JP2591991B2 - 水車主軸受の冷却装置 - Google Patents
水車主軸受の冷却装置Info
- Publication number
- JP2591991B2 JP2591991B2 JP63169596A JP16959688A JP2591991B2 JP 2591991 B2 JP2591991 B2 JP 2591991B2 JP 63169596 A JP63169596 A JP 63169596A JP 16959688 A JP16959688 A JP 16959688A JP 2591991 B2 JP2591991 B2 JP 2591991B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main bearing
- nozzles
- water turbine
- operating
- nozzle
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/20—Hydro energy
Landscapes
- Hydraulic Turbines (AREA)
- Control Of Water Turbines (AREA)
Description
この発明は、複数のノズルを有し水車主軸受油槽の油
をラジエータに循環させ、このラジエータを複数の送風
機で冷却するペルトン水車の主軸受の冷却装置に関す
る。
をラジエータに循環させ、このラジエータを複数の送風
機で冷却するペルトン水車の主軸受の冷却装置に関す
る。
【従来の技術】 ペルトン水車は従来複数のノズル運転をする場合には
主軸受の冷却に空冷装置を用いるが、1ノズル運転のと
きはラジアル荷重により主軸が傾き境界潤滑領域に入り
局部的に軸受発熱量が増大して主軸受の発熱量が大き
く、このため空冷装置が巨大となり経済的でないため水
冷方式が採用されていた。
主軸受の冷却に空冷装置を用いるが、1ノズル運転のと
きはラジアル荷重により主軸が傾き境界潤滑領域に入り
局部的に軸受発熱量が増大して主軸受の発熱量が大き
く、このため空冷装置が巨大となり経済的でないため水
冷方式が採用されていた。
出力5000kw回転数450rpmのペルトン水車の場合主軸受
に発生する熱量は次のようになる。 (1)1ノズル運転時 ジェット力により軸受に生じる荷重P1を6500kgfとす
る。軸受発熱量は次式で計算する。 H1=P1・μ・V・860/102kcal/h H1:軸受摩擦損失、μ:摩擦係数、V:周速 上記式で求めるとH1=5064kcal/h 1kcal/h=1.163×10-3kwで計算 H1=5.9kw 修正係数を4とすれば H1=H1×4=23.6kw (2)2または4ノズル運転時 ジェット力によるラジアル荷重は互いに打ち消し合っ
てバランスするので軸受発熱量は次式で計算する。 H2=146・K・η・n2・d3・L/C K:油溝に対する係数、η:潤滑油粘度、 n:回転速度、d:軸受直径、L:軸受長さ、 C:軸受ギャップ H2=5900kcal/h=6.9kw この発生熱量を冷却するに必要な空気量は1ノズル運
転の時Q1=270m3/min、2または4ノズル運転の時Q1=8
03/minとなり、従つて1ノズル運転の時は2または4ノ
ズル運転時の約3倍の空気量を必要とする。このプラン
トの場合903/minの送風機を3台設け1ノズル運転時は
送風機を3台運転、2または4ノズル運転時は送風機を
1台運転すればよい。 この発明は、ノズルの運転数に対応して送風機の運転
台数を制御し、省エネルギーするペルトン水車の主軸受
の冷却装置を提供することを目的とする。
に発生する熱量は次のようになる。 (1)1ノズル運転時 ジェット力により軸受に生じる荷重P1を6500kgfとす
る。軸受発熱量は次式で計算する。 H1=P1・μ・V・860/102kcal/h H1:軸受摩擦損失、μ:摩擦係数、V:周速 上記式で求めるとH1=5064kcal/h 1kcal/h=1.163×10-3kwで計算 H1=5.9kw 修正係数を4とすれば H1=H1×4=23.6kw (2)2または4ノズル運転時 ジェット力によるラジアル荷重は互いに打ち消し合っ
てバランスするので軸受発熱量は次式で計算する。 H2=146・K・η・n2・d3・L/C K:油溝に対する係数、η:潤滑油粘度、 n:回転速度、d:軸受直径、L:軸受長さ、 C:軸受ギャップ H2=5900kcal/h=6.9kw この発生熱量を冷却するに必要な空気量は1ノズル運
転の時Q1=270m3/min、2または4ノズル運転の時Q1=8
03/minとなり、従つて1ノズル運転の時は2または4ノ
ズル運転時の約3倍の空気量を必要とする。このプラン
トの場合903/minの送風機を3台設け1ノズル運転時は
送風機を3台運転、2または4ノズル運転時は送風機を
1台運転すればよい。 この発明は、ノズルの運転数に対応して送風機の運転
台数を制御し、省エネルギーするペルトン水車の主軸受
の冷却装置を提供することを目的とする。
この発明によれば、ノズル数切替用リミットスイッチ
の動作によりペルトン水車の運転ノズル数を判定し、1
ノズル運転時には複数の送風機を運転し、複数ノズル運
転時には1台の送風機を運転するようにした。
の動作によりペルトン水車の運転ノズル数を判定し、1
ノズル運転時には複数の送風機を運転し、複数ノズル運
転時には1台の送風機を運転するようにした。
この発明によれば、ノズル切替用のリミットスイッチ
の動作により運転ノズル数を判定して、ラジエータを冷
却する送風機の運転台数を1台運転あるいは複数運転に
切替えることができる。
の動作により運転ノズル数を判定して、ラジエータを冷
却する送風機の運転台数を1台運転あるいは複数運転に
切替えることができる。
第1図はこの発明の実施例による水車主軸受の冷却装
置を備えたペルトン水車の操作図である。第1図におい
て、主軸2を案内する主軸受3を収容する水車主軸受油
槽1には潤滑油を満たしている。この図ではノズル8を
4本備えていて、ノズル8はリミットスイッチ4(74
N)の動作によつてニードル7のサーボモータを動作さ
せジェットを噴射している。水車主軸受油槽1の潤滑油
は図示しないポンプによつて潤滑油をラジエータ5に循
環させラジエータ5には冷却用の3台の送風機6を設け
ている。 前記リミットスイッチ4の動作によりペルトン水車が
1ノズル運転か複数ノズル運転かを判定し、2ないし4
ノズル運転のときこのリミットスイッチの動作により送
風機6を1台運転し、1ノズル運転のとき送風機6を3
台運転する。
置を備えたペルトン水車の操作図である。第1図におい
て、主軸2を案内する主軸受3を収容する水車主軸受油
槽1には潤滑油を満たしている。この図ではノズル8を
4本備えていて、ノズル8はリミットスイッチ4(74
N)の動作によつてニードル7のサーボモータを動作さ
せジェットを噴射している。水車主軸受油槽1の潤滑油
は図示しないポンプによつて潤滑油をラジエータ5に循
環させラジエータ5には冷却用の3台の送風機6を設け
ている。 前記リミットスイッチ4の動作によりペルトン水車が
1ノズル運転か複数ノズル運転かを判定し、2ないし4
ノズル運転のときこのリミットスイッチの動作により送
風機6を1台運転し、1ノズル運転のとき送風機6を3
台運転する。
この発明によれば、水車主軸受油槽の水冷装置を必要
とせずノズルを運転させるリミットスイッチの動作によ
つて、ノズルの運転数を判定して水車主軸受油槽の油を
循環させているラジエータを冷却する送風機の運転台数
を制御するので、2ないし4ノズル運転時には送風機の
運転台数を減らし省エネルギーをはかることができる。
とせずノズルを運転させるリミットスイッチの動作によ
つて、ノズルの運転数を判定して水車主軸受油槽の油を
循環させているラジエータを冷却する送風機の運転台数
を制御するので、2ないし4ノズル運転時には送風機の
運転台数を減らし省エネルギーをはかることができる。
第1図はこの発明の実施例による水車主軸受の冷却装置
を備えたペルトン水車の操作図である。 1:水車主軸受油槽、2:主軸、3:主軸受、 4:リミットスイッチ、5:ラジエータ、 6:送風機、8:ノズル。
を備えたペルトン水車の操作図である。 1:水車主軸受油槽、2:主軸、3:主軸受、 4:リミットスイッチ、5:ラジエータ、 6:送風機、8:ノズル。
Claims (1)
- 【請求項1】複数のノズルを有し、水車主軸受油槽の油
を循環させるラジエータおよびそのラジエータを冷却す
る複数の送風機を備えるペルトン水車において、ノズル
数切替用のリミットスイッチの動作により前記水車の運
転ノズル数を判定し、1ノズル運転時には複数の送風機
を運転し、複数ノズル運転時には1台の送風機を運転す
ることを特徴とする水車主軸受の冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63169596A JP2591991B2 (ja) | 1988-07-07 | 1988-07-07 | 水車主軸受の冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63169596A JP2591991B2 (ja) | 1988-07-07 | 1988-07-07 | 水車主軸受の冷却装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0219661A JPH0219661A (ja) | 1990-01-23 |
JP2591991B2 true JP2591991B2 (ja) | 1997-03-19 |
Family
ID=15889421
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63169596A Expired - Lifetime JP2591991B2 (ja) | 1988-07-07 | 1988-07-07 | 水車主軸受の冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2591991B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59105974A (ja) * | 1982-12-10 | 1984-06-19 | Hitachi Ltd | 水車用調速機 |
-
1988
- 1988-07-07 JP JP63169596A patent/JP2591991B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0219661A (ja) | 1990-01-23 |
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