JPH039198A - 空冷減速機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、空冷減速機に係り、特に冷却水を使用せずに
冷却する空冷減速機に関する。

〔従来の技術〕

従来、例えば排水ポンプ用減速機の強制空冷装置は、減
速機の軸端に内蔵した冷却ファンにより直接ギヤケース
に風を当てケース表面の温度を下げる方式であった。

第６図は、従来の冷却ファン付減速機である。

減速機の高速軸１に取付けた冷却ファン２により冷風を
ギヤケース３に当てて減速機の温度を一定に保つように
している。しかしこの構造ではギヤケースの一部分しか
冷風を当てることができない為、ギヤケースの表面温度
を一様にすることができず、また、冷却効果が低いため
、大容量の減速機には使用することが出来なかった。

尚、この種の装置として関連するものには例えば特開平
１−５８８６５号公報が挙げられる。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術は、発熱量の小さい減速機にしか適用でき
ず、また冷却ファンからの冷風がギヤケース表面にかた
よって当るために、温度差によるアライメント誤いや軸
受ギャップの減少等による軸受焼損を起す等の問題があ
った。

本発明は、冷却ファンからの冷風を有効的に働かせ冷却
効率を高くし、前述の問題点を解決する空冷減速機を提
供することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために、高効率フィンを有する潤滑
油通路を設け、これに、減速機軸端に取付けた冷却ファ
ンから送り出される冷風を当てることにより、減速機内
部を循環している潤滑油を直接有効的に冷却させる構造
としたものである。

〔作用〕

フィンを有する潤滑油通路に冷却ファンから送り出され
る冷風を直接当てることにより、効率良く、減速機内部
を循環する油を冷却することが出来る。それにより、減
速機の発熱量が多い場合でも、フィンの量及びフィンの
効率を高めることにより空冷化を実現できる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を説明する。

第１図において、１は高速軸、２は冷却ファン、３はギ
ヤケース、４はフィン付潤滑油通路である。

高速軸１に取付けいている冷却ファン２から送り出され
る冷風により、フィン付潤滑油通路４の油が冷却され、
この油が減速機内部を循環することにより、減速機から
の発熱を吸収する。

第２図は、フィン付潤滑油通路４の一実施例を示したも
のであり、矢印１１〜１８は潤滑油の流れを示し、矢印
２１〜２４は冷風の流れを示している。

第３図は、第２図に示したフィン付潤滑油通路４の上部
の詳細図であり、３１はセパレートプレート、３２はプ
レートフィンである。セパレートプレート３１によって
仕切られた通路を潤滑油（矢印１４）と冷風（矢印２１
．２２）が流れ、プレートフィン３２により効率良く熱
交換が行なわれる。

第４図は、フィン付潤滑油通路４の他の実施例であり、
第５図は第４図のＩ−Ｉ断面図である。

フィン４１の付いたパイプを第４図のごとく折り曲げ、
その中に潤滑油を流し、冷却ファン２から送り出される
冷風により、効率良く冷却が行なわれる。

本実施例によれば、フィン付潤滑油通路４を設けること
により、冷却ファン２から送り出される冷風を全て有効
的に冷却に働かせることができ、冷却効果が大きい。

〔発明の効果〕

本発明によれば、フィン付潤滑油通路に減速機の高速軸
に取付けた冷却ファンより送り出される冷風を当てるこ
とにより、効率良く熱交換を行なうことができるため、
大容量減速機においても、空冷化が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例の側面図、美ｉ姻第２図は
、フィン付潤滑油通路 の外観図、第３図は第２図の分解詳細図、第４図はフィ
ン付潤滑油通路の他の実施例の外観図、第５図は第４図
のＩ’−Ｉ線断面図、第６図は従来のものの側面図であ
る。 １・・・高速軸、２・・・冷却ファン、３・・・ギヤケ
ース、４・・・フィン付潤滑油通路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、潤滑油通路に、減速機の軸端に設けた冷却ファンに
   より強制的に風を送ることにより、潤滑油を冷却させる
   ことを特徴とする空冷減速機。