JP2591364B2 - エレベーター用巻上機 - Google Patents
エレベーター用巻上機Info
- Publication number
- JP2591364B2 JP2591364B2 JP3119138A JP11913891A JP2591364B2 JP 2591364 B2 JP2591364 B2 JP 2591364B2 JP 3119138 A JP3119138 A JP 3119138A JP 11913891 A JP11913891 A JP 11913891A JP 2591364 B2 JP2591364 B2 JP 2591364B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- input shaft
- bearing
- shaft
- cover
- bearing cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
- Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)
- Sealing Of Bearings (AREA)
- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、鉛直に配置された入
力軸が電動機に連結されたエレベーター用巻上機に関す
るものである。
力軸が電動機に連結されたエレベーター用巻上機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、例えば実開平1−147372
号公報に示された従来のエレベーター装置に類似した概
念図であり、図において、1は昇降路、2は昇降路1下
部に設置された巻上機で、入力軸2aが鉛直に配置され
た減速機2b、入力軸2aに連結された電動機2c、出
力軸に固定された巻胴2dが設けられている。3は昇降
路1上端寄りに設けられた案内車、4は一端が巻胴2d
に連結されて案内車3に巻き掛けられて他端は昇降路1
を昇降するかご5に連結された主索である。
号公報に示された従来のエレベーター装置に類似した概
念図であり、図において、1は昇降路、2は昇降路1下
部に設置された巻上機で、入力軸2aが鉛直に配置され
た減速機2b、入力軸2aに連結された電動機2c、出
力軸に固定された巻胴2dが設けられている。3は昇降
路1上端寄りに設けられた案内車、4は一端が巻胴2d
に連結されて案内車3に巻き掛けられて他端は昇降路1
を昇降するかご5に連結された主索である。
【0003】従来のエレベーター装置は上記のように構
成されて電動機2cが付勢されて巻胴2dが減速機2b
を介して回転動作し、主索4によりかご5が昇降する。
成されて電動機2cが付勢されて巻胴2dが減速機2b
を介して回転動作し、主索4によりかご5が昇降する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のエ
レベーター装置の巻上機2は、入力軸2aが鉛直に配置
され減速機2bの上側寄りの軸受(図示しない)には入
力軸2aに嵌合されたダストシール(図示しない)が設
けられている。このため軸受部の保守に関し、ダストシ
ール自体の管理及び軸受点検のためにダストシールの撤
去を要するため保守作業が煩雑になるという問題点があ
った。
レベーター装置の巻上機2は、入力軸2aが鉛直に配置
され減速機2bの上側寄りの軸受(図示しない)には入
力軸2aに嵌合されたダストシール(図示しない)が設
けられている。このため軸受部の保守に関し、ダストシ
ール自体の管理及び軸受点検のためにダストシールの撤
去を要するため保守作業が煩雑になるという問題点があ
った。
【0005】この発明は、かかる問題点を解消するため
になされたものであり、入力軸軸受部の保守点検が容易
にできるエレベーター用巻上機を得ることを目的とす
る。
になされたものであり、入力軸軸受部の保守点検が容易
にできるエレベーター用巻上機を得ることを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るエレベー
ター用巻上機においては、減速機上面側の入力軸軸受を
覆う軸受カバーと、減速機を駆動する電動機の軸と入力
軸を連結する軸継手の入力軸側の部材からなり入力軸上
端寄りに固定された回転体とが設けられる。そして、軸
受カバー及び回転体によってラビリンスが形成される。
ター用巻上機においては、減速機上面側の入力軸軸受を
覆う軸受カバーと、減速機を駆動する電動機の軸と入力
軸を連結する軸継手の入力軸側の部材からなり入力軸上
端寄りに固定された回転体とが設けられる。そして、軸
受カバー及び回転体によってラビリンスが形成される。
【0007】
【作用】上記のように構成されたエレベーター用巻上機
においては減速機上面側の入力軸貫通箇所からの塵埃の
侵入がラビリンスによって抑制される。
においては減速機上面側の入力軸貫通箇所からの塵埃の
侵入がラビリンスによって抑制される。
【0008】
【実施例】図1はこの発明の一実施例を示す一部断面図
であり、図中、図2と同符号は相当部分を示し、2eは
減速機2bの歯車箱、2fは入力軸2aに形成されたウ
オーム軸、2gはウオーム軸2fを支持した軸受、2h
はウオーム軸2fとかみ合うウオームホイール、2iは
ウオームホイール2hの回転を出力軸2jに伝動する平
歯車機構、2kは電動機2cの軸と入力軸2a上端部を
連結した軸継手からなる回転体、2lは回転体2k下面
に設けられた引退凹所、2mは歯車箱2eに固定され上
側の軸受2gの上面を覆って設けられた軸受カバー、2
nは軸受カバー2mから突設されて引退凹所2lに空隙
を形成して嵌合された環状突部、2pは引退凹所2lと
環状突部2nの間に形成されたラビリンスである。
であり、図中、図2と同符号は相当部分を示し、2eは
減速機2bの歯車箱、2fは入力軸2aに形成されたウ
オーム軸、2gはウオーム軸2fを支持した軸受、2h
はウオーム軸2fとかみ合うウオームホイール、2iは
ウオームホイール2hの回転を出力軸2jに伝動する平
歯車機構、2kは電動機2cの軸と入力軸2a上端部を
連結した軸継手からなる回転体、2lは回転体2k下面
に設けられた引退凹所、2mは歯車箱2eに固定され上
側の軸受2gの上面を覆って設けられた軸受カバー、2
nは軸受カバー2mから突設されて引退凹所2lに空隙
を形成して嵌合された環状突部、2pは引退凹所2lと
環状突部2nの間に形成されたラビリンスである。
【0009】上記のように構成されたエレベーター用巻
上機においてはラビリンス2pによって上側の軸受2g
部への塵埃の侵入が抑制される。このため、少なくとも
損耗するダストシールが不要となり、また軸受カバー2
mは容易に取外すことができるため、少ない手数で入力
軸2a軸受2g部を保守点検することができる。
上機においてはラビリンス2pによって上側の軸受2g
部への塵埃の侵入が抑制される。このため、少なくとも
損耗するダストシールが不要となり、また軸受カバー2
mは容易に取外すことができるため、少ない手数で入力
軸2a軸受2g部を保守点検することができる。
【0010】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように減速機
上面側の入力軸軸受を覆う軸受カバーと、減速機を駆動
する電動機の軸と入力軸を連結する軸継手の入力軸側の
部材からなり、入力軸上端寄りに固定された回転体とに
よってラビリンスを形成して防塵したものである。これ
によって、簡単な作業によって入力軸軸受部の保守点検
ができ保守費を節減する効果がある。
上面側の入力軸軸受を覆う軸受カバーと、減速機を駆動
する電動機の軸と入力軸を連結する軸継手の入力軸側の
部材からなり、入力軸上端寄りに固定された回転体とに
よってラビリンスを形成して防塵したものである。これ
によって、簡単な作業によって入力軸軸受部の保守点検
ができ保守費を節減する効果がある。
【図1】この発明の一実施例を示す図で後述する図2の
A−A線断面相当図。
A−A線断面相当図。
【図2】従来のエレベーター装置を概念的に示す立面
図。
図。
2 巻上機 2a 入力軸 2b 減速機 2e 歯車箱 2g 軸受 2k 回転体 2m 軸受カバー 2p ラビリンス
Claims (1)
- 【請求項1】 入力軸が鉛直線に沿って配置された減速
機を有するエレベーター用巻上機において、上記減速機
の歯車箱上面側に配置されて上記入力軸の軸受を覆って
設けられて上面に環状突部が形成された軸受カバーと、
上記減速機を駆動する電動機の軸と上記入力軸を連結す
る軸継手の上記入力軸側の部材からなり、上記入力軸の
上端に固定されて上記環状突部と嵌合する引退凹所が形
成された下面が上記軸受カバーに対向し、上記引退凹所
及び上記軸受カバーの環状突部とによりラビリンスを形
成した回転体とを備えたことを特徴とするエレベーター
用巻上機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3119138A JP2591364B2 (ja) | 1991-04-24 | 1991-04-24 | エレベーター用巻上機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3119138A JP2591364B2 (ja) | 1991-04-24 | 1991-04-24 | エレベーター用巻上機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04327487A JPH04327487A (ja) | 1992-11-17 |
JP2591364B2 true JP2591364B2 (ja) | 1997-03-19 |
Family
ID=14753875
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3119138A Expired - Lifetime JP2591364B2 (ja) | 1991-04-24 | 1991-04-24 | エレベーター用巻上機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2591364B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5179888A (ja) * | 1974-12-28 | 1976-07-12 | Osaka Transformer Co Ltd | Shiikensuseigyosochi |
JPS59163289A (ja) * | 1983-03-04 | 1984-09-14 | 株式会社日立製作所 | エレベ−タ−駆動装置 |
JPS59190184A (ja) * | 1983-04-11 | 1984-10-27 | 株式会社日立製作所 | エレベ−タ−用駆動装置 |
-
1991
- 1991-04-24 JP JP3119138A patent/JP2591364B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04327487A (ja) | 1992-11-17 |
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