JP2591929Y2 - プレスブレーキの上型固定装置 - Google Patents
プレスブレーキの上型固定装置Info
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- JP2591929Y2 JP2591929Y2 JP1992072816U JP7281692U JP2591929Y2 JP 2591929 Y2 JP2591929 Y2 JP 2591929Y2 JP 1992072816 U JP1992072816 U JP 1992072816U JP 7281692 U JP7281692 U JP 7281692U JP 2591929 Y2 JP2591929 Y2 JP 2591929Y2
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- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、パンチ等の上型を上
型取付部に固定するためのプレスブレーキの上型固定装
置に関する。
型取付部に固定するためのプレスブレーキの上型固定装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のプレスブレーキの上型固
定装置には、図7に示すものがある。それは、上下に往
復運動を行うラムの下端部(以下、上型取付部1とい
う。)に複数台取り付けられている。そして、この上型
固定装置の後側挟持部材61は、図7に示すように、上
型取付部1に設けられているねじ穴63にボルト67を
螺合させることにより上型取付部に締結されており、こ
の後側挟持部材61と前側挟持部材9とがパンチ等の上
型7を挟み込んで固定している。この握持力は、圧縮コ
イルばね10のばね力を利用して得ている。
定装置には、図7に示すものがある。それは、上下に往
復運動を行うラムの下端部(以下、上型取付部1とい
う。)に複数台取り付けられている。そして、この上型
固定装置の後側挟持部材61は、図7に示すように、上
型取付部1に設けられているねじ穴63にボルト67を
螺合させることにより上型取付部に締結されており、こ
の後側挟持部材61と前側挟持部材9とがパンチ等の上
型7を挟み込んで固定している。この握持力は、圧縮コ
イルばね10のばね力を利用して得ている。
【0003】次に、この上型7を上型固定装置から取り
外すときは、図8に示す油圧ホース6を介してシリンダ
装置2に圧油を供給し、シリンダ装置2のピストン8を
後側挟持部材61側に突出させればよい。これにより、
前側挟持部材9と後側挟持部材61とが互いに引き離さ
れて、この上型固定装置から上型7を取り外すことがで
きる。
外すときは、図8に示す油圧ホース6を介してシリンダ
装置2に圧油を供給し、シリンダ装置2のピストン8を
後側挟持部材61側に突出させればよい。これにより、
前側挟持部材9と後側挟持部材61とが互いに引き離さ
れて、この上型固定装置から上型7を取り外すことがで
きる。
【0004】かかるシリンダ装置2は、図8に示すよう
に、前側挟持部材9に取り付けてある。即ち、シリンダ
装置2をプレスブレーキ(図示せず)の正面側に配置し
てある。このように、シリンダ装置2をプレスブレーキ
の正面側に取り付けてあるのは、例えばこのシリンダ装
置2が取り付けられている前側挟持部材9の上型取付部
1に対する取付及び取り外しの作業が容易にできるよう
にする為と、シリンダ装置2の部品交換の作業が容易に
できるようにする等の為である。
に、前側挟持部材9に取り付けてある。即ち、シリンダ
装置2をプレスブレーキ(図示せず)の正面側に配置し
てある。このように、シリンダ装置2をプレスブレーキ
の正面側に取り付けてあるのは、例えばこのシリンダ装
置2が取り付けられている前側挟持部材9の上型取付部
1に対する取付及び取り外しの作業が容易にできるよう
にする為と、シリンダ装置2の部品交換の作業が容易に
できるようにする等の為である。
【0005】そして、複数台の上型固定装置に設けられ
ている各シリンダ装置2のシリンダ4には、図9に示す
ように、圧油の給排口5を設けてある。そして、互いに
隣接する上型固定装置に設けられている給排口5は、油
圧ホース6を介して接続されている。なお、図8に示す
ように、ホース6の先端には接続用金具64を設けてあ
り、この接続金具64には雄ねじ65を削設してある。
この雄ねじ65を前側挟持部材9に削設してある雌ねじ
66に螺合することにより、ホース6と前側挟持部材9
とを接続している。
ている各シリンダ装置2のシリンダ4には、図9に示す
ように、圧油の給排口5を設けてある。そして、互いに
隣接する上型固定装置に設けられている給排口5は、油
圧ホース6を介して接続されている。なお、図8に示す
ように、ホース6の先端には接続用金具64を設けてあ
り、この接続金具64には雄ねじ65を削設してある。
この雄ねじ65を前側挟持部材9に削設してある雌ねじ
66に螺合することにより、ホース6と前側挟持部材9
とを接続している。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の上型固定装
置では、ホース6と前側挟持部材9とを接続金具64を
介して接続しているので、複数台の上型固定装置を極め
て接近させた状態で上型取付部1に取り付ける場合、互
いに隣接する前側挟持部材9の間隔が狭いので、この狭
間にホース6と接続金具64を配置することができない
ことがある。従って、そのような場合、図8に示すよう
に、ホース6を前側挟持部材9の上面に接続している。
置では、ホース6と前側挟持部材9とを接続金具64を
介して接続しているので、複数台の上型固定装置を極め
て接近させた状態で上型取付部1に取り付ける場合、互
いに隣接する前側挟持部材9の間隔が狭いので、この狭
間にホース6と接続金具64を配置することができない
ことがある。従って、そのような場合、図8に示すよう
に、ホース6を前側挟持部材9の上面に接続している。
【0007】しかし、この従来の上型固定装置を取り付
けたプレスブレーキ(図示せず)により薄板等のワーク
11を屈曲形成(プレス)した場合、図8に示すよう
に、ワーク11の縁部12が油圧ホース6に衝突するこ
とがあり、ワーク11の縁部12がホース6に衝突する
とホース6が損傷するという問題がある。なお、屈曲形
成したワーク11の長大部13がプレスブレーキの正面
側にくるように配置しているのは、屈曲形成する前のワ
ーク11を下型14の所定位置にセットする際に、ワー
ク11の長大部13がプレスブレーキのコラム(図示せ
ず)等と接触することがあるからである。つまり、ワー
ク11の屈曲部15から縁部12までの長さ(長大部1
3の長さ)が下型14とコラム等との間隔よりも長い場
合は、長大部13を正面側に向ける必要がある。
けたプレスブレーキ(図示せず)により薄板等のワーク
11を屈曲形成(プレス)した場合、図8に示すよう
に、ワーク11の縁部12が油圧ホース6に衝突するこ
とがあり、ワーク11の縁部12がホース6に衝突する
とホース6が損傷するという問題がある。なお、屈曲形
成したワーク11の長大部13がプレスブレーキの正面
側にくるように配置しているのは、屈曲形成する前のワ
ーク11を下型14の所定位置にセットする際に、ワー
ク11の長大部13がプレスブレーキのコラム(図示せ
ず)等と接触することがあるからである。つまり、ワー
ク11の屈曲部15から縁部12までの長さ(長大部1
3の長さ)が下型14とコラム等との間隔よりも長い場
合は、長大部13を正面側に向ける必要がある。
【0008】また、図8に示すように、ホース6がプレ
スブレーキの正面側(作業者側)に配置されていると、
プレス作業及び上型7等の着脱作業の邪魔になることが
あるという問題もある。更に、図8に示すピストン8の
例えばOリング等の保守、点検をする場合、前側挟持部
材9を取り外す必要があるので、作業性が悪いという問
題がある。その上、この前側挟持部材9にはホース6が
結合されているので、その作業性の悪さは著しいもので
ある。
スブレーキの正面側(作業者側)に配置されていると、
プレス作業及び上型7等の着脱作業の邪魔になることが
あるという問題もある。更に、図8に示すピストン8の
例えばOリング等の保守、点検をする場合、前側挟持部
材9を取り外す必要があるので、作業性が悪いという問
題がある。その上、この前側挟持部材9にはホース6が
結合されているので、その作業性の悪さは著しいもので
ある。
【0009】本考案は、圧油の流路が作業等の邪魔にな
らないように構成すると共に、シリンダ装置の着脱が容
易であり、既設の上型取付部に極めて簡単に取り付ける
ことができるプレスブレーキの上型固定装置を提供する
ことを目的とする。
らないように構成すると共に、シリンダ装置の着脱が容
易であり、既設の上型取付部に極めて簡単に取り付ける
ことができるプレスブレーキの上型固定装置を提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決する第
1の考案は、夫々に1又は2以上のシリンダ装置が取り
付けられている複数の本体と、これらの各本体の内側に
設けられ該本体と隣接する他の上記本体側に向かって開
口し該本体に取り付けられている上記シリンダ装置に圧
力流体を供給することができる流路と、互いに隣接する
両方の上記本体に設けられている上記各開口部分に各端
部が嵌合し上記流路を相互に連通する接続管と、を具備
することを特徴とするものである。
1の考案は、夫々に1又は2以上のシリンダ装置が取り
付けられている複数の本体と、これらの各本体の内側に
設けられ該本体と隣接する他の上記本体側に向かって開
口し該本体に取り付けられている上記シリンダ装置に圧
力流体を供給することができる流路と、互いに隣接する
両方の上記本体に設けられている上記各開口部分に各端
部が嵌合し上記流路を相互に連通する接続管と、を具備
することを特徴とするものである。
【0011】第2の考案は、第1の考案のプレスブレー
キの上型固定装置において、上型が固定される上型取付
部に設けられているねじ穴に、ボルトを螺合させること
により上記本体を上記上型取付部に取り付けることがで
きる構成としたことを特徴とするものである。
キの上型固定装置において、上型が固定される上型取付
部に設けられているねじ穴に、ボルトを螺合させること
により上記本体を上記上型取付部に取り付けることがで
きる構成としたことを特徴とするものである。
【0012】第3の考案は、第1の考案のプレスブレー
キの上型固定装置において、上型が固定される上型取付
部に設けられている貫通孔に、ねじ穴を有するブッシュ
を嵌め込み、このブッシュのねじ穴にボルトを螺合させ
ることにより上記本体を上記上型取付部に取り付けるこ
とができる構成としたことを特徴とするものである。
キの上型固定装置において、上型が固定される上型取付
部に設けられている貫通孔に、ねじ穴を有するブッシュ
を嵌め込み、このブッシュのねじ穴にボルトを螺合させ
ることにより上記本体を上記上型取付部に取り付けるこ
とができる構成としたことを特徴とするものである。
【0013】
【0014】
【作用】第1の考案によると、各本体の内側に設けた流
路が、その本体と隣接する他の本体側に向かって開口し
ているので、流路を接続する接続管を、その接続管が接
続する2つの本体の狭間に設けることができる。即ち、
上型取付部に沿って取り付けられている複数の本体のそ
の並ぶ方向から本体を見たときの投影範囲内に接続管を
設けることができる。そして、この接続管は、圧力流体
の開口部分に端部を嵌合することにより接続することが
できる構成であるから、互いが極めて接近して対向する
位置に設けられている2つの開口部分にこの接続管の各
端部を接続することができる。
路が、その本体と隣接する他の本体側に向かって開口し
ているので、流路を接続する接続管を、その接続管が接
続する2つの本体の狭間に設けることができる。即ち、
上型取付部に沿って取り付けられている複数の本体のそ
の並ぶ方向から本体を見たときの投影範囲内に接続管を
設けることができる。そして、この接続管は、圧力流体
の開口部分に端部を嵌合することにより接続することが
できる構成であるから、互いが極めて接近して対向する
位置に設けられている2つの開口部分にこの接続管の各
端部を接続することができる。
【0015】第2の考案によると、第1の考案のプレス
ブレーキの上型固定装置を、既設の上型取付部に設けら
れているねじ穴を利用してその上型取付部に取り付ける
ことができる。
ブレーキの上型固定装置を、既設の上型取付部に設けら
れているねじ穴を利用してその上型取付部に取り付ける
ことができる。
【0016】第3の考案によると、第1の考案のプレス
ブレーキの上型固定装置を、既設の上型取付部に設けら
れている貫通孔とねじ穴付きのブッシュを利用してその
上型取付部に取り付けることができる。
ブレーキの上型固定装置を、既設の上型取付部に設けら
れている貫通孔とねじ穴付きのブッシュを利用してその
上型取付部に取り付けることができる。
【0017】
【0018】
【実施例】本考案の一実施例のプレスブレーキの上型固
定装置(以下、単に「上型固定装置」という。)は、図
6に示すように、プレスブレーキのラムの下端部(以
下、上型取付部16という。)に設けられている複数台
の上型固定装置38からなっている。そして、これら複
数台の上型固定装置38のうち、2台の上型固定装置3
8がパンチ(以下、上型55という。)を固定してい
る。また、ダイス(以下、下型14という。)はベース
42側に取り付けられている。図2は、この上型固定装
置38の背面図であり、図1は図2をA−A方向から見
た接続管43の横断面図である。図3は、図2をB−B
方向から見たシリンダ装置17の縦断面図であり、図4
は図2をC−C方向から見たクランプ装置44の縦断面
図である。つまり、この上型固定装置38は、図4に示
すクランプ装置44が所定の間隔を隔てて2台設けられ
ており、この2つのクランプ装置44の間に1台のシリ
ンダ装置17が設けられている。そして、各上型固定装
置38は、接続管43によって接続されている。
定装置(以下、単に「上型固定装置」という。)は、図
6に示すように、プレスブレーキのラムの下端部(以
下、上型取付部16という。)に設けられている複数台
の上型固定装置38からなっている。そして、これら複
数台の上型固定装置38のうち、2台の上型固定装置3
8がパンチ(以下、上型55という。)を固定してい
る。また、ダイス(以下、下型14という。)はベース
42側に取り付けられている。図2は、この上型固定装
置38の背面図であり、図1は図2をA−A方向から見
た接続管43の横断面図である。図3は、図2をB−B
方向から見たシリンダ装置17の縦断面図であり、図4
は図2をC−C方向から見たクランプ装置44の縦断面
図である。つまり、この上型固定装置38は、図4に示
すクランプ装置44が所定の間隔を隔てて2台設けられ
ており、この2つのクランプ装置44の間に1台のシリ
ンダ装置17が設けられている。そして、各上型固定装
置38は、接続管43によって接続されている。
【0019】この2台のクランプ装置44は、同一の形
状であるので、一方のみを説明する。図4に示すよう
に、このクランプ装置44は、上型取付部16の右側面
18に取り付けてある。この上型取付部16の右側面1
8側が、このプレスブレーキ39の正面側である。従っ
て、上型取付部16の左側面側がこのプレスブレーキ3
9の背面側であり、この背面側に上型取付部16等のラ
ムを支持するためのコラム(図示せず)が設けられてい
る。そして、このクランプ装置44は、ブッシュ45、
ボルト46及び圧縮コイルばね47を備えている。
状であるので、一方のみを説明する。図4に示すよう
に、このクランプ装置44は、上型取付部16の右側面
18に取り付けてある。この上型取付部16の右側面1
8側が、このプレスブレーキ39の正面側である。従っ
て、上型取付部16の左側面側がこのプレスブレーキ3
9の背面側であり、この背面側に上型取付部16等のラ
ムを支持するためのコラム(図示せず)が設けられてい
る。そして、このクランプ装置44は、ブッシュ45、
ボルト46及び圧縮コイルばね47を備えている。
【0020】ブッシュ45は、図4に示すように、上型
取付部16に穿設されている貫通孔48に嵌入してお
り、その鍔49が貫通孔48の開口縁と当接している。
このブッシュ45の内側には雌ねじ50が設けられてお
り、この雌ねじ50にはプレスブレーキ39の背面側か
らボルト51が螺合している。このボルト51は、頭部
とブッシュ45の鍔49との間に後側挟持部材61と上
型取付部16とを挟み込んでこれらを一体に結合させて
いる。
取付部16に穿設されている貫通孔48に嵌入してお
り、その鍔49が貫通孔48の開口縁と当接している。
このブッシュ45の内側には雌ねじ50が設けられてお
り、この雌ねじ50にはプレスブレーキ39の背面側か
らボルト51が螺合している。このボルト51は、頭部
とブッシュ45の鍔49との間に後側挟持部材61と上
型取付部16とを挟み込んでこれらを一体に結合させて
いる。
【0021】また、このブッシュ45には、図4に示す
ように、プレスブレーキ39の正面側(図4の右側)か
ら別のボルト46が螺合しており、このボルト46の頭
部にはばね押さえ52が係合している。そして、このボ
ルト46には角ばね(圧縮コイルばね47)が設けられ
ている。このコイルばね47は、右端部がばね押さえ5
2と当接しており、左端部がこのコイルばね47を収容
する本体53の内縁54と当接している。即ち、このコ
イルばね47のばね力により本体53を上型取付部16
側に押圧している。このコイルばね47のばね力によっ
て後側挟持部材61と本体53との間に上型55の上端
部を強く挟み込んでおり、これにより、上型55を上型
取付部16に固定している。なお、図4に示す56はウ
レタン、ゴム、樹脂等の弾性部材である。この弾性部材
56は、本体53が上型55の上端部に当接するときに
圧縮状態となってこの上端部に圧着して、上型を確実に
保持する機能を有するものである。
ように、プレスブレーキ39の正面側(図4の右側)か
ら別のボルト46が螺合しており、このボルト46の頭
部にはばね押さえ52が係合している。そして、このボ
ルト46には角ばね(圧縮コイルばね47)が設けられ
ている。このコイルばね47は、右端部がばね押さえ5
2と当接しており、左端部がこのコイルばね47を収容
する本体53の内縁54と当接している。即ち、このコ
イルばね47のばね力により本体53を上型取付部16
側に押圧している。このコイルばね47のばね力によっ
て後側挟持部材61と本体53との間に上型55の上端
部を強く挟み込んでおり、これにより、上型55を上型
取付部16に固定している。なお、図4に示す56はウ
レタン、ゴム、樹脂等の弾性部材である。この弾性部材
56は、本体53が上型55の上端部に当接するときに
圧縮状態となってこの上端部に圧着して、上型を確実に
保持する機能を有するものである。
【0022】シリンダ装置17は、図3に示すように、
本体53に設けたねじ穴57にシリンダ20を螺合させ
て取り付けてある。このシリンダ20は、上型取付部1
6側に開口しており、内側にピストン21を収容してい
る。このピストン21は、図3の左右の方向にシリンダ
20に対して摺動自在である。このピストン21の右側
面とシリンダ20の内面とが形成する部屋30には、シ
リンダ20に穿設した給排口29を介して圧油が供給さ
れる。
本体53に設けたねじ穴57にシリンダ20を螺合させ
て取り付けてある。このシリンダ20は、上型取付部1
6側に開口しており、内側にピストン21を収容してい
る。このピストン21は、図3の左右の方向にシリンダ
20に対して摺動自在である。このピストン21の右側
面とシリンダ20の内面とが形成する部屋30には、シ
リンダ20に穿設した給排口29を介して圧油が供給さ
れる。
【0023】また、このシリンダ装置17の給排口29
は、図3に示すように、本体53内に設けた圧油の流路
58と連通している。この圧油の流路58は、図2に示
すように、横長の矩形の平板状の本体53の長さ方向に
対して平行に設けてあり、この本体53の左右の各側面
59、60で開口している。接続管43の左側の端部
は、この本体53の右側面59の開口68に嵌入してい
る。なお、この本体53の左側面60の開口69には雌
ねじが設けられており、この雌ねじに接続金具70が螺
合している。この接続金具70に油圧ホース41が接続
している。
は、図3に示すように、本体53内に設けた圧油の流路
58と連通している。この圧油の流路58は、図2に示
すように、横長の矩形の平板状の本体53の長さ方向に
対して平行に設けてあり、この本体53の左右の各側面
59、60で開口している。接続管43の左側の端部
は、この本体53の右側面59の開口68に嵌入してい
る。なお、この本体53の左側面60の開口69には雌
ねじが設けられており、この雌ねじに接続金具70が螺
合している。この接続金具70に油圧ホース41が接続
している。
【0024】接続管43は、図1に示すように、例えば
金属製の筒体であり、左右の各端部の外周にはOリング
37、37が設けられている。このOリング37が嵌入
部分のオイルシールの機能を果たしている。この接続管
43によって互いに隣接する各本体53に設けられてい
る2つの流路58が連通されている。なお、接続管43
の材質は、金属以外の材質とすることができる。要は、
油圧に耐え得る強度の材質を選択することができる。
金属製の筒体であり、左右の各端部の外周にはOリング
37、37が設けられている。このOリング37が嵌入
部分のオイルシールの機能を果たしている。この接続管
43によって互いに隣接する各本体53に設けられてい
る2つの流路58が連通されている。なお、接続管43
の材質は、金属以外の材質とすることができる。要は、
油圧に耐え得る強度の材質を選択することができる。
【0025】図6に示す41は油圧ホースである。この
油圧ホース41は、一端が右側の上型固定装置38の開
口69と接続しており、他端が油圧ユニット(図示せ
ず)と接続している。これにより、油圧ユニットから供
給される圧油はホース41を介して右側の本体53に流
入し、この右側の本体53に流入した圧油は接続管43
を通って左側の本体53に流入する。同様に、各本体5
3内に流入した圧油は各流路58を通って油圧ユニット
側に戻る。
油圧ホース41は、一端が右側の上型固定装置38の開
口69と接続しており、他端が油圧ユニット(図示せ
ず)と接続している。これにより、油圧ユニットから供
給される圧油はホース41を介して右側の本体53に流
入し、この右側の本体53に流入した圧油は接続管43
を通って左側の本体53に流入する。同様に、各本体5
3内に流入した圧油は各流路58を通って油圧ユニット
側に戻る。
【0026】上記構成のプレスブレーキの上型固定装置
は、図1に示すように、各本体53の内側に設けた流路
58の開口68、69が、その本体53の右及び左の側
面59、60に設けられているので、流路58を接続す
る接続管43を2つの本体53の狭間に設けることがで
きる。即ち、上型取付部16に沿って取り付けられてい
る複数の本体53のその並ぶ方向から本体53を見たと
きの投影範囲内に接続管43を設けることができる。そ
して、この接続管43は、開口68、69に端部を嵌入
することにより接続することができる構成であるから、
開口68、69が極めて接近して対向する位置に設けら
れていてもこの接続管43により接続することができ
る。
は、図1に示すように、各本体53の内側に設けた流路
58の開口68、69が、その本体53の右及び左の側
面59、60に設けられているので、流路58を接続す
る接続管43を2つの本体53の狭間に設けることがで
きる。即ち、上型取付部16に沿って取り付けられてい
る複数の本体53のその並ぶ方向から本体53を見たと
きの投影範囲内に接続管43を設けることができる。そ
して、この接続管43は、開口68、69に端部を嵌入
することにより接続することができる構成であるから、
開口68、69が極めて接近して対向する位置に設けら
れていてもこの接続管43により接続することができ
る。
【0027】このように、接続管43を隣接する本体5
3の狭間に設けることができるので、図3に示すよう
に、プレスしたワーク71の長大部72側の縁部73が
この接続管43側に移動したときに、縁部73が本体5
3と衝突することがあっても縁部73と接続管43とが
衝突することを防止することができる。また、接続管4
3を2つの本体53の狭間に設けることができるので、
図8に示す従来のホース6よりも少ないスペースに接続
管43を設けるができる。つまり、接続管43が作業の
邪魔にならないので、シリンダ装置17を図3に示すよ
うに、プレスブレーキ39の正面側に取り付けることが
できる。その結果、シリンダ装置17の例えばOリング
74の保守、点検をするときは、本体53が上型取付部
16に取り付けられている状態でこのシリンダ装置17
を本体53から取り外すことができる。つまり、シリン
ダ装置17をねじ穴57からプレスブレーキの正面側に
取り外すことができることと、シリンダ装置17には油
圧ホース41が接続されていないこととにより、作業者
はシリンダ装置17の保守、点検を極めて容易に行うこ
とができる。
3の狭間に設けることができるので、図3に示すよう
に、プレスしたワーク71の長大部72側の縁部73が
この接続管43側に移動したときに、縁部73が本体5
3と衝突することがあっても縁部73と接続管43とが
衝突することを防止することができる。また、接続管4
3を2つの本体53の狭間に設けることができるので、
図8に示す従来のホース6よりも少ないスペースに接続
管43を設けるができる。つまり、接続管43が作業の
邪魔にならないので、シリンダ装置17を図3に示すよ
うに、プレスブレーキ39の正面側に取り付けることが
できる。その結果、シリンダ装置17の例えばOリング
74の保守、点検をするときは、本体53が上型取付部
16に取り付けられている状態でこのシリンダ装置17
を本体53から取り外すことができる。つまり、シリン
ダ装置17をねじ穴57からプレスブレーキの正面側に
取り外すことができることと、シリンダ装置17には油
圧ホース41が接続されていないこととにより、作業者
はシリンダ装置17の保守、点検を極めて容易に行うこ
とができる。
【0028】また、例えば、既設のプレスブレーキ39
の上型取付部に取り付けられている従来の上型固定装置
(図示せず)に代えて、この実施例の上型固定装置38
を取り付ける場合において、従来の上型固定装置が上型
取付部に穿設されている貫通孔を利用して取り付けられ
ているときは、この実施例のブッシュ45の外形を貫通
孔の内径に合わせて形成する。そして、このブッシュ4
5を貫通孔に嵌入して、図4に示すように上記実施例の
上型固定装置38を取り付ければよい。
の上型取付部に取り付けられている従来の上型固定装置
(図示せず)に代えて、この実施例の上型固定装置38
を取り付ける場合において、従来の上型固定装置が上型
取付部に穿設されている貫通孔を利用して取り付けられ
ているときは、この実施例のブッシュ45の外形を貫通
孔の内径に合わせて形成する。そして、このブッシュ4
5を貫通孔に嵌入して、図4に示すように上記実施例の
上型固定装置38を取り付ければよい。
【0029】そして、従来の上型固定装置が図7に示す
ように、上型取付部1に設けられているねじ穴63を利
用して取り付けられているときは、図4に示すブッシュ
45を省略してボルト46、51をそのねじ穴63に直
接螺合させることにより、上記実施例の上型固定装置3
8を取り付けることができる。ブッシュ45を省略した
上型固定装置(上記実施例の変形例)の断面図を図5に
示す。図5に示す上型固定装置は、図4に示す上型固定
装置のブッシュ45を省略したものである。そして、図
5に示すように、クランプ装置44のボルト46がねじ
穴63に締結することができるように、このボルト46
にピン75を設けてある。そして、このピン75は、ボ
ルト46をねじ穴63から取り外したときに、コイルば
ね47がボルト46から外れないようにする機能も備え
ている。
ように、上型取付部1に設けられているねじ穴63を利
用して取り付けられているときは、図4に示すブッシュ
45を省略してボルト46、51をそのねじ穴63に直
接螺合させることにより、上記実施例の上型固定装置3
8を取り付けることができる。ブッシュ45を省略した
上型固定装置(上記実施例の変形例)の断面図を図5に
示す。図5に示す上型固定装置は、図4に示す上型固定
装置のブッシュ45を省略したものである。そして、図
5に示すように、クランプ装置44のボルト46がねじ
穴63に締結することができるように、このボルト46
にピン75を設けてある。そして、このピン75は、ボ
ルト46をねじ穴63から取り外したときに、コイルば
ね47がボルト46から外れないようにする機能も備え
ている。
【0030】また、図5に示すように、ボルト46を上
型取付部16に固定するために、ピン75を設けたが、
ピン75を設けずに、図10に示すように上型取付部1
6の右側面18とばね押さえ52との間に円筒状のスペ
ーサ76を介在させることによりボルト46を上型取付
部16に固定させる構成とすることができる。
型取付部16に固定するために、ピン75を設けたが、
ピン75を設けずに、図10に示すように上型取付部1
6の右側面18とばね押さえ52との間に円筒状のスペ
ーサ76を介在させることによりボルト46を上型取付
部16に固定させる構成とすることができる。
【0031】次に、上型55を上型取付部16に着脱す
る手順を説明する。図4は、上型固定装置38が上型5
5を上型取付部16に固定している状態を示す断面図で
ある。即ち、コイルばね47の右側端部がばね押さえ5
2に係止されていることにより、コイルばね47の伸長
方向の力が本体53を後側挟持部材61側に押圧してい
る。この押圧力によって、上型55の上端部を本体53
と後側挟持部材61との間に強力に締め付けて固定して
いる。この状態でワーク71をプレスすることができ
る。
る手順を説明する。図4は、上型固定装置38が上型5
5を上型取付部16に固定している状態を示す断面図で
ある。即ち、コイルばね47の右側端部がばね押さえ5
2に係止されていることにより、コイルばね47の伸長
方向の力が本体53を後側挟持部材61側に押圧してい
る。この押圧力によって、上型55の上端部を本体53
と後側挟持部材61との間に強力に締め付けて固定して
いる。この状態でワーク71をプレスすることができ
る。
【0032】次に、上型55を上型取付部16から取り
外すときは、まず、上型取付部16(ラム)を上昇させ
た状態にする。そして、油圧ユニット(図示せず)から
圧油を流出させる。油圧ユニットから流出した圧油は、
ホース41及び接続管43等を介してシリンダ20内の
部屋30側に移動し、これにより、部屋30内の圧油が
図3に示すピストン21を図の左方向に移動させる。従
って、ピストン21は、コイルばね47のばね力に抗し
て本体53を上型取付部16から引き離す方向に移動さ
せることができる。これにより、本体53と後側挟持部
材61とが上型55を挟み込んでいる力を解除すること
ができ、上型55を上型取付部16から取り外すことが
できる。
外すときは、まず、上型取付部16(ラム)を上昇させ
た状態にする。そして、油圧ユニット(図示せず)から
圧油を流出させる。油圧ユニットから流出した圧油は、
ホース41及び接続管43等を介してシリンダ20内の
部屋30側に移動し、これにより、部屋30内の圧油が
図3に示すピストン21を図の左方向に移動させる。従
って、ピストン21は、コイルばね47のばね力に抗し
て本体53を上型取付部16から引き離す方向に移動さ
せることができる。これにより、本体53と後側挟持部
材61とが上型55を挟み込んでいる力を解除すること
ができ、上型55を上型取付部16から取り外すことが
できる。
【0033】ただし、上記実施例では、図3に示すよう
に、本体53を、上型取付部16の正面側に配置すると
共に、後側挟持部材61を背面側に配置して取り付けた
が、例えばプレスブレーキ39の構造や作業の都合に応
じて本体53を背面側に、後側挟持部材61を正面側に
取り付けることができる。
に、本体53を、上型取付部16の正面側に配置すると
共に、後側挟持部材61を背面側に配置して取り付けた
が、例えばプレスブレーキ39の構造や作業の都合に応
じて本体53を背面側に、後側挟持部材61を正面側に
取り付けることができる。
【0034】また、上記実施例では、油圧の力で本体5
3と後側挟持部材61とを引き離して、上型をアンクラ
ンプ状態にする上型固定装置38に第1乃至第3の考案
を実施したが、油圧の力で本体53と後側挟持部材61
とを互いに接近する方向に移動させて、これらの間に上
型55をクランプする従来公知の上型固定装置に第1乃
至第3の考案を実施することができる。
3と後側挟持部材61とを引き離して、上型をアンクラ
ンプ状態にする上型固定装置38に第1乃至第3の考案
を実施したが、油圧の力で本体53と後側挟持部材61
とを互いに接近する方向に移動させて、これらの間に上
型55をクランプする従来公知の上型固定装置に第1乃
至第3の考案を実施することができる。
【0035】上記実施例では、図6に示すように、2台
の上型固定装置38を取り付けた例を示したが、上型取
付部16の長さ等に応じて2台以外の所望台数の上型固
定装置38を取り付けることができる。
の上型固定装置38を取り付けた例を示したが、上型取
付部16の長さ等に応じて2台以外の所望台数の上型固
定装置38を取り付けることができる。
【0036】更に、上記実施例では、図1に示すよう
に、接続管43の端部の外周を開口68、69の内周面
に嵌入させて接続する構成としたが、図には示さない
が、開口68、69の外周に沿って環状の溝を本体53
の側面59、60に設け、接続管43の端部の内周面を
この溝の外周面に嵌合させることにより、接続管43と
開口とを接続する構成とすることができる。
に、接続管43の端部の外周を開口68、69の内周面
に嵌入させて接続する構成としたが、図には示さない
が、開口68、69の外周に沿って環状の溝を本体53
の側面59、60に設け、接続管43の端部の内周面を
この溝の外周面に嵌合させることにより、接続管43と
開口とを接続する構成とすることができる。
【0037】
【考案の効果】第1の考案によると、上型取付部に沿っ
て取り付けられている複数の本体のその並ぶ方向から本
体を見たときの投影範囲内に接続管を設けることができ
る。つまり、接続管が図8に示す従来のホース6のよう
に前側挟持部材9の上方に突出しないように設けること
ができるので、ワークをプレスした際に、ワークの縁部
によって接続管が損傷を受けないようにすることができ
るという効果がある。
て取り付けられている複数の本体のその並ぶ方向から本
体を見たときの投影範囲内に接続管を設けることができ
る。つまり、接続管が図8に示す従来のホース6のよう
に前側挟持部材9の上方に突出しないように設けること
ができるので、ワークをプレスした際に、ワークの縁部
によって接続管が損傷を受けないようにすることができ
るという効果がある。
【0038】また、シリンダ装置の部品交換等をし易く
するために、シリンダ装置を上型取付部の正面側に取り
付けることが望まれている。一方、例えばパンチ等の上
型及びダイス等の下型を着脱する作業、ワークをプレス
ブレーキに対して着脱する作業は、プレスブレーキの正
面側で行われる為に、上型取付部の正面側はできるだけ
スペースを広く取りたいという要望もある。そこで、第
1の考案によると、接続管は本体の上記投影範囲内に配
置されているので、接続管が作業の邪魔にならないとい
う効果を奏すると共に、この効果によってシリンダ装置
を上型取付部の正面側に取り付けることができるという
効果を得ることができる。
するために、シリンダ装置を上型取付部の正面側に取り
付けることが望まれている。一方、例えばパンチ等の上
型及びダイス等の下型を着脱する作業、ワークをプレス
ブレーキに対して着脱する作業は、プレスブレーキの正
面側で行われる為に、上型取付部の正面側はできるだけ
スペースを広く取りたいという要望もある。そこで、第
1の考案によると、接続管は本体の上記投影範囲内に配
置されているので、接続管が作業の邪魔にならないとい
う効果を奏すると共に、この効果によってシリンダ装置
を上型取付部の正面側に取り付けることができるという
効果を得ることができる。
【0039】第2及び第3の考案によると、この考案の
プレスブレーキの上型固定装置を既設のプレスブレーキ
の上型取付部に取り付ける場合、その既設の上型取付部
に設けられているねじ穴若しくは貫通孔を利用して取り
付けることができるので、新たに取付用の穴を設ける必
要がなく、取り付け作業が簡単であるという効果があ
る。
プレスブレーキの上型固定装置を既設のプレスブレーキ
の上型取付部に取り付ける場合、その既設の上型取付部
に設けられているねじ穴若しくは貫通孔を利用して取り
付けることができるので、新たに取付用の穴を設ける必
要がなく、取り付け作業が簡単であるという効果があ
る。
【0040】
【0041】更に、本考案の実施例によると、シリンダ
装置を着脱するときに、接続管43及び油圧ホース41
を動かす必要がないので、これら接続管43および油圧
ホース41に相当する流路に金属管を使用することがで
きるという効果がある。
装置を着脱するときに、接続管43及び油圧ホース41
を動かす必要がないので、これら接続管43および油圧
ホース41に相当する流路に金属管を使用することがで
きるという効果がある。
【図1】この考案の一実施例のプレスブレーキの上型固
定装置を図2のA−A方向から見た縦断面図である。
定装置を図2のA−A方向から見た縦断面図である。
【図2】同実施例の同上型固定装置の背面図である。
【図3】同実施例の同上型固定装置を図2のB−B方向
から見た縦断面図である。
から見た縦断面図である。
【図4】同実施例の同上型固定装置を図2のC−C方向
から見た縦断面図である。
から見た縦断面図である。
【図5】同考案の同上型固定装置の他の実施例を図2の
C−C方向から見た縦断面図である。
C−C方向から見た縦断面図である。
【図6】同実施例の複数台の同上型固定装置を取り付け
たプレスブレーキの正面図である。
たプレスブレーキの正面図である。
【図7】従来のプレスブレーキの上型固定装置を図9の
D−D方向から見た縦断面図である。
D−D方向から見た縦断面図である。
【図8】同従来の上型固定装置を図9のE−E方向から
見た縦断面図である。
見た縦断面図である。
【図9】同従来の上型固定装置の正面図である。
【図10】同考案の同上型固定装置の更に他の実施例を
図2のC−C方向から見た縦断面図である。
図2のC−C方向から見た縦断面図である。
16 上型取付部 17 シリンダ装置 38 上型固定装置 43 接続管 45 ブッシュ 48 貫通孔 53 本体 55 上型 58 流路 63 ねじ穴 68、69 開口
Claims (3)
- 【請求項1】 供給された圧力流体によってピストンが
移動することにより、本体と後側挟持部材との間に上型
を挟み込んで固定するクランプ力、又は本体と後側挟持
部材との間に挾み込まれて固定されている上型を緩める
アンクランプ力、を発生するシリンダ装置を有するプレ
スブレーキの上型固定装置において、 上記本体は、複数
設けられ夫々に1又は2以上のシリンダ装置が取り付け
られており、これらの各本体の内側に設けられ該本体と
隣接する他の上記本体側に向かって開口し該本体に取り
付けられている上記シリンダ装置に圧力流体を供給する
ことができる流路と、互いに隣接する両方の上記本体に
設けられている上記各開口部分に各端部が嵌合し上記流
路を相互に連通する接続管と、を具備することを特徴と
するプレスブレーキの上型固定装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載のプレスブレーキの上型
固定装置において、上型が固定される上型取付部に設け
られているねじ穴に、ボルトを螺合させることにより上
記本体を上記上型取付部に取り付けることができる構成
としたことを特徴とするプレスブレーキの上型固定装
置。 - 【請求項3】 請求項1に記載のプレスブレーキの上型
固定装置において、上型が固定される上型取付部に設け
られている貫通孔に、ねじ穴を有するブッシュを嵌め込
み、このブッシュのねじ穴にボルトを螺合させることに
より上記本体を上記上型取付部に取り付けることができ
る構成としたことを特徴とするプレスブレーキの上型固
定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992072816U JP2591929Y2 (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | プレスブレーキの上型固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992072816U JP2591929Y2 (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | プレスブレーキの上型固定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0629711U JPH0629711U (ja) | 1994-04-19 |
JP2591929Y2 true JP2591929Y2 (ja) | 1999-03-10 |
Family
ID=13500323
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992072816U Expired - Fee Related JP2591929Y2 (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | プレスブレーキの上型固定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2591929Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114603045A (zh) * | 2020-12-08 | 2022-06-10 | 富伟精机股份有限公司 | 复动式夹模器 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6229821U (ja) * | 1985-08-05 | 1987-02-23 |
-
1992
- 1992-09-25 JP JP1992072816U patent/JP2591929Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0629711U (ja) | 1994-04-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19981124 |
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