JP2591243B2 - キックバック防止回路 - Google Patents

キックバック防止回路

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JP2591243B2
JP2591243B2 JP8946690A JP8946690A JP2591243B2 JP 2591243 B2 JP2591243 B2 JP 2591243B2 JP 8946690 A JP8946690 A JP 8946690A JP 8946690 A JP8946690 A JP 8946690A JP 2591243 B2 JP2591243 B2 JP 2591243B2
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contactor
contact
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浩光 吉山
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Toyota Industries Corp
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Toyoda Jidoshokki Seisakusho KK
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 フォークリフト等の電動パワーステアリング装置に適
用されるキックバック防止回路に関し、簡単な構成であ
りながら、キースィッチをオフした際、キックバックに
よる衝撃を解消できるキックバック防止回路を提供する
ことを目的とし、そのために、キースィッチの操作に伴
って駆動コイルに対する励磁と消磁が制御され、且つ、
前記駆動コイルが励磁されたときにコモン接点が繋がる
第1の切換接点と前記駆動コイルの励磁が解かれたとき
に前記コモン接点が繋がる第2の切換接点とを有するコ
ンタクタを備え、前記コモン接点が前記第1の切換接点
に繋がっているときには永久磁石モータの電機子に前記
第1の切換接点を介して通電し、前記コモン接点が前記
第2の切換接点に繋がっているときには前記永久磁石モ
ータの電機子からの発電電流を前記第2の切換接点と抵
抗とを介して放電させるようにキックバック防止回路を
構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明はフォークリフト等の電動パワーステアリング
装置に適用されるキックバック防止回路に関する。
〔従来の技術〕
フォークリフトは製品製造会社の社屋内や大きな倉庫
内など屋内で稼働することが多いことから、排気ガスを
出さないバッテリ式フォークリフトが好適に使用されて
いる。第3図は従来のバッテリ式フォークリフトの電動
パワーステアリング装置のモータを駆動するための駆動
回路である。この駆動回路には駆動制御回路1からの制
御信号がトランジスタ2a、2b、2c、2dに与えられ、これ
らトランジスタにつながるモータ3を正転、逆転する主
回路4が構成されている。この主回路4の一端はコンタ
クタ5の接点を介してバッテリ6の陽極に接続されてお
り、このバッテリ6の陰極は前記主回路4の他端と前記
駆動制御回路1のグランド形成用の電路に接続されてい
る。また、前記バッテリ6の陽極はキースィッチ7を介
して前記駆動制御回路1のプラス電圧形成用の電路と前
記コンタクタ5の駆動コイルに接続されている。
そして、前記キースィッチ7をオンにすると、前記コ
ンタクタ5の接点がオンになり、且つ、前記駆動制御回
路1が動作するようになっている。また、前記キースィ
ッチ7をオフにすると、前記駆動回路1の動作が停止
し、前記モータ3が駆動力を失う。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、前記キースィッチ7をオフにする前にハン
ドルを操舵し保持している状態では、操舵しようとする
力に抗してタイヤ等、前記ハンドルに通ずる機械機構に
弾発性の力が蓄積されている。こうした状況で、前記キ
ースィッチ7がオフにされて前記モータ3が駆動力を失
うと、その反動で前記ハンドルが急激に回される。即
ち、いわゆるキックバックが起こる。その結果、運転手
が不快な衝撃を受けると云った問題があった。
そこで、本発明はこうした不都合を考慮して、簡単な
構成でありながら、キースィッチをオフした際、キック
バックによる衝撃を解消できるキックバック防止回路を
提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明を説明する原理構成図である。同図に
おいて、キックバック防止回路8を構成する部品として
コンタクタ9を設けてあり、このコンタクタ9のコモン
接点は永久磁石モータの電機子12の一方の端子に接続し
てある。このモータの電機子12の他方の端子はバッテリ
6の陰極に接続している。前記コンタクタ9の一方の切
換接点(第1の切換接点)は前記バッテリ6の陽極に接
続してあり、前記コンタクタ9の他方の切換接点(第2
の切換接点)は抵抗10を介して前記バッテリ6の陰極に
接続している。
一方、前記コンタクタ9の駆動コイル11の一方の端子
はキースィッチ7を介して前記バッテリ6の陽極に接続
してあり、前記駆動コイル11の他方の端子は前記バッテ
リ6の陰極に接続してある。
〔作用〕
その結果、前記キースィッチ7の操作に伴って前記駆
動コイル11は励磁されたり、消磁されたりする。この駆
動コイル11が励磁されているときには前記コモン接点が
前記第1の切換接点に繋がり前記モータの電機子12に通
電され、そのモータは駆動力を生ずる。そして、前記駆
動コイル11が消磁されると、前記コモン接点が前記第2
の切換接点に繋がり前記モータの電機子12からの発電電
流が前記抵抗を介して放電される。そのため、モータの
回転軸には制動力が働いて通電が断たれても外部から加
わる弾発性の力を抑止するように作用する。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら
詳述する。
第2図は本発明を説明する電動パワーステアリング装
置のモータを駆動するための駆動回路である。同図にお
いて、この駆動回路には駆動制御回路1を設けてあり、
この駆動制御回路1からの制御信号はトランジスタ2a、
2b、2c、2dのベースにそれぞれ付与している。これらト
ランジスタ2a、2b、2c、2dのそれぞれのコレクタ・エミ
ッタ間には環流ダイオードDa、Db、Dc、Ddを接続してあ
る。前記トランジスタ2bと前記トランジスタ2cのエミッ
タはバッテリ6の陰極に接続してあり、前記トランジス
タ2aと前記トランジスタ2dのコレクタはコンタクタ9の
コモン接点9aに接続してある。また、前記トランジスタ
2aのエミッタと前記トランジスタ2cのコレクタは共にモ
ータの電機子12の一方の端子に接続してあり、前記トラ
ンジスタ2dのエミッタと前記トランジスタ2bのコレクタ
は共に前記モータの電機子12の他方の端子に接続してあ
る。
一方、前記コンタクタ9の一方の切換接点(第1の切
換接点)9bは前記バッテリ6の陽極に接続してあり、前
記コンタクタ9の他方の切換接点(第2の切換接点)9c
は抵抗10を介して前記バッテリ6の陰極に接続してい
る。また、キースィッチ7の一方の端子は前記バッテリ
6の陽極に接続してあり、このキースィッチ7の他方の
端子は前記コンタクタ9が有する駆動コイル11の一方の
端子と前記駆動制御回路1のプラス電圧形成用の電路に
接続してある。
前記駆動コイル11の他方の端子は前記駆動制御回路1
内に存するコンタクタ駆動回路に接続してあり、前記駆
動制御回路1のグランド形成用の電路は前記バッテリ6
の陰極に接続してある。
こうした構成により、前記キースィッチ7をオンにす
ると、前記駆動制御回路1がその機能を発揮し得る状態
になり、不図示のトルクセンサの信号に応答して前記ト
ランジスタ2a、2b、2c、2dを選択作動させる。また、前
記コンタクタ駆動回路により前記コンタクタ9の前記コ
モン接点9aが前記第1の切換接点9bに接続される。その
結果、選択された前記トランジスタを介して前記モータ
の電機子12に通電され、そのモータは駆動力を生ずる。
そして、前記キースィッチ7がオフにされ、前記コモ
ン接点9aが前記第2の切換接点9cに接続されると、前記
モータの電機子12からの発電電流が前記抵抗10を介して
放電される。そのため、モータの回転軸には制動力が働
いて通電が断たれても外部から加わる弾発性の力を抑止
するようになる。従って、キースィッチをオフした途端
にハンドルが急激に戻るようなことはなくなる。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように本発明によれば、キースィ
ッチがオフにされてモータが駆動力を失ってもハンドル
が急激に回されるようなことがなくなる。そのため、キ
ースィッチをオフにした際、キックバックによる不快な
衝撃を受けることがなくなり快適に操作をすることがで
きるようになる。また、このキックバック防止回路は簡
単な構成でありながら確実にキックバックを防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を説明する原理構成図、 第2図は本発明を説明する電動パワーステアリング装置
のモータを駆動するための駆動回路、 第3図は従来の電動パワーステアリング装置のモータを
駆動するための駆動回路である。 7……キースィッチ、 9……コンタクタ、 10……抵抗、 12……電機子.

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キースィッチの操作に伴って駆動コイルに
    対する励磁と消磁が制御され、且つ、前記駆動コイルが
    励磁されたときにコモン接点が繋がる第1の切換接点と
    前記駆動コイルの励磁が解かれたときに前記コモン接点
    が繋がる第2の切換接点とを有するコンタクタを備え、
    前記コモン接点が前記第1の切換接点に繋がっていると
    きには永久磁石モータの電機子に前記第1の切換接点を
    介して通電し、前記コモン接点が前記第2の切換接点に
    繋がっているときには前記永久磁石モータの電機子から
    の発電電流を前記第2の切換接点と抵抗とを介して放電
    させるようにしたことを特徴とするキックバック防止回
    路。
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