JPH0871980A - カッティングペンの刃先調整機構 - Google Patents

カッティングペンの刃先調整機構

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JPH0871980A
JPH0871980A JP23051994A JP23051994A JPH0871980A JP H0871980 A JPH0871980 A JP H0871980A JP 23051994 A JP23051994 A JP 23051994A JP 23051994 A JP23051994 A JP 23051994A JP H0871980 A JPH0871980 A JP H0871980A
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JP
Japan
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inner shaft
holder
tip
display surface
blade
Prior art date
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Pending
Application number
JP23051994A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Miyasaka
俊章 宮坂
Seiji Oda
聖二 小田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mutoh Industries Ltd
Original Assignee
Mutoh Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0871980A publication Critical patent/JPH0871980A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 治具やマイクロゲージ等を用いないで刃先量
を正確に調整できるようにする。 【構成】 管状のホルダ2の内径部に内軸6の外径部が
螺合し、ホルダ2の先端に先金4が固定されている。カ
ッター8の軸部が先金4に軸方向にスライド自在に支承
され、カッター刃8の軸部後端は内軸6の先端に回転自
在に且つ軸方向に連動するように連結している。内軸6
を回転するとねじ部2bのリードによって、内軸6はホ
ルダ2に対して軸方向に移動し、内軸6と軸方向に連動
するカッター刃8は、その先端が先金4から突出しある
いは引込む。カッター刃8の先端の、先金4からの突出
量は、ホルダ2に設けた基準ライン28と、内軸6と連
動して回転するリング24の外周面に設けた目盛22と
から正確に測定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカッティングプロッタな
どに用いられるカッティングペンに関し、更に特定すれ
ば、カッター刃の刃先の先金からの突出量を調整する機
構に関する。
【0002】
【従来の技術】実開平2−23992号公報には、刃先
突出量調整用の治具を用いて、カッティングペンの刃先
の突出量を調整する構成が開示されている。また、従
来、カッティングペンの刃先の突出量の調整をする場
合、マイクロゲージ等を用いて、このマイクロゲージに
よって刃先突出量を計測する方法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】従来は、刃先の調整
の度に、治具やマイクロゲージ等を用意する必要があ
り、不便であった。本発明は、この問題点を解決するこ
とを目的とするものである。
【0004】
【問題点を解決する手段】上記目的を達成するため、本
発明は、管状のホルダと、該ホルダの内径部に螺合する
内軸と、前記ホルダの先端に固設された先端部材と、後
端部が前記内軸の先端に軸方向に連動するように回転自
在に連結し、先端側が軸方向及び回転方向にスライド自
在に前記先端部材に支承された細長状の軸部を有するカ
ッター刃とを備え、前記内軸の前記ホルダに対する回転
によって前記ホルダに対して前記内軸を軸方向に移動
し、前記カッター刃の先端の前記先端部材からの突出量
を調整するようにしたカッティングペンの刃先調整機構
において、目盛と基準ラインのうち、一方を前記内軸側
の表示面に設け、他方を前記ホルダ側の表示面に設け、
前記内軸側の表示面とホルダ側の表示面とを対向配置
し、前記基準ラインに対する目盛の回転方向の変位量に
よって前記カッター刃の前記先端部材からの突出量を表
示するようにしたものである。
【0005】
【作用】内軸をホルダに対して回転するとねじのリード
によって内軸はホルダに対して軸方向に移動し、この内
軸の軸方向の移動と連動して、カッター刃は、ホルダ内
を軸方向に移動する。カッター刃の先端部材からの突出
量は、ホルダに対する内軸の軸方向の移動量を表示する
基準ラインと目盛とから正確に調整できる。
【0006】
【実施例】以下に本発明の構成を添付図面に示す実施例
を参照して詳細に説明する。2は外周面に鍔2aが形成
された管状のホルダであり、これに先金即ち先端部材4
が螺合している。6は管状の内軸であり、小径部の外周
にねじが切られ、該ねじ部6aが前記ホルダ2の小径な
内径部に形成されたねじ部2bに螺合している。8はカ
ッター刃であり、丸棒状の軸部の先端に刃8aが形成さ
れ、軸部の他端が円錐状に形成されている。前記カッタ
ー刃8は、先金4のカッター刃保持孔10と先金4の内
径部に配設されたベアリング12の内輪に嵌挿されてい
る。前記カッター刃8軸部の中間には、ばね止め14が
固定され、該ばね止め14と前記ベアリング12の内輪
との間に圧縮配置されたコイルばね16の弾発力によっ
て、カッター刃8の先端の円錐部は、前記内軸6の一端
に配設されたピボットベアリング18に回転自在に圧接
している。
【0007】前記内軸6の大径部の外周面は前記ホルダ
2の大径な内径部の内周面に軸方向にスライド自在に嵌
合している。前記内軸6の大径部にねじ部6bが形成さ
れ、該ねじ部6bに軸方向に溝が穿設されている。前記
内軸6のねじ部6bには、外周面に目盛22が設けられ
た調整リング24がスライド自在に嵌挿され、該調整リ
ング24の内径部に突設された凸部26が前記溝20に
これに沿ってスライド自在に嵌合している。前記調整リ
ング24は前記ホルダ2の後端面に当接している。前記
ホルダ2の後端外周面には、基準ライン28が設けられ
ている。30は前記内軸6のねじ部6bに螺合する固定
用ナット、32は前記内軸6の後端に固定された管頭で
ある。
【0008】次に本実施例の作用について説明する。固
定用ナット30を緩回すると、調整リング24の、ホル
ダ2後端との圧着固定状態が解除され、内軸6は、ホル
ダ2に対して回転可能状態となる。管頭32を正方向に
回転させると、内軸6は、ねじ部2bに案内されて、図
2中、左方向に移動し、カッター刃8の先端の、先金4
先端面からの突出量が増大する。管頭32を逆方向に回
転させると、内軸6は、図2中、右方向に移動し、カッ
ター刃8の先端の突出量が減少、あるいは先金4の内部
に引っ込む。カッター刃8の刃出し量を正確に設定する
場合には、まず、固定用ナット30を緩めた状態で、内
軸6を逆回転させ、刃8aを先金4の先端から引込め
る。
【0009】次に、図3に示すように、テーブルなどの
平らな面34に対してホルダ2を垂直に立て、先金4
の、ホルダ2の軸方向に対して垂直な先端面4aを平な
面につき当てる。該状態で、内軸6を正回転させ、刃8
aの先端を先金4の先端面4aの同一面上に位置させ
る。次に、基準ライン28と目盛22を見ながら内軸6
を回転させ、刃8aの先金からの突出量を正確に設定
し、しかる後に、固定用ナット30をねじ込んで、内軸
6を調整リング24を介して、ホルダ2に固定する。目
盛22の1目盛を、カッター刃8の軸方向の0.025
mmの移動に対応させるには、ねじ部2bのねじのリー
ドが1周で0.5mmとすると、18度おきに調整リン
グ24の外周に目盛を切ることになる。
【0010】次に他の実施例を図4乃至図6を参照して
説明する。6は内軸であり、大径部の外周のねじ部6b
に基準ライン28が軸方向に長く設けられている。36
は固定用のナットから成るリングであり、内径部が内軸
6のねじ部6bに螺合し、外周面に目盛22が設けられ
ている。他の構成は、上記した第1の実施例と同一であ
り、同一の構成部分には同一の符号を付してある。次に
本実施例の作用について説明する。刃8aの突出量の調
整は次のように行う。まず、リング36を緩め、リング
36による内軸6の、ホルダ2に対する固定を解除す
る。次に、管頭32を回転し、カッター刃8aの先端が
先金4から出ないようにする。次に平面34上にホルダ
2を垂直に立て、先金4の先端面4aを図6に示すよう
に、平面34に突き当てる。
【0011】次に管頭32を回転し、刃8aの先端を平
面34に当接させる。リング36が緩められた状態で、
リング36がホルダ2に対して回転しないように手で押
え、管頭32を回転し、基準ライン28と目盛22を基
準として、刃8aの、先金4先端面4aからの突出量を
調整する。このとき、ホルダ2と目盛22を付したリン
グ36は回転せず、管頭32の回転により、ホルダ2に
対し、内軸6が突出後退する。所望の刃先量に到達した
ら、リング36を締め込み、内軸6をホルダ2に固定す
る。
【0012】
【効果】本発明は上述の如くホルタ自体に刃先調整機構
を備えているので、治具等を用意しなくとも正確な刃先
量の調整を行うことができる。また、ねじのリードや目
盛の間隔を変更することにより調整精度を高めることが
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】カッティングペンの分解斜視図である。
【図2】カッティングペンの断面図である。
【図3】カッティングペンの正面図である。
【図4】カッティングペンの他の実施例を示す分解斜視
図である。
【図5】同上、断面図である。
【図6】同上、正面図である。
【符号の説明】
2 ホルダ 2a 鍔 4 先金(先端部材) 6 内軸 8 カッター刃 10 保持孔 12 ベアリング 14 ばね止め 16 コイルばね 18 ピボットベアリング 20 溝 22 目盛 24 調整リング 26 凸部 28 基準ライン 30 ナット 32 管頭 34 平面 36 リング

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管状のホルダと、該ホルダの内径部に螺
    合する内軸と、前記ホルダの先端に固設された先端部材
    と、後端部が前記内軸の先端に軸方向に連動するように
    回転自在に連結し、先端側が軸方向及び回転方向にスラ
    イド自在に前記先端部材に支承された細長状の軸部を有
    するカッター刃とを備え、前記内軸の前記ホルダに対す
    る回転によって前記ホルダに対して前記内軸を軸方向に
    移動し、前記カッター刃の先端の前記先端部材からの突
    出量を調整するようにしたカッティングペンの刃先調整
    機構において、目盛と基準ラインのうち、一方を前記内
    軸側の表示面に設け、他方を前記ホルダ側の表示面に設
    け、前記内軸側の表示面とホルダ側の表示面とを対向配
    置し、前記基準ラインに対する目盛の回転方向の変位量
    によって前記カッター刃の前記先端部材からの突出量を
    表示するようにしたことを特徴とするカッティングペン
    の刃先調整機構。
  2. 【請求項2】 前記内軸側の表示面を、前記内軸に軸方
    向にスライド自在に且つ回転方向に連動するように嵌合
    したリングの外周面とし、前記ホルダ側の表示面を前記
    ホルダの後端の外周面としたことを特徴とする請求項1
    に記載のカッティングペンの刃先調整機構。
  3. 【請求項3】 前記内軸側の表示面を、該内軸のねじ部
    の外周面とし、前記ホルダ側の表示面を前記内軸のねじ
    部に螺合したリングの外周面としたことを特徴とする請
    求項1に記載のカッティングペンの刃先調整機構。
JP23051994A 1994-08-31 1994-08-31 カッティングペンの刃先調整機構 Pending JPH0871980A (ja)

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