JP2591646Y2 - パッケージ - Google Patents

パッケージ

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JP2591646Y2
JP2591646Y2 JP1993054060U JP5406093U JP2591646Y2 JP 2591646 Y2 JP2591646 Y2 JP 2591646Y2 JP 1993054060 U JP1993054060 U JP 1993054060U JP 5406093 U JP5406093 U JP 5406093U JP 2591646 Y2 JP2591646 Y2 JP 2591646Y2
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package
corner
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bag
perforation
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和彰 大西
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Uni Charm Corp
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Uni Charm Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、使い捨ておむつや生
理用ナプキンなどを包装するためのパッケージに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の使い捨ておむつや生理用ナ
プキンをポリエチレンフィルムなどのシート材料からな
るひだつきチューブを使用した袋によって包装する技術
は周知である。この袋には、例えば実開昭58−159
573、59−196459号公報に開示された技術を
利用してミシン目を入れることにより、開封を容易にす
ることができる。実開昭58−159573号公報に
は、袋の幅方向中央部に左右へ拡開するミシン目を設け
る技術が開示され、実開昭59−196459号公報に
は、そのように拡開するミシン目を袋上端部に設けた手
下げ用の切り込みにつなぐ技術が開示されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記実開昭58−15
9573号公報の技術では、開封するために指先で袋を
外から内へ向かって押すことによりミシン目の一部を破
いて口を開き、しかる後にその口の端部を摘みミシン目
に従って開封するという手順を踏むことになる。この技
術の場合には、袋を押す指先が内容物であるおむつやナ
プキンを押圧してしまい、それらに損傷を与えかねない
という問題や、袋を押し破ったのちに摘むという手間を
煩わしく感じるという問題がある。
【0004】また、前記実開昭59−196459号公
報の技術では、手下げ用の切り込みからミシン目に沿う
開封を始めることができるから前記問題の多くを解決す
ることができる反面、ポリエチレンフィルムのように剛
性の乏しいシート材料からなる袋では、それを持ち運ぶ
際に変形し易く、時として切り込み部分にミシン目を切
り開く方向の力が作用し、思わぬときに袋の口が開いて
しまうという問題がある。
【0005】さらに、これら両技術には、袋の中央部で
開封することにより、そこから入る塵埃が袋の左右へ広
がり、内容物の多くを汚しかねないという共通の問題が
ある。
【0006】そこで、この考案は、パッケージのコーナ
ーを中央としてそのコーナーに沿って延在するとともに
パッケージの上方部位において互いに連続する並行なミ
シン目を互いに隣り合う側面に設け、そのコーナーを摘
んで開封することにより前記諸問題を解決することを課
題にしている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この考案が前記課題を解
決するために手段とするところは、以下のとおりであ
る。
【0008】この考案は、シート材料からなり、対向す
る第1、2側面の間に対向する第3、4側面を折り込ん
だひだつきチューブの上下端それぞれに第1、2側面の
幅方向に延在するシールを有するパッケージの改良にあ
【0009】改良に係るこの考案は、互いに隣り合う側
面が形成するコーナーを中央としそのコーナーに沿って
並行に延在する開封用ミシン目をそれら隣り合う側面に
設けてある。
【0010】前記ミシン目は、前記シールの近傍下部で
始まって互いに連続するとともに前記パッケージの底部
近傍で終わっている
【0011】
【作用】このように構成したパッケージにおいては、コ
ーナーをミシン目の上下それぞれで摘み、引張ることに
よって開封することができる。
【0012】ミシン目がコーナーのシールを施した一端
からひだが拡開するところまでの間において始まるよう
にしてあるから、袋の幅方向中央部に手下げ用の切り込
みを設けて手に下げたときにも、ミシン目にはそれを切
り開く力が作用しにくくなる。
【0013】パッケージは、コーナーにおいて開封した
から、そこから侵入する塵埃は深奥部に達し難く、その
塵埃で汚れる内容物は、開封したコーナー近傍のものに
限られる。
【0014】
【実施例】この考案に係るパッケージの詳細を添付の図
面を参照して説明すると、以下のとおりである。
【0015】図1は、パッケージ1の斜視図である。
【0016】図2は、パッケージ1を得るためのポリエ
チレンフィルムからなるひだつきチューブ2の平面図
と、チューブ2で包装する複数の使い捨ておむつ3の一
梱包単位の斜視図であって、個々のおむつ3は矩形に折
り畳んである。
【0017】図1において、パッケージ1は、対向する
第1、2側面5,6と、対向する第3、4側面7,8と
を有し、上端部に第1、2側面の幅方向に延在する互い
に平行な第1、2ヒートシール線9,10と、両シール
線9,10間において、重ね合わせたフィルムを貫通す
る手下げ用切り込み11、下端部に第1、2側面の幅方
向に延在する第3ヒートシール線12を有する。隣り合
う側面は、互いに直角に交わって第1、2、3、4コー
ナー15,16,17,18を形成し、それらコーナー
15,16,17,18は、各側面5,6,7,8の上
部稜線20,21,22,23で屈曲して第2ヒートシ
ール線10へと延びている。隣り合う第1側面5と第3
側面7とには、これら両側面5,7間の第1コーナー1
5を中央として、そのコーナー15に沿い、かつ、それ
との間隔Lが等しい並行なミシン目25と26がある。
同様に、第2側面6と第3側面7とには、並行なミシン
目27と28がある。ミシン目25と26は、第1、3
側面5,7の上部稜線20,21を越えてシール10の
近傍下部に始まり、そこにおいて、同じ曲率半径で湾曲
し、上部稜線20と第2ヒートシール線10との間にお
ける第1コーナー15で互いに連続し、パッケージ1の
底部近傍で終わっている。同様に、ミシン目27と28
も形成している。なお、第3、4側面7,8は、第2ヒ
ートシール線10より上方でひだとして折り込まれてお
り、第2ヒートシール線10より下方でそのひだが次第
に拡開し、各々の上部稜線21,23で完全に拡開し、
平坦な側壁となっている。
【0018】図2では、このようなパッケージ1を構成
するひだつきチューブ2と内容物の使い捨ておむつ3と
が別々に示してある。ポリエチレンフィルムからなる円
筒状のチューブ2では、対向する第1、2側壁5,6の
間に第3、4側壁7,8をひだとして折り込んであり、
上端部には第1、2ヒートシール線9,10と手下げ用
切り込み11とが設けてある。下端部は開放状態にあ
り、そこから一梱包単位にまとめた使い捨ておむつ3を
入れたのち、第3ヒートシール線12を施してパッケー
ジ1の底部を形成してある。ひだつきチューブ2には、
図示のようにパッケージ1の上方部位にある第2ヒート
シール線10近傍の第1コーナー15に始まり左下へ向
かうミシン目25が設けてあり、このミシン目25は、
第1コーナー15と平行な部分において間隔Lを有し、
ひだとなった第3側壁7と、第1側壁5に対向する第2
側壁6とを貫通しているから、チューブ2が図1の如く
パッケージ1となったときには、第1コーナー15に関
して左右対称をなすミシン目25,26と、第2コーナ
ー16に関して左右対称をなすミシン目27,28とが
生じる。
【0019】図3は、パッケージ1をミシン目25,2
6に沿って開封したときの斜視図である。パッケージ1
は、図1に示すように、ミシン目25,26を介してそ
の上下にある第1コーナー15近傍のA部とB部とをそ
れぞれ摘んで引張れば、ミシン目25,26に沿って開
封することができる。このときに、対称なミシン目2
5,26には開封するための力が均等に作用し、それら
を同じ速度で同時に切り開くことが容易である。梱包し
たおむつ3は二段摘みになっているから、上段の一つを
取り出すに足る程度に、なるべく少な目にミシン目2
5,26を切り開いて塵埃の侵入を防ぎ、下段や奥部の
おむつ3を取り出す必要が生じたときにミシン目25,
26をさらに切り開くようにすることが好ましい。
【0020】なお、使い捨ておむつ3や生理用ナプキン
などの衛生用品は、体液吸収のための嵩高なコアを有
し、それを圧縮して包装することが多い。その場合、開
封して取り出す最初の一つは、用品どうしの圧縮力にう
ちかつように引き抜かなければならず、そのとき該用品
に損傷を与えることがある。しかし、パッケージ1は、
図3で示すように、ミシン目25,26を切り開くとそ
の圧縮力の反作用で矢印C方向へ膨らむように変形し、
おむつ3は圧縮状態から解放されて簡単に引き抜くこと
ができるようになる。図示例のパッケージ1は、ひだつ
きチューブ2に対してミシン目加工を施したから、二組
の並行なミシン目25と26、およびミシン目27と2
8を有するが、開封のためには、いずれか一方の組があ
れば足りる。また、例えばミシン目25と26は、第1
コーナー15の下方においても交わるようにして、開封
したのちのフィルムをパッケージ1から取り去るように
することもできる。包装する内容物によっては、第1コ
ーナー15においてミシン目25と26とがつながる図
1の位置を上部稜線20,21よりも下にすることがで
きる。
【0021】
【考案の効果】この考案に係るパッケージでは、袋のコ
ーナーを両手で摘みそのまま引張れば簡単に開封するこ
とができ、従来技術の一つのようにまず指先でミシン目
を少し切り開いて開口をつくり、それから開口の縁部を
摘んで大きく切り開くという手順が不要である。
【0022】また、コーナーの上端部近傍にミシン目を
設けて摘むようにすれば、内容物を一緒に摘んでしま
い、それによって損傷を与えるという恐れがない。
【0023】さらに、コーナーとそれに平行なミシン目
との間隔を内容物一つを取り出すのに足る程度の小さな
寸法にしておくことによって、塵埃の侵入とそれが袋の
深奥部に達することとを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パッケージの斜視図。
【図2】パッケージ用のチューブの平面図と包装単位に
まとめたおむつの斜視図。
【図3】開封したパッケージの斜視図。
【符号の説明】
1 パッケージ 5 第1側面 6 第2側面 7 第3側面 8 第4側面 15 コーナー(第1コーナー) 25,26,27,28 ミシン目

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シート材料からなり、対向する第1、2側
    面の間に対向する第3、4側面を折り込んだひだつきチ
    ューブの上下端部それぞれに前記第1、2側面の幅方向
    に延在するシールを有するパッケージにおいて、 互いに隣り合う側面が形成するコーナーを中央とし該コ
    ーナーに沿って並行に延在する開封用ミシン目がそれら
    隣り合う側面に設けてあり、前記ミシン目が前記シール
    の近傍下部で始まって互いに連続するとともに前記パッ
    ケージの底部近傍で終わっていることを特徴とする前記
    パッケージ。
JP1993054060U 1993-10-05 1993-10-05 パッケージ Expired - Lifetime JP2591646Y2 (ja)

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