端末接続金具は、給
油管または給油槽の接続管が油密に嵌合するゴムパッキ
ングまたはOリングの如きシール材を有する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、この従来技術
の分岐接続部は、チーズと端末接続金具とが別体となっ
ていてこれらを袋ナットで接続しなければならないの
で、分岐接続部の組立が面倒である上にチーズと端末接
続金具との間で油漏れを生ずる虞があり、信頼性が低い
欠点があった。
【0005】尚、流体の分岐接続部として通常L字形又
はT字形の流体継手が用いられているが、従来技術のこ
の流体継手は、通常、その端部に接続すべき流体供給管
を圧入するか、流体供給管を差し込んで継手の端部に螺
合すべき袋ナット等によって接続する差し込み式の接続
部を有する。しかし、このように、流体供給管を継手の
内部に差し込んで接続すると、流体供給管の抜け止めと
流体密とを保つことが難しく、流体漏れが生じ易く、信
頼性の高い分岐接続部を得ることができなかった。特
に、流体供給管が柔軟な材料から作られている場合に
は、この傾向が一層大きい。
【0006】本考案の目的は、上記の欠点を回避し、組
立が簡単である上に確実に流体密を保つことができる
頼性の高い流体供給管の分岐接続部を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記の課題を
解決するために、分岐チーズと前記分岐チーズに接続さ
れた端末接続金具とから成り、端末接続金具に流体供給
管の端末部が流体密を保って接続される流体供給管の分
岐接続部において、分岐チーズと端末接続金具とは一体
に形成され、端末接続金具は、その外周に流体供給管の
端末部が嵌合されて圧縮接続される圧縮接続部と、端末
接続金具と流体供給管の端末部との間に流体密を維持す
るシール部とを有することを特徴とする流体供給管の分
岐接続部を提供することにある。
【0008】
【作用】このように、流体供給管が分岐接続されるべき
分岐接続部は、分岐チーズに一体に端末接続金具が形成
されていると、分岐チーズと端末接続金具とを接続する
作業が不要となって分岐接続部の組立が簡単であり、ま
た今まで分岐チーズと端末接続金具との間で発生してい
た流体漏れが生ずることがなく、高い信頼性を有する分
岐接続部を得ることができる。
【0009】また、各端末接続金具は、その外周に流体
供給管の端末部が嵌合されて圧縮接続される圧縮接続部
とこの流体供給管の端末部との間に流体密を維持するシ
ール部とを有すると、従来の流体継手のように流体供給
管を圧入したり挿入したりして接続する場合に比べて、
圧縮接続部によって流体供給管の抜け止めを一層効果的
に行うことができ、また圧縮接続部とは別個のシール部
によって高い流体密を保つことができる。特に、流体供
給管が柔軟な材料から作られていても、その抜け止めと
流体密とを確実に保持することができる。
【0010】
【実施例】本考案の実施例を図面を参照して詳細にのべ
ると、図2は本考案に係る流体供給管の分岐接続部20
を示し、この分岐接続部20は、分岐チーズ22とこの
分岐チーズ22に一体に形成された端末接続金具24と
から成っている。図示の実施例では、分岐チーズ22
は、T型をなしているので、分岐チーズ22と端末接続
金具24との一体物30は、水平直線管30Aに垂直直
線管30Bを溶接して形成されている。
【0011】端末接続金具24は、図1の給油管12ま
たは給油槽14の接続管14aの如き流体供給管の端末
部が嵌合して圧縮接続される圧縮接続部24Aと、端末
接続金具24と流体供給管の端末部との間に流体密を維
持するシール部24Bとを有する。図示の実施例では、
圧縮接続部24Aは、流体供給管の端末部が係合してこ
の端末部の嵌合位置を設定するように位置決めする鍔2
を含み、またシール部24Bは、図示の例では、圧縮
接続部24Aの途中に設けられ流体供給管の端末部の流
体密を保持するシール材28から成っている。また、
示の実施例では、シール材28は、端末接続金具24の
小径部24aに取り付けられたゴムパッキングから成っ
ているが、このシール材28は、Oリングから成ってい
てもよい。
【0012】このように、分岐接続部20は、分岐チー
ズ22に一体に形成された端末接続金具24が圧縮接続
部24Aとシール部24Bとを有するので、恰も分岐チ
ーズ22が圧縮接続部24Aとシール部24Bとを有す
るのと同じことになる。従って、例えば、図1の給油管
12と給油槽14とを接続する場合には、図3に示すよ
うに、給油管12の端末部または給油槽14の接続管1
4aをその先端が端末接続金具24の鍔26に係合する
まで圧縮接続部24Aとシール部24Bとに跨がって
合しその上に銅スリーブの如き圧縮性スリーブ32を被
せ、この圧縮性スリーブ32の上から圧縮力をかけて給
油管12の端末部または給油槽14の接続管14aを分
岐接続部20に接続することができる。
【0013】図示の例では、2つの圧縮接続部24Aが
シール部24Bを跨がって形成されており、流体供給管
である給油管12の端末部又は給油槽14の接続管14
aはこの2つの圧縮接続部24Aによって確実に抜け止
めされ、またこれらの圧縮接続部24Aの間にあるシー
ル部24Bによって流体密が保たれる。
【0014】尚、上記実施例では、分岐接続部20がT
型であるのが示されているが、この分岐接続部20は、
図1から解るように、その位置に応じてL型とすること
がある。また、上記実施例では、流体供給管は給油管
12または給油槽14の接続管14aであるのが示され
ているが、本考案の分岐接続部20は、他の流体を供給
する経路に適用することができる。
【0015】
【考案の効果】本考案によれば、上記のように、分岐チ
ーズと端末接続金具とが一体に形成されているので、分
岐チーズと端末接続金具とを接続する作業が不要となっ
て分岐 接続部の組立が簡単であり、また今まで分岐チー
ズと端末接続金具との間で発生していた流体漏れが生ず
ることがなく、高い信頼性を有する分岐接続部を得るこ
とができる。
【0016】また、各端末接続金具は、その外周に流体
供給管の端末部が嵌合されて圧縮接続される圧縮接続部
とこの流体供給管の端末部との間に流体密を維持するシ
ール部とを有するので、従来の流体継手のように流体供
給管を圧入したり挿入したりして接続する場合に比べ
て、圧縮接続部によって流体供給管の抜け止めを一層効
果的に行うことができ、また圧縮接続部とは別個のシー
ル部によって高い流体密を保つことができる。特に、流
体供給管が柔軟な材料から作られていても、その抜け止
めと流体密とを確実に保持することができる実益があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の分岐接続部が適用される油入ケーブル
線路の系統図である。
【図2】本考案に係る流体供給管の分岐接続部の側面図
である。
【図3】本考案の分岐接続部に流体供給管が接続される
状態の一半部の拡大断面図である。
【符号の説明】
10 油入ケーブル 12 給油管 14 給油槽 14a 接続管 16 バルブパネル 18 終端部 20 流体供給管の分岐接続部 22 分岐チーズ 24 端末接続金具24A 圧縮接続部 24B シール部 26 鍔 28 シール材 30 一体物 30A 水平直線管 30B 垂直直線管 32 圧縮性スリーブ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−261796(JP,A) 特開 昭52−39822(JP,A) 実開 昭52−25321(JP,U) 実開 昭53−119022(JP,U) 実開 昭54−124216(JP,U) 実開 昭54−180316(JP,U) 実開 昭58−28190(JP,U) 実開 昭59−147986(JP,U) 実開 昭63−115988(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16L 41/02

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分岐チーズと前記分岐チーズに接続され
    た端末接続金具とから成り、前記端末接続金具に流体供
    給管の端末部が流体密を保って接続される流体供給管の
    分岐接続部において、前記分岐チーズと端末接続金具と
    は一体に形成され、前記端末接続金具は、その外周に前
    記流体供給管の端末部が嵌合されて圧縮接続される圧縮
    接続部と、前記端末接続金具と前記流体供給管の端末部
    との間に流体密を維持するシール部とを有することを特
    徴とする流体供給管の分岐接続部。
JP1991104655U 1991-11-27 1991-11-27 流体供給管の分岐接続部 Expired - Lifetime JP2592005Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0547690U JPH0547690U (ja) 1993-06-25
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