JP2591279Y2 - ストランドカット装置 - Google Patents

ストランドカット装置

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JP2591279Y2
JP2591279Y2 JP1993057205U JP5720593U JP2591279Y2 JP 2591279 Y2 JP2591279 Y2 JP 2591279Y2 JP 1993057205 U JP1993057205 U JP 1993057205U JP 5720593 U JP5720593 U JP 5720593U JP 2591279 Y2 JP2591279 Y2 JP 2591279Y2
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groove
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JP1993057205U
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篤 井手元
真一 内海
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Japan Steel Works Ltd
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Japan Steel Works Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29BPREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
    • B29B9/00Making granules
    • B29B9/02Making granules by dividing preformed material
    • B29B9/06Making granules by dividing preformed material in the form of filamentary material, e.g. combined with extrusion

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、プラスチックの造粒装
置としてのストランドカット装置に関し、特に、刃のす
きま調整を容易にするための新規な改良に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に、樹脂造粒装置として使用される
ストランドカット装置は、図6に示すように、固化した
紐状樹脂(ストランド)11を固定刃2と回転刃3とで
ペレット状に連続して切断するものである。すなわち、
ストランドカット装置の主要部である切断部は、フレー
ム1に固定された直線状の刃先部2bを有する固定刃2
と、円柱形状の軸芯を固定刃2の直線状の刃先部2bと
平行としてフレーム1に回転可能に支持され、外周に軸
芯方向と僅かに傾いた複数の刃3aを有する回転刃3と
で構成されている。さらに、前記固定刃2は、刃先部2
bを超硬チップで構成し、固定刃本体2aは頭部を沈め
た状態の複数のネジ4でフレーム1に固定され、固定刃
本体2aのネジ4用の穴4aの外面はカバー2cで覆わ
れている。前記固定刃2すなわち超硬チップの刃先部2
bと回転刃3の刃先3aとは、その間隔を0.01〜0.
03mmに保持されている。このように構成されたスト
ランドカット装置において、回転刃3を回転させた状態
で固定刃2のカバー2c上に沿って前記紐状樹脂11を
連続的に供給すると、固定刃2の刃先部2bにおいて紐
状樹脂11が回転刃3の刃先3aにより切断されてペレ
ット状になる。このように構成され使用される樹脂造粒
装置は、長時間使用を続けることにより固定刃2の刃先
部2b及び回転刃3の刃先3aが共に摩耗し、その間隔
が拡大するなどして切断状態が悪化し、造粒されるペレ
ットの形状が一定せず、形状品質不良を起こすことにな
る。それゆえ、切断状態を良好に維持し、形状品質を良
好に維持するために、定期的に刃先を研摩し、刃先間隔
を適切な範囲内に調整することが行われている。刃先の
研摩に際しては、固定刃2回転刃3共にストランドカッ
ト装置から分解して研摩され、その後再組立が行われて
いる。再組立は、先ず、回転刃3が組立てられ、その
後、刃先間隔が所定の値になるよう固定刃2の位置を調
整し、固定ネジ4で固定刃2をフレーム1に固定してい
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来のストランドカッ
ト装置は、以上のように構成されているため、次のよう
な課題が存在していた。すなわち、再組立時における固
定刃2の位置調整は、図7及び図8に示すように、固定
刃2の長手方向2ケ所に設けられた作業用ネジ穴2fに
ネジ棒6をネジ固定し、フレーム1の切込み部すなわち
溝1aに僅かの隙間で挿入された固定刃2をネジ棒6で
押し引きして行っているのが現実である。しかしなが
ら、この固定刃2は数kgの重量があり、僅かの隙間で
フレーム1の溝1aに挿入されている固定刃2はスムー
ズに微少量動かすことが非常に困難であり、隙間ゲージ
5で刃先間隔を確認しながら、何度も押し引きを繰り返
していたため、この調整作業は困難を極めていた。ま
た、刃先の鋭利な回転刃3の近くで前述のような調整作
業を続けることは極めて危険なことであった。
【0004】本考案は、以上のような課題を解決するた
めになされたものであり、特に、ストランドカット装置
の刃先間隔の調整を容易に行うと共に、作業の繰り返し
に伴う危険性を少なくするようにしたストランドカット
装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案によるストランド
カット装置は、矩形横断面形状を有する溝を設けたフレ
ームと、直方体形状をなし、前記溝に対しその側面と僅
かな隙間を設けて溝方向に移動可能に挿入され、溝を横
断する方向の一方の稜線部に刃先部を設け、複数の固定
ネジで前記フレームに固定される固定刃と、円柱形状を
なし、その外周に軸芯方向と僅かに傾斜した複数の刃を
形成し、前記固定刃の刃先部に隙間を介して平行に配置
され、その両端において前記フレームに回転可能に支持
される回転刃とで構成されるストランドカット装置にお
いて、前記溝の底面の横断方向2ケ所において前記横断
方向に沿って長く形成された長穴と、前記固定刃に設け
られ前記長穴に対応する位置でかつ前記溝の底面に垂直
な貫通孔と、前記フレームの長穴に回転可能に収納され
る円柱頭部と前記円柱頭部に軸芯を偏芯させて前記固定
刃の貫通孔に回転可能に収納される円柱軸部とで構成さ
れる2本の偏芯軸と、よりなる構成である。
【0006】さらに詳細には、前記偏芯軸の円柱軸部の
先端面に回転工具用の係合部を設けた構成である。
【0007】
【作用】本考案によるストランドカット装置において、
フレームの2ケ所の長穴にそれぞれ偏芯軸の円柱頭部を
挿入し、突き出した偏芯軸の円柱軸部を固定刃の2ケ所
の貫通孔にそれぞれ挿入した状態で固定刃をフレームの
溝に挿入する。この状態で固定刃は溝方向にのみ、偏芯
軸はその円柱頭部が溝の横断方向にのみそれぞれ移動可
能であるので、偏芯軸を回転させると、偏芯軸の円柱頭
部が長穴の中を溝の横断方向に移動することによって固
定刃が溝方向に移動する。この回転刃を所定の位置に配
置固定し、2本の偏芯軸の先端に設けた穴あるいは溝等
からなる係合部に回転工具を挿入し、回転工具を操作し
て偏芯軸を2本同時あるいは1本づつゆっくりと回転さ
せると、回転刃と固定刃との刃先間隔を僅かづつゆっく
りと小動力で容易に変化させることが可能である。
【0008】
【実施例】以下、図面と共に本考案によるストランドカ
ット装置の好適な実施例について詳細に説明する。な
お、従来例と同一又は同等部分については同一符号を用
いて説明する。図1は本考案の実施例を示す固定刃の溝
横断方向断面図、図2は偏芯軸の平面及びフレームの溝
の底面の長穴との関係を示す図、図3は図1の要部拡大
図、図4は図3のD−D断面図である。図1において、
フレーム1は矩形断面形状の溝1aを有している。この
溝1aの底面には、横断方向に長く形成された非真円の
長穴1bが前記横断方向に2ケ所設けられていると共に
固定刃2を固定する固定ネジ4用のネジ穴1cが複数ケ
所設けられており、この各長穴1bには偏芯軸7の円柱
頭部7aが回転自在に設けられている。前記固定刃2
は、溝1aの両側面に対し僅かの隙間で溝方向に移動可
能な幅と溝1aの深さに等しい厚みの直方体形状であ
り、フレーム1の長穴1b及びネジ穴1cに対応して、
固定ネジ4用の段付貫通孔2d及び偏芯軸7の円柱軸部
7b用の貫通孔2eが設けられている。この段付貫通孔
2dは必要に応じて溝1a方向の長孔とする。また、こ
の固定刃2には図6に示されるように従来と同様にその
稜線部に超硬チップで構成した刃先部2bが設けられて
いる。
【0009】前記偏芯軸7は、円柱頭部7aと円柱軸部
7bとで構成され、図2に示すように、各部の円柱の軸
芯がαほど偏芯している。また、円柱軸部7bの先端端
面には、回転工具用の穴、例えば六角レンチ用の六角穴
又は溝等からなる係合部7cが設けられている。前記固
定刃2をフレーム1の溝2aへ組み込むには、先ず、フ
レーム1の溝1aの底面に設けられた2ケ所の長穴1b
に偏芯軸7の円柱頭部7aを挿入し、円柱軸部7bが溝
1aの底面に対し垂直に立った状態とする。また、この
円柱頭部7aを長穴1bの中央に位置させ、偏芯方向が
溝方向の向う側、すなわち、回転刀3から遠い側になる
ように、偏芯軸7を長穴1bに挿入する。
【0010】次に、この偏芯軸7の円柱軸部7bを貫通
孔2eに挿入しながら、固定刃2をフレーム1の溝1a
に挿入する。その後、各偏芯軸7の先端の係合部7cに
回転工具(図示せず)を嵌め込み、回転工具を操作して
偏芯軸7を回転させることにより、固定刃2がフレーム
1に対して溝方向に動く。
【0011】すなわち、図5において、偏芯軸7を長穴
1bの中央に位置させると共に円柱軸部7bを長穴1b
の中心から溝方向に偏芯量α偏芯させた状態(A)か
ら、円柱軸部7bをその溝横断方向の位置を保持しなが
ら時計方向に回転すると、例えば、60度回転させた状
態(B)では、円柱軸部7bの偏芯量が1/2αになる
とともに円柱頭部7aが左方向へ√3/2α移動し、9
0度回転させた状態(C)では、円柱軸部7bの偏芯量
が零となるとともに円柱頭部7aが左方向にα移動す
る。更に90度回転すると、円柱軸部7bは最初の状態
(A)とは逆方向にα偏芯する。すなわち、偏芯軸7を
180度回転させることにより、円柱軸部7bが偏芯量
の2倍2αほど溝方向に移動し、これにより、フレーム
1に対し固定刃2を溝方向に2α移動させることが可能
となる。
【0012】前記回転刃3と固定刃2との各刃の隙間を
調整するには、先ず、回転刃3を正規の位置に配置して
固定し、その後、隙間ゲージ5(図7で示す)で刃先間
隔を確認しながら上述の要領で回転工具を徐々に操作す
る。所定の刃先間隔の状態になると所定本数のネジ4で
固定刃2をフレーム1に締付固定し、回転工具を除去し
その上面をカバー2cで覆う。
【0013】
【考案の効果】本考案によるストランドカット装置は、
以上のように構成されていることにより、固定刃をフレ
ームに対して微少量ずつ小動力で容易に移動させること
が可能になった。従って、固定刃と回転刃との刃先間隔
の調整が、短時間で容易に確実に行えると共に調整作業
が安全に行えるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるストランドカット装置の固定刃の
溝横断方向断面図である。
【図2】本考案によるストランドカット装置の偏芯軸の
平面及びフレームの溝底面の長穴との関係を示す要部の
平面図である。
【図3】図1の要部拡大図である。
【図4】図3のD−D断面図である。
【図5】図2の動作図である。
【図6】従来のストランドカット装置の主要部断面図で
ある。
【図7】従来の隙間調整作業図である。
【図8】従来の隙間調整作業図である。
【符号の説明】
1 フレーム 1a 溝 1b 長穴 2 固定刃 2b 刃先部 2e 貫通孔 3 回転刃 4 固定ネジ 7 偏芯軸 7a 円柱頭部 7b 円柱軸部 7c 係合部

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形横断面形状を有する溝(1a)を設けた
    フレーム(1)と、直方体形状をなし前記溝(1a)に対しそ
    の側面と僅かな隙間を設けて溝方向に移動可能に挿入さ
    れ前記溝(1a)を横断する方向の一方の稜線部に刃先部(2
    b)を設け複数の固定ネジ(4)で前記フレーム(1)に固定さ
    れる固定刃(2)と、円柱形状をなしその外周に軸芯方向
    と僅かに傾斜した複数の刃(3a)を形成し前記固定刃(2)
    の刃先部(2b)に隙間を介して平行に配置されその両端に
    おいて前記フレーム(1)に回転可能に支持される回転刃
    (3)と、で構成されるストランドカット装置において、 前記溝(1a)の底面の横断方向2ケ所において前記横断方
    向に沿って長く形成された長穴(1b)と、前記固定刃(2)
    に設けられ前記長穴(1b)に対応する位置でかつ前記溝(1
    a)の底面に垂直な貫通孔(2e)と、前記フレーム(1)の長
    穴(1b)に回転可能に収納される円柱頭部(7a)と前記円柱
    頭部(7a)に軸芯を偏芯させて前記固定刃(2)の貫通孔(2
    e)に回転可能に収納される円柱軸部(7b)とで構成される
    2本の偏芯軸(7)と、で構成されることを特徴とするス
    トランドカット装置。
  2. 【請求項2】 前記偏芯軸(7)の円柱軸部(7b)の先端面
    に回転工具用の係合部(7c)を設けていることを特徴とす
    る請求項1記載のストランドカット装置。
JP1993057205U 1993-10-22 1993-10-22 ストランドカット装置 Expired - Lifetime JP2591279Y2 (ja)

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JPH0727816U JPH0727816U (ja) 1995-05-23
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